HP Color LaserJet CM6049f MFP - User Guide
揮発性の証明
ここでは、メモリに格納されたユーザー データの揮発性について述べています。また、秘密データ
をデバイスから消去する方法についても説明します。
メモリのタイプ
揮発性メモリ
MFP では、印刷プロセスやコピー プロセス中、ユーザー データを保存するために揮発性メモリ (オ
ンボード メモリ 64MB と換装メモリ 256MB の合計 320MB) が使用されます。MFP の電源を切
ると、揮発性メモリの内容は消去されます。
不揮発性メモリ
MFP では、システムの制御データやユーザーの環境設定を保存するために、不揮発性メモリ
(EEPROM) が使用されています。不揮発性メモリには、ユーザーの印刷データやコピー データは保
存されません。コントロール パネルから [コールド リセット] または [出荷時のデフォルトの復元]
を実行することにより、不揮発性メモリをクリアして、出荷時のデフォルト設定に戻すことができま
す。
ハードディスク ドライブ メモリ
MFP には、電源を切った後もデータを保持できる内蔵ハードディスク ドライブ (40GB 以上) が搭
載されています。また、必要に応じてコンパクト フラッシュ ストレージや外付けの EIO ハード
ディスクを追加することもできます。これらのデバイスに格納されるデータとしては、着信/発信用の
ファックスや電子メール ファイル、コピー ジョブや印刷ジョブ、ファックスや電子メールのアドレ
ス帳、サードパーティのソリューションなどがあります。このようなデータは、MFP のコントロール
パネルから消去できる場合もありますが、通常は HP Web Jetadmin のセキュア ストレージ消去機
能 (Secure Storage Erase) を使用して消去する必要があります。セキュア ストレージ消去機能は、
米国国防総省 (DOD) の仕様 5220–22.M に準拠しています。
306
付録 C 規制に関する情報
JAWW










