HP Color LaserJet CM6049f MFP - User Guide
手動印刷モードの使用
手動印刷モードを使用して、画質の問題を解決できるかどうかを確認します。このオプションは、コ
ントロール パネルの [印刷品質] メニューの [最適化] サブメニューにあります。
49 ページの 「印
刷品質 メニュー」を参照してください。
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フューザ温度: 印刷した画像が同じページの下部または次のページにぼんやりとした影となっ
て繰り返し写る場合は、用紙タイプやプリント モードの設定がご使用の用紙と合っているかを
まず確認します。それでもこの問題が解決しない場合は、フューザ温度 機能を 代替 設定のい
ずれかに変更します。まず 代替 1 設定を試し、問題が解決するかを確認します。解決しない場
合は [代替 2]、[代替 3] の順に試します。[代替 2] や [代替 3] に設定すると、1 つの印刷ジョ
ブから次のジョブまでの間隔が大幅に延びる場合があります。
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薄手メディア: 薄手の用紙への印刷やトナー使用量の多い印刷を行っている場合に特に、フュー
ザ遅延またはフューザへの紙の巻き込みによる紙詰まりのメッセージが頻繁に表示される場合
は、この機能を オン に設定します。
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メディア温度: 用紙がくっついて排紙される場合は、この機能を 短縮 に設定します。
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環境: 温度が低い場所に設置しているプリンタで、印刷した画像にブリスタ (気泡状の印刷不良)
などの問題が発生する場合は、この機能を有効にします。
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電源電圧: 電圧が低い場所に設置しているプリンタで、印刷した画像にブリスタ (気泡状の印
刷不良) などの問題が発生する場合は、この機能を有効にします。
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背景: 印刷したページの背景の陰影が濃い場合は、この機能をオンにします。オンにすると、
光沢が下がることがあります。
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用紙カール: 排紙ビンの中で用紙が極端に丸まる場合は、この機能を 短縮 に設定します。こ
の設定を行うことで、印刷速度が低下したり消耗品の交換頻度が上がる場合があります。
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定義済みの回転: ページに水平方向の線ができる場合は、この機能を オン にします。ただし、
プリンタが起動するのに時間がかかります。
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トレイ 1: トレイ 1 から印刷しているときに用紙の裏面にしみができる、あるいは印刷時にト
ナーが出過ぎる場合は、モードを 代替 に設定します。代替モードに設定すると、トレイ 1 か
らジョブが印刷されるごとに、クリーニング サイクルが実行されます。代替モードでは、通常
モードの設定時より、全てのプリントカートリッジの消耗が早まります。
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トラッキング コントロール: この設定は常に オン にしてください。
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クリーニング頻度 (標準/代替): 印刷出力上に 38mm 間隔で繰り返し印刷不良が発生する場合
は、この機能を 代替 に設定します。これにより、C ローラーのクリーニング頻度が上がります
が、 逆に印刷速度が低下したり消耗品の交換頻度が上がることがあります。
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ダブルブレード バイアス (標準/代替): 出力したページに白く短い縦線が現れる場合は、代替 に
設定します。これにより、印刷出力に黒っぽい点が発生することがあります。何回か印刷を行っ
て、この設定でいいかどうか確認してください。
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ごみ箱 (標準/代替): トナー使用量の少ない印刷ジョブで特に、印刷出力の長さ方向に縞模様が発
生する場合は、この機能を 代替 に設定します。
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放電ブラシ (オン/オフ): 薄い用紙を使って 10 ページ以上両面印刷を行ったときにトナーのし
みが印刷紙面のあちこちに発生する場合は、この設定を有効にします (ご使用の環境が低温・低
湿度の場合)。
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第 15 章 問題の解決
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