Before using HP ProtectTools
TPM によって強化されたセキュリティの使用(一部のモデルのみ)
TPM(Trusted Platform Module)を有効にし、TPM による Drive Encryption セキュリティの強化機
能を選択すると、Drive Encryption パスワードは TPM セキュリティ チップによって保護されます。
ハードドライブが取り外されて別のコンピューターに取り付けられるようなことがあっても、その
ハードドライブへのアクセスは拒否されます。
注意: TPM のオーナーシップ
を
Windows TPM.msc と共有することはできません。
注記: パスワード
は
TPM セキュリティ チップで
保護されているため
、ハードドライブ
を別のコン
ピューター
に移動すると
、TPM 設定をそのコンピューター
に移行しない限り
、データ
にアクセスでき
なくなります。
注記: BIOS セットアップで[TPM]オプションを有効にしておく必要があります。
個々のドライブ パーティションの暗号化または暗号化の解除(ソフトウェアによる暗号化の
み)
管理者は[Drive Encryption]の[設定]ページを使用して、コンピューター上の 1 つまたは複数のハード
ドライブ パーティションを暗号化するか、またはすでに暗号化されているドライブ パーティション
の暗号化を解除することができます。
1. HP ProtectTools 管理者コンソールを起動します。詳しくは、
19 ページの「HP ProtectTools 管
理者コンソールを開く」を参照してください。
2. 左側のパネルで、[Drive Encryption]の左にある[+]アイコンをクリックして、使用可能なオプ
ションを表示します。
3. [設定]をクリックします。
4. [ドライブの状態]で、暗号化するか、または暗号化を解除する各ハードドライブの横にある
チェック ボックスにチェックを入れるか、またはチェックを外して、[適用]をクリックします。
注記: ドライブ パーティションの暗号化または暗号化解除が行われている間、暗号化されている
パーティションの割合および処理が完了するまでの
残り時間が進行状況バーに表示されます
。
注記: ダイナミック パーティションはサポートされていません。パーティションが使用可能
とし
て表示
されるが
、選択しても
暗号化できない場合
、そのパーティション
はダイナミック
パーティショ
ンです。ダイナミック パーティション
は
、[ディスクの管理]で新しいパーティションを作成
するため
にどれかのパーティション
を縮小した結果生成されます
。
パーティションがダイナミック パーティションに変換される
場合は
、警告が表示されます。
バックアップおよび復元(管理者のタスク)
Drive Encryption が有効な場合、管理者は[暗号化キーのバックアップ]ページを使用して暗号化キーを
リムーバブル メディアにバックアップしたり、復元を実行したりできます。
暗号化キーのバックアップ
管理者は、暗号化されたドライブの暗号化キーをリムーバブル ストレージ デバイスにバックアップ
できます。
高度なタスク
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