HP Color LaserJet CM3530 MFP Series-User Guide

セキュリティ機能
内蔵 Web サーバのセキュリティ保護
内蔵 Web サーバにアクセスするためのパスワードを割り当てて、権限のないユーザーがプリンタの
設定を変更できないようにします。
1. 内蔵 Webーバーを開きます。
176 ページの内蔵 Web サーバを参照してください。
2. [設定] タブをクリックします。
3. ウィンドウの左側で、[セキュリティ] リンクをクリックします。
4. [デバイスのセキュリティ設定] ボタンをクリックします。
5. [新しいパスワード] ボックスにパスワードを入力し、再度 [パスワードの確認] ボックスに入
力します。
6. [適用] ボタンをクリックします。パスワードをメモして、安全な場所に保管してください。
Secure Disk Erase
削除したデータをプリンタのハードディスクへの権限のないアクセスから保護するには、セキュアデ
ィスク消去機能を使用してください。この機能を使用すると、印刷およびコピー ジョブをハード ド
ライブから安全に消去することができます。
Secure Disk Erase 機能には、次のレベルのディスク セキュリティが用意されています。
安全でない高速消去。これは、単純なファイル テーブル消去機能です。ファイルへのアクセス
は削除されますが、実際のデータはその後のデータ保存操作によって上書きされるまでディスク
に残ります。これは最も高速なモードです。安全でない高速消去はデフォルトの消去モードで
す。
安全な高速消去。ファイルへのアクセスが削除され、固定の同一文字パターンでデータが上書き
されます。これは安全でない高速消去よりも低速ですが、すべてのデータが上書きされます。安
全な高速消去は、米国国防総省 5220-22.M ディスク メディア消去に関する要件を満たしてい
ます。
安全なクリーニング消去。このレベルは安全な高速消去モードと似ています。ただし、データが
永続的に残留することを防ぐアルゴリズムを使用して、データが繰り返し上書きされます。この
モードではパフォーマンスが低下します。安全なクリーニング消去は、米国国防総
5220-22.M ディスク メディア クリーニングに関する要件を満たしています。
影響を受けるデータ
セキュア ディスク消去機能の影響を受ける (対象となる) データには、印刷およびコピー処理中に作
成される一時ファイル、保存ジョブ、試し刷り後に保留ジョブ、ディスクベースのフォント、ディス
クベースのマクロ (フォーム)、保存されたファックス ファイル、アドレス帳、HP およびサードパ
ーティ製アプリケーションが含まれます。
注記: 保存したジョブは、適切な消去モードを設定した後で、プリンタの [ジョブの取得] メニュ
で削除した場合だけ安全に上書きされます。
この機能は、デフォルト設定、ページ数などのデータを保存するのに使用されるフラッシュベースの
非揮発性 RAM (NVRAM) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、システム
RAM ディスク (使用している場合) に保存されているデータには影響を与えません。この機能は、
ラッシュベースのシステム ブーRAM に保存されているデータには影響を与えません。
JAWW セキュリティ機能 181