HP Protect Tools Guide
主なセキュリティ
の目的の実現
各 HP ProtectTools モジュールが連携して動作することにより、以下の主なセキュリティの目的を含
む、さまざまなセキュリティ
の問題に対処するためのソリューションを提供できます
。
●
盗難
からの保護
●
機密データへのアクセス制限
●
内部または外部からの不正なアクセスの防止
●
強力なパスワード
の作成と使用
盗難からの保護
盗難の例として、職場や公共の場
での
、機密データや顧客情報を含むコンピュータの盗難
が挙げられ
ます。盗難からの保護
には
、以下の機能が役立ちます。
●
ブート前認証機能が有効になっていると、オペレーティング システムへのアクセスの防止
に役
立ちます。以下の項目を参照してください。
◦
36 ページの 「Java Card への名前の割り当て」
◦
45 ページの 「Device Access Manager for HP ProtectTools」
◦
50 ページの 「Drive Encryption for HP ProtectTools」
●
DriveLock(ドライブロック)は、たとえハード ディスク ドライブが取り外されてセキュリティ
保護されていないシステムに取り付けられたとしても、ドライブ上のデータにアクセスできない
ようにするために役立ちます。
42 ページの 「Security(セキュリティ)」を参照してください。
●
Embedded Security for HP ProtectTools モジュールで提供される Personal Secure Drive 機能で
は、機密データを暗号化して、認証なしではアクセスできないようにします。以下の項目を参照
してください。
◦
28 ページの 「セットアップ手順」(内蔵セキュリティのセットアップ)
◦
30 ページの 「Personal Secure Drive(PSD)の使用」
機密データへのアクセス制限
契約労働者
がオンサイトで作業しており
、機密の財務データ
の確認のためにコンピュータへのアクセ
スを許可されているとします。ただし、この契約労働者がこれらのファイルを
印刷したり
、CD など
の書き込み可能な
デバイスに保存できるようにはしたくありません
。データへの
アクセスを制限する
には、以下の機能が役立ちます。
●
Device Access Manager for HP ProtectTools を使用すると、IT 管理者は書き込み可能なデバイス
へのアクセスを制限
して
、機密の情報を印刷したり、ハードディスク ドライブからリムーバブ
ル メディアにコピーしたりできないようにすることができます。
48 ページ
の
「デバイス クラ
ス構成(詳細設定)」を参照してください。
●
DriveLock は、たとえハード ディスク ドライブが取り外されてセキュリティ保護されていないシ
ステムに取り付けられたとしても、ドライブ上のデータにアクセスできないようにするために役
立ちます。
42 ページの 「Security(セキュリティ)」を参照してください。
主なセキュリティ
の目的の実現 5










