HP CM8060 / CM8050 Color MFP with Edgeline Technology-System Administrator's Guide
注記: Windows 認証情報を使用してサインインする個人ユーザーは、その Windows 認証情
報を使用して LDAP サーバ認証を行うオプションを選択することができます。
次の表に、デバイスが LDAP サーバと通信する際の認証のタイプを示します。
認証タイプ 説明
匿名 サーバが、LDAP データベースへアクセスするためのユーザー認証情報を必要とし
ません。
この認証のために MFP のユーザー認証情報を使用するというオプションは、使用でき
ません。
シンプル LDAP データベースへアクセスするためにサーバはユーザー認証情報の入力を要求しま
すが、パスワードがネットワークに送信される際に暗号化は行われません。
ユーザー名とパスワードのフィールドは有効です。
Windows ネゴシエイト済
み (SPNEGO)
LDAP データベースへアクセスするためにサーバはユーザー認証情報の入力を要求し、
かつ、パスワードと認証情報がネットワークに送信される際に暗号化が行われます。
ドメイン フィールドと、MFP ユーザー認証情報を使用するオプションは有効です。
7. [LDAP データベース検索設定] 領域で、[検索] をクリックしてデータベースの検索を開始する
ポイントを指定します。
8. 属性名の適切なソースを選択します。 これらのフィールドは、自動的に入力されます。
9. [LDAP 取得のテスト] 領域で、属性値の一部 (受信者名の一部など) を入力して [テスト] を
クリックすると、LDAP 取得をテストできます。 3 文字以上を入力してください。
.CSV ファイルからの電子メール アドレスのインポート
ネットワーク上に保存されたカンマ区切り値 (.CSV) ファイルから、アドレスをインポートでき
ます。 これらのアドレスはデバイスのハード ディスクに保存され、ユーザーが 共有連絡先 また
は すべての連絡先 のアドレス帳表示を選択した場合に使用できます。 連絡先が特定のユーザー専
用である場合、そのユーザーがサインインすると、ユーザーの 担当者 でアドレスを使用できます。
電子メール アドレスをインポートするには、次の手順に従います。
●
このデバイス用に電子メール アドレスの .CSV ファイルを作成します。
44 ページの 「こ
のデバイス用の電子メール アドレスの .CSV ファイルの作成」を参照してください。
●
古い HP MFP デバイスから .CSV ファイルをエクスポートし、このデバイスにインポートし
ます。
46 ページの 「別のデバイスからの電子メール アドレスとファックス短縮ダイアル
レコードのインポート」を参照してください。
このデバイス用の電子メール アドレスの .CSV ファイルの作成
アドレス情報を含む .CSV ファイルには 12 個の必須フィールドがあり、これらのフィールドは特定
の順序で並んでいる必要があります。 ただし、各フィールドに値を入力する必要はありません。
.CSV ファイルを簡単に作成するには、Microsoft Excel などのスプレッドシート プログラムを使用
します。 12 列のスプレッドシートを作成し、1 列をそれぞれの必須フィールドに使用します。 ス
プレッドシートでは、列見出しの行の名前を必須フィールドと同じ名前にします。 これらの名前は
常に英語です (次のセクションで、これらのフィールドのリストを示します)。データを入力したら、
ファイルを .CSV ファイルとして保存します。
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第 4 章 デバイスの設定
JAWW