HP CM8060 / CM8050 Color MFP with Edgeline Technology-System Administrator's Guide

す。出荷時はこのグループのデフォルトの権限セットは [デバイスユーザー] ですが、新しい権限

セットを作成し、その権限セットをグループに割り当てることもできます。

1. 内蔵 Web サーバを開きます。

40 ページの「内蔵 Web サーバを開く」を参照してください。

2. [設定] タブを選択し、画面左側のメニューから [デバイスサインイン] を選択します。

3. [デバイスアクセス] タブを選択します。

4. [デバイス機能のアクセス制御レベル] 領域で、[カスタムアクセス制御] を選択します。ペー

ジが更新されるまで待ち、[カスタムの定義] をクリックします。

5. 使用時にサインインが必要な機能を選択します。

コンピュータから送信された印刷ジョブについて、デバイスではジョブに関連付けられているユ

ーザー名を確認し、そのユーザーやグループに対して指定されているカラー制限を適用します。

6. サインインが必要な各機能について、デフォルトのサインイン方法を選択します。

ヒント：各機能に別々の方法を指定できます。たとえば、[コピー] 機能には Windows サイ

ンインを指定し、[電子メール] 機能には別の方法を指定することが可能です。

[OK] をクリックします。

7. [デバイスサインイン] ページで、[サインイン方法] タブを選択します。

8. デフォルトのサインイン方法を Windows に設定します。

9. [Windows サインインセットアップ] 領域で、[Windows ネゴシエーションサインインを有

効にする] の横のチェックボックスをオンにします。

10. [信頼されたドメイン] 領域で [追加] をクリックし、対象に含める各ドメインを追加します。

11. Windows Active Directory 設定に対応する属性を入力し、[デフォルト Windows ドメイン] を

選択します。このとき、UNC パスを使用し、Windows Active Directory に設定されている正

確な名前を使用する必要があります。正しい名前を使用すれば、デバイスで検証する必要がな

くなります。

12. [適用] をクリックします。

シナリオ 3: 特定のユーザーのアクセス権のカスタマイズ

このシナリオには、次の要素があります。

●

特定のユーザーがデバイス管理者権限を持っており、コントロールパネルの [管理] メニューを

使用できる。

●

すべてのユーザーが、[電子メール] 機能を使用するためにはサインインする必要がある。

●

宣伝広告部門の担当者のみが、[プロフェッショナル] カラー品質を使用して印刷やコピーを実行

できる。

●

ユーザーが特定の機能を使用するためには、サインインする必要がある。

この構成を設定するには、主に次のような手順が必要です。各手順については、次のセクションで詳

しく説明します。

1. カラーのアクセス制御レベルを設定します。

2. デバイスのアクセス制御レベルを設定します。

JAWW

セキュリティ構成例