Before using HP ProtectTools
Drive Encryption for HP ProtectTools
Drive Encryption for HP ProtectTools を使用すると、ハードドライブ全体を暗号化することによっ
てデータを保護できます。コンピューターが盗まれたり、ハードドライブが元のコンピューターから
取り外されて異なるコンピューターに接続されたりしたとしても、ハードドライブのデータは保護さ
れたままになります。
また、Drive Encryption を使用すると、オペレーティング システムを起動する前にユーザー名とパス
ワードを使用して適切な認証をすることが必要になるため、セキュリティが強化されます。このプロ
セスはブート前認証と呼ばれます。
作業が簡単に実行できるように、Windows ユーザー アカウント、ドメイン、Drive Encryption for HP
ProtectTools、Password Manager(パスワード マネージャー)、HP ProtectTools Security Manager
(HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)などさまざまなソフトウェア モジュールでパスワー
ドが自動的に同期されます。
Drive Encryption for HP ProtectTools を有効にするには、以下の操作を行います。
1. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[HP ProtectTools]アイコンを
ダブルクリックして HP ProtectTools Security Manager を開きます。
2. 左側の枠内で、[管理]→[管理者コンソール]の順にクリックします。
3. 左側の枠内で[セットアップ ウィザード]をクリックします。
4. [ようこそ]画面で[次へ]を選択します。
5
. Windows パスワードを入力して有効化ウィザードを起動してから、[次へ]をクリックします。
6. HP SpareKey を使用する必要がない場合は、HP SpareKey の登録作業をスキップします。
7. [Drive Encryption]チェック ボックスにチェックを入れて、[次へ]をクリックします。
8. 暗号化するドライブにチェックを入れて、[次へ]をクリックします。
9. Drive Encryption の設定ウィンドウが表示され、暗号化リカバリ キーを保存するための USB フ
ラッシュドライブまたはその他の外付けデバイスが要求されます。起動前パスワードを紛失し
た場合またはパスワードが機能しない場合に、このリカバリ キーをデータの復元やドライブへ
のアクセスに使用するため、リカバリ キーは安全な場所に確実に保管してください。
10. [次へ]をクリックし、処理を完了してから、[完了]をクリックします。USB フラッシュ ドライ
ブを取り外し、準備ができたらコンピューターを再起動します。
11. コンピューターが起動したら、Drive Encryption から Windows パスワードが要求されます。パ
スワードを入力し、[OK]をクリックします。
注記: ドライブの暗号化処理中は、コンピューターの動作が遅くなったように見える場合があ
ります。完全に暗号化
されると
、パフォーマンスは
正常に戻ります
。このドライブ
上のデータに
アクセスすると、管理者が指定した要件に応じてデータが暗号化されたり暗号化が解除されたり
します。
Drive Encryption 認証は Windows ログインに「チェーン」され、直接 Windows デスクトップが
表示されるため、パスワードを 2 回入力する必要がなくなります。
Drive Encryption for HP ProtectTools
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