HP LaserJet Enterprise 500 Color MFP M575-User's Guide
問題 原因 解決策
オーバーレイを有効にしても、ヘッダー
がページ上部に付加される。
すべての転送されたファックスのペー
ジ上部にプリンタによってオーバーレ
イヘッダー
が付加されます
。
これは正常な動作です。
受信者ボックスに名前と番号が混在し
ている。
ソース データに応じて、名前と数字の
両方が表示される場合があります。フ
ァックス アドレス帳は
名前を示し
、他
のすべてのデータベースは数字を示し
ます。
これは正常な動作です。
1 ページのファックスが 2 ページにわ
たって
印刷される
。
ファックス ヘッダーがファックスの上
部に付加されると、テキストが 2 ペー
ジ目に押し出されます。
1 ページのファックスを 1 ページに印
刷するには、オーバーレイ ヘッダー
を
オーバーレイ モードに設定するか、用
紙の大きさに合わせる設定を
調整しま
す。
ファックスの途中で文書フィーダにあ
る文書が止まる。
文書フィーダで紙詰まりしています。 紙詰まりを取り除いて、もう一度ファッ
クスします。
ファックス アクセサリの音量が大きす
ぎるか小さすぎる。
音量設定を調整する必要があります。 [ファックス送信設定] メニューと [フ
ァックス
の受信設定
] メニュー
で音量
を調整します。
VoIP ネットワーク経由でのファックスの使用
VoIP テクノロジはアナログ電話信号をデジタル ビットに変換します。このデジタル ビットはイン
ターネット上でやり取りされるパケットにまとめられます。パケットは、宛先またはその手前で再び
アナログ信号に変換されて送信されます。
インターネット上での情報の送信はアナログではなくデジタルで行われます。そのため、ファックス
送信に関してアナログの公衆交換電話網 (PSTN) の場合とは異なるファックス設定を必要とする、さ
まざまな制約があります。ファックスはタイミングと信号の品質に大きく依存しているため、ファッ
クスの送信は VoIP 環境の影響を強く受けます。
HP LaserJet Analog Fax Accessory 500 を VoIP サービスに接続する場合は、次のように設定を変更す
ることをお勧めします。
●
ファックス速度設定を高速 (V.34) モードに設定し、エラー訂正モード (ECM) をオンにしてフ
ァックスを開始します。V.34 プロトコルは VoIP ネットワークへの調整に必要な送信速度の変
更に対応します。
●
ファックス速度を高速に設定した結果、エラーまたは再試行が頻発する場合は、中速 (V.17) に
設定します。
●
エラーと再試行が続く場合には、ファックス速度を低速 (V.29) に設定します。一部の VoIP シ
ステムはファックスに関連付けられている高い信号レートを処理できない場合があるためです。
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第 10 章 問題の解決 JAWW










