HP LaserJet Enterprise 500 Color MFP M575-User's Guide
問題 原因 解決策
送信したファックスが受信側のファッ
クス装置に届かない。
受信側のファックス装置がオフになっ
ているか、用紙切れなどのエラーが発生
している
可能性があります
。
ファックス装置に電源が入り、ファック
スを受信する準備ができているか受信
側に確認
してもらいます
。
通話中の電話番号のリダイヤルを待機
しているか、その前に送信を待機してい
る他のジョブ
があるため
、ファックス
が
メモリに保存されている可能性があり
ます。
このような理由でファックス ジョブが
メモリに保存されている場合は、ジョブ
のエントリがファックス
のログに記録
されます。ファックス使用状況ログを
印刷し、「結果」の列に「保留」と示さ
れたジョブがないかどうかを
確認して
ください。
ファックス エラー コード
ファックスの送受信を妨害または中断するような問題が発生すると、エラー コードが生成されます。
このコードは、問題の原因を突き止めるために役立ちます。エラー コードは、ファックス使用状況
ログ、ファックス コール レポート、および T.30 プロトコル トレースに表示されます。これら 3
つのレポートのいずれかを印刷し、エラーコードを取得してください。エラー コードの詳しい説明
と適切な対策については、
www.hp.com で、 HP LaserJet Analog Fax Accessory 500 を検索しま
す。
プリンタのコントロール パネルに表示されるファックス エラー メッセージ
ファックスの処理に割り込みが入った場合、またはファックスの送受信中にエラーが発生した場合
は、状況またはエラーの説明が表示されます。これは、2 つの部分に分かれています。ファックスの
処理が正常に完了した場合も、成功したことを示すメッセージが表示されます。このメッセージ情報
は、テキストによる説明と数値コードによって構成されます (一部のメッセージには数値コードは含
まれません)。プリンタのコントロール パネルには、メッセージのテキスト部分のみが表示されます。
一方、ファックス使用状況レポート、ファックス コール レポート、およびファックス T.30 トレー
スにはテキスト メッセージと数値コードの両方が表示されます。レポート内で、数値コードはメッ
セージ テキストの後に括弧付きで示されます。
ファックス モデムにより数値コードが生成されます。通常、数値コード (0) はモデムの正常な応答
です。メッセージの中には、常に数値コード (0) が付けられるものや、数値コードの範囲が付けられ
るもの、数値コードのないものがあります。数値コード (0) は通常、ファックス モデムに関連付け
られていませんが、ファックス システムの別の箇所や、印刷システムのような別のプリンタ システ
ムで発生したエラーを指します。0 以外のエラー コードは、モデムが実行している特定の処置また
はプロセスに関する詳細情報を伝えるものであり、必ずしもモデムに問題があることを示しているわ
けではありません。
ここにリストされている以外の数値コードが付いたエラー メッセージが連続して表示される場合、
カスタマ サポートに連絡してください。カスタマ サポートに連絡する前に、問題の特定に役立つフ
278
第 10 章 問題の解決 JAWW










