HP Z800 Workstation Maintenance and Service Guide (March 2009)
電源管理機能では、一定時間動作のない状態が続くとワークステーションを低電力 (または 「スリー
プ」) モードに切り替えることができます。また、ENERGY STAR 認定を受けた外部モニタを接続し
ている場合は、外部モニタの同様の電源管理機能にも対応しています。
以下の方法で、この省電力機能を活用します。
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電源管理機能は、動作のない状態が続くと 30 分後にワークステーションを一時停止してスリー
プ状態にするようにプリセットされています。
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電源管理機能は、動作のない状態が続くと 15 分後にモニタを一時停止してスリープ状態にする
ようにプリセットされています。
コンピュータの任意の入力デバイス (マウス、キーボードなど) でユーザーが操作することにより、コ
ンピュータ、モニタともにスリープ モードから復帰させることができます。Wake On LAN (WOL) を
有効に設定すると、ネットワーク信号によりワークステーションを通常の状態に復帰させることもで
きます。
電源管理機能によるエネルギーとコスト削減能力の詳細については、EPA ENERGY STAR Power
Management Web サイト (
http://www.energystar.gov/powermanagement) を参照してください。
ENERGY STAR プログラムと環境に対するメリットの詳細については、EPA ENERGY STAR Web
サイト (
http://www.energystar.gov) を参照してください。
注意: ENERGY STAR 認定を受けたモニタに節電モニタ機能を使用すると、節電タイムアウトに
なったときに、映像が歪む可能性があります。
注記: Linux のワークステーションは、ENERGY STAR をサポートしていません。
オペレーティング システムを復元する必要がある場合は、復元後 ENERGY STAR 設定情報 (可能な
場合) を再設定してください。
工場設定済製品のデフォルトの電力設定内容を確認するには、[スタート] → [コントロール パネル] を
選択して [電源オプション] をダブルクリックします。
EUP 準拠モード
このワークステーションは、EUP 準拠モード機能を備えています。
この機能を有効にすると、システム ボードへの電源供給をすべて停止することで、最小限の電力に抑
えてワークステーションをシャットダウンできます。
この機能を無効にすると、従来どおりにワークステーションの電源を切ります。
ワークステーションを EUP 準拠モードでシャットダウンした場合、ワークステーションの電源ボタ
ンを使用して電源を入れる必要があります。
EUP 準拠モードを有効にする
EUP 準拠モードを有効にするには、次の手順を実行します。
1.
起動中に [F10] キーを押します。
2.
矢印キーを使用して、[Power] (電源) → [Hardware Power Management] (ハードウェア電源管
理) → [EuP Compliance Mode]] (EuP 準拠モード) を選択し、[Enable] (有効) を選択します。
JAWW
機能
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