ユーザー ガイド
© Copyright 2012 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
安全に関するご注意 警告! 低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用 したり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感 な方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC ア ダプターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置い たりしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表 面
iv 安全に関するご注意
目次 1 最初の操作 ...................................................................................................................................................... 1 最適な使用方法 .................................................................................................................................... 1 コンピューターを使用したエンターテイメント .................................................................................. 2 HP が提供するその他の資料 .................................................................................
無線 LAN への接続 ............................................................................................ 20 Bluetooth 無線デバイスの使用 .......................................................................................... 20 有線ネットワークへの接続 ................................................................................................................ 21 ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続 ............................................................ 21 モデムの使用 .................................................................
1 本指スライド .................................................................................................................. 37 タップ ............................................................................................................................... 37 ピンチ/伸縮 ........................................................................................................................ 38 回転(一部のモデルのみ) ...............................................................................................
USB デバイスの接続 ......................................................................................................... 54 USB デバイスの取り外し .................................................................................................. 55 電源供給機能付き USB デバイスの接続 ............................................................................ 55 デジタル ストレージ カードの挿入と取り出し ................................................................................ 56 8 コンピューターのメンテナンス .................................................
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成 .............................................................. 70 復元 .................................................................................................................................................... 72 Windows の[リフレッシュ]を使用したすばやく簡単な復元 .............................................. 74 すべての削除と Windows の再インストール .................................................................... 74 [HP Recovery Manager]の復元 .........................................................
x
1 最初の操作 このコンピューターは、ビジネスのシーンでもエンターテイメントのシーンでも存分に活用できるよ うに設計された強力なツールです。セットアップ後の最適な使用方法、コンピューターを使ってでき る楽しいこと、および HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについて説明しているこの章か らお読みください。 最適な使用方法 コンピューターのセットアップおよび登録が終了したら、以下の手順を行うことをおすすめします。 ● Windows®の新しい機能について詳しくは、印刷物の『Windows 8 の基本操作』を参照してくだ さい。 ヒント: 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトップからコンピューターのス タート画面にすばやく戻るには、キーボードの Windows ロゴ キー を押します。もう一度 Windows ロゴ キーを押すと、前の画面に戻ります。 ● まだ行っていない場合は、有線ネットワークまたは無線ネットワークに接続します。詳しくは、 17 ページの「ネットワークへの接続」を参照してください。 ● コンピューターのハードウェアおよびソフトウェアについて確認
コンピューターを使用したエンターテイメント 2 ● コンピューターで YouTube 動画を再生したり、コンピューターをテレビに接続したりできます。 詳しくは、27 ページの「HDMI デバイスの接続」を参照してください。 ● コンピューターで音楽を再生したり、放送中のラジオ番組をコンピューターにストリーミングし て、世界各地のラジオの音楽番組やトーク番組を再生したりできます。26 ページの「オーディ オの使用」を参照してください。 ● 制御された低音およびクリアでピュアなサウンドにより、アーティストが意図したクオリティの 音楽を楽しめます。26 ページの「[HP Beats Audio]の使用」を参照してください。 ● タッチパッドおよび Windows 8 の新しいタッチ ジェスチャを使用して、画像やテキストのペー ジをスムーズに操作できます。30 ページの「タッチ ジェスチャ、ポインティング デバイス、 およびキーボードを使用した移動」を参照してください。 第 1 章 最初の操作
HP が提供するその他の資料 印刷物の『セットアップ手順』ポスターの説明に沿ってコンピューターの電源を入れ、この『ユーザー ガイド』で製品の詳細や使用方法を確認した後は、下の表に記載されている説明書や Web サイトも 参照してください。 リソース 内容 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) ● コンピューターのセットアップおよび機能の概要 『Windows 8 の基本操作』 ● Windows® 8 の使用と操作についての概要 ● 使用方法およびトラブルシューティングに関する幅広い情報 およびヒント ● 正しい作業環境の整え方 このガイドを表示するには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケーション→[マイ コン ピューター]→[ユーザー ガイド]の順に選択するか、 http://www.hp.
リソース 内容 限定保証規定* ● このコンピューターの具体的な保証内容 このガイドを表示するには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケーション→[マイ コン ピューター]→[保証規定およびサービス]の順に選択 するか、http://www.hp.com/go/orderdocuments (英語 サイト)から[日本(日本語)]を選択します *お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されているドキュメ ントまたは製品に同梱されている CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本向けの日本 語モデル製品には、保証内容を記載した小冊子、 『サービスおよびサポートを受けるには』が同梱されています。また、日本 以外でも、印刷物の HP 限定保証規定が製品に同梱されている国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されてい ない国または地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.hp.
2 コンピューターの概要 ハードウェアおよびソフトウェアの情報の確認 ハードウェアの特定 どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、以下の操作を行い ます。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
右側面の各部 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐ ものではありません (2) オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売または市販のコンピューター用ヘッドセットのマイク、 ステレオ アレイ マイク、またはモノラル マイクを接続し ます (3) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ 別売または市販の電源付きステレオ スピーカー、ヘッド フォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビ オーディオ ケーブルなどを接続します 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、または ヘッドセットを使用してください。安全に関する情報につ いて詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご注意』 を参照してください 注記: ヘッドフォン コネクタにデバイスを接続すると、 コンピューター本体のスピーカーは無効になります (4) USB 2.
左側面の各部 名称 (1) 説明 RJ-45(ネットワーク)ステータス ランプ (×2) ● 白色(左):ネットワークに接続しています ● オレンジ色(右):ネットワークが動作しています (2) RJ-45(ネットワーク)コネクタ ネットワーク ケーブルを接続します (3) HDMI コネクタ HD 対応テレビなどの市販のビデオ デバイスやオーディオ デバイス、または対応するデジタル コンポーネントやオー ディオ デバイスを接続します (4) USB 3.0 ports (2) 別売の USB 3.
名称 (6) 説明 ハードドライブ ランプ ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によってハー ドドライブが一時停止しています 注記: [HP 3D DriveGuard]について詳しくは、 57 ページの「[HP 3D DriveGuard]の使用(一部のモ デルのみ)」を参照してください (7) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力モー ドになっています。ディスプレイおよびその他の不要 なコンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーショ ン状態になっています。ハイバネーションは、最小限 の電力を使用する省電力モードです 注記: 一部のモデルでは、インテル® ラピッド・ス タート・テクノロジー機能が出荷時に有効に設定され ています。ラピッド・スタート・テクノロジーを使用 すると、操作していなかったコンピューターが稼働状 態にすばやく復帰できます 8 第 2 章 コンピューターの概要
ディスプレイの各部 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じ ると、ディスプレイの電源が切れてスリープが開始します 注記: 内蔵ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側か らは見えません (2) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無 線信号を送受信します (3) 内蔵マイク(×2) サウンドを録音します (4) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用中です (5) HP TrueVision Web カメラ 動画の録画、静止画像の撮影、および、動画のストリーミング によるビデオ会議やオンライン チャットができます Web カメラを使用するには、スタート画面から「c」と入力し て[CyberLink YouCam]を選択します * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害物 を置かないでください。お住まいの国または地域の無線に関する規定情報については、 『規定、安全、および環境
表面の各部 タッチパッド 名称 10 説明 (1) タッチパッド オン/オフ切り替え機能 タッチパッドのオン/オフを切り替えます (2) タッチパッド ランプ ● 点灯:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています (3) タッチパッド ゾーン 画面上のポインターを動かして、画面上の項目を選択した り、アクティブにしたりします (4) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (5) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 第 2 章 コンピューターの概要
ランプ 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力モード になっています。ディスプレイおよびその他の不要な コンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーショ ン状態になっています。ハイバネーションは、最小限の 電力を使用する省電力モードです 注記: 一部のモデルでは、インテル® ラピッド・ス タート・テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されて います。ラピッド・スタート・テクノロジーを使用する と、操作していなかったコンピューターが稼働状態にす ばやく復帰できます (2) (3) ミュート(消音)ランプ 無線ランプ ● オレンジ色に点灯:コンピューターのサウンドがオフに なっています ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっています ● 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN) デバイスや Bluetooth®デバイスなどの内蔵無線デバイ スの電源がオンになっています ● オレンジ色に点灯:すべての無線デバイスが
名称 説明 (4) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (5) タッチパッド ランプ ● 点灯:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています ボタン、スピーカー、およびサブウーファー 12 第 2 章 コンピューターの概要
名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押 すと、電源が入ります ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短く 押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタ ンを短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意: 電源ボタンを押し続けると、保存されていない情報 は失われます コンピューターが応答せず、Microsoft® Windows® の シャットダウン手順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したままにすると、コンピューターの電源が切れま す 注記: 一部のモデルでは、インテル® ラピッド・スター ト・テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されています。 ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作して いなかったコンピューターが稼働状態にすばやく復帰でき ます。詳しくは、45 ページの「インテル ラピッド・ス タート・テクノロジー(一部のモデルのみ)」を参照してく ださい 電源の設定に関する詳しい情報を調べるには、以下の操作を 行います 1.
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー b キーまたは esc キーと組み合わせて押すことによって、 頻繁に使用するシステムの機能を実行します (3) Windows ロゴ キー 開いているアプリケーションまたはデスクトップから、ス タート画面に戻ります。 注記: Windows ロゴ キーをもう一度押すと、前の画面に 戻ります。 (4) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 注記: 一部のモデルでは、f5 操作キーを押して、輝度調 節機能付きバックライト キーボード機能をオンまたはオ フにします (5) 14 第 2 章 Windows アプリケーション キー コンピューターの概要 選択したオブジェクトのショートカット メニューを表示 します
裏面の各部 名称 説明 通気孔(×2) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を 通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、 コンピューターのファンは自動的に作動します。通常の操 作を行っているときに内部ファンが回転したり停止したり しますが、これは正常な動作です 裏面の各部 15
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。これらのラベルは、容易に確認できる 場所に貼付されています。 ● サービス ラベル:以下の情報を含む重要な情報が記載されています。 注記: ラベルの外観は、図と多少異なる場合があります。 名称 (1) 製品名 (2) シリアル番号 (3) 製品番号 (4) 保証期間 (5) モデルの説明(一部のモデルのみ) これらの情報は、HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに必要です。規定ラベルは、コ ンピューターの裏面に貼付されています。 16 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。規定ラベルは、コン ピューターの裏面に貼付されています。規定ラベルは、コンピューターの裏面に貼付されていま す。 ● 無線認定/認証ラベル:オプションの無線デバイスに関する情報と、認定各国または各地域の一 部の認定マークが記載されています。無線デバイスを 1 つ以上使用している機種には、認定ラベ ルが 1 つ以上貼付
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイ トの情報にアクセスできます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明しま す。 無線ネットワークへの接続 無線技術では、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げいただいた コンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つ以上内蔵されている場合があります。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続しま す。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセ ス ポイントと通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部のモデルのみ) :より広い範囲での無線接
無線ランプは、無線デバイスの全体的な電源の状態を表すものであり、個々のデバイスの状態を表す ものではありません。無線ランプが白色の場合は、少なくとも 1 つの無線デバイスがオンになってい ることを示しています。無線ランプがオフ(オレンジ色)の場合は、すべての無線デバイスがオフに なっていることを示しています。 注記: モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっている場合に無線ランプがオレンジ 色になります。 出荷時の設定ではすべての無線デバイスが有効になっています。このため、複数の無線デバイスのオ ンとオフの切り替えを、無線ボタンで同時に行うことができます。 オペレーティング システムの制御機能の使用 [ネットワークと共有センター]では、接続またはネットワークのセットアップ、ネットワークへの接 続、無線ネットワークの管理、およびネットワークの問題の診断と修復が行えます。 オペレーティング システムの制御機能を使用するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「ネットワーク」と入力して[設定]を選択します。 2.
無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインターネット サービス プロバイ ダーが提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(2) (別売) ● 無線コンピューター(3) 注記: 一部のモデムには、無線ルーターが内蔵されています。モデムの種類については、ISP に問 い合わせて確認してください。 以下の図は、インターネットに接続している無線ネットワークの設置例を示しています。 お使いのネットワークを拡張する場合、インターネットのアクセス用に新しい無線または有線のコン ピューターをネットワークに追加できます。 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元または ISP から提供されている情報 を参照してください。 無線ルーターの設定 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元またはインターネット サービス プロ バイダー(ISP)から提供されている情報を参照してください。 注記: 最初にルーターに付属
無線の暗号化では、セキュリティ設定によってネットワークから送信されるデータの暗号化と復 号化を行います。詳しくは、スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択し てください。 無線 LAN への接続 無線 LAN に接続するには、以下の操作を行います。 1. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します。デバイスがオンになっている場合 は、無線ランプが点灯します。無線ランプが点灯していない場合は、無線ボタンを押します。 注記: モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっている場合にオレンジ色のラン プが点灯します。 2. デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク ステータス アイコンを右ク リックするかタップして押し続けます。 3. 一覧から無線 LAN を選択します。 4.
有線ネットワークへの接続 有線ネットワークには、ローカル エリア ネットワーク(LAN)とモデム接続の 2 種類があります。 LAN 接続ではネットワーク ケーブルを使用しており、電話ケーブルを使用するモデム接続よりも大 幅に高速で接続できます。どちらのケーブルも別売です。 警告! 火傷や感電、火災、装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45 (ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続 コンピューターを自宅のルーターに直接接続する(無線で作業しない)場合、または会社の既存の ネットワークに接続する場合は、LAN 接続を使用します。 LAN に接続するには、8 ピンの RJ-45(ネットワーク)ケーブルを使用する必要があります。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. ネットワーク ケーブルをコンピューター本体のネットワーク コネクタに差し込みます(1) 。 2.
モデム ケーブルの接続 モデム ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1) 。 2. モデム ケーブルのもう一方の端を電話回線用モジュラー コンセントに接続します(2) 。 注記: モデム ケーブルに、テレビやラジオからの干渉を防止するノイズ抑制コア(3)が取り 付けられている場合は、コアが取り付けられている方のケーブルの端をコンピューター側に向け ます。 各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターの接続 モジュラー コンセントは、国や地域によって異なります。モデムおよびモデム ケーブルを国や地域 の外で使用する場合は、各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターを用意する必要がありま す。 RJ-11 モデム コネクタ以外のアナログ電話回線用モジュラー コンセントにケーブルを接続するに は、以下の操作を行います。 22 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1) 。 2.
3.
4 エンターテイメント機能を楽しむ HP 製コンピューターをエンターテイメントのハブとして使用して、Web カメラを使ったソーシャル ネットワーキングを行ったり、音楽の再生や管理をしたり、映画のダウンロードや視聴を行ったりで きます。または、コンピューターをさらに強力なエンターテイメント センターにするには、テレビ、 またはスピーカーとヘッドフォンなどの外付けデバイスを接続します。 マルチメディア機能 コンピューターのエンターテイメント機能のいくつかを以下に示します。 名称 説明 (1) 内蔵マイク(×2) サウンドを録音します (2) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用中です (3) HP TrueVision Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします スタート画面で「c」と入力して[CyberLink YouCam]を選択します 24 第 4 章 エンターテイメント機能を楽しむ
名称 (4) 説明 USB 2.0 ポート(電源オフ USB チャージ機能対応) 別売の USB デバイスを接続します。電源オフ USB チャージ機能対応の USB 2.
Web カメラの使用 お使いのコンピューターには、ソーシャル ネットワーキングの強力なツールである Web カメラが内 蔵されています。Web カメラを使用すると、すぐ隣にいる友人や同僚とも、地球の裏側にいる友人や 同僚とも、同じように間近に感じるコミュニケーションが取れます。Web カメラを使用すると、イン スタント メッセージ ソフトウェアによる動画のストリーミング、動画の撮影や共有、および静止画 像の撮影が行えます。 ▲ Web カメラを起動するには、スタート画面で「c」と入力して[CyberLink YouCam]を選択し ます。 Web カメラの使用方法について詳しくは、アプリケーションのヘルプを参照してください。 オーディオの使用 お使いの HP 製コンピューターでは、音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオー ディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミング、オーディオの録音、オーディオとビデオの組 み合わせによるマルチメディアの作成などが可能です。オーディオを聴く楽しみを広げるには、ス ピーカーやヘッドフォンなどの外付けオーディオ デバイスを接続します。 スピーカー
[Beats Audio Control Panel](HP Beats Audio コントロール パネル)の操作 [Beats Audio Control Panel](HP Beats Audio コントロール パネル)を使用して、オーディオおよ び低音設定を表示し、手動で調整します。 ▲ [Beats Audio Control Panel]を開くには、スタート画面から「コントロール」と入力し、[コン トロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[Beats Audio Control Panel]の順に選択し ます [HP Beats Audio]の有効化および無効化 ▲ [HP Beats Audio]を有効または無効にするには、fn キーと b キーを一緒に押します。 サウンドの確認 お使いのコンピューターのオーディオ機能を確認するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2. [ハードウェアとサウンド]→[サウンド]の順に選択します。 3.
HD 対応のテレビまたはモニターでコンピューターの表示画面を見るには、以下の手順に従って HD 対応のデバイスを接続します。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI コネクタに接続します。 2. ケーブルのもう一方の端を HD 対応のテレビまたはモニターに接続します。 3.
オーディオのストリーミングをコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右ク リックするかタップして押し続け、[再生デバイス]を選択します。 2. [再生]タブで、[スピーカーとヘッドホン]を選択します。 3.
5 タッチ ジェスチャ、ポインティング デバ イス、およびキーボードを使用した移動 お使いのコンピューターでは、キーボードとマウスに加え、タッチ ジェスチャ(一部のモデルのみ) を使用して操作が行えます。タッチ ジェスチャは、コンピューターのタッチパッドまたはタッチ ス クリーン(一部のモデルのみ)で使用できます。 注記: 外付け USB マウス(別売)は、コンピューターの USB ポートのどれかに接続できます。 お使いのコンピューターに付属している『Windows 8 の基本操作』を参照してください。このガイド には、タッチパッド、タッチ スクリーン、またはキーボードを使用した一般的な操作に関する情報 が記載されています。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 一部のモデルのコンピューターには、テンキーも内蔵されています。 30 第 5 章 タッチ ジェスチャ、ポインティング デバイス、およびキーボードを使用した移動
タッチパッドの使用 タッチパッドを使用すると、簡単な指の動きによってコンピューターを操作できます。 設定、ボタンの構成、クリック速度、およびポインター オプションを変更することで、タッチ ジェ スチャをカスタマイズできます。スタート画面で「コントロール」と入力します。[コントロール パ ネル]→[ハードウェアとサウンド]の順に選択します。[デバイスとプリンター]から[マウス]を選択 します。 タッチパッドのオフ/オンの切り替え タッチパッドをオフまたはオンにするには、タッチパッド オン/オフ切り替え機能をすばやくダブル タップします。 タッチパッドがオンになっているときは、タッチパッドランプは消灯しています。 タッチパッドではさまざまな種類のジェスチャがサポートされており、指でスクロール、スワイプ、 ピンチ、回転などを行って画面上の項目を操作できます。 タッチパッドの使用 31
タッチパッド ジェスチャの使用 タッチパッドでは指で画面上のポインターを操作できます。 ヒント: タッチパッドの左右のボタンは、外付けマウスの対応するボタンと同様に機能します。 注記: アプリケーションによっては、一部のタッチパッド ジェスチャに対応していない場合があ ります。 個々のジェスチャのデモンストレーションを確認するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力します。[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウ ンド]の順に選択します。 2. [Synaptics]デバイス ソフトウェアを選択します。 3. ジェスチャを選択し、デモンストレーションを開始します。 ジェスチャをオフまたはオンにするには、以下の操作を行います。 1. [Synaptics]画面で、オンまたはオフにするジェスチャの横にあるチェック ボックスにチェック を入れるか、または外します。 2.
スクロール スクロールは、ページや画像を上下左右に動かすときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーンに置き、上下左右にドラッグします。 ピンチ/ズーム ピンチ/ズームを使用すると、画像やテキストをズームインまたはズームアウトできます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げるとズー ムイン(拡大)できます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 タッチパッド ジェスチャの使用 33
回転(一部のモデルのみ) 回転ジェスチャを使用すると、写真などの項目を回転できます。 ● オブジェクトをポイントして、左手の人差し指をタッチパッド ゾーンに固定します。右手の人 差し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、人 差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としています。回 転が機能しないアプリケーションもあります。 2 本指クリック(一部のモデルのみ) 2 本指クリックを使用すると、画面上のオブジェクトのメニューを選択できます。 ● 2 本の指をタッチパッド ゾーンに置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたり できます。 ● 34 第 5 章 3 本の指をタッチパッド ゾーンに置き、軽く速い動作で上下左右に指を払うように動かします。 タッチ ジェスチャ、ポインティング デバイス、およびキーボー
エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端スワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索および使 用などのタスクを実行できます。 右端スワイプ 右端スワイプを使用すると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイス へのアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● 右端からゆっくりとスワイプするとチャームが表示されます。 上端スワイプ 上端スワイプを使用すると、スタート画面にある[すべてのアプリ]にアクセスできます。 タッチパッド ジェスチャの使用 35
重要: 上端ジェスチャの操作結果は、アクティブになっているアプリケーションによって異なりま す。 ● 上端からゆっくりとスワイプすると、使用できるアプリケーションが表示されます。 左端スワイプ 左端スワイプを使用すると、開いているアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができ ます。 ● 36 第 5 章 タッチパッドの左端から指を滑らせて、アプリケーションを切り替えます。 タッチ ジェスチャ、ポインティング デバイス、およびキーボードを使用した移動
タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) タッチ スクリーン コンピューターでは指で画面上の項目を直接操作できます。 ヒント: タッチ スクリーン コンピューターでは、画面上またはタッチパッド上のジェスチャを実 行できます。キーボードとマウスを使用して画面上を操作することもできます。 1 本指スライド 1 本指スライドは、主に一覧やページをパンまたはスクロールするために使用しますが、オブジェク トの移動などの他の操作にも使用できます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽くスライドさせます。 注記: スタート画面に多数のアプリケーションが表示されている場合は、指をスライドさせる と画面を左右に移動できます。 ● ドラッグするには、オブジェクトを押したまま、オブジェクトをドラッグして移動します。 タップ 画面上で選択するには、タップ機能を使用します。 ● 1 本の指で画面上のオブジェクトをタップするとオブジェクトが選択されます。項目をダブル タップすると項目が開きます。 注記: 指でオブジェクトを押したままにすると、そのオブジェクトに関する情報を提供
ピンチ/伸縮 ピンチ/伸縮を使用すると、画像やテキストをズームアウトまたはズームインできます。 38 ● ディスプレイで 2 本の指を近づけた状態にして、その 2 本の指の間隔を拡げるとズームインでき ます。 ● ディスプレイで 2 本の指を離した状態にして、その 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウトでき ます。 第 5 章 タッチ ジェスチャ、ポインティング デバイス、およびキーボードを使用した移動
回転(一部のモデルのみ) 回転ジェスチャを使用すると、写真などの項目を回転できます。 ● 回転させるオブジェクトに左手の人差し指を固定します。左手の人差し指の周りで、右手の人差 し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、人差 し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としています。ア プリケーションによっては、回転が機能しないことがあります。 エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端スワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索および使 用などのタスクを実行できます。 右端スワイプ 右端スワイプを使用すると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイス へのアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● ディスプレイ パネルの右端からゆっくりと画面内へスワイプするとチャームが表示されます。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) 39
左端スワイプ 左端スワイプを使用すると、開いているアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができ ます。 ● ディスプレイ パネルの左端からゆっくりと画面内へスワイプすると、アプリケーションが切り 替わります。そのまま指を離さずに、スワイプしながら左端に戻すと、開いているすべてのアプ リケーションが表示されます。 上端スワイプおよび下端スワイプ 上端スワイプまたは下端スワイプを使用すると、コンピューターで使用できるアプリケーションの一 覧が表示されます。 1.
2.
キーボードおよびマウスの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、文字の入力、項目の選択、スクロールや、タッチ ジェスチャ を使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキー を使って特定の機能も実行できます。 ヒント: キーボードの Windows ロゴ キー を使用すると、開いているアプリケーションや Windows デスクトップからスタート画面にすばやく戻ることができます。Windows ロゴ キーをも う一度押すと、前の画面に戻ります。 注記: 国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での 説明と異なる場合もあります。 キーの使用 お使いのコンピューターでは、特定のキーやキーの組み合わせを使用して、さまざまな方法ですばや く情報にアクセスしたり機能を実行したりできます。 操作キーの使用 操作キーを押すと、割り当てられている機能が実行されます。f1~f4 および f6~f12 の各キーのアイ コンは、操作キーに割り当てられている機能を表します。 操作キーの機能を使用するには、そのキーを押したままにします。 操作キーの機
アイコン キー 説明 f6 オーディオ CD の前のトラックまたは DVD や BD の前のチャプターを再生します f7 オーディオ CD、DVD、または BD の再生を開始、一時停止、または再開します f8 オーディオ CD の次のトラックまたは DVD や BD の次のチャプターを再生します f9 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に下がります f10 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がります f11 スピーカーの音を消したり元に戻したりします f12 無線機能をオンまたはオフにします 注記: 無線接続を確立するには、事前に無線ネットワークがセットアップされてい る必要があります Microsoft Windows 8 ショートカット キーの使用 Microsoft Windows 8 には、すばやく操作を実行するショートカットが用意されています。いくつか のショーカットは、Windows 8 の機能を使用するときに役立ちます。これには Windows ロゴ キー を押しながら、操作を実行するキーを押します。 Wind
ホットキーの使用 ホットキーは、fn キーと esc キーまたは b キーの組み合わせです。 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キーを短く押し、次にホットキーの組み合わせの 2 番目のキーを短く押します。 機能 ホットキー 説明 システム情報の表示 fn + esc システムのハードウェア コンポーネントやシステム BIOS のバー ジョン番号に関する情報が表示されます 低音設定の調整 fn + b [HP Beats Audio]の低音設定を有効または無効にします [HP Beats Audio]とは、クリアなサウンドを維持しながら制御された 低音を提供する拡張オーディオ機能です。[HP Beats Audio]は、初期 設定で有効に設定されています 低音設定の表示と調整は Windows オペレーティング システムでも 行うことができます。低音のプロパティを表示して調整するには、以 下の操作を行います スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル] を選択します。[ハードウェアとサウンド] → [Beats Audio Control Pan
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作できます。コンピューターがバッテ リ電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテ リ残量を監視し、節約することが重要です。お使いのコンピューターでは、電源を使用したり節電し たりする方法を管理できる電源プランがサポートされているため、コンピューターのパフォーマンス と節電のバランスを取ることができます。 スリープおよびハイバネーションの開始 Microsoft® Windows には、スリープとハイバネーションの 2 つの省電力設定があります。 ● スリープ:バッテリ電源または外部電源を使用していて、操作しない状態が一定時間続いた場合 に、自動的にスリープ状態が始まります。作業中のデータがメモリに保存されるため、非常に迅 速に作業に戻れます。手動でスリープを開始することもできます。詳しくは、46 ページの「ス リープの開始および終了」を参照してください ● ハイバネーション:バッテリが完全なロー バッテリ状態になると、自動的にハイバネーション 状態が始まります。ハイバネーション状態
ラピッド・スタート・テクノロジーは、節電オプションを以下のように管理します。 ● スリープ:ラピッド・スタート・テクノロジーを使用することで、スリープ状態が選択できるよ うになります。スリープ状態を終了するには、任意のキーを押すか、タッチパッドを操作する か、電源ボタンを短く押します。 ● ハイバネーション:バッテリ電源または外部電源を使用していて、操作しないスリープ状態が一 定時間続いた場合、または完全なロー バッテリ状態に達した場合には、ハイバネーションが開 始されます。ハイバネーションの開始後、作業を再開するには電源ボタンを押します。 注記: ラピッド・スタート・テクノロジーは、セットアップ ユーティリティ(BIOS)で無効にで きます。ハイバネーション状態を開始可能にする場合は、[電源オプション]を使用してユーザーに よって起動されたハイバネーションを有効にする必要があります。46 ページの「ユーザーによって 開始されるハイバネーションの有効化および終了」を参照してください。 スリープの開始および終了 コンピューターの電源が入っているときにスリープを開始するには、以下のどちらかの操作を行いま
ハイバネーションを終了するには、電源ボタンを短く押します。電源ランプが点灯し、作業を中断し た時点の画面に戻ります。 注記: 復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面 に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力し、[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウン ド]→[電源オプション]の順に選択します。 2. 左側の枠内で、[スリープ解除時のパスワード保護]を選択します。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]を選択します。 4.
電源メーターおよび電源設定の使用 電源メーターは Windows デスクトップにあります。電源メーターを使用すると、すばやく電源設定 にアクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したりできます。 ● 充電残量率と現在の電源プランを表示するには、Windows デスクトップで[電源メーター]アイコ ンをポイントします。 ● [電源オプション]を使用したり電源プランを変更したりするには、タスクバーの右端の通知領域 にある[電源メーター]アイコンをクリックまたはタップし、一覧から項目を選択します。スター ト画面で「コントロール」と入力し、[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[電 源オプション]の順に選択します。 コンピューターがバッテリ電源で動作しているか外部電源で動作しているかは、[電源メーター]アイ コンの形の違いで判断できます。アイコンには、バッテリがロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態になった場合にそのメッセージも表示されます。 電源プランの選択 コンピューターの電源の使用方法を管理する電源プランによって、電力を節約し、パフォーマンスを 最大限に向上させることができます。
出荷時に装着されているバッテリ バッテリの状態を監視する場合、またはバッテリが充電されなくなった場合は、[HP Support Assistant]で[HP バッテリ チェック]を実行してください。バッテリ情報を表示するには、スタート画 面で[HP Support Assistant]アプリケーションを選択し、[バッテリおよびパフォーマンス]を選択 します。[HP バッテリ チェック]にバッテリを交換する必要があると表示されている場合は、使用を 中止し、バッテリの交換についてサポート窓口にお問い合わせください。 バッテリに関する情報の確認 バッテリの状態を監視する場合、またはバッテリが充電されなくなった場合は、[HP Support Assistant]で[HP バッテリ チェック]を実行してください。バッテリ情報を表示するには、スタート画 面で[HP Support Assistant]アプリケーションを選択し、[バッテリおよびパフォーマンス]を選択 します。 [HP Support Assistant]では、バッテリに関する以下のツールと情報が提供されます。 ● バッテリ テスト ● バッテリの種
完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失 われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、ハイ バネーションが開始します。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ● AC アダプターを接続します。 ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張デバイスを接続します。 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプターを接続します。 電源を使用できない場合のロー バッテリ状態の解決 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 ハイバネーションを終了できない場合のロー バッテリ状態の解決 ハイバネーションを終了するための十分な電力がコンピューターに残っていない場合は、以下の操作 を行います。 1.
コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● ディスプレイの輝度が上がります。 ● Windows デスクトップの[電源メーター]アイコンの形状が変わります。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 ● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。 ● Windows デスクトップの[電源メーター]アイコンの形状が変わります。 AC アダプターに関するトラブルシューティング 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプター をテストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. AC アダプターをコンピューターに接続してから、電源コンセントに接続します。 2.
[HP CoolSense](一部のモデルのみ) [HP CoolSense] は、コンピューターが静止した状態にないことを自動的に検出し、コンピュー ターの表面温度が最適な状態に維持されるようにパフォーマンスおよびファンの設定を調整します。 [HP CoolSense]がオフの場合、コンピューターの状態が検出されず、パフォーマンスおよびファンの オプションは出荷時の設定のままになります。そのため、[HP CoolSense]をオンにしたときに比べて コンピューターの表面温度が高くなる可能性があります。 [HP CoolSense]をオンまたはオフにするには、以下の操作を行います。 ▲ スタート画面で「cool」と入力し、[設定]→[HP CoolSense]の順に選択します。 インテル スマート・コネクト・テクノロジーによるソフトウェ ア内容の更新(一部のモデルのみ) コンピューターがスリープ状態の場合、インテル® スマート・コネクト・テクノロジーによって定期 的にコンピューターのスリープ状態が終了されます。その後、スマート・コネクトにより、開いてい るアプリケーションのうちの必要なものの内容が更新
コンピューターが応答しなくなり、上記のシャットダウン手順を使用できない場合は、以下の緊急手 順を記載されている順に試みてください。 ● ctrl + alt + delete キーを押してから、[電源]→シャットダウンの順に選択します。 ● 電源ボタンを 5 秒程度押し続けます。 ● コンピューターを外部電源から切り離します。 コンピューターのシャットダウン(電源切断) 53
7 情報の管理と共有 ドライブは、デジタル ストレージ デバイスで、情報の保存、管理、共有、およびアクセスを可能に します。お使いのコンピューターには内蔵ハードドライブまたはソリッド ステート ドライブが搭 載されており、コンピューターのソフトウェアやオペレーティング システムを格納し、すべての個 人用ファイルのためのストレージも提供しています。 容量または機能を追加する場合は、オプティカル ドライブやハードドライブなどの外付けドライブ (別売)を接続するか、スマートフォンやカメラのデジタル ストレージ カードを直接挿入します。 コンピューターの USB(Universal Serial Bus)ポートに USB フラッシュ ドライブを接続すると、 すばやいデータ転送も可能になります。デバイスによって、コンピューターの電源を使用して稼動す るものもあれば、独自の電源を持っているものもあります。一部のデバイスには、そのデバイスを使 用する前にコンピューターにインストールする必要があるソフトウェアが付属しています。 注記: 外付け無線デバイスの接続については、17 ページの「ネットワークへの接続」を参照して
▲ デバイスの USB ケーブルを USB ポートに接続します。 注記: お使いのコンピューターの USB ポートは、ここに記載されている図と多少異なる場合 があります。 注記: 初めて USB デバイスを装着した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたこ とを示すメッセージがデスクトップに表示され、通知領域にはアイコンが表示されます。 USB デバイスの取り外し 注意: USB ポートの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らないで ください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に 取り外します。 1. 情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[USB]アイコンの上にマウス ポインターを重 ねます。ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出すというメッセージが表示されます。 3.
デジタル ストレージ カードの挿入と取り出し デジタル ストレージ カードを挿入するには、以下の操作を行います。 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときは無理な力 を加えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2. デジタル ストレージ スロットにカードを挿入し、カードがしっかりと収まるまで押し込みま す。 デジタル ストレージ カードを取り出すには、以下の操作を行います。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってメディア カードを安全 に取り出します。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコン をクリックまたはタップします。次に、画面の説明に沿って操作します。 3.
8 コンピューターのメンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールの実行によって、コンピュー ターのパフォーマンスを向上させるための情報を提供します。また、プログラムおよびドライバーの 更新、コンピューターの清掃手順、コンピューターの持ち運びに関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 誰もが高速なコンピューターを望んでいますが、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]な どのツールを使用して定期的なメンテナンス作業を実行することにより、コンピューターのパフォー マンスを向上させることができます。また、コンピューターが古くなるにつれて、より大容量のドラ イブの取り付けやメモリの増設を検討する可能性が出てきます。 [HP 3D DriveGuard]の使用(一部のモデルのみ) [HP 3D DriveGuard]は、以下のどちらかの場合にドライブを一時停止し、データ要求を中止すること によって、ハードドライブを保護するシステムです。 ● バッテリ電源で動作
いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ただし、ハードド ライブのサイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行できます。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続します。 2. スタート画面で「デフラグ」と入力し、[設定]→[ドライブのデフラグと最適化]の順に選択しま す。 3.
ディスプレイ、側面およびカバーの清掃 ディスプレイは、ノンアルコールのメガネ用洗剤で湿らせた柔らかい布でやさしく拭いてください。 ディスプレイが乾いてから、カバーを閉じるようにしてください。 側面とカバーを清掃するには、あらかじめ湿らせた殺菌性の布を使用してください。ペーパー タオ ルなどの繊維素材を使用すると、コンピューターに傷が付く可能性があります。 注記: コンピューターのカバーを清掃する場合は、ごみやほこりを除去するため、円を描くように 拭いてください。 タッチパッドおよびキーボードの清掃 注意: コンピューターの清掃中も、キーボードのキーとキーの間に洗剤などの液体が絶対に垂れな いようにしてください。これによって、内部のコンポーネントに回復できない損傷を与える可能性が あります。 ● タッチパッドやキーボードを清掃および消毒するには、ノンアルコールのメガネ用洗剤で湿らせ た、柔らかいマイクロファイバーのクロスまたは油分を含まない静電気防止布(セーム皮クロス など)を使用するか、条件に合った使い捨て除菌シートを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸
● 機内でコンピューターを使用する場合は、機内のアナウンスを聞いて、コンピューターの使用が 許可されている時間を確認してください。機内でのコンピューターの使用を許可するかどうか は航空会社の判断に委ねられます。 ● コンピューターまたはドライブを荷物として送る場合は、緩衝材で適切に梱包し、梱包箱の表面 に「コワレモノ―取り扱い注意」と明記してください。 ● コンピューターに無線デバイスが搭載されている場合、ある状況においてこれらのデバイスの使 用は制限されることがあります。たとえば、航空機内、病院内、爆発物付近、および危険区域内 です。特定の機器の使用に適用される規定が不明な場合は、コンピューターの電源を入れる前 に、使用可能かどうかを確認して許可を得てください。 ● コンピューターを持って国外に移動する場合は、以下のことを行ってください。 ◦ 行き先の国または地域のコンピューターに関する通関手続きを確認してください。 ◦ 滞在する国または地域に適応した電源コードを、滞在する国または地域の HP 製品販売店で 購入してください。電圧、周波数、およびプラグの構成は地域によって異なります。 警
9 コンピューターの保護と情報 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。 Windows オペレーティング システム、HP アプリケーション、Windows 以外のセットアップ ユー ティリティ(BIOS) 、およびその他の他社製ソフトウェアの標準のセキュリティ ソリューションに よって、ウィルス、ワーム、およびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクからお使い のコンピューターを保護できます。 重要: この章に記載されている一部のセキュリティ機能は、お使いのコンピューターでは使用でき ない場合があります。 コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 Power-on password(電源投入時パスワード) コンピューター ウィルス ウィルス対策ソフトウェア データへの不正なアクセス ファイアウォール ソフトウェア セットアップ ユーティリティ(BIOS)の設定、およびその 他のシステム識別情報への不正なアクセス Administrator password(管理者パスワード) コンピューターへの現在
● 少なくとも 3 か月に一度の割合でパスワードを変更すると安全性がより高まります。 ● パスワードは長く、文字、句読点、記号、数字が組み合わされていることが理想です。 ● コンピューターを修理などのためにサポートあてに送付する場合は、ファイルのバックアップ、 機密性の高いファイルの削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 スクリーン セーバーのパスワードなど、Windows のパスワードについて確認するには、スタート画 面の[HP Support Assistant]タイルを選択します。 Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 ユーザー パスワード Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します。 [Administrator password](管理者パスワード) 管理者レベルのデータへのアクセスを保護します 注記: このパスワードは、セットアップ ユーティリティ (BIOS)のデータへのアクセスには使用できません セットアップ ユーティリティ(BIOS)パスワードの設定 パスワード 機能 [Administrator p
セットアップ ユーティリティ(BIOS)で Administrator password または Power-on password を設 定、変更、または削除するには、以下の操作を行います。 1. セットアップ ユーティリティ(BIOS)を起動するには、コンピューターの電源を入れるか再起 動して、すばやく esc キーを押してから f10 キーを押します。 2.
ために、定期的に更新する必要があります。詳しくは、58 ページの「プログラムおよびドライバー の更新」を参照してください Windows の更新のインストール オペレーティング システムやその他のソフトウェアに対するアップデートが、コンピューターの工 場出荷後にリリースされている可能性があります。Microsoft 社は、緊急アップデートに関する通知を 配信しています。お使いのコンピューターをセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保 護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートを インストールしてください。 すべての使用可能なアップデートが確実にコンピューターにインストールされているようにするに は、以下の操作を行います。 ● コンピューターのセットアップが完了したら、できる限りすぐに[Windows Update]を実行しま す。スタート画面で「コントロール」と入力し、[コントロール パネル]→[システムとセキュリ ティ]→[Windows Update]の順に選択します。 ● [Windows Update]は毎月実行してください。
お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットは、ここに記載されている図と 多少異なる場合があります。お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロット の位置については、5 ページの「コンピューターの概要」を参照してください。 1. 固定された物体にセキュリティ ロック ケーブルを巻きつけます。 2. 鍵(1)をセキュリティ ロック ケーブル(2)に差し込みます。 3. 4.
10 セットアップ ユーティリティ(BIOS)お よびシステム診断の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれるセットアップ ユーティリティは、システム上のす べての入出力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど) 間で行われる通信を制御します。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を使用すると、取り付ける デバイスの種類、コンピューターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定で きます。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 セットアップ ユーティリティ(BIOS)を起動するには、コンピューターの電源を入れるか再起動し て、すばやく esc キーを押してから f10 キーを押します。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)での操作方法に関する情報が画面の下に表示されます。 注記: セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくだ さい。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 BIOS の更新 HP の Web サイトから、更新され
BIOS バージョン情報(「ROM の日付」または「システム BIOS」とも呼ばれます)を表示するには、 fn + esc キーを押す(Windows を起動している場合)か、セットアップ ユーティリティ(BIOS)を 使用します。 1. セットアップ ユーティリティ(BIOS)を開始します。 2. 矢印キーを使用して、[Main](メイン)を選択します。 3.
ダウンロードした BIOS によってインストール手順が異なります。ダウンロードが完了した後、画面 に表示される説明に沿って操作します。説明が表示されない場合は、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「エクスプローラー」と入力して、[エクスプローラー]を選択します。 2. ハードドライブを選択します。通常は、[ローカル ディスク(C:)]を指定します。 3. BIOS ソフトウェアをダウンロードしたときのメモを参照するなどして、ハードドライブ上の アップデート ファイルが保存されているフォルダーを開きます。 4. 拡張子が.exe であるファイル(filename.exe など)をダブルクリックまたはダブルタップしま す。 BIOS のインストールが開始されます。 5.
11 バックアップおよび復元 お使いのコンピューターには、HP が提供しているツールおよびオペレーティング システムに付属の ツールが含まれています。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生し た場合に保護しておいた情報を取り出したりできます。このツールでは、簡単な手順でお使いのコン ピューターを正常な状態に復元したり、さらには工場出荷時の状態に復元したりすることができま す。 この章には、以下の処理に関する情報が含まれています。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元 注記: このガイドでは、バックアップおよび復元のオプションの概要について説明します。提供さ れているツールについて詳しくは、スタート画面で「h」と入力して[HP Support Assistant]を選択 します。 69
リカバリ メディアおよびバックアップの作成 障害が発生した後にシステムの復元を実行すると、必ず最後にバックアップを行ったときの状態に復 元されます。 1.
のオペレーティング システムと工場出荷時にインストールされていたソフトウェア プログラムが 再インストールされ、それらのプログラムの設定内容が再構築されます。[HP Recovery]メディアは、 システムのカスタマイズにも使用でき、ハードドライブの交換時にも役立ちます。 ● [HP Recovery]メディアは 1 セットのみ作成できます。リカバリ ディスクは慎重に取り扱い、安 全な場所に保管してください。 ● [HP Recovery Manager]はコンピューターを検査して、空の USB フラッシュ ドライブの容量が どれだけ必要か、または空の DVD ディスクがいくつ必要かを判断します。 ● リカバリ ディスクを作成するには、コンピューターに DVD 書き込み機能を備えたオプティカル ドライブが搭載されている必要があり、高品質で空の DVD-R、DVD+R、DVD-R DL、または DVD+R DL ディスクを使用する必要があります。CD±RW、DVD±RW、2 層記録 DVD±RW、お よび BD-RE(再書き込みが可能なブルーレイ)ディスクなどのような書き換え可能なディスク は使用しな
復元 システムを復元するための、いくつかのオプションがあります。お客様の状況および専門知識のレベ ルに最適な方法を選択します。 ● 個人用ファイルおよびデータを復元する必要がある場合は、Windows の[ファイル履歴]を使用し て作成したバックアップから情報を復元できます。[ファイル履歴]の使用について詳しくは、 Windows の[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と入力して、 [ヘルプとサポート]を選択します。 ● プリインストールされているアプリケーションまたはドライバーの問題を修正する必要がある 場合は、[HP Recovery Manager]の[ドライバーおよびアプリケーションの再インストール]オプ ションを使用して各アプリケーションまたはドライバーを再インストールします。 スタート画面で「recovery」と入力し、[HP Recovery Manager]→[ドライバーおよびアプ リケーションの再インストール]の順に選択して、画面の説明に沿って操作します。 ● 個人情報を失わずにシステムを以前の状態に復元したい場合は、Windows の[システムの復元]
● ハードドライブを交換した場合は、[HP Recovery]メディアの[ファクトリ リセット]オプション を使用して、交換したドライブに工場出荷時イメージを復元できます。詳しくは、75 ページの 「[HP Recovery Manager]の復元」を参照してください ● 復元用パーティションを削除してハードドライブの空き領域を増やせるように、[HP Recovery Manager]には[リカバリ パーティションの削除]オプションが用意されています。 詳しくは、77 ページの「HP 復元用パーティションの削除」を参照してください 復元 73
Windows の[リフレッシュ]を使用したすばやく簡単な復元 お使いのコンピューターが正常に動作せず、システムの安定性を回復する必要がある場合は、 Windows の[リフレッシュ]オプションを使用すると、重要なものを保持したまま元の状態に戻すこと ができます。 重要: [リフレッシュ]では、工場出荷時にシステムにインストールされていなかった、従来からの アプリケーションはすべて削除されます。 注記: リフレッシュ中に、削除された従来のアプリケーションの一覧が保存されるため、再インス トールする必要があるアプリケーションをすぐに確認できます。従来のアプリケーションの再イン ストールの手順については、[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と 入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 注記: [リフレッシュ]を使用するときに、アクセス権やパスワードの入力を求められる場合があり ます。詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と 入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 リフレッシュを開始するには、以下の操作を行います。 1.
スタート画面を使用するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で、画面の右上隅または右下隅をポイントしてチャームを表示します。 2. [設定]を選択します。 3. 画面の右下隅にある[PC の設定の変更]を選択し、PC 設定画面から[全般]を選択します。 4.
HP 復元用パーティションを使用した最小限のイメージ復元(一部のモデルのみ) HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブなしで最小限のイメージの復元を実行できます。このような復元は、ハー ドドライブがまだ動作している場合にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Manager]を起動するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの起動中に f11 キーを押します。 または 電源ボタンを押すときに f11 キーを押したままにします。 2. キーボードのレイアウトを選択します。 3. ブート オプション メニューから[トラブルシューティング]を選択します。 4.
4. 起動したいオプティカル ドライブまたは USB フラッシュ ドライブを選択します。 5. 画面に表示される説明に沿って操作します。 HP 復元用パーティションの削除 [HP Recovery Manager]ソフトウェアを使用すると、HP 復元用パーティションを削除してハードド ライブの空き領域を増やせます。 重要: HP 復元用パーティションを削除すると、Windows の[リフレッシュ]オプションおよび Windows の[すべてを削除して Windows を再インストール]オプション、または最小限のイメージを復 元する[HP Recovery Manager]オプションが使用できなくなります。復元用パーティションを削除 する前に、[HP Recovery]メディアを作成して、復元する手段を確保しておくようにしてください。 70 ページの「[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成」を参照してください。 HP 復元用パーティションを削除するには、以下の操作を行います。 1.
12 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。動作電圧と電流はプラット フォームによって異なります。 入力電源 定格 動作電圧と電流 18.5 V DC(3.5A、65 W の場合) または 19.5V DC(3.
動作環境 国際単位系 U.S.
13 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなどの作業を行 います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取り外しや
索引 A AC アダプター 6 AC アダプターのテスト 51 B [Beats Audio Control Panel](HP Beats Audio コントロール パネ ル) 27 BIOS アップデートのダウンロード 67 更新 66 バージョンの確認 66 Bluetooth デバイス 17, 20 ラベル 16 C Caps Lock ランプ 位置 12 CyberLink PowerDVD 29 D Digital Media slot, identifying 7 E esc キー 位置 14 F fn キー 位置 14, 44 H HDMI オーディオの設定 28 コネクタ、位置 7, 25 HDMI ポート、接続 27 R RJ-45(ネットワーク)コネクタ 位置 7 W Web カメラ 位置 9, 24 使用 26 Web カメラ ランプ 位置 9, 24 Windows 再インストール 72, 74 システムの復元ポイント 70, 72 すべての削除と再インストール オプション 74 バックアップ 70 ファイルの復元 72 ファイル履歴 70, 72 リセット 74 リフレッシュ
え エッジ スワイプ ジェスチャ 35, 39 上端スワイプ 35, 40 右端スワイプ 35 お オーディオ機能 確認 27 オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 6 オーディオ入力(マイク)コネク タ 6 か 外部電源、使用 50 外部電源の使用 50 確認、オーディオ機能 27 各部 ディスプレイ 9 左側面 7 表面 10 右側面 6 裏面 15 完全なロー バッテリ状態 50 き キー esc 14 fn 14 Windows アプリケーション 14 Windows ロゴ 14 キーの使用 42 操作 14 操作キーの使用 42 キーボードおよびマウス 使用 42 キーボード ホットキー、位置 44 企業無線 LAN への接続 20 規定情報 規定ラベル 16 無線認定/認証ラベル 16 け ケーブル USB 55 82 索引 こ 公共無線 LAN への接続 20 コネクタ HDMI 7, 25, 27 RJ-45(ネットワーク) 7 インテル ワイヤレス・ディスプ レイ 29 オーディオ出力(ヘッドフォ ン) 6 オーディオ入力(マイク) 6 電源 6 ネットワーク 7 コンピューター
ミュート(消音) 43 無線 43 外付けデバイス 55 ソフトウェア CyberLink PowerDVD 29 ディスク クリーンアップ 58 ディスク デフラグ 57 ソフトウェア アップデート、イン ストール 63 ソフトウェアと情報のバックアッ プ 64 た タッチ スクリーン 使用 37 タッチ スクリーン ジェスチャ 39, 40 1 本指スライド 37 エッジ スワイプ ジェスチャ 39 エッジ スワイプ ジェスチャ 40 回転 39 タップ 37 ピンチ 38 タッチ スクリーンのズーム ジェ スチャ 38 タッチ スクリーンのピンチ ジェ スチャ 38 タッチパッド オン/オフ切り替え機能 10 ゾーン、位置 10 タッチパッド、使用 31, 32 ボタン 10 ランプ 10, 12 タッチパッド ジェスチャ 34, 35 エッジ スワイプ ジェスチャ 36 回転 34 ズーム 33 スクロール 33 タップ 32 ピンチ 33 フリック 34 楽しめること 2 つ 通気孔 位置 15 て 低音設定ホットキー 44 [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 58 [ディスク デフラグ]
電源 13 左のタッチパッド 10 右のタッチパッド 10 ホットキー システム情報の表示 44 使用 44 説明 44 低音設定 44 も 元のシステムの復元 75 ま マイク、接続 26 マウス、外付け オプションの設定 31 み 右端スワイプ 39 ミュート(消音)ランプ、位置 11 む 無線 LAN アンテナ 位置 9 無線 LAN デバイス 16, 18 無線 LAN のセットアップ 19 無線 LAN への接続 20 無線 LAN ラベル 16 無線 WAN デバイス 17 無線コントロール オペレーティング システム 17 ボタン 17 無線認定/認証ラベル 16 無線ネットワーク(無線 LAN) 企業無線 LAN への接続 20 公共無線 LAN への接続 20 使用 18 セキュリティ 19 接続 20 動作範囲 20 必要な機器 19 保護 64 無線ボタン 17 無線ランプ 11, 17 め メディア カード 挿入 56 メンテナンス ディスク クリーンアップ 58 ディスク デフラグ 57 84 索引 ら ラベル Bluetooth 16 規定 16 サービス 16 シリ