HP CM8060 / CM8050 Color MFP with Edgeline Technology-System Administrator's Guide
共有 LDAP サーバや Microsoft Exchange サーバに接続してアドレスを取得したり、.CSV ファイル
からアドレスをインポートしたりすることもできます。 .CSV ファイルからインポートしたアドレス
は、デバイスのハード ディスクに保存されます。
デバイスのアドレス帳には、3 つの表示オプションがあります。 表示オプションのいずれかを選択
することで、アドレス帳機能を開くときに特定のアドレスだけをフィルタして表示できます。
表 4-4 アドレス帳の表示オプション
表示オプション 含まれるアドレス
すべての連絡先
●
共有 LDAP サーバにあるネットワーク連絡先
●
デバイスのハード ディスクに保存されているアドレス
●
現在サインインしているユーザーの個人アドレス
●
.CSV ファイルからインポートされ、デバイスのハード ディスクに保存され
ている公開アドレス
共有連絡先
●
共有 LDAP サーバにあるネットワーク連絡先
●
.CSV ファイルからインポートされ、デバイスのハード ディスクに保存され
ている公開アドレス
担当者
●
現在サインインしているユーザーの個人アドレス。 これらのアドレスには、
Microsoft Exchange サーバから取得したもの、デバイスのアドレス帳エント
リから取得したもの、.CSV ファイルから取得したもの (username フィール
ドがサインインしているユーザーの名前と一致する場合) などがあります。
ユーザーがデバイスにサインインして電子メール アドレス帳に連絡先を追加すると、その連絡先は
そのユーザーの [担当者] に保存されるため、他のユーザーは使用できません。
共有 LDAP サーバからの電子メール アドレスの取得
共有 LDAP サーバからアドレスを取得することによって、サインインしたユーザーがそのアドレス
を使用できるようになります。 これらのアドレスは、ユーザーが [すべての連絡先] または [共有連
絡先] のアドレス帳表示を選択した場合に使用できます。
1. 内蔵 Web サーバを開きます。
40 ページの 「内蔵 Web サーバを開く」を参照してください。
2. [デジタル送信] タブを選択します。
3. 画面左側のメニューから [アドレス帳] を選択します。
4. [ネットワーク連絡先の設定] タブを選択します。
5. [サーバを検出] をクリックして、使用できる LDAP サーバのリストを取得します。 使用する
LDAP サーバを選択し、[OK] をクリックします。
ヒント: 目的の LDAP サーバがこのリストに含まれていない場合は、そのサーバの管理者に
連絡して、使用するネットワーク アドレスと属性コードを取得してください。
6. [サーバ接続設定] 領域で、LDAP サーバに適した認証のタイプを選択します。 選択した認証の
タイプによっては、この領域の他のフィールドの一部が必須でないため、そのフィールドが使用
できない場合があります。 必須フィールドに情報を入力します。 必ず、LDAP サーバの設定と
完全に一致する名前を使用してください。
TLS/SSL を使用すれば、LDAP サーバとデバイスの間の接続をセキュリティ保護することがで
きます。
JAWW
リモートでのデバイスの設定
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