User Guide-Windows 8
Table Of Contents
- 最初の操作
- コンピューターの概要
- ネットワークへの接続
- エンターテイメント機能を楽しむ
- タッチ ジェスチャ、ポインティング デバイス、キーボードによる操作
- 電源の管理
- 情報の管理と共有
- コンピューターのメンテナンス
- コンピューターと情報の保護
- セットアップ ユーティリティ(BIOS)およびシステム診断の使用
- バックアップおよび復元
- 仕様
- 静電気対策
- 索引

リカバリ メディアおよびバックアップの作成
障害が発生した後にシステムの復元を実行すると、必ず最後にバックアップを行ったときの状態に復
元されます。
1. コンピューターを正常にセットアップしたら、[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを作成
できます。この手順を実行すると、コンピューターに HP 復元用パーティションのバックアップ
が作成されます。バックアップは、ハードドライブが破損したり交換されたりした場合に、元の
オペレーティング システムの再インストールに使用できます。
作成した[HP Recovery]メディアからは、以下の復元オプションが選択できます。
●
システムの復元:工場出荷時にインストールされていた初期状態のオペレーティング シス
テムおよびプログラムを再インストールします。
●
最小限のイメージの復元:オペレーティング システムに加えて、ハードウェア関連のすべ
てのドライバーおよびソフトウェアが再インストールされますが、その他のソフトウェア
アプリケーションは再インストールされません。
●
ファクトリ リセット:ハードドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、コ
ンピューターを工場出荷時の状態に復元します。 その後、工場出荷時にインストールされ
ていたオペレーティング システムおよびソフトウェアを再インストールします。
84 ページの「[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成」を参照してください。
2. ハードウェアおよびソフトウェア プログラムを追加するときは、システムの復元ポイントを作
成します。システムの復元ポイントは、Windows の[システムの復元]機能によって保存された特
定の時点でのハードドライブの内容のスナップショットです。システムの復元ポイントには、レ
ジストリ設定などの Windows が使用する情報が含まれます。Windows は、Windows の更新時お
よび他のシステムのメンテナンス時(ソフトウェアの更新、セキュリティ スキャン、システム
診断など)に自動的にシステムの復元ポイントを作成します。システムの復元ポイントは、いつ
でも手動で作成できます。特定のシステムの復元ポイントの作成手順について詳しくは、
Windows の[ヘルプとサポート]を参照してください。 スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘ
ルプとサポート]を選択します。
3. 写真、動画、音楽、およびその他の個人用ファイルを追加したら、個人情報のバックアップを作
成します。Windows の[ファイル履歴]では、ライブラリ、デスクトップ、連絡先、およびお気に
入りを定期的、自動的にバックアップするように設定できます。ファイルをハードドライブから
誤って削除してしまってごみ箱からも復元できない場合や、ファイルが壊れてしまった場合は、
[ファイル履歴]を使用してバックアップしたファイルを復元できます。ファイルの復元は、
Windows を再インストールしてコンピューターをリセットする場合や[HP Recovery Manager]
を使用してコンピューターを復元する場合にも役立ちます。
注記: [ファイル履歴]は初期設定では有効になっていないため、オンにする必要があります。
Windows の[ファイル履歴]を有効化する手順について詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]
を参照してください。 スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択します。
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成
[HP Recovery Manager]は、コンピューターのセットアップが正常に完了した後、リカバリ メディ
アを作成する方法を提供するソフトウェア プログラムです。[HP Recovery]メディアを使用すると、
ハードドライブが破損した場合にシステムの復元を実行できます。システムの復元を実行すると、元
のオペレーティング システムと工場出荷時にインストールされていたソフトウェア プログラムが
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第 11 章 バックアップおよび復元










