HP Officejet Enterprise Color MFP X585 / Flow X585 --User's Guide
ネットワーク フォルダ パスの追加 – 標準共有ネットワーク フォルダに保存
[UNC フォルダ パス] : このフィールドには次のいずれかを入力します。
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完全修飾ドメイン名 (FQDN)
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サーバーの IP アドレス
FQDN は IP アドレスより信頼性が高いです。サーバーが DHCP を通じて IP アドレスを取得する場合、
IP アドレスは変更可能です。
IP アドレスを使用する場合、プリンタは DNS を使用して宛先サーバーを確認する必要がないため、接
続速度が速くなることがあります。
例:
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FQDN: \\servername.us.companyname.net\scans
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IP アドレス:\\16.88.20.20\scans
[カスタム サブフォルダ]: このオプションを使用すると、宛先フォルダにスキャン用のサブフォルダが
自動的に作成されます。一覧からサブフォルダ名の形式を選択してください。
[サブフォルダへのアクセスをユーザーに限定]: このオプションを選択して、サブフォルダへのアクセ
スをスキャン ジョブを作成するユーザーに限定できます。
[フォルダ パス プレビュー]: [プレビューを更新] をクリックして、スキャン ジョブの完全なフォルダ
パスを表示できます。
[認証設定]: この認証設定では、プリンタにサインインしているユーザーの認証情報を使用するか、固
定の認証情報を使用するかを指定します。
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[Use credentials of User] (ユーザー認証情報を使用する): ユーザーのログイン認証情報を使用す
る場合は、このオプションを選択します。この認証情報は通常、Windows のログイン認証情報で
す。また、プリンタのユーザーは、認証情報が適用される共有フォルダへのアクセス権限を持っ
ている必要があります。
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[常にこれらの認証情報を使用する] (固定の認証情報): 共有フォルダにアクセスするための有効
な認証情報を入力する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、プ
リンタにアクセスできるすべてのユーザーがフォルダに送信できます。
[Windows ドメイン]: このフィールドには Windows ドメイン名を入力します。
次の情報は、ドメイン上にない環境に適用されます。
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共有フォルダにすべてのユーザーがアクセスできるように設定されている場合、クイック セット
の保存でワークグループ名 (デフォルトは「Workgroup」です)、ユーザー名、およびパスワード
フィールドの値を入力する必要があります。ただし、通常はどのような値でも問題ありません。
ヒント: これらのフィールドは [認証設定] で固定の認証情報を使用する場合に入力で
きます。フォルダが公開フォルダでなく特定のユーザーのフォルダ内に存在する場合、
そのユーザーの認証情報を使用する必要があります。
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コンピュータ名の代わりに、IP アドレスが必要になる場合があります。多くのホーム ルーターで
はコンピュータ名を処理できることが少なく、ドメイン ネーム サーバー (DNS) もありません。
この場合、新しい IP アドレスを割り当てる DHCP の問題を軽減するため、共有 PC に静的 IP アド
レスを設定することをお勧めします。通常のホーム ルーターでこの設定を行うには、同じサブネ
ット上にあるが DHCP アドレス範囲内にない静的 IP アドレスを設定します。
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第 6 章 スキャン/送信 JAWW










