HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド
© Copyright 2011 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bluetooth は、その所有者が所有する商標で あり、使用許諾に基づいて Hewlett-Packard Company が使用しています。Intel は米国 Intel Corporation の米国およびその他の国 における登録商標です。Java は、米国 Sun Microsystems, Inc.
安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関 する規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 はじめに .......................................................................................................................................................... 1 お使いの新しいコンピューターに関する詳細情報の確認 ................................................................... 1 2 ネットワーク接続(一部のモデルのみ) ........................................................................................................ 2 無線接続の作成 .............................................................................................................
3 マルチメディア ............................................................................................................................................. 17 メディア操作機能の使用 .................................................................................................................... 17 オーディオ ......................................................................................................................................... 17 音量の調整 .......................................................................
バッテリの節電 .................................................................................................................. 32 バッテリの保管 .................................................................................................................. 33 使用済みのバッテリの処理 ................................................................................................ 33 バッテリの交換 .................................................................................................................. 33 外部電源の使用 .............
6 ドライブ ........................................................................................................................................................ 51 ドライブの取り扱い ........................................................................................................................... 51 ハードドライブの使用 ....................................................................................................................... 53 ハードドライブ パフォーマンスの向上 ..........................................................
ファイアウォール ソフトウェアの使用 ............................................................................................ 71 緊急セキュリティ アップデートのインストール .............................................................................. 72 [HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)の使用 (一部のモデルのみ) ......................................................................................................................... 73 別売のセキュリティ ロック ケーブルの接続 .................................................................
11 管理 ............................................................................................................................................................. 91 [Client Management Solutions]の使用 .............................................................................................. 91 ソフトウェア イメージの設定および展開 ........................................................................ 91 ソフトウェアの管理およびアップデート ..........................................................................
1 はじめに このガイドでは、HP ノートブック コンピューターの一般的な情報について説明します。 注記: このガイドで説明されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合 があります。 お使いの新しいコンピューターに関する詳細情報の確認 お使いのコンピューターには、以下のユーザー ガイドおよびリファレンス マニュアルが、印刷物と して提供されているか、コンピューターのハードドライブ、オプティカル ディスク、または SD カー ドに収録されています。 ● セットアップ手順説明書:お使いのコンピューターをセットアップして電源を入れる方法につい て説明しています。この印刷物は、コンピューターの梱包箱に同梱されています。 注記: ユーザー ガイドおよびリファレンス マニュアルの場所については、この印刷物を参照 してください。 ● ● 『コンピューターの準備』 :製品固有の機能、バックアップおよび復元、メンテナンス、仕様な ど、お使いのコンピューターに関する情報について説明しています。 [ヘルプとサポート]:オペレーティング システム、ドライバー、トラブルシューティング ツー ル、および
2 ネットワーク接続(一部のモデルのみ) お使いのコンピューターは、以下の 2 種類のインターネット アクセスに対応しています。 ● 無線:2 ページの「無線接続の作成」を参照してください。 ● 有線:11 ページの「有線ネットワークへの接続」を参照してください。 注記: ます。 インターネットに接続する前に、インターネット サービスをセットアップする必要があり 無線接続の作成 お買い上げいただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つ以上内蔵されている場合があ ります。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)デバ イス) ● Bluetooth®デバイス 無線技術について詳しくは、[ヘルプとサポート]の情報および Web サイトへのリンクを参照してくだ さい。 無線アイコンとネットワーク ステータス アイコンの確認 Windows® 7 アイコン 名前 説明 無線(接続済み) 1 つ以上の無線デバイスが有効になっていることを示します 無線
ネットワーク(無効/切断済み) すべてのネットワーク デバイスが Windows の[コントロール パネル]に よって無効になっていることを示します ネットワーク(接続済み) 1 つ以上のネットワーク デバイスがネットワークに接続されていること を示します ネットワーク(切断済み) どのネットワーク デバイスもネットワークに接続されていないことを示 します ネットワーク(無効/切断済み) 使用できる無線接続がないことを示します Windows Vista® アイコン 名前 説明 無線(接続済み) 1 つ以上の無線デバイスが有効になっていることを示しま す 無線(切断済み) すべての無線デバイスが無効になっていることを示します HP Connection Manager(一部のモデルのみ) [HP Connection Manager]を開きます。[HP Connection Manager]では、無線 WAN 接続の作成および管理を行った り(一部のモデルのみ) 、無線 LAN 接続および Bluetooth 接 続の状態を監視したりできます。 無線ネットワーク接続(接続済み) 1
無線デバイスのオン/オフの切り替え 無線 LAN デバイスのオン/オフを切り替えるには、無線ボタンまたは[HP Connection Manager](一 部のモデルのみ)を使用できます。 注記: コンピューターのキーボードには、無線ボタン、無線スイッチ、または無線キーが搭載され ている場合があります。このガイドで使用する無線ボタンという用語は、すべての種類の無線コント ロールを指します。お使いのコンピューターで無線ボタンの位置を確認する方法について詳しくは、 『コンピューターの準備』を参照してください。 [HP Connection Manager]を使用して無線 LAN デバイスのオン/オフを切り替えるには、以下の操作 を行います。 ▲ タスクバーの右端の通知領域にある[HP Connection Manager]アイコンを右クリックし、目的の デバイスの横にある[電源]ボタンをクリックします。 または [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP]→[HP Connection Manager]の順に選択し、目的 のデバイスの横にある[電源]ボタンをクリックします。 [HP Connection M
オペレーティング システムの制御機能を使用するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[コントロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共 有センター]の順に選択します。 詳しくは、[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 無線接続の作成 5
無線 LAN の使用 無線接続を使用すると、コンピューターを無線 LAN ネットワークまたは無線 LAN に接続できます。 無線 LAN は、無線ルーターまたは無線アクセス ポイントによってリンクされた、複数のコンピュー ターおよび周辺機器で構成されています。 既存の無線 LAN への接続 Windows 7 1. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します(詳しくは、4 ページの「無線デバイ スのオン/オフの切り替え」を参照してください)。 2. タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク アイコンをクリックします。 3. 一覧から無線 LAN を選択します。 4.
注記: 動作範囲(無線信号が届く範囲)は、無線 LAN の実装、ルーターの製造元、および壁や床な どの建造物やその他の電子機器からの干渉に応じて異なります。 無線 LAN の使用 7
新しい無線 LAN のセットアップ 以下の機器が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (別売) (1)およびインターネット サービス プ ロバイダー(ISP)が提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(別売) (2) 注記: ケーブル モデムは内蔵ルーターに含まれている場合があります。別売のルーターが必 要かどうかを確認するには、ISP に問い合わせてください。 ● 無線コンピューター(3) 以下の図は、インターネットに接続している無線ネットワークのインストール例を示しています。 注記: 無線接続をセットアップするときは、お使いのコンピューターと無線ルーターとの間で同期 が取れていることを確認してください。コンピューターと無線ルーターとの間で同期を取るには、コ ンピューターと無線ルーターの電源をオフにしてから、再びオンにします。 お使いのネットワークを拡張する場合、インターネットのアクセス用に新しい無線または有線のコン ピューターをネットワークに追加できます。 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元または ISP から提供されてい
他のネットワークへのローミング お使いのコンピューターを他の無線 LAN が届く範囲に移動すると、Windows はそのネットワークへ の接続を試みます。接続の試行が成功すると、お使いのコンピューターは自動的にそのネットワーク に接続されます。新しいネットワークが Windows によって認識されなかった場合は、お使いの無線 LAN に接続するために最初に行った操作をもう一度実行してください。 HP モバイル ブロードバンドの使用(一部のモデルおよび一 部の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンドを使用すると、コンピューターで無線ワイド エリア ネットワーク (WWAN)を使用できるため、無線 LAN の使用時よりも、より多くの場所のより広い範囲からイン ターネットにアクセスできます。HP モバイル ブロードバンドを使用するには、ネットワーク サー ビス プロバイダーと契約する必要があります。ネットワーク サービス プロバイダーは、ほとんど の場合、携帯電話ネットワーク プロバイダーです。 モバイル ネットワーク プロバイダーのサービスを利用して HP モバイル ブロードバンドを使用す ると、出張や移
6. SIM スロットに SIM を挿入し、SIM がしっかりと収まるまでそっと押し込みます。 注意: SIM を挿入するときは、カードの位置をコンピューターの SIM スロットの横にあるア イコンに合わせます。SIM を正しく挿入しないと、SIM および SIM コネクタが損傷するおそれ があります。 コネクタの損傷を防ぐため、SIM を装着するときは無理な力を加えないでください。 7. バッテリを取り付けなおします。 注記: バッテリを装着しなおさないと、HP モバイル ブロードバンドは無効になります。 8. 外部電源および外付けデバイスを取り付けなおします。 9. コンピューターの電源を入れます。 SIM の取り出し 注記: SIM スロットの位置を確認するには、『コンピューターの準備』を参照してください。 1. コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が切れているかハイバネー ション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れま す。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 2.
● イメージング デバイス(カメラおよびプリンター) ● オーディオ デバイス Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツー ピア機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Bluetooth ソフトウェアの ヘルプを参照してください。 Bluetooth とインターネット接続共有(ICS) ホストとして 1 台のコンピューターに Bluetooth を設定し、そのコンピューターをゲートウェイとし て利用して他のコンピューターがインターネットに接続できるようにすることは、HP ではおすすめ しません。Bluetooth を使用して 2 台以上のコンピューターを接続する場合、インターネット接続共 有(ICS)が可能なコンピューターはそのうちの 1 台で、他のコンピューターは Bluetooth ネットワー クを利用してインターネットに接続することはできません。 Bluetooth は、お使いのコンピューターと、携帯電話、プリンター、カメラ、および PDA などの無線 デバイスとの間
2.
各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターの接続 モジュラー コンセントは、国や地域によって異なります。モデムおよびモデム ケーブルを国や地域 の外で使用する場合は、各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターを用意する必要がありま す。 RJ-11 モデム コネクタ以外のアナログ電話回線用モジュラー コンセントにケーブルを接続するに は、以下の操作を行います。 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1)。 2. モデム ケーブルをモデム ケーブル アダプターに接続します(2)。 3. モデム ケーブル アダプターを電話回線用モジュラー コンセントに接続します(3) 。 所在地設定の選択 現在の所在地設定の表示 Windows 7 1. [スタート]→[コントロール パネル]の順に選択します。 2. [時計、言語、および地域]をクリックします。 3. [地域と言語]をクリックします。 4. [所在地]タブをクリックして所在地を表示します。 Windows Vista 1.
旅行先の所在地の新規追加 新しいコンピューターでは、お使いのモデムで使用可能な所在地設定は日本用の設定のみです。コン ピューターを国外または他の地域で使用する場合は、使用する国または地域の規格に準拠するように 内蔵モデムを設定します。 新しく追加した所在地設定はコンピューターに保存され、設定をいつでも切り替えられるようになり ます。コンピューターには、任意の国の所在地設定を複数追加できます。 注意: モデムの日本用の設定は削除しないでください。日本用の設定を保持した状態で国外でモデ ムを使用できるようにするには、モデムを使用する国や地域ごとに所在地の構成を新規に追加しま す。 注意: お使いのモデムの設定が、旅行先の国や地域の通信規定や法律に違反することを防ぐため、 その国や地域の設定を選択してください。国を正しく選択しないと、モデムが正しく機能しない場合 があります。サポートされていない国を選択するとメッセージが表示されます。その国ではこのモ デムの使用が認可されていないため、使用しないでください。 Windows 7 1. [スタート]→[デバイスとプリンター]の順に選択します。 2.
3. [電話とモデムのオプション]をクリックします。 4. [ダイヤル情報]タブをクリックします。 5. [新規]をクリックします[新しい所在地]ウィンドウが表示されます。 6. [所在地]ボックスに、新しく追加する所在地設定の名前(「自宅」 、「会社」など)を入力します。 7. [国/地域]リストから国または地域を選択します (モデムでサポートされていない国または地域 を選択すると、[米国]または[英国]が表示されます)。 8. 市外局番を入力します(必要に応じて、回線番号や外線番号も入力します) 。 9. [ダイヤル方法]の横の[トーン]または[パルス]をクリックします。 10. 新しい所在地設定を保存するには、[OK]をクリックします。 11.
2.
3 マルチメディア お使いのコンピューターには、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合が あります。 ● 内蔵スピーカー ● 内蔵マイク ● 内蔵 Web カメラ ● プリインストールされたマルチメディア ソフトウェア ● マルチメディア ボタンまたはマルチメディア キー メディア操作機能の使用 お使いのモデルのコンピューターによっては、メディア ファイルを再生、一時停止、早送り、また は早戻しできる以下のマルチメディア操作機能が搭載されている場合があります。 ● メディア ボタン ● メディア ホットキー(特定のキーを fn キーと一緒に押します) ● メディア キー お使いのコンピューターのメディア操作機能について詳しくは、 『コンピューターの準備』を参照し てください。 オーディオ お使いのコンピューターには、以下のようなさまざまなオーディオ関連機能が搭載されています。 ● 音楽の再生 ● サウンドの録音 ● インターネットからの音楽のダウンロード ● マルチメディア プレゼンテーションの作成 ● インスタント メッセージ プ
音量の調整 お使いのモデルのコンピューターによって、音量の調整には以下のどれかを使用します。 ● 音量ボタン ● 音量調整ホットキー(特定のキーを fn キーと一緒に押します) ● 音量キー 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量の調節を行ってからヘッドフォン、 イヤフォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規定、 安全、および環境に関するご注意』を参照してください。 注記: 音量の調整には、オペレーティング システムおよび一部のプログラムも使用できます。 注記: お使いのコンピューターの音量調整機能の種類について詳しくは、 『コンピューターの準備』 を参照してください。 コンピューターのオーディオ機能の確認 注記: 良好な録音結果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音し ます。 Windows 7 お使いのコンピューターのオーディオ機能を確認するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[サウンド]アイコンの順に 選択します。 2.
スピーカーまたは接続したヘッドフォンから音が鳴ります。 お使いのコンピューターの録音機能を確認するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[サウンド レコーダー]の順に選択しま す。 2. [録音の開始]をクリックし、マイクに向かって話します。デスクトップにファイルを保存しま す。 3.
Web カメラ(一部のモデルのみ) 一部のコンピューターには、Web カメラが内蔵されています。プリインストールされているソフト ウェアを使用すると、Web カメラで静止画像を撮影したり、動画を録画したりできます。また、写真 や録画した動画をプレビューできます。 [HP Webcam]ソフトウェアを使用すると、以下の機能を利用できます。 ● 動画の撮影および共有 ● インスタント メッセージ ソフトウェアを使用した動画のストリーミング ● 静止画像の撮影 Web カメラへのアクセス方法については、 『コンピューターの準備』を参照してください。Web カメ ラの使用方法については、[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 20 第 3 章 マルチメディア
動画 お使いのコンピューターには、以下の外付けビデオ コネクタが 1 つ以上内蔵されている場合があり ます。 ● VGA ● HDMI(High Definition Multimedia Interface) 注記: お使いのコンピューターのビデオ コネクタについて詳しくは、 『コンピューターの準備』を 参照してください。 VGA 外付けモニター コネクタまたは VGA コネクタは、外付け VGA モニターや VGA プロジェクターなど の外付け VGA ディスプレイ デバイスをコンピューターに接続するための、アナログ ディスプレイ インターフェイスです。 ▲ VGA ディスプレイ デバイスを接続するには、デバイスのケーブルを外付けモニター コネクタ に接続します。 注記: 製品固有の画面切り替え手順については、 『コンピューターの準備』を参照してください。 動画 21
HDMI HDMI コネクタは、HD 対応テレビ、対応しているデジタルまたはオーディオ コンポーネントなどの 別売の動画またはオーディオ デバイスとコンピューターを接続するためのコネクタです。 注記: HDMI コネクタを使用して動画信号を伝送するには、HDMI ケーブル(別売)が必要です。 コンピューターの HDMI コネクタには、1 つの HDMI デバイスを接続できます。コンピューター本体 の画面に表示される情報を HDMI デバイスに同時に表示できます。 HDMI コネクタに動画またはオーディオ デバイスを接続するには、以下の操作を行います。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI コネクタに接続します。 2.
オーディオをコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右クリックし、[再生デバイス]をク リックします。 2. [再生]タブで、[スピーカー]をクリックします。 3.
4 電源の管理 注記: コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する電 源ボタンという用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。 コンピューターのシャットダウン 注意: コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終 了し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB(Universal Serial Bus)コネクタ以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続す る場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターをシャットダウンすることもできますが、Windows の[シャットダウン] コマンドを使用した以下の手順をおすすめします。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前 にス
電源オプションの設定 省電力設定の使用 お使いのコンピューターでは、2 つの省電力設定が出荷時に有効になっています。スリープおよびハ イバネーションです。 スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存 されるため、スリープを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れま す。コンピューターが長時間スリープ状態になった場合、またはスリープ状態のときにバッテリが完 全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを開始します。 ハイバネーションを開始すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され て、コンピューターの電源が切れます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープやハイバネーションを開始しない でください。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、無線接続やコンピュー ターの機能を実行することが一切できなくなります。 スリープの開始および終了 バッテリ電源を使用していると
ハイバネーションの開始および終了 バッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも操作しない状態が一定時間続い た場合、または完全なロー バッテリ状態に達した場合に、システムがハイバネーションを開始する ように出荷時に設定されています。 電源設定およびタイムアウトは、Windows の[コントロール パネル]で変更できます。 ハイバネーションを開始するには、以下の操作を行います。 ▲ Windows 7:[スタート]を選択し、[シャット ダウン]ボタンの横にある矢印→[休止状態]の順 にクリックします。 Windows Vista:[スタート]→[ロック]ボタンの横にある矢印→[休止状態]の順にクリックしま す。 ハイバネーションを終了するには、以下の操作を行います。 ▲ 電源ボタンを短く押します。 電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に戻ります。 注記: 復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面 に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 電源メーターの使用 電源メーターはタスクバーの右端の通知領域にあります。電源
異なる電源プランの選択 以下のどちらかの方法を使用します。 ● 通知領域にある[電源メーター]アイコンをクリックし、一覧から電源プランを選択します。 ● Windows 7:[スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプ ション]の順に選択し、一覧から項目を選択します。 Windows Vista:[スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オ プション]の順に選択し、一覧から項目を選択します。 電源プランのカスタマイズ Windows 7 1. 通知領域の[電源メーター]アイコン→[その他の電源オプション]の順にクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプション]の順に選 択します。 2. 電源プランを選択し、[プラン設定の変更]をクリックします。 3. 必要に応じて設定を変更します。 4. その他の設定を変更するには、[詳細な電源設定の変更]をクリックし、変更を行います。 Windows Vista 1.
注記: ユーザー アカウントを作成したり、現在のユーザー アカウントを変更したりする場合 は、[ユーザー アカウント パスワードの作成または変更]をクリックしてから、画面に表示され る説明に沿って操作します。ユーザー アカウント パスワードを作成または変更する必要がな い場合は、手順 5 に進んでください。 5. [変更の保存]をクリックします。 Windows Vista 28 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オプション]の順に選 択します。 2. 左側の枠内で、[スリープ解除時のパスワード保護]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4. [パスワードを必要とする (推奨)]をクリックします。 5.
[HP Power Assistant]の使用(一部のモデルのみ) [HP Power Assistant]を使用すると、お使いのノートブック コンピューターの電力消費やバッテリ充 電を最適化するようにシステム設定を構成できます。[HP Power Assistant]では、情報に基づいて電 源管理に関する決定を行うために役立つツールおよび情報が提供されます。 ● 仮想的なシステム設定による電力消費の予測 ● あらかじめ定義されている電源プロファイル ● 時間の経過とともに、電力消費の傾向を示した使用状況の詳細情報およびグラフ Windows を実行しているときに[HP Power Assistant]を起動するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP]→[HP Power Assistant]の順に選択します。 または fn + f6 キーを押します(一部のモデルのみ)。 [HP Power Assistant]の使用、設定、および管理方法について詳しくは、[HP Power Assistant]ソフ トウェアのヘルプを参照してください。 バッテリ電源
[バッテリ情報]にアクセスするには、以下の操作を行います。 ▲ 30 第 4 章 [スタート] → [ヘルプとサポート] → [詳細]→ [電源プラン:よく寄せられる質問]の順に選 択します。 電源の管理
[HP バッテリ チェック]の使用 [ヘルプとサポート]の[HP バッテリ チェック]では、コンピューターに取り付けられているバッテリの 状態について情報を提供します。 [HP バッテリ チェック]を実行するには、以下の操作を行います。 1. AC アダプターをコンピューターに接続します。 注記: [HP バッテリ チェック]を正常に動作させるため、コンピューターを外部電源に接続し ておく必要があります。 2. [スタート]→[ヘルプとサポート]→[トラブルシューティング]→[電源、サーマル、および機械] の順に選択します。 3.
または ● 通知領域の[電源メーター]アイコンが、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態に なっていることを通知します。 注記: 電源メーターについて詳しくは、26 ページの「電源メーターの使用」を参照してください。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、ハイ バネーションが開始されます。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失 われます。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ 以下のデバイスのどれかを接続します。 ● AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプター 充電済みのバッテリを使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 1.
● 外部電源に接続されていない外付けデバイスのうち、使用していないものをコンピューターから 取り外します。 ● 使用していない外付けメディア カードを停止するか、無効にするか、または取り出します。 ● 画面の輝度を下げる ● しばらく作業を行わないときは、スリープまたはハイバネーションを開始するか、コンピュー ターの電源を切ります。 バッテリの保管 注意: 故障の原因となりますので、バッテリを温度の高い場所に長時間放置しないでください。 2 週間以上コンピューターを使用せず、外部電源から切り離しておく場合は、すべてのバッテリを取 り出して別々に保管してください。 保管中のバッテリの放電を抑えるには、バッテリを気温や湿度の低い場所に保管してください。 注記: 保管中のバッテリは 6 か月ごとに点検する必要があります。容量が 50%未満になっている場 合は、再充電してから保管してください。 1 か月以上保管したバッテリを使用するときは、最初にバッテリ ゲージの調整を行ってください。 使用済みのバッテリの処理 警告! 化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあ
警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 ● バッテリ充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● CD、DVD、または BD(一部のモデルのみ)に情報を書き込む場合 ● [ディスク デフラグ]を実行する場合 ● バックアップまたは復元を実行する場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● コンピューターの電源が入ると、通知領域の[電源メーター]アイコンの表示が変わります。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 34 ● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。 第 4 章 電源の管理
AC アダプターのテスト 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプター をテストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターからバッテリを取り外します。 3. AC アダプターをコンピューターに接続してから、電源コンセントに接続します。 4.
5 外付けカードおよび外付けデバイス メディア カード リーダーでのカードの使用(一部のモデルの み) 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単にデータを共有できるカードです。これら のカードは、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA などでよく使用 されます。 お使いのコンピューターでサポートされているメディア カードの形式を確認するには、 『コンピュー ターの準備』を参照してください。 メディア カードの挿入 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときは無理な力 を加えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
メディア カードの取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってメディア カードを安全 に取り出します。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックしま す。次に、画面の説明に沿って操作します。 3.
PC カードの設定 設定時に他の PC カードに対応できなくなることを防ぐため、デバイスに必要なソフトウェアのみを インストールしてください。PC カードの製造販売元より専用のデバイス ドライバーをインストー ルするように指示されている場合は、以下のようにします。 38 ● お使いのオペレーティング システム用のデバイス ドライバーのみをインストールしてくださ い。 ● PC カードの製造販売元が提供する他のソフトウェア(カード サービス、ソケット サービス、 イネーブラーなど)をインストールしないでください。 第 5 章 外付けカードおよび外付けデバイス
PC カードの装着 注意: コンピューターおよび外付けメディア カードの損傷を防ぐため、ExpressCard を PC カード スロットに挿入しないでください。 注意: コネクタの損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。 PC カードを装着するときは無理な力を加えないでください。 PC カードの使用中はコンピューターを動かしたり運んだりしないでください。 PC カード スロットには保護用カードが挿入されている場合があります。PC カードを挿入するに は、以下の操作を行って、先に保護用カードを取り出す必要があります。 1. PC カード取り出しボタン(1)を押します。 この操作によって、ボタンが上がり、保護用カードの固定を解除できるようになります。 2. PC カード取り出しボタンをもう一度押して、保護用カードの固定を解除します。 3. 保護用カードをスロットから引き出します(2) 。 PC カードを挿入するには、以下の操作を行います。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
注記: 節電するには、使用していない PC カードを停止するか、取り出してください。 PC カードの取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、PC カードを取り出す前に PC カードを停止 してください。 1. 情報を保存し、PC カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3. PC カードの固定を解除して取り出すには、以下の操作を行います。 a. PC カード取り出しボタン(1)を押します。 この操作によって、ボタンが上がり、PC カードの固定を解除できるようになります。 b. PC カード取り出しボタンをもう一度押して、PC カードの固定を解除します。 c.
ExpressCard の挿入 注意: お使いのコンピューターおよび外付けメディア カードの損傷を防ぐため、PC カードを ExpressCard スロットに挿入しないでください。 注意: コネクタの損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。 ExpressCard の挿入時に無理な力を加えないでください。 ExpressCard の使用中は、コンピューターを動かしたり運んだりしないでください。 ExpressCard スロットには保護用カードが挿入されている場合があります。保護用カードを取り出 すには、以下の操作を行います。 1. 保護用カードを押し込んで(1)、固定を解除します。 2. 保護用カードをスロットから引き出します(2) 。 ExpressCard を挿入するには、以下の操作を行います。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
ExpressCard の取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って ExpressCard を安全に取 り出します。 1. 情報を保存し、ExpressCard に関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3. ExpressCard の固定を解除して取り外すには、以下の操作を行います。 a. ExpressCard をゆっくりと押して(1)、固定を解除します。 b.
スマート カードの挿入 1. カードのラベル側を上にし、カードがしっかり収まるまで、スマート カード リーダーに静かに スライドさせて挿入します。 2.
USB デバイスの接続 注意: USB コネクタの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでください。 ▲ デバイスの USB ケーブルを USB コネクタに接続します。 注記: 以下の図は、お使いのコンピューターと多少異なる場合があります。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記: 初めて USB デバイスを装着した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたこ とを示すメッセージが通知領域に表示されます。 USB デバイスの取り外し 注意: USB コネクタの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らない でください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に 取り外します。 1. USB デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じ ます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
コンピューターの 1394 コネクタは、IEEE 1394a デバイスもサポートしています。 1394 デバイスの使用(一部のモデルのみ) 45
1394 デバイスの接続 注意: い。 ▲ 1394 コネクタの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでくださ 1394 デバイスをコンピューターに接続するには、デバイスの 1394 ケーブルを 1394 コネクタに 接続します。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 1394 デバイスの取り外し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、1394 デバイスを取り外す前にデバイスを停 止してください。 注意: 1394 コネクタの損傷を防ぐため、1394 デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らない でください。 1. 1394 デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じ ます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
eSATA デバイスの接続 注意: eSATA コネクタの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでくださ い。 ▲ eSATA デバイスをコンピューターに接続するには、デバイスの USB ケーブルを eSATA コネク タに接続します。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 eSATA デバイスの取り外し 注意: eSATA コネクタの損傷を防ぐため、eSATA デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張ら ないでください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってデバイスを安全に取り外 します。 1. eSATA デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉 じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
シリアル デバイスの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターにはシリアル コネクタがあり、シリアル モデム、マウス、プリン ターなどの別売のデバイスを接続できます。 シリアル デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイ スに付属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、デバイスに付属している操作 説明書を参照してください。 ▲ シリアル デバイスを接続するには、デバイスのケーブルをコンピューターのシリアル コネクタ に接続します。 別売の外付けデバイスの使用 注記: 必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類につい て詳しくは、デバイスに付属している説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意: 電源付きデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電源が切れてい て、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2.
注記: HP の外付け USB オプティカル ドライブを、コンピューターの電源供給機能付き USB コネ クタに接続する必要があります。 USB ドライブには、以下のような種類があります。 ● 1.
50 第 5 章 外付けカードおよび外付けデバイス
6 ドライブ ドライブの取り扱い ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り 扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手 順を示します。 以下の点に注意してください。 ● 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような 場合は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切 に取り外してください。 ● ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してくださ い。 ● リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ● ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れて いるのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコン ピューターの電源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンしま す。
チェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライブ には影響しません。 52 第 6 章 ドライブ
ハードドライブの使用 ハードドライブ パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。[ディス ク デフラグ]を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めてより効率よく 作業を実行できるようになります。 注記: SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ハードドライブの サイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。そのた め、夜間やコンピューターにアクセスする必要のない時間帯に実行することをおすすめします。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行できます。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1.
[HP 3D DriveGuard]の使用(一部のモデルのみ) [HP 3D DriveGuard]は、以下のどちらかの場合にドライブを一時停止し、データ要求を中止すること によって、ハードドライブを保護するシステムです。 ● バッテリ電源で動作しているときにコンピューターを落下させた場合 ● バッテリ電源で動作しているときにディスプレイを閉じた状態でコンピューターを移動した場 合 これらの動作の実行後は[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記: SSD(Solid State Drive)には駆動部品がないため、[HP 3D DriveGuard]は必要ありません。 注記: メイン ハードドライブ ベイまたはセカンダリ ハードドライブ ベイのハードドライブは、 [HP 3D DriveGuard]によって保護されます。オプションのドッキング デバイス内に装着されている ハードドライブや USB コネクタで接続されているハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護 されません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]
停止されたハードドライブでの電源管理 [HP 3D DriveGuard]によってドライブを停止された場合、コンピューターは以下のような状態になり ます。 ● シャットダウンができない ● 以下の注記に示す場合を除いて、スリープまたはハイバネーションを開始できない 注記: [HP 3D DriveGuard]によってドライブが停止された場合でも、コンピューターがバッ テリ電源で動作しているときに完全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを 開始できるようになります。 ● [電源オプション]の[アラーム]タブで設定するバッテリ アラームを有効にできない コンピューターを移動する前に、完全にシャットダウンするか、スリープまたはハイバネーションを 開始します。 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアの使用 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアを使用することで、以下の設定を変更できます。 ● [HP 3D DriveGuard]の有効/無効を設定する。 注記: [HP 3D DriveGuard]の有効または無効への切り替えが許可されているかどうかは、ユー ザーの権
お使いのコンピューターにインストールされているオプティカル ドライブを含むすべてのデバイス の一覧が表示されます。 オプティカル ドライブの挿入 トレイ ローディング式 1. コンピューターの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディスク トレイが少し押し 出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2) 。 4. ディスクは平らな表面に触れないように縁を持ち、ディスクのラベル面を上にしてトレイの回転 軸の上に置きます。 注記: ディスク トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて回転軸の上に置 いてください。 5. 確実に収まるまでディスクをゆっくり押し下げます(3)。 6.
3. ディスクをスロット ローディング式のオプティカル ドライブにゆっくりと挿入します。 オプティカル ディスクの取り出し トレイ ローディング式 ディスクを取り出す方法は 2 通りあり、ディスク トレイが通常の操作で開く場合と開かない場合に よって異なります。 ディスク トレイが正常に開く場合 1. 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押してディスク トレイを開き、トレ イをゆっくりと完全に引き出します(2) 。 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3) 。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3.
ディスク トレイが正常に開かない場合 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2. クリップをゆっくり押し込み、トレイが開いたら、トレイを完全に引き出します(2)。 3. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3) 。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4. トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 スロット ローディング式 58 1. ドライブの横にあるリリース ボタンを押します(1)。 2. ディスクの縁を持ち、平らな表面に触れないようにして、ディスクを取り出します(2) 。 3.
オプティカル ドライブの共有 お使いのコンピューターにオプティカルドライブが内蔵されていなくても、ネットワーク内の他のコ ンピューターに接続されているオプティカル ドライブを共有することで、ソフトウェアやデータに アクセスしたり、アプリケーションをインストールしたりできます。ドライブの共有は Windows オ ペレーティング システムの機能で、あるコンピューターのドライブを同じネットワーク上にある他 のコンピューターから使用できるようになります。 注記: オプティカル ドライブを共有するには、ネットワークをセットアップする必要があります。 ネットワークのセットアップについて詳しくは、2 ページの「ネットワーク接続(一部のモデルの み) 」を参照してください。 注記: DVD ムービーやゲーム ディスクといった種類のディスクは、コピーが防止されているため に、DVD ドライブや CD ドライブを共有しても使用できない場合があります。 オプティカル ドライブを共有するには、以下の操作を行います。 1.
7 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows 以外の[Computer Setup]によって提供される 標準のセキュリティ機能で、個人設定およびデータをさまざまなリスクから保護できます。 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 注記: コンピューターを修理などのためにサポートあてに送付する場合は、機密性の高いファイル のバックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記: この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があ ります。 注記: お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービス である[CompuTrace]がサポートされています(一部の地域のみ) 。コンピューターが盗まれた場合、 不正なユーザーがインターネットにアクセスすると、[CompuTrace]による追跡が行われます。 [CompuTrace]を使用するには、ソフトウェアを購入し、サ
コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な移動 セキュリティ ロック ケーブル用スロット(別売のセキュリ ティ ロック ケーブルとともに使用) *[Computer Setup]は、プリインストールされた ROM ベースのユーティリティです。オペレーティング システムが動かな かったり読み込まれなかったりする場合でも使用できます。[Computer Setup]で項目間を移動したり項目を選択したりする には、ポインティング デバイス(タッチパッド、ポインティング スティック、または USB マウス)またはキーボードを使 用します。 コンピューターの保護 61
パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するために選択する文字列です。情報へのア クセスの制御方法に応じてさまざまな種類のパスワードを選択できます。パスワードは、Windows お よびコンピューターにプリインストールされている Windows には依存しない[Computer Setup]で設 定できます。 ● セットアップ、および DriveLock(ドライブロック)の各パスワードは[Computer Setup]で設定 され、システム BIOS によって管理されます。 ● 内蔵セキュリティ パスワードは[HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュ リティ マネージャー)のパスワードであり、[Computer Setup]で有効に設定することで、通常 の[HP ProtectTools]の機能に加えて BIOS パスワードによって保護されます。内蔵セキュリ ティ パスワードは、別売の内蔵セキュリティ チップとともに使用されます。 ● Windows パスワードは、Windows オペレーティング システム
[Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)* [Computer Setup]へのアクセスを保護します DriveLock の master password(マスター パスワード)* DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへの アクセスを保護します。また、DriveLock による保護の解除 に使用します。このパスワードは DriveLock を有効にする操 作の過程で設定します DriveLock の user password(ユーザー パスワード)* DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへの アクセスを保護します。DriveLock を有効にする操作の過程 で設定します TPM 内蔵セキュリティ パスワード BIOS administrator password として有効にすると、コン ピューターの電源投入時、再起動時、またはハイバネーショ ンの終了時に、コンピューターの内容へのアクセスを保護し ます このパスワードを使用す
BIOS administrator password の変更 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Change Password](パスワードの変更)の順に選択し、enter キーを押します。 4. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6.
BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力 [BIOS administrator password]の入力画面で自分のパスワードを入力し(パスワード設定と同じ キーを使用)、enter キーを押します。3 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターを再起動 して入力しなおす必要があります。 [Computer Setup]の DriveLock(ドライブロック)パスワードの管理 注意: DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パスワード)と master password(マスター パスワード) を、紙などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワー ドを両方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされた ままになり、恒久的に使用できなくなります。 DriveLock で保護することによって、ハードドライブのデータへの不正なアクセスを防止できます。 Drive
6. メッセージが表示されたら、master password(マスター パスワード)を入力して、enter キー を押します。 7. メッセージが表示されたら、確認のために master password を再度入力して、enter キーを押し ます。 8. メッセージが表示されたら user password(ユーザー パスワード)を入力して、enter キーを押 します。 9. メッセージが表示されたら、確認のために user password を再度入力して、enter キーを押しま す。 10. 選択したドライブが DriveLock によって保護されているかを確認するには、確認フィールドに 「DriveLock」と入力し、enter キーを押します。 注記: DriveLock の確認フィールドでは大文字と小文字が区別されます。 11.
DriveLock パスワードの入力 ハードドライブが、別売のドッキング デバイスや外付けマルチベイではなくコンピューター本体の ハードドライブ ベイに装着されていることを確認します。 [DriveLock Password](DriveLock パスワード)画面が表示されたら、パスワードを設定したときと 同じ種類のキーを使用して user password(ユーザー パスワード)または master password(マス ター パスワード)を入力し、enter キーを押します。 パスワードを 2 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターの電源を切ってから再び起動し、 入力しなおしてください。 DriveLock パスワードの変更 [Computer Setup]で DriveLock パスワードを変更するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージ が表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[DriveLock Password](DriveLock パスワード)の順に選択し、enter キーを押します。 4. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して、[Disable protection](保護を無効にす る)を選択します。 6. master password(マスター パスワード)を入力して、enter キーを押します。 7.
自動 DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Automatic DriveLock](自動 DriveLock)の順に選択し、enter キーを押します。 4. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して、[Disable protection](保護を無効にす る)を選択します。 6.
ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューター ウィルスの危険にさらされる可能性があります。コンピューター ウィルス に感染すると、オペレーティング システム、プログラム、およびユーティリティなどが使用できな くなったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。 ウィルス対策ソフトウェアを使用すれば、ほとんどのウィルスを検出して駆除できるとともに、通常 はウィルスの被害にあったか所を修復できます。新しく発見されたウィルスからコンピューターを 保護するには、ウィルス対策ソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。 お使いのコンピューターには、ウィルス対策プログラムの試用版がプリインストールされている場合 があります。試用版を製品版に更新するか、自分でウィルス対策プログラムを購入して、お使いのコ ンピューターを確実に保護することを強くおすすめします。 コンピューター ウィルスについてさらに詳しく調べるには、[ヘルプとサポート]の[検索]テキスト フィールドに「ウィルス」と入力してください。 70 第
ファイアウォール ソフトウェアの使用 ファイアウォールは、システムやネットワークへの不正なアクセスを防ぐように設計されています。 ファイアウォールには、コンピューターやネットワークにインストールするソフトウェア プログラ ムもあれば、ハードウェアとソフトウェアの両方から構成されるソリューションもあります。 検討すべきファイアウォールには以下の 2 種類があります。 ● ホストベースのファイアウォール:インストールされているコンピューターだけを保護するソフ トウェアです。 ● ネットワークベースのファイアウォール:DSL モデムまたはケーブル モデムとホーム ネット ワークの間に設置して、ネットワーク上のすべてのコンピューターを保護します。 ファイアウォールをシステムにインストールすると、そのシステムとの間で送受信されるすべての データが監視され、ユーザーの定義したセキュリティ基準と比較されます。セキュリティ基準を満た していないデータはすべてブロックされます。 お使いのコンピューターまたはネットワーク機器には、ファイアウォールがすでにインストールされ ている場合があります。インストールされていない場合
緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意: Microsoft®社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューター をセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 オペレーティング システムやその他のソフトウェアに対するアップデートが、コンピューターの工 場出荷後にリリースされている可能性があります。すべての使用可能なアップデートが確実にコン ピューターにインストールされているようにするには、以下の操作を行います。 72 ● コンピューターのセットアップが完了したら、できる限りすぐに[Windows Update]を実行しま す。 ● [Windows Update]は毎月実行してください。 ● Window およびその他の Microsoft のプログラムのアップデートがリリースされるたびに、 Microsoft 社の Web サイトおよび[ヘルプとサポート]のアップデート リンクから入手します。 第 7 章 セキュリティ
[HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セ キュリティ マネージャー)の使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、[HP ProtectTools Security Manager]ソフトウェアがプリイン ストールされています。このソフトウェアは、Windows の[コントロール パネル]からアクセスでき ます。このソフトウェアが提供するセキュリティ機能は、コンピューター本体、ネットワーク、およ び重要なデータを不正なアクセスから保護するために役立ちます。詳しくは、[HP ProtectTools]のヘ ルプを参照してください。 [HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)の使用(一 73 部のモデルのみ)
別売のセキュリティ ロック ケーブルの接続 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 注記: お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットは、ここに記載されて いる図と多少異なる場合があります。お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用 スロットの位置については、『コンピューターの準備』を参照してください。 1. 固定された物体にセキュリティ ロック ケーブルを巻きつけます。 2. 鍵(1)をケーブル ロック(2)に差し込みます。 3.
指紋認証システムの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを 使用するには、コンピューターでユーザー アカウントおよびパスワードをセットアップする必要が あります。このアカウントを使用すると、登録した指を滑らせることによってコンピューターにログ オンできます。また、指紋認証システムを使用して、ログオンが必要な Web サイトや他のプログラ ムのパスワード フィールドにパスワードを入力できます。手順については、指紋認証ソフトウェア のヘルプを参照してください。 指紋 ID を作成すると、シングルサインオン サービスをセットアップできます。シングルサインオン サービスを利用して、ユーザー名とパスワードが必要なすべてのアプリケーション用の資格情報を指 紋認証システムで作成できます。 指紋認証システムの位置 指紋認証システムは小さい金属製センサーで、コンピューターの以下のどれかの場所にあります。 ● タッチパッドの下部付近 ● キーボードの右側 ● ディスプレイの右上 ● ディスプレイの左側 コンピューターのモデルによって、指
8 76 メンテナンス 第 8 章 メンテナンス
コンピューターの清掃 清掃用の製品 お使いのノートブック コンピューターまたはタブレット PC を安全に清掃および消毒するには、以下 の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
注記: ノートブック コンピューターのカバーを清掃する場合は、ごみやほこりを除去するため、 円を描くように拭いてください。 タッチパッドとキーボードの清掃 注意: タッチパッドとキーボードを清掃する場合は、キーとキーの間に洗剤などの液体が垂れない ようにしてください。これによって、内部のコンポーネントに回復できない損傷を与える可能性があ ります。 ● タッチパッドとキーボードを清掃および消毒するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、柔ら かいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨て除菌シー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、圧縮空気が入ったストロー付きの缶を使用してください。 警告! 感電や内部コンポーネントの損傷を防ぐため、掃除機のアタッチメントを使用してキー ボードを清掃しないでください。キーボードの表面に、掃除機からのごみくずが落ちてくること があります。 タブレット PC のペンとペン ホルダーの清掃 上記のどれかの洗浄液で湿らせた、柔らかいマイクロファイバーのクロスま
[HP SoftPaq Download Manager](HP SoftPaq ダウン ロード マネージャー)の使用 [HP SoftPaq Download Manager](HP SDM)は、SoftPaq 番号がわからない場合でも HP 製ビジネ ス向けコンピューターの SoftPaq 情報にすばやくアクセスできるツールです。このツールを使用す ると、SoftPaq の検索、ダウンロード、および展開を簡単に実行できます。 [HP SoftPaq Download Manager]は、コンピューターのモデルや SoftPaq の情報を含む公開データ ベース ファイルを、HP の FTP サイトから読み込み、ダウンロードすることによって動作します。 [HP SoftPaq Download Manager]を使用すると、1 つ以上のコンピューターのモデルを指定し、利用 可能な SoftPaq を調べてダウンロードできます。 [HP SoftPaq Download Manager]は HP の FTP サイトをチェックし、データベースおよびソフト ウェアの更新がないかどうかを確認します。更新が見つかると、
ダウンロードする SoftPaq が 1 つまたは 2 つのみで、高速のインターネット接続を使用している 場合は、[ダウンロードしてパッケージを展開]をクリックします。 6.
9 [Computer Setup](BIOS)およびシステ ム診断 [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出 力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行わ れる通信を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピュー ターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記: [Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、 コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 注記: [Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB コネクタに 接続された外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 [Computer Setup]を開始するには、以下の操作を行います。 1.
注記: [Computer Setup]で項目間を移動したり項目を選択したりするには、ポインティング デバイス(タッチパッド、ポインティング スティック、または USB マウス)またはキーボード を使用します。 2.
BIOS の更新 HP の Web サイトから、BIOS の更新されたバージョンを入手できます。 HP の Web サイトには、多くの BIOS アップデートが SoftPaq という圧縮ファイル形式で提供されて います。 一部のダウンロード パッケージには、このファイルのインストールやトラブルシューティングに関 する情報が記載された Readme.txt ファイルが含まれます。 BIOS のバージョンの確認 利用可能な BIOS アップデートの中に、現在コンピューターにインストールされている BIOS よりも 新しいバージョンの BIOS があるかどうかを調べるには、現在インストールされているシステム BIOS のバージョンを確認する必要があります。 BIOS バージョン情報(ROM の日付またはシステム BIOS とも呼ばれます)を表示するには、fn + esc キーを押す(Windows を起動している場合)か、[Computer Setup]を使用します。 1. [Computer Setup]を開始します。 2.
BIOS アップデートのダウンロード 注意: コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS アップデートのダウンロー ドおよびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用した信頼性の高い外部電源にコ ンピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッ キング デバイスに接続されているとき、または別売の電源に接続されているときは、BIOS アップ デートをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時 は、以下の点に注意してください。 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜いて外部からの電源供給を遮断することはお やめください。 コンピューターをシャットダウンしたり、スリープやハイバネーションを開始したりしないでくださ い。 コンピューター、ケーブル、またはコードの挿入、取り外し、接続、または切断を行わないでくださ い。 1. [スタート]→[ヘルプとサポート]→[メンテナンス]の順に選択します。 2.
システム診断の使用 システム診断を使用すると、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作し ているかどうかを確認できます。システム診断では、以下の診断テストを実行できます。 ● Start-up Test(起動テスト) :このテストでは、コンピューターを起動するために必要なメイン のコンピューターのコンポーネントを分析します。 ● Run-in test(実行時テスト) :このテストでは、起動テストを繰り返し、起動テストで検出され ない断続的な問題があるかどうかを確認します。 ● Hard disk test(ハードドライブ テスト):このテストでは、ハードドライブの物理的な状態を 分析してから、ハードドライブの全セクターにあるすべてのデータを確認します。損傷したセク ターが発見されると、データを問題のないセクターに移動しようと試みます。 ● Memory test(メモリ テスト) :このテストでは、メモリ モジュールの物理的な状態を分析しま す。エラーが報告された場合は、メモリ モジュールをすぐに交換してください。 ● Battery test(バッテリ テスト) :
10 マルチブート ブート デバイスの順序について お使いのコンピューターを起動するとき、システムは有効なブート デバイスからブートします。マ ルチブート ユーティリティ(初期設定の状態で有効に設定されています)を使用すると、コンピュー ターの起動時にデバイスを選択する順序を制御できます。ブート デバイスには、オプティカル ドラ イブ、フロッピーディスク ドライブ、ネットワーク インターフェイス カード(NIC) 、ハードドラ イブ、USB ドライブなどを含めることができます。ブート デバイスには、コンピューターの起動や 適切な動作に必要となる、ブート可能なメディアやファイルが含まれます。 注記: 一部のブート デバイスは、ブート順序に含める前に[Computer Setup]で有効に設定して おく必要があります。 工場出荷時の設定では、コンピューターは、有効なブート デバイスおよびドライブ ベイを以下のよ うな順序で検索してブート デバイスを選択します。 注記: ブート デバイスおよびドライブ ベイの一部は、お使いのコンピューターでサポートされて いない場合があります。 ● コンピューター本体のアップグ
[Computer Setup]でのブート デバイスの有効化 USB デバイスまたは NIC デバイスからブートするには、あらかじめ[Computer Setup]でデバイスを 有効にしておく必要があります。 [Computer Setup]を開始し、USB デバイスまたは NIC デバイスをブート デバイスとして有効にする には、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
ブート順序の変更に関する注意 ブート順序を変更する場合には、以下の点に注意してください。 88 ● ブート順序を変更した後でコンピューターを再起動すると、コンピューターは新しいブート順序 で起動されます。 ● 複数の種類のブート デバイスがある場合、オプティカル デバイスを除く同じ種類の最初のデバ イスを使用してブートされます。たとえば、ハードドライブが取り付けられている別売のドッキ ング デバイス(一部のモデルのみ)がコンピューターに接続されている場合、このハードドラ イブは「USB ハードドライブ」としてブート順序に表示されます。システムが USB ハードドラ イブからブートできない場合は、ハードドライブ ベイのハードドライブからはブートされませ ん。代わりに、ブート順序内で 2 番目の種類のデバイスからブートされます。ただし、オプティ カル デバイスが 2 つあり、メディアが挿入されていないかブート ディスクでないために最初の オプティカル デバイスからブートされない場合は、2 番目のオプティカル デバイスからブート されます。 ● ブート順序を変更すると、論理ドライブ名も変更されます。た
マルチブート設定の選択 マルチブートを使用すると、以下のことが可能になります。 ● [Computer Setup]でブート順序を変更することで、コンピューターを起動するたびに使用される ブート順序を新しく設定します。 ● ブート デバイスを動的に選択するには、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押し、次に f9 キーを押して、ブート デバイス のオプション メニューに入ります。 ● MultiBoot Express を使用して可変ブート順序を使用する、この機能によって、コンピューター の起動または再起動のたびにブート デバイスの確認メッセージが表示されます。 [Computer Setup]での新しいブート順序の設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびに、使用されるブート デ バイスの順序を設定するには、以下の操作を行います。 1.
変更はすぐに有効になります。 MultiBoot Express プロンプトの設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびにマルチブートの起動場所 を指定するメニューが表示されるように設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[System Configuration](システム コン フィギュレーション)→[Boot Options](ブート オプション)の順に選択し、enter キーを押 します。 4.
11 管理 [Client Management Solutions]の使用 [Client Management Solutions]ソフトウェアは、ネットワーク環境にあるデスクトップ コンピュー ター、ワークステーション、ノートブック コンピューター、およびタブレット PC の管理の分野で、 業界標準仕様のソリューションを提供しています。 Client Management の主要な機能と特長は以下のとおりです。 ● 初期のソフトウェア イメージの展開 ● リモートでのシステム ソフトウェアのインストール ● ソフトウェアの管理およびアップデート ● ROM の更新 ● コンピューターの資産情報の管理機能およびセキュリティ機能(コンピューターの資産とは、取 り付けられているハードウェアやインストールされているソフトウェアのことです) ● 一部のシステム ソフトウェアおよびハードウェア コンポーネントの障害通知および復旧機能 注記: この章で説明される機能のサポートは、コンピューターの種類やインストールされている管 理ソフトウェアのバージョンによって異なることがあります。 ソフト
注記: [Computer Setup]およびその他のシステム機能によって、コンフィギュレーション マネジ メント機能、トラブルシューティング、電源管理、およびシステム ソフトウェアの復元を利用でき ます。 ソフトウェアの管理およびアップデート HP では、クライアント コンピューター上のソフトウェアの管理およびアップデートを行うための以 下のツールを提供しています。 ● HP Client Manager for Altiris(一部のモデルのみ) 注記: [HP Client Manager for Altiris]をダウンロードする場合、または[HP Client Manager for Altiris]の詳細を参照する場合は、HP の Web サイト、http://www.hp.
● ● ヘルプ デスクおよび問題解決 ◦ ヘルプ デスク チケットの管理 ◦ リモートでのトラブルシューティング ◦ リモートでの問題解決 ◦ クライアントでの問題修復 ソフトウェアおよび操作の管理 ◦ クライアント管理の実行 ◦ HP システム ソフトウェアの展開 ◦ アプリケーションの自己修復(アプリケーションの一部の問題を検出し、修復する機能) Altiris ソリューション ソフトウェアには、使いやすいソフトウェア配布機能も含まれています。 [HP Client Manager for Altiris]によって Altiris ソリューション ソフトウェアとの通信が可能になり ます。Altiris ソリューション ソフトウェアを使用すると、簡単なウィザードに沿って、新しいハード ウェアの展開や新しいオペレーティング システムへの個人設定の移行を完了できます。[HP Client Manager for Altiris]は HP の Web サイトからダウンロードできます。 Altiris ソリューション ソフトウェアを[HP System Software Manage
HP CCM(HP Client Configuration Manager)(一部のモデルのみ) HP CCM を使用して、オペレーティング システム、プログラム、ソフトウェアの更新、コンテンツ、 および構成設定などのソフトウェアの管理を自動化することで、それぞれのコンピューターが正しい 構成で管理されます。こうした自動化された管理方法によって、常にソフトウェアを管理できます。 HP CCM を使用すると、以下のタスクを実行できます。 ● 複数のプラットフォームにわたってハードウェアおよびソフトウェア インベントリを収集する ● 配布の前にソフトウェア パッケージを準備し、影響を分析する ● ポリシーに従い、個々のコンピューター、ワークグループ、またはコンピューターのグループ全 体を対象にして、ソフトウェアとコンテンツの展開およびメンテナンスを行う ● 分散したコンピューター上にあるオペレーティング システム、アプリケーション、およびコン テンツを任意の場所からプロビジョニングして管理する ● HP CCM をヘルプ デスクやその他のシステム管理ツールと統合することによって、継続的な運 用
Intel® Active Management Technology(iAMT:インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー)の使用(一部のモ デルのみ) Intel Active Management Technology(iAMT:インテル アクティブ・マネジメント・テクノロジー) を使用すると、ネットワーク接続されたコンピューティング資産を検出、修復、および保護できま す。iAMT では、電源のオンの状態でもオフの状態でも、コンピューターを管理できます。iAMT ソ リューションは、vPro モバイル テクノロジー インテル Centrino®を搭載しているコンピューターで 利用できます。 iAMT には、以下の機能があります。 ● ハードウェア インベントリ情報 ● イベント通知 ● 電源の管理 ● リモートでの診断および修復 ● ハードウェア ベースの隔離および修復(ウィルスのような動作が検出された場合に、コンピュー ター ネットワークへのアクセスを制限または切断) Intel® Active Management Technology(iAMT:インテル® アクティブ・
iAMT ソリューションの有効化 iAMT の設定を行うには、以下の操作を行います。 注記: ctrl + p プロンプトは、[Computer Setup]で[AMT Setup Prompt](AMT セットアップのプ ロンプト)が有効になっている場合にのみ表示されます。 1. コンピューターの電源を入れるか、再起動します。 2. Windows が起動する前に、ctrl + p キーを押します。 注記: 適切なタイミングで ctrl + p キーを押さなかった場合は、MEBx セットアップ ユーティ リティにアクセスするために、手順 1 と 2 の操作をもう一度行う必要があります。 3. ME パスワードを入力します。パスワードの工場出荷時の設定は、「admin」です。 MEBx セットアップ ユーティリティが起動します。矢印キーを使用して操作します。 4. インテル ME の設定、iAMT の設定、またはインテル ME パスワードの変更を選択します。 5.
選択 設定内容 Un-Provision(プロビジョニングの解除) AMT 構成を初期設定の状態に戻すことができます SOL/IDE-R IDE フロッピーディスクまたは CD-ROM に対するリモート ブート制御を有効/無効にし、ユーザー名およびパスワードを 割り当てます Password Policy(パスワード ポリシー) ネットワーク パスワードおよび MEBx パスワードの要件を 制御するためのオプションを設定します Secure Firmware Update(安全なファームウェア更新) リモートでのファームウェアの更新を有効/無効にします Set PRTC(PRTC の設定) リアルタイム クロックを設定します Idle Timeout(アイドル タイムアウト) アイドル タイムアウトの値を設定します インテル ME パスワードの変更 選択 設定内容 Change ME Password(インテル ME パスワードの変更) ME パスワードを変更します 注記: 初期設定のパスワードは[admin]です Intel® Active Management Tech
A コンピューターの持ち運び 最適な状態で使用するには、持ち運びおよび送付に関する以下の情報をお読みください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 情報をバックアップします。 ◦ すべてのディスク、およびすべての外付けメディア カード(デジタル カードなど)を取り 外します。 注意: コンピューターやドライブの破損、または情報の損失を防ぐため、ドライブをドラ イブ ベイから取り外す前およびドライブを運搬、保管、または移動する前に、ドライブか らメディアを取り出してください。 ◦ すべての外付けデバイスを、電源を切ってから取り外します。 ◦ コンピューターをシャットダウンします。 ● 情報のバックアップを携帯します。バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意: ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置に は、空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コ
ことがあります。たとえば、航空機内、病院内、爆発物付近、および危険区域内です。特定の機 器の使用に適用される規定が不明な場合は、電源を入れる前に使用許可を求めてください。 ● コンピューターを持って国外に移動する場合は、以下のことを行ってください。 ◦ 行き先の国または地域のコンピューターに関する通関手続きを確認してください。 ◦ 滞在する国または地域に適応した電源コードを、滞在する国または地域の HP 製品販売店で 購入してください。電圧、周波数、およびプラグの構成は地域によって異なります。 警告! 感電、火災、および装置の損傷などを防ぐため、コンピューターを外部電源に接続 するときに、家電製品用に販売されている電圧コンバーターは使用しないでください。 99
B トラブルシューティング情報 ● [ヘルプとサポート]から、Web サイトへのリンクやコンピューターに関する追加情報にアクセ スできます。[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 注記: 検査ツールおよび修復ツールには、使用するためにインターネットへの接続が必要にな るものもあります。HP では、インターネットに接続する必要がないツールも追加で提供してい ます。 ● 『サービスおよびサポートを受けるには』を参照するか、http://welcome.hp.com/country/jp/ja/ contact_us.html を参照して、HP のサポート窓口にお問い合わせください。 注記: 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
C 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードな どのデバイスが損傷した り、耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明す る方法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなどの作業を行 います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取り外し
索引 記号/数字 1394 ケーブル、接続 46 1394 デバイス 接続 46 定義 44 取り外し 46 16 ビット PC カード 37 32 ビット PC カード 37 A AC アダプターのテスト 35 Administrator password(管理者パ スワード) 62 Altiris Deployment Solutions 91 B BIOS アップデートのダウンロード 84 更新 83 バージョンの確認 83 Bluetooth デバイス 2, 10 C CardBus PC カード 37 Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 63 DriveLock Password (DriveLock パスワード) 65 MultiBoot Express プロンプト の設定 90 移動および選択 81 工場出荷時設定の復元 82 102 索引 ブート可能デバイスの有効化 87 ブート順序の設定 89 D DriveLock Password(DriveLock パ スワード) 説明 65 DriveLock パ
取り出し 40 保護用カードの取り出し PXE サーバー 87 39 R RAID 59 S SIM 装着 9 取り出し 10 SoftPaq、ダウンロード 79 U USB ケーブル、接続 44 USB デバイス 接続 44 説明 43 取り外し 44 USB ハブ 43 USB レガシー サポート 81 V VGA コネクタ、接続 21 W Web カメラ 20 Web サイト AMT に関する Intel Pro テクノ ロジ 96 HP System Software Manager 94 あ アイコン ネットワーク 2 無線 2 アップデート、ソフトウェア 92 い イメージ、コンピューター 91 インターネット接続のセットアッ プ 8 インテル Centrino Pro テクノロ ジ 96 う ウィルス対策ソフトウェア 70 お オーディオ機能 確認 18 オプティカル ディスク 挿入 56 取り出し 57 オプティカル ドライブ 49 オプティカル ドライブの共有 59 オペレーティング システムの制御 機能 4 オン/オフの切り替え、無線デバイ ス 4 温度 33 音量 キー 18
セキュリティ 無線 8 接続 既存の無線ネットワーク 6 有線ネットワーク 11 設定 ExpressCard 40 HDMI 用のオーディオ 22 PC カード 38 節約、電力 32 そ 外付けデバイス 48 外付けドライブ 48 外付けモニター コネクタ 21 ソフトウェア HP Connection Manager 4 アップデート 92 ウィルス対策 70 緊急アップデート 72 ディスク クリーンアップ 53 ディスク デフラグ 53 展開 91 ファイアウォール 71 復元 92 た 他のネットワークへのローミン グ 9 て [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 53 [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 53 テスト、AC アダプター 35 展開、ソフトウェア 91 電源 オプション 25 節約 32 バッテリ 29 電源オプションの設定 25 電源スイッチ 24 電源プラン カスタマイズ 27 現在の表示 26 選択 27 電源ボタン 24 電源メーター 26 104 索引 と 動画 21 ドッキング コネクタ 49 ドライバー 38 ドライブ オプティカル 49 使用 53 外付
メンテナンス ディスク クリーンアップ 53 ディスク デフラグ 53 も 持ち運び、コンピューター 33, 98 モデム 所在地設定の選択 13 モデム ケーブル アダプターの 接続 13 モデム ケーブルの接続 11 ゆ ユーザー パスワード 62 よ 読み取り可能メディア 25 ら ランプ ドライブ 54 れ レガシー サポート、USB 81 ろ ローカル エリア ネットワーク (LAN) ケーブルの接続 15 必要なケーブル 15 ロー バッテリ状態 31 論理ドライブ名 88 索引 105