ユーザー ガイド
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このガイドについて このガイドでは、モニターの機能、設置方法、ソフトウェアの使用方法、および技術仕様について説 明します。 警告!回避しなければ人体への傷害や生命の危険を引き起こす可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ装置の損傷やデータの損失を引き起こす可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(本体の損傷に関 する記載など)。この重要事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハードウェ アまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概念を 説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 この製品には HDMI(High-Definition Multimedia Interface)テクノロジが搭載されています。 iii
iv このガイドについて
目次 1 お使いになる前に ......................................................................................................................................... 1 安全に関する重要な情報 .................................................................................................................................... 1 製品の特長および各部 ........................................................................................................................................ 2 特長 ..........................................................
4 モニターの保守 .......................................................................................................................................... 23 保守に関するガイドライン ............................................................................................................................. 23 モニターの清掃 ............................................................................................................................... 24 モニターの運搬 .......................................................................
1 お使いになる前に 安全に関する重要な情報 お使いのモニターには外部電源コードが付属している場合があります。この製品を日本国内で使用 する場合は、製品に付属している電源コードのみをお使いください。また、付属している電源コード は他の製品には使用できません。モニターに接続する適切な外部電源コードについて詳しくは、 『Product Notices』(製品についての注意事項)を参照してください。このドキュメントは、ドキュメ ント キットに収録されています。 警告!感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに接続してくださ い。 ● モニターへの外部電源の供給を完全に遮断するには、電源を切った後、電源コンセントから電源 コードのプラグを抜いてください。 ● 安全に使用するため、必ず電源コードのアース端子を使用してアース(接地)してください。2 ピンのアダプターを接続するなどして電源コードのアース端子を無効にしないでください。 アース端子は、製品を安全に使用するための重要な装置です。 安全のために、電源コ
製品の特長および各部 特長 このモニターの特長は以下のとおりです。 ● 1920×1080 以下の解像度をサポートする、23.8 インチ(対角長 60.
背面の各部 名称 機能 1 電源コネクタ 外部電源コードを接続します 2 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルを接続します 3 DisplayPort DisplayPort ケーブルを入力デバイスに接続します 4 HDMI 入力端子 HDMI ケーブルを入力デバイスに接続します 5 VGA コネクタ VGA ケーブルを入力デバイスに接続します 6 USB アップストリーム ポート USB ハブ ケーブルを入力デバイスに接続します 7 USB ポート(×2) USB ケーブルを USB 周辺機器に接続します 製品の特長および各部 3
フロント パネルの各部 名称 機能 1 HP Sure View ボタン プライバシー表示と共有表示を切り替えます 2 メニュー ボタン ボタンを押すと、オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューを開いた り、OSD のメニュー項目を選択したり、OSD メニューを閉じたりできます 3 情報/自動調整/-(マイナ 情報:OSD メニューが閉じているときに押すと、メインのビデオ ソースが ス) DisplayPort または HDMI の場合は、[情報]メニューが開きます 機能ボタン 3(割り当て可 自動調整:OSD メニューが閉じているときに押すと、メインのビデオ ソー 能) スが VGA の場合は、自動調整機能が有効になって画面表示が最適化されま す -:OSD メニューが開いているときに押すと、メニューの項目間を逆方向 に移動したり調整レベルを下げたりできます 4 表示モード/+(プラス) 表示モード:OSD メニューが閉じているときに押すと、[表示モード]メ ニューが開き、さまざまな画面表示設定を選択できます 機能ボタン 2(割り当て可 能) +:OSD メニューが開いてい
モニターの設置 モニター スタンドの取り付け 重要:モニターの損傷を防止するため、LCD パネルの表面には触れないでください。パネル面への圧 力によって、液晶に色むらや歪みが発生する場合があります。このような状態になった場合、画面を 元に戻すことはできません。 1. モニター本体の前面を下向きにして、清潔な乾いた布を敷いた、安定した平らな場所に置きま す。 2. スタンドのマウント プレート上部を、パネル背面にあるくぼみの上部の縁の下にスライドさせま す(1)。 3. カチッと音がしてマウント プレートが固定されるまで、スタンド台座の下部を押し下げます(2)。 4.
ケーブルの接続 注記:モニターには一部のケーブルが付属しています。このセクションで示されているケーブルの中 には、モニターに付属していないものもあります。 1. コンピューターの近くの作業がしやすく通気の良い場所にモニターを置きます。 2. ケーブルを接続する前に、ケーブルをスタンド中央のケーブル配線穴に通しておきます。 3.
● DisplayPort ケーブルの一方の端をモニターの背面の DisplayPort に接続し、もう一方の端を 入力デバイスの DisplayPort に接続します。 ● HDMI ケーブルの一方の端をモニターの背面の HDMI 入力端子に接続し、もう一方の端を入 力デバイスの HDMI 出力端子に接続します。 モニターの設置 7
4. USB アップストリーム ケーブルの Type-B コネクタをモニターの背面の USB アップストリーム ポートに接続してから、ケーブルの Type-A コネクタを入力デバイスの USB ダウンストリーム ポートに接続します。 5.
モニターの調整 1. モニター本体を前または後ろに傾けて、見やすい位置に設定します。 2.
3. モニターの高さを、作業環境に合った見やすい位置に調整します。モニター パネルの上端は、目 の高さを超えないようにしてください。眼鏡やコンタクト レンズなどを使用している場合は、モ ニターの位置を低くし、傾ける方が作業しやすい場合があります。作業時の姿勢を調整した場合 は、モニターの位置も必ず調整しなおしてください。 4. 必要に応じて、モニター本体の表示方向を横向きから縦向きに回転できます。 a. モニターが最も高い位置になるように調整してから、モニター本体が完全に後方に傾いた位 置まで傾斜角度を調整します(1)。 b. モニター本体を時計回り(または反時計回り)に 90 度回転させて、横向きから縦向きに変 更します(2)。 注意:回転させるとき、モニターが最も高い位置で完全に後ろに傾斜していないと、モニ ター本体の右下隅がスタンドに接触するため、モニターが損傷するおそれがあります。 注記:情報を縦向きに表示するには、HP のサポート Web サイト、https://support.hp.
モニターの電源投入 1. コンピューターの電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れます。 2.
セキュリティ ロック ケーブルの取り付け 別売のセキュリティ ロック ケーブルを使用して、モニターを固定物に固定できます。ロックの取り付 けおよび取り外しには、付属の鍵を使用します。 モニター本体の取り付け モニター本体は、壁、スイング アーム、またはその他の固定器具に取り付けることができます。 注記:この装置は、UL または CSA 準拠の壁へのマウント キットで支えられるように設計されていま す。 モニターが TCO 認定を受けている場合、モニター本体に接続する電源コードはシールドされた電源 ケーブルである必要があります。シールドされた電源ケーブルの使用は、モニター製品の TCO 認定基 準を満たしています。TCO 要件について詳しくは、http://www.tcodevelopment.com/ (英語サイト)を 参照してください。 注意:このモニターは、VESA 準拠の 100 mm 間隔の取り付け穴をサポートします。このモニターに他 社製の固定器具を取り付けるには、4 mm、0.
3. モニターのマウント プレート下部の中央近くにあるラッチを押し上げます(1)。 4. スタンドの下部を上方向に回転させ(2)、マウント プレートに隠れていたパネルのくぼみが完全 に見えるようにします。 5. スタンドをスライドさせて、くぼみから取り外します(3)。 取り付け器具へのモニターの取り付け 1. モニター本体の背面にある VESA 準拠の取り付け穴から 4 本のネジを取り外します。 2.
2 モニターの使用 ソフトウェアおよびユーティリティ 次のファイルを https://support.hp.com/jp-ja/ からダウンロードし、インストールできます。 ● INF(情報)ファイル ● ICM(Image Color Matching)ファイル ● [HP Display Assistant]ソフトウェア ファイルをダウンロードするには、以下の操作を行います。 1. HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/ にアクセスします。 2. [ソフトウェアとドライバー]または[ソフトウェア/ドライバー]を選択します。 3. 製品の種類を選択します。 4.
HP Sure View [HP Sure View]では、独自のシステムおよび LCD モジュール設計を使用して、切り替え可能なプライバ シー機能を実現しています。 [HP Sure View]をオンにすると、独自のバックライトに備わる 1 つの光源の焦点が、ライト コントロー ル フィルムを通してモニターの中央に向けて合わせられます。これにより、視野となる円錐形の領域 では、モニターの正面中央にいるユーザーが画面の内容を容易に確認できるようになります。 [HP Sure View]をオフにすると、独自のバックライトは 2 つの光源を使用して、モニターの全領域にわ たって光を分散させます。これによって、どの位置からも画面の内容を容易に確認できます。 [HP Sure View]のオン/オフを切り替えるには、モニターのフロント パネルの底面にある[HP Sure View] ボタンを押します。 このボタンを押すと、ボタンの上の画面に、[HP Sure View]の状態を示すアイコンが表示されます。 アイコン 状態 [HP Sure View]がオンまたはオフの状態で、オンスクリーン ディスプレイ(OSD)
オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューの使用 オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューを使用して、好みに応じてモニターの画面表示を調整 します。モニターのフロント パネルの底面にあるボタンを使用して OSD メニューにアクセスし、調整 を行うことができます。 OSD メニューにアクセスして調整するには、以下の操作を行います。 1. モニターの電源が入っていない場合は、電源ボタンを押してモニターの電源を入れます。 2. OSD メニューにアクセスするには、4 つの OSD ボタンのどれかを押してボタンを有効にします。 次に、メニュー ボタンを押して OSD メニューを開きます。 3.
低ブルー ライト モードの調整 モニターのブルー ライトの発光を減らすと、ブルー ライトによる目の疲労が軽減されます。このモニ ターでは、ブルー ライトの発光を減らして、画面上でコンテンツを読むときの刺激を低減する設定を 選択できます。 モニターからのブルー ライトの発光を調整するには、以下の操作を行います。 1. [表示モード]アイコンを選択して[表示モード]メニューを開きます。または、[メニュー]アイコン →[色]→[表示モード]の順に選択します。 2.
3 サポートおよびトラブルシューティング 一般的なトラブルの解決方法 以下の表に、発生する可能性のあるトラブル、考えられる原因、および推奨する解決方法を示しま す。 トラブル 考えられる原因 解決方法 画面に何も表示されな いか、画像が点滅する 電源コードが外れている 電源コードを接続します モニターの電源が切れている モニターの電源ボタンを押します ビデオ ケーブルが接続されて いない ビデオ ケーブルを入力デバイスおよびモニターに 接続します。ビデオ ケーブルを接続するときにコ ンピューターの電源がオフになっていることを確 認してください。詳しくは、6 ページのケーブルの 接続 (英語サイト)を参照してください システムがスリープ モードに なっている キーボードの任意のキーを押すかマウスを動かし て、スリープ モードを終了します ビデオ カードに互換性がない ビデオ カードを交換するか、コンピューターに搭 載されているビデオ ソースにビデオ ケーブルを接 続します 画像がぼやけている、不 輝度設定が低すぎる 鮮明、または暗すぎる オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メ
自動調整機能の使用(アナログ入力) 以下のような場合に、自動調整機能によって画面の最適化が自動的に行われます。 ● モニターの設定 ● コンピューターの工場出荷状態へのリセット ● モニターの解像度の変更 オンスクリーン ディスプレイ(OSD)の[Auto Adjustment](自動調整)メニューから、VGA(アナロ グ)入力の画面の画質をいつでも手動で最適化できます。HP のサポート Web サイト、 https://support.hp.com/jp-ja/ から自動調整用パターン ソフトウェア ユーティリティをダウンロードで きます。 お使いのモニターが VGA 入力に未対応の場合は、この操作を行わないでください。お使いのモニター が VGA(アナログ)入力対応の場合は、この手順を行うことで以下の画質状況が修正されます。 ● ぼやけて不明瞭な焦点 ● ゴースト、線、および影の表示 ● 薄い縦線 ● 画面上を上下に移動する横線 ● 中心がずれて表示される画像 自動調整機能を使用するには、以下の操作を行います。 1.
画質の最適化(アナログ入力) オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューの[Clock](クロック)および[Phase](フェーズ)を調 節して、画質を向上させることができます。自動調整機能を使用しても期待する画質が得られない場 合にのみこれらの機能を使用してください。 注記:[Clock]および[Phase]はアナログ(VGA)入力を使用している場合にのみ調整できます。デジタ ル入力ではこれらの機能は調整できません。 [Phase]の設定は[Clock]の設定に影響されますので、最初に[Clock]を正しく設定しておく必要がありま す。 ● [Clock]: 画面に表示される縦線や縞模様を最小限に抑えます。 ● [Phase]: 画像のちらつきやかすみを最小限に抑えます。 注記:これらの調整を行う場合は、自動調整用のソフトウェア ユーティリティを使用すると最適な結 果が得られます。このユーティリティは、HP のサポート Web サイト、https://support.hp.
画面の位置を調整するには、以下の操作を行います(水平表示位置または垂直表示位置)。 1. メニュー ボタンを押して OSD メニューを開き、[Image]→[Image Position](画面の位置)の順に 選択します。 2. 上向き矢印および下向き矢印のアイコンが表示されているモニターの機能ボタンを押して、モニ ターの表示領域内で画像が適切な位置に表示されるように調節します。[Horizontal Position](水 平表示位置)では画像を左右に移動し、[Vertical Position](垂直表示位置)では画像を上下に移 動します。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ ハードウェアまたはソフトウェアの問題を解決するには、https://support.hp.
シリアル番号と製品番号の位置 シリアル番号および製品番号は、モニター本体の背面にあるラベルに記載されています。お使いのモ デルのモニターについて HP にお問い合わせになるときに、これらの番号が必要になる場合がありま す。 注記:場合によっては、ラベルを読むためにモニター本体をある程度回転させる必要があります。 22 第 3 章 サポートおよびトラブルシューティング
4 モニターの保守 保守に関するガイドライン モニターの性能を向上させ長く使用するために、以下のガイドラインを参考にしてください。 ● モニターのキャビネットを開けたり自分で修理したりしないでください。このガイドに記載さ れている調整機能のみを使用してください。正常に動作しない場合や、モニターを落としたり破 損したりした場合には、HP のサポート窓口にお問い合わせください。 ● 外部電源は、モニター背面のラベルに記載された条件に適合するものを使用してください ● 電源コンセントに接続する機器の定格電流の合計が電源コンセントの許容電流を、またコードに 接続する機器の定格電流の合計がコードの許容電流を超えないようにしてください。各機器の 定格電流(AMPS または A)は本体に貼付された電源のラベルに記載されています。 ● モニターは、手が届きやすい場所にあるコンセントの近くに設置します。電源コードをコンセン トから外すときは、必ずプラグをしっかりと持って抜きます。コードの部分を引っぱって抜かな いでください。 ● 使用していないときにはモニターの電源を切るようにして、スクリーン セーバー
モニターの清掃 1. モニターの電源を切り、電源コンセントから外部電源コードを抜き取ります。 2. すべての外付けデバイスを取り外します。 3. 清潔で柔らかい、静電気防止加工のされた布で画面およびキャビネットを拭いて、モニターから ほこりを取り除きます。 4.
A 技術仕様 注記:以下の仕様はすべて、HP 製品の各コンポーネントの製造元から提供された標準的な仕様を表し ています。このため、実際の動作時の数値とは異なる場合があります この製品の最新の仕様またはその他の仕様について詳しくは、http://www.hp.com/go/quickspecs/ (英 語サイト)にアクセスして、該当するモニター モデルを検索し、モデル別の情報を参照してくださ い。 仕様 ディスプレイ、ワイド スクリーン 23.8 インチ(60.5 cm) 種類 IPS 表示可能画像サイズ 60.5 cm / 23.8 インチ(対角方向) 最大質量(非梱包時) 5.8 kg 寸法(スタンドを含む) 高さ 46.3 cm 奥行き 20.6 cm 幅 53.
プリセット ディスプレイ解像度 以下の表に示すディスプレイ解像度はこのモニターで使用される最も標準的なもので、初期設定とし て設定されています。モニターによってこれらのプリセット モードが自動的に認識され、正しいサイ ズの画像が画面の中央に表示されます。 プリセット ピクセル フォーマット 水平周波数(kHz) 垂直周波数(Hz) 1 640×480 31.469 59.940 2 720×400 31.469 70.087 3 800×600 37.879 60.317 4 1024×768 48.363 60.004 5 1280×720 45.000 60.000 6 1280×800 49.702 59.810 7 1280×1024 63.981 60.020 8 1440×900 55.935 59.887 9 1600×900 60.000 60.000 10 1680×1050 65.290 59.954 11 1920×1080 67.500 60.
ユーザー モードの使用 以下のような場合、ビデオ コントローラーから送られてくる信号がプリセット モードと一致しないこ とがあります。 ● 標準グラフィックス アダプターを使用していない場合 ● 標準グラフィックス アダプターを使用しているがプリセット モードを使用していない場合 このような場合、オンスクリーン ディスプレイ メニューでモニターのパラメーターを再調整する必要 があります。変更は、適用したいモードすべてに対して行うことができ、メモリに保存されます。モ ニターには新しい設定が自動的に保存され、この新しいモードはプリセット モードと同様に自動的に 認識されます。プリセット モードの他に、10 以上のユーザー モードを新しく登録して保存できます。 省電力機能 このモニターでは、省電力状態がサポートされます。水平同期信号または垂直同期信号が検出されな い場合、モニターは省電力状態になります。このように信号が検出されない場合は、モニターの画面 には何も表示されず、バックライトはオフになり、電源ランプはオレンジ色に点灯します。省電力状 態時のモニターの消費電力は 0.
B ユーザー サポート ユーザー サポート HP では、ダイバーシティ(人材の多様性)、インクルージョン(受容)、およびワーク ライフ バラン スを自社の構造に組み込もうと日々努力しており、あらゆる業務にそれが反映されています。ここで は、世界中で人と技術力を結び付けることを重視したすべての人が活躍できる環境をつくるために、 HP がどのように働き方に変化をもたらしているかについていくつかの例を挙げて説明します。 必要なテクノロジ ツールの確認 テクノロジは、人間の潜在能力を引き出すことができます。支援技術は、障壁を取り除き、自宅、職 場、およびコミュニティでの自立を後押しするためのものです。支援技術によって電子技術や情報技 術の機能を向上、維持、および改善できます。詳しくは、29 ページの最適な支援技術の確認を参照 してください。 HP の取り組み HP は、お身体の不自由な方にもご利用いただける製品やサービスを提供できるよう取り組んでいま す。こうした取り組みは、HP の目標であるダイバーシティを実現し、あらゆる人が確実にテクノロジ を活用できるようにするために役立ちます。 ユーザー サポートにお
IAAP(International Association of Accessibility Professionals) IAAP は、人の交流、教育、および認定を通じてユーザー サポートに関する専門職の発展を目指す非営 利団体です。ユーザー サポートの専門家のキャリア形成やキャリア アップを支援したり、企業がユー ザー サポートを自社の製品やインフラストラクチャに組み込めるようにすることを目標としていま す。 HP は設立メンバーであり、他の企業と協力してユーザー サポートの分野を発展させるために加わり ました。この取り組みは、お身体の不自由な方にも効果的にお使いいただける製品やサービスを設 計、製造、販売するという HP のユーザー サポートの目標の達成を後押しします。 IAAP は、世界中の個人、学生、および組織を結び付け、お互いに学び合えるようにすることで、私た ちの業務自体をも強めることにつながります。詳しい情報をお知りになりたい場合は、 http://www.accessibilityassociation.
● HP Chrome OS – HP Chromebook または Chromebox でユーザー補助機能をオンにする(Chrome OS) ● HP のショップ – HP 製品の周辺機器 HP 製品のユーザー サポート機能の他に追加のサポートも必要な場合は、34 ページの HP のサポート 窓口へのお問い合わせを参照してください。 追加の支援を提供できる外部のパートナーやサプライヤーへのリンクは以下のとおりです。 ● Microsoft®のアクセシビリティ情報 (Windows 7、Windows 8、Windows 10、Microsoft Office) ● Google ユーザー補助機能(Android、Chrome、Google アプリ) ● お困りの種類別に分類された支援技術(英語版) ● 製品別に分類された支援技術(英語版) ● 支援技術ベンダーと製品の説明(英語版) ● ATIA(Assistive Technology Industry Association)(英語版) 標準および法令 標準 FAR(Federal Acquisition Regulati
● 理解可能(読みやすさ、予測可能性、入力支援など) ● 堅牢性(支援技術との互換性など) 法令および規制 IT および情報のユーザー サポートは、法的な重要性が高まりつつある分野になってきました。このセ クションの各リンクから、主要な法令、規制、および標準に関する情報を確認できます(英語のみ)。 ● United States(米国向け) ● Canada(カナダ向け) ● Europe(欧州向け) ● United Kingdom(英国向け) ● Australia(オーストラリア向け) ● 全世界 United States(米国向け) Section 508 of the Rehabilitation Act specifies that agencies must identify which standards apply to the procurement of ICT, perform market research to determine the availability of accessible products and services, and d
Canada(カナダ向け) The Accessibility for Ontarians with Disabilities Act was established to develop and implement accessibility standards to make goods, services, and facilities accessible to Ontarians with disabilities and to provide for the involvement of persons with disabilities in the development of the accessibility standards. The first standard of the AODA is the customer service standard; however, standards for transportation, employment, and information and communication are also being developed.
ユーザー サポートに関する役立つリソースおよびリンク 以下の組織から、障がいや年齢による身体的制限に関する適切な情報を得られる場合があります。 注記:この一覧に記載されている組織がすべてではありません。これらの組織は、情報提供のみを目 的として記載されています。インターネットで確認された情報または連絡先について HP は一切の責 任を負わないものとします。このページの一覧は、HP による推奨を示すものではありません。 組織(英語のみ) ● AAPD(American Association of People with Disabilities) ● ATAP(Association of Assistive Technology Act Programs) ● HLAA(Hearing Loss Association of America) ● ITTATC(Information Technology Technical Assistance and Training Center) ● Lighthouse International ● National Associatio
HP のサポート窓口へのお問い合わせ このガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせく ださい。日本でのお問い合わせ先またはサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ または https://support.hp.com/jp-ja/ にアクセスしてください。日本以外の国や地域でのサポートについて は、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.