HP Protect Tools Guide
内部または
外部からの不正なアクセスの防止
機密データや顧客情報を含むコンピュータに内部または外部の場所からアクセスされた場合、不正な
ユーザが社内ネットワーク リソースや金融サービス、役員、研究開発チームのデータに侵入できてし
まう可能性があります。不正なアクセスを防止するには、以下の機能が役立ちます。
●
ブート前認証機能が有効になっていると、オペレーティング システムへのアクセスの防止に役
立ちます。以下の項目を参照してください。
◦
36 ページの 「Java Card への名前の割り当て」
◦
50 ページの 「Drive Encryption for HP ProtectTools」
●
Embedded Security for HP ProtectTools は、以下の方法で、コンピュータ本体に保存されている
機密のユーザ データまたは証明情報を保護するために役立ちます。
◦
28 ページの 「セットアップ手順」(内蔵セキュリティのセットアップ)
◦
30 ページ
の
「Personal Secure Drive(PSD)の
使用
」
●
Credential Manager for HP ProtectTools は、以下方法
で
、不正なユーザ
がパスワードを入手した
り、パスワードで保護されたアプリケーションにアクセスしたりできないようにするために
役立
ちます。
◦
13 ページ
の
「セットアップ
手順
」(Credential Manager のセットアップ)
◦
19 ページ
の
「シングルサインオン
の使用
」
●
Device Access Manager for HP ProtectTools を使用
すると
、IT 管理者は
書き込み可能なデバイス
へのアクセスを制限
して
、機密の情報をハードディスク ドライブからコピーできないようにす
ることができます。
47 ページ
の
「簡易構成」を参照してください。
●
Personal Secure Drive 機能では、以下の方法で機密データを暗号化
し
、認証なしではアクセス
で
きないようにします。
◦
28 ページの 「セットアップ手順」(内蔵セキュリティのセットアップ)
◦
30 ページの 「Personal Secure Drive(PSD)の使用」
強力なパスワードの作成と使用
Web サイトやセキュリティ保護されているアプリケーションに通常どおりアクセスするためには、す
べてパスワード
が必要なため
、ユーザはすべての
アプリケーションおよび
Web サイト
に簡単なパス
ワード
を使用したり
、工夫しすぎてどのパスワード
がどのアプリケーションのものかをすぐに忘れて
しまったりします。Credential Manager for HP ProtectTools では以下
の方法によって
、パスワード
用
の保護された
リポジトリおよびシングル
サイン オンによる
利便性が提供されます
。
●
8 ページ
の
「安全な
パスワードの作成
」
●
13 ページ
の
「セットアップ
手順
」(Credential Manager のセットアップ)
●
19 ページ
の
「シングルサインオン
の使用
」
セキュリティを強化するために、Embedded Security for HP ProtectTools は次に、ユーザ名とパス
ワードのリポジトリを保護
します
。これにより、ユーザはメモに残したり覚えたりしなくても、複数
の強力なパスワードを保持することができます。
28 ページの 「セットアップ手順」(Embedded
Security のセットアップ)を参照してください。
6
第 1 章 セキュリティの概要










