Before using HP ProtectTools-Windows 7 and Windows Vista
セットアップ手順
Privacy Manager の証明書の管理
Privacy Manager の証明書は、公開キー基盤(PKI)と呼ばれる暗号化技術を使用して、データやメッ
セージを保護します。PKI の利用にあたり、ユーザーは暗号キーと、証明機関(CA)が発行する Privacy
Manager の証明書を取得する必要があります。認証を定期的に要求するのみの多くのデータ暗号化
ソフトウェアや認証ソフトウェアとは異なり、Privacy Manager は、暗号キーを使用して電子メール
メッセージや Microsoft Office ドキュメントに署名するたびに認証を要求します。Privacy Manager
によって、重要な情報の保存および送信の処理が安全で確実なものとなります。
Certificate Manager(証明書マネージャー)を使用すると、以下のタスクを実行できます。
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60 ページの「Privacy Manager の証明書の要求」
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61 ページの「事前に割り当てられた Privacy Manager の企業向け証明書の取得」
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62 ページの「Privacy Manager の証明書の初期設定の指定」
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61 ページの「第三者証明書のインポート」
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62 ページの「Privacy Manager の証明書の詳細の表示」
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62 ページの「Privacy Manager の証明書の更新」
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62 ページの「Privacy Manager の証明書の初期設定の指定」
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63 ページの「Privacy Manager の証明書の削除」
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63 ページの「Privacy Manager の証明書の復元」
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63 ページの「Privacy Manager の証明書の廃止」
Privacy Manager の証明書の要求
Privacy Manager の機能を使用するには、有効な電子メール アドレスを使用して Privacy Manager
から Privacy Manager の証明書を要求し、インストールしておく必要があります。この電子メール
アドレスは、Privacy Manager Certificate を要求するコンピューターの[Microsoft Outlook]のアカウ
ントとして設定する必要があります。
1. Privacy Manager を開き、[証明書]をクリックします。
2. [Privacy Manager の証明書の要求]をクリックします。
3. [ようこそ]ページで、画面に表示される内容を確認してから[次へ]をクリックします。
4. [使用許諾契約]ページで、使用許諾契約の内容を確認します。
5. [使用許諾契約の条件に同意する場合はチェック]の隣のチェック ボックスにチェックが入って
いることを確認してから、[次へ]をクリックします。
6. [証明書の詳細]ページで、求められた情報を入力してから[次へ]をクリックします。
7. [証明書の要求が承認されました]ページで、[完了]をクリックします。
Microsoft Outlook に、Privacy Manager の証明書が添付された電子メールが届きます。
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第 6 章 Privacy Manager for HP ProtectTools(一部のモデルのみ)