ハードウェア リファレンス ガイド HP デスクトップ ミニ型 Business PC
製品についての注意事項 ソフトウェア条項 Windows は、米国 Microsoft Corporation の米 国およびその他の国における商標または登 録商標です。 このガイドでは、ほとんどの製品に共通の 機能について説明します。一部の機能は、 お使いのコンピューターでは使用できない 場合があります。 本書の内容は、将来予告なしに変更される ことがあります。HP 製品およびサービスに 対する保証は、当該製品およびサービスに 付属の保証規定に明示的に記載されている ものに限られます。本書のいかなる内容 も、当該保証に新たに保証を追加するもの ではありません。本書に記載されている製 品情報は、日本国内で販売されていないも のも含まれている場合があります。本書の 内容につきましては万全を期しております が、本書の技術的あるいは校正上の誤り、 省略に対しては、責任を負いかねますので ご了承ください。 Windows のエディションまたはバージョン によっては、一部の機能を使用できない場 合があります。システムで Windows の機能 を最大限に活用するには、アップグレード されたハードウェアや別売の
このガイドについて このガイドでは、HP デスクトップ ミニ型 Business PC の機能およびハードウェアのアップグレードの 基本的な作業手順などについて説明します。 警告! 回避しなければ重傷または死亡に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意: 回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要: 重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(本体の損傷に関 する記載など)。説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハードウェアまたはソフト ウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概念を説明したり、タ スクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記: 本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント: タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 製品の特長 .................................................................................................................................................. 1 標準構成の機能 .................................................................................................................................................... 1 フロント パネルの各部 ....................................................................................................................................... 2 リア パネルの各部 ................................
付録 A 静電気対策 ......................................................................................................................................... 39 静電気による損傷の防止 ................................................................................................................................. 39 アース(接地)の方法 ..................................................................................................................................... 39 付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意 ................................
1 製品の特長 標準構成の機能 コンピューターの機能は、モデルによって異なる場合があります。お使いのコンピューターに取り付 けられているハードウェアおよびインストールされているソフトウェアの一覧を表示するには、診断 用ユーティリティを実行します(一部のモデルのコンピューターにのみ付属しています)。 注記: このモデルのコンピューターは、縦置きおよび横置きのどちらでも使用できます。縦置き用ス タンドは別売です。 標準構成の機能 1
フロント パネルの各部 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、このセクションの図と若干異なる場合がありま す。 表 1-1 フロント パネルの各部 各部 各部 1 USB Type-C SuperSpeed ポート(HP スリープお よび充電機能付き)* 5 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディ オ入力(マイク)コンボ コネクタ 2 USB SuperSpeed ポート 6 メイン ストレージ ランプ 3 USB SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充 電機能付き)* 7 電源ボタン 4 ヘッドフォン コネクタ * コンピューターの電源が入っているとき、USB ポートでは USB デバイスを接続して高速データ転送を行い、 コンピューターの電源が入っていないときでも、携帯電話、カメラ、活動量計、スマートウォッチなどの製品 を充電できます。 注記: 電源が入っていると、通常、メイン ストレージ ランプは白色に点灯します。コンピューターにトラブ ルが発生している場合はメイン ストレージ ラン
注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、このセクションの図と若干異なる場合がありま す。 表 1-2 フロント パネルの各部 各部 各部 1 USB Type-C SuperSpeed ポート 4 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ 入力(マイク)コンボ コネクタ 2 USB Type-A SuperSpeed ポート(HP スリープお よび充電機能付き)* 5 メイン ストレージ ランプ 3 ヘッドフォン コネクタ 6 電源ボタン * コンピューターの電源が入っているとき、USB ポートでは USB デバイスを接続して高速データ転送を行い、 コンピューターの電源が入っていないときでも、携帯電話、カメラ、活動量計、スマートウォッチなどの製品 を充電できます。 注記: 電源が入っていると、通常、メイン ストレージ ランプは白色に点灯します。コンピューターにトラブ ルが発生している場合はメイン ストレージ ランプが赤色で点滅し、その点滅パターンで診断コードを表しま す。コードについて詳しくは、『Maintenance and Service Guide』(メンテナンスお
リア パネルの各部 注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、このセクションの図と若干異なる場合がありま す。 表 1-3 リア パネルの各部 各部 各部 1 アンテナ カバー 7 USB SuperSpeed ポート(×2) 2 つまみネジ 8 オプションのコネクタ DisplayPort、HDMI 出力端子、VGA コネクタ、 USB Type-C ポート、シリアル コネクタ、 Thunderbolt ポート、またはファイバー NIC コ ネクタのどれかが搭載されている場合があり ます 4 3 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 9 USB ポート(×2、黒色) 4 外付けアンテナ コネクタ(オプション) 10 RJ-45(ネットワーク)コネクタ/ステータス ランプ 5 施錠用ループ 11 電源コネクタ 6 デュアルモードの DisplayPort(×2) 第 1 章 製品の特長
シリアル番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 シリアル番号の記載位置 5
2 セットアップ 横置きから縦置きへの変更 重要: 通気を確保するため、コンピューターの周囲 10 cm 以内に障害物がないようにしてください。 コンピューターは、HP から購入できるオプションの縦置き用スタンドを利用すれば、縦置き構成でも 使用できます。 注記: 縦置きでのコンピューターの安定性を高めるために、付属の縦置き用スタンドを使用すること をおすすめします。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4.
6. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 重要: 通気を確保するため、コンピューターの周囲 10 cm 以内に障害物がないようにしてくださ い。 7. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 固定器具へのコンピューターの取り付け コンピューターを、壁、スイング アーム、またはその他の固定器具に取り付けることができます。 注記: この装置は、UL または CSA 準拠の壁へのマウント キットで支えられるように設計されていま す。 1. スタンドを取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドからコンピューターを取 り外し、右側面を上にして、コンピューターを安定した場所に置きます。 2.
セキュリティ ロック ケーブルの取り付け 以下の図に示すセキュリティ ロック ケーブルは、コンピューターを保護するために使用できます。 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの盗難や誤った取り 扱いを完全に防ぐものではありません。 8 第 2 章 セットアップ
電源コードの接続 外部電源アダプターを接続するときは、以下の手順に沿って、電源コードがコンピューターから抜け ないようにする必要があります。 1. 電源コードを外部電源アダプターに接続します(1)。 2. 電源コードを電源コンセントに差し込みます(2)。 3.
3 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピューターには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この 章で説明する取り付け手順のほとんどでは、道具を使用する必要がありません。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 ● 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっている ことを確認してください。 ● 電話回線のモジュラー ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続しな いでください。 ● 必ず電源コードのアース端子を使用してアース(接地)してください。アース端子は、製品を安 全に使用するための重要な装置です。 ● 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込ん でください。 操作する人の健康を損なわないようにするため、『快適に使用していただくために』をお読みくださ い。正しい作業環境の整
注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、この章の図と若干異なる場合があります。 アクセス パネルの取り外しおよび取り付け アクセス パネルの取り外し 注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、このセクションの図と若干異なる場合がありま す。 内部部品にアクセスするには、アクセス パネルを以下の手順で取り外す必要があります。 警告! 火傷の危険がありますので、必ず、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認してか ら、次の手順に進んでください。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4.
6. 以下の図に示すように、背面パネルにあるつまみネジ(1)を緩めます。 注記: 必要であれば、T-15 型のネジ回しを使用してつまみネジを緩めることもできます。 7. アクセス パネルを前方へスライドさせ、引き上げてコンピューターから取り外します(2)。 警告! 火傷の危険がありますので、必ず、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認して から、次の手順に進んでください。 8. 12 お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、DGPU(ディスクリート グラフィック ス プロセッシング ユニット)が搭載されていますので、それも取り外す必要があります。 a. ファン ケーブルをシステム ボードから取り外します(1)。 b.
c. ファン側にあるタブを使用して DGPU を持ち上げ、DGPU を引き上げてシャーシから取り出 します。 アクセス パネルの取り付け 注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、このセクションの図と若干異なる場合がありま す。 1. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、DGPU を取り付けます。 a. DGPU をシャーシにセットし、3 本のネジを使用してシステム ボードに固定します。2 本の ネジを DGPU のファン側の端に取り付け、1 本のネジを DGPU の反対側の端の内側の隅に取 り付けます(1)。 b.
c. アクセス パネルをコンピューターの上に置き、後方にスライドさせます(1)。 d. アクセス パネルを所定の位置にスライドさせた後、次の図に示すように、アクセス パネル を固定するつまみネジを締めます(2)。 注記: お使いのモデルのコンピューターの外観は、このセクションの図と若干異なる場合 があります。 14 2. アクセス パネルをコンピューターの上に置き、後方にスライドさせます(1)。 3.
システム メモリのアップグレード お使いのコンピューターは、少なくとも 1 つのスモール アウトライン デュアル インライン メモリ モ ジュール(SODIMM)を装備しています。システム ボードに最大 16 GB までメモリを増設できます。 メモリ モジュールの仕様 システムのパフォーマンスを最大まで高めるには、以下の仕様を満たすメモリ モジュールを使用する ことをおすすめします。 表 3-1 メモリ モジュールおよびその仕様 名称 仕様 メモリ モジュール 1.
メモリ モジュール スロットへの取り付け システム ボードには 2 つのメモリ モジュール スロットがあり、1 つのチャネルについて 1 つのスロッ トがあります。ソケットには、DIMM1 および DIMM3 の番号が付けられています。DIMM1 スロットはメ モリ チャネル B で動作し、DIMM3 スロットはメモリ チャネル A で動作します。 表 3-2 メモリ モジュール スロットおよびその説明 番号 説明 システム ボード上の表記 スロットの色 1 メモリ モジュール スロット、 チャネル B DIMM1 黒 2 メモリ モジュール スロット、 チャネル A DIMM3 黒 取り付けられているメモリ モジュールに応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、 デュアル チャネル モード、またはフレックス モードで動作します。 16 ● 1 つのチャネルのスロットにのみメモリ モジュールが取り付けられている場合、システムはシン グル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A のメモリ モジュールの合計メモリ容量とチャネル B のメモリ モジュールの合
メモリ モジュールの取り付け 注意: メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う場合は、電源コードを抜いて電力が放電さ れるまで約 30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが電源コンセントに接続さ れている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリ モジュールには常に電気が流れていま す。電気が流れている状態でメモリ モジュールの着脱を行うと、メモリ モジュールまたはシステム ボードを完全に破損するおそれがあります。 お使いのメモリ モジュール スロットの接点には、金メッキが施されています。メモリを増設する場合 は、接点の金属が異なるときに生じる酸化や腐食を防ぐために、金メッキされたメモリ モジュールを 使用してください。 静電気の放電によって、コンピューターやオプション カードの電子部品が破損することがあります。 以下の作業を始める前に、アース(接地)された金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を 放電してください。詳しくは、39 ページの「 静電気対策 」を参照してください。 メモリ モジュールを取り扱うときは、接点に触れないよう注意してください。接点に触れると、モ ジ
6. フロント タブを使用してファンを上に傾け、上向きの位置のままにします。 注記: メモリ モジュールの取り外しまたは取り付けを行うとき、ファンを完全に取り外す必要 はありません。 18 7. システム ボード上のメモリ モジュールの位置を確認します。 8.
9. 新しいメモリ モジュールを約 30 度の角度でスロットに差し込み(1)、メモリ モジュールを押し 下げて(2)ラッチを所定の位置に固定します。 注記: メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールの切り込みと メモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 10. ファンを下に傾け、カチッというまでファンを押し込みます。 注意: ファン ケーブルを引っ張らないでください。 11. アクセス パネルを取り付けます。 手順については、13 ページの アクセス パネルの取り付け を参照してください。 12. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 13. 外付けデバイスを取り付けなおし、電源コードを差し込んで、コンピューターの電源を入れま す。コンピューターは、新しいメモリを自動的に認識します。 14.
ハードディスク ドライブの取り外し 注記: ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動 できるように、必ず事前にハードディスク ドライブ内のデータをバックアップしておいてください。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5.
ハードディスク ドライブの取り付け 注記: ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動 できるように、必ず事前にハードディスク ドライブ内のデータをバックアップしておいてください。 1. ハードディスク ドライブを交換する場合は、銀色および青色のガイド用分離取り付けネジを古い ハードディスク ドライブから外し、新しいハードディスク ドライブに取り付けます。 2. ハードディスク ドライブのガイド用ネジの位置をハードディスク ドライブ ケージのスロットの 位置に合わせてから、ハードディスク ドライブを押してドライブ ケージに差し込みます。次に、 正しい位置に固定されるまでハードディスク ドライブを前方にスライドさせます(1)。 3. ハードディスク ドライブ ラッチを下方向に回転させて(2)、ハードディスク ドライブを取り付 けます。 4. アクセス パネルを取り付けます。 手順については、13 ページの アクセス パネルの取り付け を参照してください。 5.
6. 外付けデバイスを取り付けなおし、電源コードを差し込んで、コンピューターの電源を入れま す。 7. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 M.2 PCIe ソリッドステート ドライブの交換 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5.
7. システム ボード上のソリッドステート ドライブの位置を確認します。 8. ソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定しているネジを取り外します(1)。 9. ソリッドステート ドライブの両側を持ち、慎重にソケットから引き出します(2)。 10. 交換用のソリッドステート ドライブで使用するためのネジ ホルダーをソリッドステート ドライ ブから取り外します(3)。 11. ネジ ホルダーを新しいソリッドステート ドライブの端の切り込みに差し込みます(1)。 12. 新しいソリッドステート ドライブをシステム ボード上のソケットに差し込み、ソリッドステー ト ドライブのコネクタをソケットにしっかりと押し込みます(2)。 注記: ソリッドステート ドライブは、一方向にのみ取り付け可能です。 M.
13. ソリッドステート ドライブをシステム ボードまで押し下げ、付属のネジを使用してソリッドス テート ドライブを固定します(3)。 14. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、ファン アセンブリを取り付けます。 a. ファン アセンブリを所定の位置に取り付けます(1)。 b. 3 本の固定用ネジを締めてファン アセンブリをシャーシに固定します(2)。 c. ファン アセンブリのプラグをシステム ボードに接続します(3)。 15. アクセス パネルを取り付けます。 手順については、13 ページの アクセス パネルの取り付け を参照してください。 16. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 17. 外付けデバイスを取り付けなおし、電源コードを差し込んで、コンピューターの電源を入れま す。 18.
無線 LAN モジュールの交換 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. アクセス パネルを取り外します。 手順については、11 ページの アクセス パネルの取り外し を参照してください。 警告! 火傷の危険がありますので、必ず、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認して から、次の手順に進んでください。 6.
7. システム ボード上の無線 LAN モジュールの位置を確認します。 8. 無線 LAN モジュールから両方のアンテナ ケーブルを抜き取ります(1)。 注記: アンテナ ケーブルの抜き取りおよび接続には、ピンセットや小さいラジオ ペンチなど小 型の工具が必要になる場合があります。 9. 無線 LAN モジュールをシステム ボードに固定しているネジを取り外します(2)。 10.
11. システム ボード上のソケットに無線 LAN モジュールを挿入します。無線 LAN モジュールのコネ クタをソケットにしっかりと押し込みます(1)。 注記: 無線 LAN モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。 12. 無線 LAN モジュールをシステム ボードまで押し下げ、付属のネジを使用してモジュールを固定 します(2)。 13. 各アンテナ ケーブルのラベルを確認して、無線 LAN モジュール上の対応するコネクタにアンテ ナ(3)を接続します。 14. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、ファン アセンブリを取り付けます。 a. ファン アセンブリを所定の位置に取り付けます(1)。 b. 3 本の固定用ネジを締めてファン アセンブリをシャーシに固定します(2)。 c. ファン アセンブリのプラグをシステム ボードに接続します(3)。 15.
16. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 17. 外付けデバイスを取り付けなおし、電源コードを差し込んで、コンピューターの電源を入れま す。 18. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 外付けアンテナの取り付け 無線 LAN の内蔵アンテナは標準で装備されています。コンピューターを金属製のキオスクまたはそ の他のエンクロージャ内に設置する場合は、外付けの無線 LAN アンテナを使用する必要がある場合が あります。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4.
6. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、ファン アセンブリを取り外します。 a. ファン アセンブリのプラグ(1)をシステム ボードから取り外します。 b. ファン アセンブリを固定している 3 本の固定用ネジを緩めます(2)。 c. ファン アセンブリを持ち上げてシャーシから取り出します(3)。 7. システム ボード上の無線 LAN モジュールの位置を確認します。 8. 無線 LAN モジュールから内蔵アンテナを取り外します。 手順については、25 ページの 無線 LAN モジュールの交換 を参照してください。 9.
10. リア パネルの左側にあるアンテナ用の穴にアクセスするには、アンテナ カバーを下に押して (1)、パネルからカバーを取り外します(2)。 11. プラスのネジ回しをそれぞれの穴に差し込んで回転させ、ブランクを取り外します(3)。 12. 外付けアンテナのケーブルをそれぞれの穴に通し(1)、ナットを締めてケーブルを固定します (2)。 13.
14. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、ファン アセンブリを取り付けます。 a. ファン アセンブリを所定の位置に取り付けます(1)。 b. 3 本の固定用ネジを締めてファン アセンブリをシャーシに固定します(2)。 c. ファン アセンブリのプラグをシステム ボードに接続します(3)。 15. アクセス パネルを取り付けます。 手順については、13 ページの アクセス パネルの取り付け を参照してください。 16. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 17. 外付けデバイスを取り付けなおし、電源コードを差し込んで、コンピューターの電源を入れま す。 18.
電池の交換 お使いのコンピューターに付属の電池は、リアルタイム クロックに電力を供給するためのものです。 電池は消耗品です。電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等 の電池を使用してください。コンピューターに付属の電池は、3 V のボタン型リチウム電池です。 警告! お使いのコンピューターには、二酸化マンガン リチウム電池が内蔵されています。電池の取り 扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。けがをすることがないように、以下の点に注意し てください。 ● 電池を充電しないでください。 ● 電池を 60℃を超える場所に放置しないでください。 ● 電池を分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 ● 電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等の電池を使用し てください。 注意: 電池を交換する前に、コンピューターの CMOS 設定のバックアップを作成してください。電池 が取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 静電気の放電によって、コンピューターやオプションの電子
6. 7. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、ファン アセンブリを取り外します。 a. ファン アセンブリのプラグ(1)をシステム ボードから取り外します。 b. ファン アセンブリを固定している 3 本の固定用ネジを緩めます(2)。 c.
34 8. 電池をホルダーから取り出すために、電池の一方の端の上にある留め金を押し上げます(1)。電 池が持ち上がったら、ホルダーから取り出します(2)。 9.
10. お使いのコンピューターが下の図とよく似ている場合は、ファン アセンブリを取り付けます。 a. ファン アセンブリを所定の位置に取り付けます(1)。 b. 3 本の固定用ネジを締めてファン アセンブリをシャーシに固定します(2)。 c. ファン アセンブリのプラグをシステム ボードに接続します(3)。 11. アクセス パネルを取り付けなおします。 手順については、13 ページの アクセス パネルの取り付け を参照してください。 12. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 13. 外付けデバイスを取り付けなおし、電源コードを差し込んで、コンピューターの電源を入れま す。 14. コンピューターのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り 付けなおします。 15.
別売の無線キーボードおよびマウスの同期 マウスおよびキーボードは工場出荷時に同期されています。これらが動作しない場合、電池を取り外 して交換します。それでもマウスおよびキーボードが同期されない場合は、以下の操作を行って、ペ アリングを手動で同期しなおしてください。 1. 36 USB 2.
2. マウスおよびキーボード用 USB デバイスの接続ボタンを 5 秒間押します。 3.
4.
A 静電気対策 人間の指など、導電体からの静電気放電によって、システム ボードやその他の静電気に弱いデバイス が損傷することがあります。その結果、本体の耐用年数が短くなる場合があります。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防止するため、以下のことを守ってください。 ● 運搬時や保管時は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアース(接地)されている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アース(接地)の方法 アース(接地)にはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アース コード内
B コンピューター操作のガイドラインおよ び手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターの設置や手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。 40 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、安定した平らな場所に設置してください。また、通気が確保されるよう、コ ンピューターの通気孔のある面およびモニターの上部に、少なくとも 10 cm の空間を確保してく ださい。 ● 内部への通気が悪くなりますので、絶対にコンピューターの通気孔をふさがないでください。 キーボードを横置き構成の本体のフロント パネルに立てかけることも、おやめください。 ● コンピューターのアクセス パネルまたは拡張カード スロットのカバーのどれかを取り外したま ま使用しないでください。 ● コンピューターを積み重ねたり、互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近く に置いたりしないでください。 ● コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作
運搬時の注意 コンピューターを運搬する場合は、以下のことを守ってください。 1. ソリッド ステート ドライブ(SSD)のファイルを外付け記憶装置にバックアップします。バック アップをとったメディアは、保管中または運搬中に、電気や磁気の影響を受けないように注意し ます。 2. すべてのリムーバブル メディアを取り出して保管します。 3. コンピューターおよび外部装置の電源を切ります。 4. 電源コンセントから電源コードを抜き、次にコンピューターからも抜きます。 5. 外付けデバイスの電源コードを電源コンセントから抜いてから、外付けデバイスからも抜き取り ます。 注記: コンピューター内部のボードについては、それぞれのスロットにしっかりとはめ込まれて いることを確認します。 6.
C ユーザー サポート ユーザー サポート HP では、ダイバーシティ(人材の多様性)、インクルージョン(受容)、およびワーク ライフ バラン スを自社の構造に組み込もうと日々努力しており、あらゆる業務にそれが反映されています。ここで は、世界中で人と技術力を結び付けることを重視したすべての人が活躍できる環境をつくるために、 HP がどのように働き方に変化をもたらしているかについていくつかの例を挙げて説明します。 必要なテクノロジ ツールの確認 テクノロジは、人間の潜在能力を引き出すことができます。支援技術は、障壁を取り除き、自宅、職 場、およびコミュニティでの自立を後押しするためのものです。支援技術によって電子技術や情報技 術の機能を向上、維持、および改善できます。詳しくは、43 ページの 最適な支援技術の確認 を参照 してください。 HP の取り組み HP は、お身体の不自由な方にもご利用いただける製品やサービスを提供できるよう取り組んでいま す。こうした取り組みは、HP の目標であるダイバーシティを実現し、あらゆる人が確実にテクノロジ を活用できるようにするために役立ちます。 ユーザー サポート
● HP の製品やサービスに関連する支援技術の向上につながる社内および社外での研究開発をサ ポートします。 ● ユーザー サポートに関する業界の標準やガイドラインを支持し、それらに貢献します。 IAAP(International Association of Accessibility Professionals) IAAP は、人の交流、教育、および認定を通じてユーザー サポートに関する専門職の発展を目指す非営 利団体です。ユーザー サポートの専門家のキャリア形成やキャリア アップを支援したり、企業がユー ザー サポートを自社の製品やインフラストラクチャに組み込めるようにすることを目標としていま す。 HP は設立メンバーであり、他の企業と協力してユーザー サポートの分野を発展させるために加わり ました。この取り組みは、お身体の不自由な方にも効果的にお使いいただける製品やサービスを設 計、製造、販売するという HP のユーザー サポートの目標の達成を後押しします。 IAAP は、世界中の個人、学生、および組織を結び付け、お互いに学び合えるようにすることで、私た ちの業務自体をも強めることにつながり
● HP パソコン – Windows 10 のアクセシビリティ オプション ● HP 7、Slate 7 タブレット – HP タブレット(Android 4.1/Jelly Bean 搭載)でのユーザー補助機能 の有効化 ● HP SlateBook PC – ユーザー補助機能を有効にする(Android 4.2、4.
WCAG では特に、視覚、聴覚、身体、認知、神経の障がいがある方やサポートを必要とするご年配の Web ユーザーが Web 利用時に直面する障壁に対応しています。WCAG 2.
21st Century Communications and Video Accessibility Act (CVAA)(米国向け) The CVAA updates federal communications law to increase the access of persons with disabilities to modern communications, updating accessibility laws enacted in the 1980s and 1990s to include new digital, broadband, and mobile innovations. Regulations are enforced by the FCC and documented as 47 CFR Part 14 and Part 79. ● FCC Guide on the CVAA Other U.S.
Australia(オーストラリア向け) The Australian government has announced their plan to implement Web Content Accessibility Guidelines 2.0. All Australian government websites will require Level A compliance by 2012, and Double A by 2015. The new standard replaces WCAG 1.0, which was introduced as a mandated requirement for agencies in 2000.
障がいに関するその他のリソース(英語のみ) ● ADA(Americans with Disabilities Act)Technical Assistance Program ● ILO Global Business and Disability Network ● EnableMart ● European Disability Forum(欧州障害フォーラム) ● Job Accommodation Network ● Microsoft Enable ● 米国司法省:A Guide to Disability Rights Laws HP のリンク お問い合わせの Web フォーム(英語サイト) HP の『快適に使用していただくために』(言語を選択してください) HP の公的機関への販売(米国向け) HP のサポート窓口へのお問い合わせ このガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、または日本向け の日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサ ポート窓口にお問い合わせください。日本でのお
索引 記号/数字 508 条のユーザー サポートに関す る標準 44, 45 A AT(支援技術) 確認 43 目的 42 D DisplayPort H アクセス パネル 取り付け 13 取り外し 11 アンテナ カバー 4 アンテナ コネクタ、外付け う 運搬時の注意 さ サポート窓口、ユーザー サポー ト 48 し 4 41 お 4 HP 支援ポリシー オーディオ出力(ヘッドフォン)/ オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ 2, 3 42 I International Association of Accessibility Professionals 43 R RJ-45(ネットワーク)コネクタ 4 U USB SuperSpeed ポート 2, 4 USB SuperSpeed ポート(HP スリー プおよび充電機能付き)* 2 USB Type-A SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充電機能付き) * 3 USB Type-C SuperSpeed ポート 3 USB Type-C SuperSpeed ポート(HP スリープ
て デュアルモードの DisplayPort 4 電源コードの接続 9 電源コネクタ 4 電源ボタン、デュアルステート 2, 3 電池 交換 32 取り付け 32 取り外し 32 と 取り付け アクセス パネル 13 ガイドライン 10 システム メモリ 15 セキュリティ ロック ケーブ ル 8 外付け 28 ソリッドステート ドライブ 22 電池 32 ハードディスク ドライブ 20, 21 無線 LAN モジュール 25 メモリ モジュール 17 取り外し アクセス パネル 11 ソリッドステート ドライブ 22 電池 32 ハードディスク ドライブ 20, 21 無線 LAN モジュール 25 メモリ モジュール 17 は ハードディスク ドライブ 取り付け 20, 21 取り外し 20, 21 ひ 標準および法令、ユーザー サポー ト 44 ふ ファン アセンブリ 取り付け 24, 27, 31, 35 取り外し 22, 25, 29, 33 フロント パネルの各部 2 50 索引 へ ヘッドフォン コネクタ 2, 3 ほ ポート USB 2, 4 USB SuperS