About Desktop Management (October 2007)
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ROM フラッシュ機能
お使いのコンピュータ
では
、オペレーティング システムとの情報のやりとりなどを行う基本入出力
シ
ステム(BIOS)がプログラム可能なフラッシュ ROM(読み取り専用メモリ)に記憶されています。
[コンピュータ セットアップ(F10)]ユーティリティでセットアップ パスワードを設定しておけば、
ROM の不用意な更新や上書きを防止できます。これは、コンピュータの動作の整合性を確保するた
めに重要です。BIOS のアップグレードが必要な場合は、
http://www.hp.com/support/files/(英語サイ
ト)の HP ドライバとサポートのページから最新の BIOS イメージをダウンロードできます。
注意: ROM を最大限に保護するために、必ずセットアップ パスワードを設定してください。セッ
トアップ パスワードによって、ROM の不正なアップグレードを防止できます。System Software
Manager を使用
すると
、システム
管理者が
、複数のコンピュータ
に同時にセットアップ
パスワード
を設定することができます。詳
しくは
、
http://www.hp.com/go/ssm/(英語
サイト
)を参照
してくださ
い。
リモート ROM フラッシュ
機能
リモート ROM フラッシュ機能を利用
すれば
、システム管理者
は
、ネットワーク管理端末から
リモー
トでコンピュータ
の
BIOS を安全に
書き換えることができます
。複数
の
HP のコンピュータ
に対して
このような作業をリモートで行うことができるので、ネットワーク上のコンピュータ
の
BIOS を適切
にアップグレードすることができます。また、生産性を向上
させ
、少ない費用で管理できます。
注記: Windows Vista BitLocker が有効になっていて、TPM 測定を使用している
システムでは
、BIOS
をフラッシュ
すると
、BitLocker がプラットフォーム用に
作成した信頼署名が無効になります
。そのた
め、このようなシステム
の場合
、BitLocker キーを保護するために、SSM では現在リモート ROM フ
ラッシュがサポートされていません。システム BIOS をフラッシュするには、グループ ポリシー
で
BitLocker を無効にしてください。
リモート ROM フラッシュを使用するには、リモート ウェイク アップ機能を使って、お使いのコン
ピュータの電源を入れておくか、再起動しておく必要があります。
リモート ROM フラッシュについて詳しくは、http://www.hp.com/go/ssm/(英語サイト)で HP Client
Manager Software または System Software Manager についての説明を参照してください。
HPQFlash
HPQFlash ユーティリティ
は
、Windows オペレーティング システムで
個別のコンピュータ上でシステ
ム BIOS のアップデート
や復元を行う場合に使用します
。
HPQFlash について
詳しくは
、
http://www.hp.com/support/files/で画面の説明
に沿ってコンピュータの
モデル番号を入力してください。
JAWW
リモート ROM フラッシュ機能
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