HP Color LaserJet CP3525 Series Printers-User's Guide
セキュリティ機能
内蔵 Web サーバーの保護
内蔵 Web サーバにアクセスするためのパスワードを割り当てて、権限のないユーザーがプリンタの
設定を変更できないようにします。
1. 内蔵 Web サーバーを開きます。
130 ページの 「内蔵 Web サーバ」を参照してください。
2. [設定] タブをクリックします。
3. ウィンドウの左側で、[セキュリティ] メニューをクリックします。
4. [デバイス セキュリティの設定] ボタンをクリックします。
5. [デバイスのパスワード] 領域で、[新規パスワード] の横に新しいパスワードを入力し、[パス
ワードの確認] の横にもう一度新しいパスワードを入力します。
6. [適用] をクリックします。パスワードをメモして、安全な場所に保管してください。
Secure Disk Erase
プリンタのハード ドライブの削除したデータが不正にアクセスされるのを防ぐには、HP Web
Jetadmin ソフトウェアの セキュア ディスク消去機能を使います。この機能を使用すると、印刷ジ
ョブをハード ドライブから安全に消去することができます。
Secure Disk Erase 機能には、次のレベルのディスク セキュリティが用意されています。
●
安全でない高速消去。これは、単純なファイル テーブル消去機能です。ファイルへのアクセス
は削除されますが、実際のデータはその後のデータ保存操作によって上書きされるまでディスク
に残ります。これは最も高速なモードです。安全でない高速消去はデフォルトの消去モードで
す。
●
安全な高速消去。ファイルへのアクセスが削除され、固定の同一文字パターンでデータが上書き
されます。これは安全でない高速消去よりも低速ですが、すべてのデータが上書きされます。安
全な高速消去は、米国国防総省 5220-22.M ディスク メディア消去に関する要件を満たしてい
ます。
●
安全なクリーニング消去。このレベルは安全な高速消去モードと似ています。ただし、データが
永続的に残留することを防ぐアルゴリズムを使用して、データが繰り返し上書きされます。この
モードではパフォーマンスが低下します。安全なクリーニング消去は、米国国防総省
5220-22.M ディスク メディア クリーニングに関する要件を満たしています。
影響を受けるデータ
セキュア ディスク消去機能の影響を受ける (対象となる) データは、印刷中に作成される一時ファイ
ル、保存したジョブ、試し刷り後の保留ジョブ、ディスクベースのフォント、ディスクベースのマク
ロ (フォーム)、アドレス帳、HP およびサードパーティ製アプリケーションです。
注記: 保存したジョブは、適切な消去モードを設定した後で、プリンタの ジョブ取得 メニューで
削除した場合だけ安全に上書きされます。
この機能は、デフォルト設定、ページ数などのデータを保存するのに使用されるフラッシュベースの
非揮発性 RAM (NVRAM) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、システム
RAM ディスク (使用している場合) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、フ
ラッシュベースのシステム ブート RAM に保存されているデータには影響を与えません。
134 第 10 章 プリンタの管理
とメンテナンス
JAWW