HP Designjet L25500 プリンタ シリーズ 保守およびトラブルシューティング ガイド
© 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
目次 1 安全に関する注意事項 ................................................................................................................................. 1 一般的な安全に関するガイドライン ................................................................................................................ 1 感電による危険 .................................................................................................................................................... 1 熱による危険 .................................................................
プリントヘッドのステータス プロットを使用する .................................................................................... 22 5 印刷品質に関するトラブルシューティング ................................................................................................ 25 一般的なヒント ................................................................................................................................................. 25 粒状感 .....................................................................................................................
9 フロントパネル エラー メッセージ ............................................................................................................ 45 10 サポートが必要な場合 .............................................................................................................................. 51 はじめに ............................................................................................................................................................. 51 マニュアル ................................................................
vi JAWW
1 安全に関する注意事項 プリンタを使用する前に、安全に関する次の注意事項を読んで、装置を安全に使用してください。 一般的な安全に関するガイドライン ● プリンタを電源に接続する前に、設置についての指示を参照してください。 ● プリンタ内部には、オペレータが操作可能な部品はありません。保守作業は、資格を有するサー ビス担当者に依頼してください。 ● 次のいずれかの場合には、プリンタの電源をオフにして、電源コードを両方ともコンセントから 抜き、資格を有するサービス担当者に保守作業を依頼してください。 ● ◦ 電源コードまたはプラグが損傷した。 ◦ プリンタに液体が入った。 ◦ プリンタから煙が出たり、異様な臭いがする。 ◦ プリンタが落下したか、乾燥モジュールまたは硬化モジュールが損傷した。 ◦ プリンタ内蔵の残留電流ブレーカー (漏電遮断器) が繰り返し落ちる。 ◦ ヒューズが飛ぶ。 ◦ プリンタが正常に動作しない。 次のいずれかの場合には、プリンタの電源をオフにし、電源コードを両方ともコンセントから抜 いてください。 ◦ 雷雨時 ◦ 停電時 感電による
注記: ヒューズが飛ぶ場合は、システム内の電気回路が故障している可能性があります。 資格を有する HP サービス担当者にシステムのチェックを依頼し、ヒューズを自分で交換し ないでください。 熱による危険 プリンタの乾燥および硬化サブシステムは高温で稼動しているため、触ると火傷をする可能性があり ます。人身事故を防止するため、以下の注意事項に従ってください。 ● プリンタの乾燥モジュールおよび硬化モジュールの内部筐体に触れないでください。乾燥およ び硬化の電源を切断するウィンドウ ラッチを開いた後でも、内部の表面は熱くなっている可能性 があります。 ● 素材の経路に触れる場合は、特に注意してください。 発火の危険 プリンタの乾燥および硬化サブシステムは高温で稼動しています。プリンタ内蔵の残留電流ブレー カー (漏電遮断器) が繰り返し落ちる場合は、資格を有する HP サービス担当者にお問い合わせくださ い。 発火の恐れを防止するため、以下の注意事項に従ってください。 ● 製品プレートに示された電源電圧を使用してください。 ● 電源コードは、それぞれコンセントの定格に従った分岐ブレーカーによって保
● ファンの近くに立たないでください。人身事故につながったり印刷品質に影響を及ぼす可能性 があります (エアフローが遮断されるため)。 ● 印刷時にギアや移動ロールに触れないでください。 重量のある素材による危険 人身事故を避けるため、重量のある素材を扱う場合は特に注意が必要です。 ● 重い素材ロールを扱う際は、複数名必要なことがあります。背中に負担をかけたり痛めたりしな いように注意してください。 ● フォークリフトやパレット トラックなどの荷役機器を使用することを検討してください。 ● 重い素材ロールを扱うときは、長靴や手袋などの保護用具を着用してください。 インクの取り扱い このプリンタには溶剤インクが使用されていないため、溶剤インクに関連する従来の問題は発生しま せんが、インク システム コンポーネントを扱う場合は、手袋の着用をお勧めします。 警告および注意 このマニュアルでは、プリンタを適切に使用して破損を防ぐために、次の記号が使用されています。 これらの記号の付いた手順に従ってください。 警告! この記号の付いたガイドラインに従わない場合、重大な人身事故または死亡につな が
ラベル 説明 電源に接続する前に、設置についての指示を参照して ください。入力電圧がプリンタの定格電圧の範囲内で あることを確認してください。プリンタには、それぞ れコンセントの定格に従った分岐ブレーカーによって 保護された専用の線が 2 本必要です。接地されたメイ ン コンセントと、プリンタ付属の HP が提供する電源 コード以外は使用しないでください。 手が巻き込まれる危険。取り付け時にロールを押さな いでください。取り付けテーブルを上げると、スピン ドルをプリンタに簡単に取り付けることができます。 指が巻き込まれる危険。印刷時にスピンドル ギアに 触れないでください。 プリンタの上部に物を置かないでください。ファンを 覆わないでください。 インクカートリッジ、プリントヘッド クリーニング カ ートリッジ、プリントヘッド クリーニング コンテナを 扱う場合は、手袋の着用をお勧めします。 4 第 1 章 安全に関する注意事項 JAWW
2 プリンタ ステータス プリンタ ステータスを確認する プリンタのステータスは、以下の方法で確認できます。 ● 内蔵 Web サーバでは、プリンタのステータス、取付済の素材およびインク システムが表示され ます。 ● デフォルトでは、フロントパネルにインク レベルが表示されます。あるいは、インク システム アイコン を選択すると、インク レベルが表示されます。さらに、発生している場合は現在の 最重要アラートがフロントパネルに表示されます。 インク システムのステータスを確認する 1. 内蔵 Web サーバにアクセスします (『ユーザーズ ガイド』を参照)。 2.
インクカートリッジのステータスは、内蔵 Web サーバでも参照できます。 インクのメニューの使用手順 1. フロントパネルで、 2. 情報を確認するカートリッジを選択します。 3. フロントパネルに、以下の情報が表示されます。 アイコンを選択し、次に [インク カートリッジ情報] を選択します。 ● カラー ● 製品名 ● 製品番号 ● シリアル番号 ● ステータス ● インク残量 (該当する場合) ● 容量 ● 使用期限日付 ● 保証期限 ● 製造元 プリントヘッドのステータスを確認する 印刷が終わるごとに、プリンタは自動的にプリントヘッドの確認と保守を行います。使用しているプ リントヘッドの詳細を確認するには、以下の手順を実行します。 1. フロントパネルで、 2. 情報を確認するプリントヘッドを選択します。 3.
ファイル システムを確認する プリンタのハード ディスクのファイル システムの整合性を確認し、自動的にすべてのエラーを修正 できます。これは、6 か月に 1 度、またはハード ディスクのファイルのアクセスに問題が発生した場 合に行うことをお勧めします。 ファイル システムの確認を実行するには、フロントパネルで テムの確認] を選択します。 アイコンを選択して、[ファイル シス プリンタでファイル システムの破損が検出された場合 (深刻なソフトウェアの問題の後など)、ファイ ル システムの確認が自動的に開始されることがあります。これには、約 1 時間半かかる可能性があり ます。 プリンタの使用状況に関する情報を確認する プリンタの使用状況を確認するには、情報が使用できます。 注記: 使用状況に関する情報の正確性は保証されていません。 内蔵 Web サーバでのプリンタ情報 1. 内蔵 Web サーバにアクセスします (『ユーザーズ ガイド』を参照)。 2.
は、しばらくすると表示されなくなります。一部のアラートは、プリンタがアイドル状態で、他 に報告すべき重要な問題がない場合、再び表示されます。 ● 内蔵 Web サーバ: フロントパネルに表示されたアラートは、内蔵 Web サーバの右上隅にも表示 されます。 アラートは、保守作業が必要であることを示している場合があります。11 ページの「ハードウェア 保守」 を参照してください。 次のアラートが発生した場合、サービス エンジニアによる作業が必要です。 8 ● サービス保守キット 1 ● サービス保守キット 2 ● サービス保守キット 3 第 2 章 プリンタ ステータス JAWW
3 ファームウェアについて プリンタのさまざまな機能は、プリンタ内のソフトウェアによって制御されています。このソフトウ ェアは、ファームウェアとも呼ばれます。 ファームウェアのアップデートは、随時、Hewlett-Packard から入手することができます。このアップ デートにより、プリンタの性能が向上し、プリンタの機能が拡張されます。 ファームウェアのアップデートは、HP の Web サイト (http://www.hp.com/go/graphic-arts/) からダウン ロードし、プリンタの内蔵 Web サーバを使用してプリンタにインストールできます。 コンピュータ上で内蔵 Web サーバを使用するには、Web ブラウザを開き、プリンタの URL を入力し ます。プリンタのフロントパネルのステータス画面にプリンタの URL が表示されます (この例では http://192.168.1.
10 第 3 章 ファームウェアについて JAWW
4 ハードウェア保守 この章の作業では、プリンタに付属するユーザ メンテナンス キットが必要になることがあります。 プリントヘッドの軸合わせ プリントヘッドを交換する毎に、プリントヘッドの軸合わせが行われます。プリントヘッドを交換し た際に素材が取り付けられていない場合は、次に素材を取り付けたときに軸合わせが行われます。 印刷品質の問題を解決するときも、プリントヘッドの軸合わせを行うとよい場合があります。 自動軸合わせ まず、白色の素材がプリンタに取り付けられていることを確認します。半透明ボンド紙、クリア フィ ルム、トレーシング用紙、べラム紙などのカラー素材、光沢キャンバス、および透明紙は、プリント ヘッド自動軸合わせに適していません。こうした素材を使用する場合は、プリントヘッドを手動で軸 合わせする必要があります (11 ページの手動軸合わせを参照)。 プリントヘッドの軸合わせが自動的に実行されない場合、フロントパネルから手動で実行するには、 アイコンを選択し、[イメージ品質の保守] - [プリントヘッドの軸合わせ] - [プリントヘッド自動軸 合わせ] を選択します。 内蔵 Web サーバからプ
その後、補正値をフロントパネルまたは内蔵 Web サーバに入力します。 フロントパネルに補正値を入力するには、 アイコンを選択し、[イメージ品質の保守] - [プリントヘ ッドの軸合わせ] - [プリントヘッド手動軸合わせ] - [補正値の入力] を選択します。対応するパターン と同じ文字が付いたウィンドウに各値を入力します。 内蔵 Web サーバに補正値を入力するには、[セットアップ] タブを選択し、次に [プリントヘッドの軸 合わせ] - [プリントヘッド手動軸合わせ] を選択し、対応するパターンと同じ文字が付いたウィンドウ に各値を入力します。 プリントヘッドの電極をクリーニングする プリントヘッドを取り付けてもプリンタがプリントヘッドを認識しないことがあります。これは、プ リントヘッドとプリントヘッド キャリッジが接触する電極部分に、インクがたまって付着しているこ とが原因です。このような場合は、プリントヘッドの電極部分をクリーニングすることをお勧めしま す。しかし、特に問題がなければ、電極部分を定期的にクリーニングする必要はありません。 ユーザ メンテナンス キットには、キャリッジ接点ワイパーが入
2. キャリッジ接点ワイパーを開きます。 3. スポンジの短いほうの端をキャリッジ接点ワイパーの取り付け用スロットに入れてスポンジを 取り付けます。 4. キャリッジ接点ワイパーを閉じて、スポンジをはさみ込みます。 5. プリントヘッド キャリッジのラッチを開き、フロントパネルに表示されている問題の原因となる プリントヘッドを取り外します。『ユーザーズ ガイド』を参照してください。 6.
7. スポンジを軽く動かし、フレックス コネクタの底まで (ワイパーが止まるところまで挿入して)、 電極を拭きます。 8. すべての電極を慎重にクリーニングします。コネクタの底の部分の電極も忘れずにクリーニン グしてください。 9. プリントヘッドが新しいものではない場合は、同じスポンジを使用して、プリントヘッドの下側 にある電極ストリップをクリーニングします。上側の電極には触らないでください。 注意: 破損しやすいため、ノズルがある面には触らないでください。 10. 両方のコネクタが乾くまでしばらく待ちます。乾いたら、プリントヘッドをプリントヘッド キャ リッジに取り付けます。『ユーザーズ ガイド』を参照してください。 11.
12. キャリッジ接点ワイパーから汚れたスポンジを取り外します。 13.
プリンタの外部をクリーニングする 湿らせたスポンジや柔らかい布と、研磨剤の入っていない液状の石鹸など、刺激の少ない家庭用洗剤 を使用して、プリンタの外部や、通常の操作で触れるその他の部分 (インクカートリッジの引き出し 用のハンドルなど) のクリーニングを行います。 硬化モジュールのファンの下の凝縮部分に湿気が生じる場合がありますが、乾いた布で拭いてくださ い。 警告! 感電を防ぐために、クリーニングの前に、プリンタの電源がオフになっていて、電 源コードが抜いてあることを確認してください。プリンタ内部に水が入らないようにして ください。 注意: プリンタに研磨剤入り洗剤を使用しないでください。 プラテンのクリーニングを行う 数か月ごとに、または必要に応じて、プリンタのプラテンのクリーニングを行う必要があります。 注記: 特定の素材をしばらく使用した後で、それより幅の広い素材に印刷を行うと、プラ テンの左側が汚れている場合があります。汚れている箇所をクリーニングしないと、インク が素材の裏面に残る場合があります。 警告! プラテンをクリーニングする際は、素材送りセンサーに損傷を与えないよう注意し てくださ
4. 同じ乾いたブラシで、プラテンの表面からインクの付着を取り除きます。 5. 吸収性のあるきれいな柔らかい布に、イソプロピル アルコールを少し付けて、プラテンから落ち たインクの付着を拭き取ります。 注記: イソプロピル アルコールは、ユーザ メンテナンス キットに含まれていません。 注意: 市販の洗剤や研磨剤入り洗剤は使用しないでください。プラテンに水分が残る ため、プラテンを直接濡らさないでください。 JAWW 6. 湿った布を使用して、カッターの傾斜面のクリーニングを行います。 7. 乾いた布で、ホイールの露出している部分のクリーニングを行います。できれば、このホイール の周辺全体のクリーニングを行ってください。 8. プリンタの周囲からイソプロピル アルコールと布を移動します。 9.
プリントヘッドをクリーニング (修復) する プリントヘッドのクリーニングを行うと、問題を解決できる場合があります。クリーニングを行うに は、プリンタのフロントパネルで、 アイコンを選択し、[イメージ品質の保守] - [プリントヘッドの クリーニング] を選択します。クリーニングを行うプリントヘッドを指定します。すべてのプリント ヘッド、または一部のプリントヘッドをクリーニングできます。以下のオプションから選択します。 ● テスト プロットの印刷 ● すべてのクリーニング ● LC-C のクリーニング ● Y-MK のクリーニング ● LM-M のクリーニング すべてのプリントヘッドのクリーニングには、5 分ほどかかります。2 個のプリントヘッドをクリー ニングするには、3 分ほどかかります。 注記: すべてのプリントヘッドのクリーニングには、1 組のプリントヘッドのクリーニン グよりも多くのインクが必要です。 素材送りセンサーの窓をクリーニングする 素材送りセンサーは極小の長方形の窓で (サイズは 1 平方センチメートル以下)、右から 3 番目のピン チホイールの近くにあります。 印
キャリッジ レールをクリーニングおよび潤滑する 注記: 一部のワークフロー、周囲の温度が高くプリンタの動作仕様 (30ºC (86ºF)) を上回る サイト条件、プリンタの周囲にほこりが多い場合などは、スライダ棒の潤滑の低下、または 潤滑に影響を及ぼす場合があり、これが原因でプリンタのパフォーマンスが影響を受ける可 能性があります。 注記: キャリッジ レールのクリーニングおよび潤滑の手順のわかりやすい説明について は、以下を参照してください。http://www.hp.com/go/L25500/videos 1. キャリッジにアクセスするには、フロントパネルで 潤滑] を選択します。 2. ウィンドウのロックを解除して開きます。 3.
4. レールが乾燥するまで待ってから、ウィンドウを閉じます。右カバーの下にあるレールの部品に 手が届くように、キャリッジがプリンタの中央に移動します。 5. ウィンドウのロックを解除して開きます。 6. 手順 3 と同じ方法で、右カバーの下にあるキャリッジ レール部分をクリーニングします。 7. プリンタ付属のメンテナンス キットからオイルのボトルを取ります (必要な場合は交換キット を注文できます)。 8. キャリッジの両側のレールに沿って、オイルを細いジグザグ状に垂らします。この処理について 説明しているビデオを参照してください。http://www.hp.com/go/L25500/videos 注記: 潤滑時は、レールの上部にある金属片にオイルを垂らさないように注意してく ださい。 9.
インクカートリッジを保守する インクカートリッジは、通常の使用期間内であれば特別な保守は必要ありません。カートリッジが使 用期限に達したら交換してください。使用期限については、フロントパネルのインクカートリッジ情 報を参照してください。 プリンタを移動または保管する プリンタを移動したり、長期間保管する必要がある場合は、準備作業を正しく行い、プリンタの損傷 を防ぐ必要があります。 1. インクカートリッジ、プリントヘッド、またはプリントヘッド クリーニング カートリッジは取 り外さないでください。 2. 素材が取り付けられていないことを確認します。 3. プリントヘッド キャリッジが、プリンタ右端のサービス ステーションにあることを確認します。 4. フロントパネルに「印刷可能です」メッセージが表示されていることを確認します。 5. フロントパネルの 電源 ボタンを押して、電源をオフにします。 6. プリンタの背面にある 2 つの電源スイッチもオフにします。 7.
コンポーネントの消耗によるプリンタの故障を防ぐために、プリンタは、プリンタ キャリッジがプリ ンタの軸を横切った回数と、使用したインクの合計量を記録しています。 プリンタはこの数値を使用して、サービス保守が必要なことを検出します。その際、フロントパネル に以下のメッセージが表示されます。 ● サービス保守キット 1 ● サービス保守キット 2 ● サービス保守キット 3 これらのメッセージは、コンポーネントの寿命が近づいていることを示します。プリンタの使用状況 によっては、長期にわたって印刷を続行することもできますが、サービス担当者に連絡して、訪問サ ービス保守を依頼することをお勧めします。サービスエンジニアは、消耗した部品をオンサイトで交 換します。これにより、より長くプリンタをお使いいただくことができます。 フロントパネルにこれらのメッセージが表示されたときに、サービスエンジニアの派遣を手配する と、以下の 2 つの利点があります。 ● プリンタ コンポーネントをお客様の都合に合わせて交換することができます。 ● 訪問サービス保守のときに、サービス エンジニアが一度に複数の部品を交換する
解決のための処置 1. 問題のあるプリントヘッドをクリーニングします。38 ページのプリントヘッドのクリーニン グを参照してください。次に、プリントヘッドのステータス プロットを再印刷し、問題が解決し たかどうかを確認します。 2. 問題が解決しない場合は、プリントヘッドをもう一度クリーニングしてからプリントヘッドのス テータス プロットを再印刷し、問題が解決したかどうかを確認します。 3.
24 第 4 章 ハードウェア保守 JAWW
5 印刷品質に関するトラブルシューティン グ 一般的なヒント 印刷の品質に問題がある場合は、以下の項目を確認してください。 ● プリンタで最高のパフォーマンスを実現するために、HP 純正のサプライ品とアクセサリをお使 いください。これは、純正品では信頼性とパフォーマンスが十分に検証されており、トラブルな く最高品質の印刷を実現できるためです。推奨する素材についての詳細は、 『ユーザーズ ガイド』 を参照してください。 ● フロントパネルと RIP ソフトウェアで選択されている素材の種類が、プリンタに取り付けられて いる素材の種類と同じであることを確認してください。使用する素材の種類に対応したキャリ ブレーションが済んでいることを確認してください。 注意: 誤った素材の種類を選択すると、印刷品質の低下やカラーの問題が発生し、プ リントヘッドが破損する可能性があります。 ● RIP ソフトウェアで、適切な印刷品質設定を使用しているかどうかを確認します。 ● 素材と印刷品質設定に対して正しい ICC プロファイルを使用していることを確認します。 ● 『ユーザーズ ガイド』を参照 環境状況 (温
のステータス プロットを使用して、軸合わせが必要かどうかを確認できます (22 ページのプリン トヘッドのステータス プロットを使用するを参照)。 ● 8 つ以上のパスを印刷する場合、素材送りの調整が必要な可能性があります。27 ページの素材 送りを調整するを参照してください。 ● 暗いカラーや飽和色で粒状感が目立つ場合、インクのコアレッセンスの問題が存在する可能性が あります。以下の推奨方法を実行します。 ◦ パス数を増やします。パスを 10 以上にすると、多くの場合粒状感が減少します。 ◦ インクの品質を下げます。 問題が解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。51 ページの「サポートが必要な場 合」を参照してください。 横方向のバンディング 以下のように、印刷イメージに横線が現れる場合 (色は異なる場合があります) は、下の手順に従いま す。 ● ● バンディングの影響が主に暗いカラーや飽和色に及んでいる場合や、素材の端近くの領域だけが 塗り潰される場合、インクの乾燥が不十分なことが原因の可能性があります。以下の推奨方法を 実行します。 ◦ インクの品質を下げます。
● バンディングの影響がほとんどのカラーに及んでいる場合、プリントヘッドの位置がずれている 可能性があります。これは、プリントヘッドの軸合わせを長期間行っていない場合や、素材の詰 まりがある場合に起きやすくなります。必要な場合は、プリントヘッドの軸合わせを行います (11 ページのプリントヘッドの軸合わせを参照)。プリントヘッドのステータス プロットを使用 して、軸合わせが必要かどうかを確認できます (22 ページのプリントヘッドのステータス プロッ トを使用するを参照)。 ● バンディングが主に黒色の領域で起きている場合、純粋な黒を使用し、他のカラーを混ぜないで 新しいカラー プロファイルを作成します。RIP のマニュアルを参照してください。 問題が解決しない場合は、サービス担当者に連絡します (『ユーザーズ ガイド』を参照)。 素材送りを調整する 素材送りセンサーは、素材送りを測定し、プリントヘッドのパスごとに不規則さを補正します。ただ し、印刷の品質を微調整する場合、用紙を送る間隔をキャリブレーションする必要があります。素材 送りにより、素材のドット配置が決定されます。素材が正確に送られないと
設定を変更すると、新しい設定が現在のジョブにすぐに適用されます。OK を押して値を保存すると、 プリンタに保存されて現在のジョブ全体で使用されます。 縦方向のバンディング 印刷物の最初の 200mm に、さまざまなカラーの縦方向のバンディング (場合によってはさまざまな粒 状感も) が現れた場合、前の印刷の硬化プロセスにより素材が歪んだことが原因と考えられます。こ の場合は、以下のように対処します。 1. 予備下部マージンを 100mm に設定します。 2. 問題が解決しない場合は、予備下部マージンを 200mm に設定します。このマージンは、プリン タがアイドル状態で、カッターが無効なときに印刷を開始したジョブにのみ適用されます。 3. 問題が解決しない場合は、乾燥準備温度を 5°C ずつ下げます。 縦方向のバンディングの影響が印刷物全体に及ぶ場合は、乾燥温度が高すぎる可能性があります。 1. 乾燥温度を最低 40°C まで 5°C ずつ下げます。 2. 問題がなくなってもブリーディング、コアレッセンスがあったり、耐久性が不十分な場合は、パ ス数を増やすかインクを減らします。 3.
黒色の領域がかすむ 黒色の領域がかすんだり、十分に黒くない場合、以下の推奨方法を実行します。 ● パス数を増やします。 ● 印刷物をラミネート加工します。 微かな汚れやむらのある外観 印刷後に一部分を覆って保管した場合、素材によっては微かなカラーの違いが現れる可能性がありま す。そのような素材は、印刷後すぐに全体を覆うか、まったく覆わずに保管してください。2 つの印 刷面を長期間接触させないことをお勧めします。この問題は、しばらくの間素材の覆いを外すと、多 くの場合なくなります。 または、いくつかの素材ロールのコーティングに不具合が存在する可能性があります。この場合の解 決策は、別のロールを使用することです。 JAWW 黒色の領域がかすむ 29
接触したときにインクがにじむ、または油でよごれて見える これらの症状は、硬化温度が低すぎたことを示しています。 印刷物の最初の 200mm にのみこの問題が現れる場合は、問題がなくなるまで硬化準備温度を 5°C ず つ上げます。この方法で問題を解決できない場合は、パス数を増やします。 この問題の影響が印刷物全体に及ぶ場合は、問題がなくなるまで硬化準備温度を 5°C ずつ上げます。 この方法で問題を解決できない場合は、パス数を増やします。 印刷後、数分または数時間後に仕上げがオイル状になる場合は、印刷物の印刷面を互いに付けて保管 しないでください。巻き取りリールの使用を検討してください。 印刷物の全長が間違っている、または一貫性がない 乾燥プロセスと硬化プロセスでは素材が加熱されるため、素材によってはイメージを印刷した後に縮 みます。これは、印刷物にフレームを付けたり、分割印刷を行って印刷物を並べる場合に不都合なこ とがあります。 一般的な法則としては、次の比率で縮むことが予想されます。 ● フォト調:0.4%未満 ● 溶剤用ペーパー、水彩用ペーパー:0.5%未満 ● 粘着紙:1.
6 素材に関するトラブルシューティング 素材が正しく取り付けられない 素材を正しく取り付けられない場合は、以下の点を確認してください。 ● 素材が、斜めまたは間違った位置に取り付けられている可能性があります。素材の右側の端が、 インプット スピンドルのロールに合っていることを確認します。 ● 素材がしわになっている、歪んでいる、または曲がっている可能性があります。 ● プラテンへの素材経路の素材詰まりは、素材の先端が曲がっているかまたは汚れていることが原 因の場合があります。素材の先端の 2cm (1 インチ) を切り取ってもう一度試してください。新 しいロールの場合でもこの処理が必要な場合があります。 ● スピンドルが正しく挿入されているかどうかを確認します。 ● 素材がスピンドルに正しく取り付けられていて、ロールの向きが正しいことを確認します。 ● 素材がしっかりと巻き取られていることを確認します。 素材が詰まっている 素材が詰まった場合、通常は「素材の詰まりの可能性があります」というメッセージがフロントパネ ルに表示されます。このメッセージには、各種エラー コードのいずれかが
32 2. プリンタの温度が下がるまで待機し、ウィンドウのロックを解除して開きます。 3. プリントヘッド キャリッジを邪魔にならない場所に移動します。 4. 素材調整レバーを上がるところまで持ち上げます。 5. プリンタの上部から、詰まった素材を慎重に取り除きます。必要な場合は素材をカットします。 6.
7. 素材調整レバーを下げ、プリンタに素材が残っていないことを確認して (特に硬化モジュール に)、ウィンドウを閉じてロックします。 8. プリンタの電源を入れます。 9. ロール紙を取り付け直します。 10. さらにプリンタ内に障害の原因となる素材が残っている場合は、堅い素材をプリンタに取り付け ることで、取り除くことができる場合があります。 11.
巻き取りリールで巻き取ることができない 巻き取りリールで期待した通りに巻き取ることができない場合、可能性としては、印刷物が床の上に すでに出力されている場合があります。プリンタは、巻き取りリールの問題を認識すると、問題が解 決されるまで印刷ジョブを中断します。プリンタが問題を認識しない場合、ジョブの印刷が続行され ます。考えられる問題と解決策を以下の表に示します。 巻き取りリールの LED ステータス 問題 印刷ジョブの中断 速く点滅 巻き取りリールで巻 はい き取ることができな い 考えられる原因 考えられる解決策 センサービームが 3 秒以上遮られた。 巻き取りリール セ ンサーが、細長い素 材やオブジェクトで 遮られていないこと を確認してくださ い。下の図を参照し て、用紙収集スタッ カがフット ブレー スの後ろに置かれて いることを確認しま す。 また、巻き取りリー ルの電源スイッチが [オン] の位置にある ことを確認します。 遅く点滅 巻き取りリールで巻 いいえ き取ることができな い センサー ケーブル センサー ケーブル がたるんでいるか、 が正しく留められて 抜けてい
JAWW 1. 巻き取りリール センサー 2.
36 第 6 章 素材に関するトラブルシューティング JAWW
7 インク システムに関するトラブルシュー ティング インクカートリッジを取り付けられない 1. 正しいカートリッジ (モデル番号) を使用しているかどうかを確認します。 2. カートリッジのラベルの色がスロットのラベルの色と同じであるかどうかを確認します。 3. カートリッジの向きが正しいかどうか、インクカートリッジの正面の矢印が上を向いているかど うかを確認します。 注意: インクカートリッジ スロットの内部はクリーニングしないでください。 プリントヘッドを取り付けられない 1. 正しいプリントヘッド (モデル番号) を使用しているかどうかを確認します。 2. プリントヘッドからオレンジ色の保護キャップを取り外したかどうかを確認します。 3. プリントヘッドのラベルの色がスロットのラベルの色と同じであるかどうかを確認します。 4. プリントヘッドの向きが正しいかどうかを (他のプリントヘッドと比較して) 確認します。 5.
プリントヘッドのクリーニング プリンタの電源が常にオンになっている限り、定期的にプリントヘッドの自動クリーニングが実行さ れます。ただし、印刷品質の低下が見られ、他の方法では問題を解決できない場合は、プリントヘッ ドをクリーニングする必要があります。これによりノズル内に新しいインクが確保され、ノズルの目 詰まりを防止できます。 プリントヘッドのステータス プロットを印刷すると、問題のあるカラーが判断できます。十分に機能 していないプリントヘッドを 2 個 1 組選択します。クリーニングするプリントヘッドが不明な場合 は、すべてのプリントヘッドをクリーニングします。 アイコンを選択し、[イ プリントヘッドのクリーニングを行うには、プリンタのフロントパネルで メージ品質の保守] - [プリントヘッドのクリーニング] を選択してから、クリーニング対象のプリント ヘッドを選択します。すべてのプリントヘッド、または一部のプリントヘッドをクリーニングできま す。選択肢は以下の通りです。 ● テスト プロットの印刷 ● すべてのクリーニング ● LC-C のクリーニング ● Y-MK のクリーニング ●
プリントヘッドを再度取り付ける手順 1. プリントヘッドの軸合わせ処理の実行中に誤った素材が取り付けられた場合は、フロントパネル の キャンセル ボタンを押してください。 注意: プリントヘッドの軸合わせ処理をキャンセルした場合は、印刷を行わないでく ださい。 2. 使用する素材を取り付けます。最高の品質を得るには、フォト用紙をお勧めします。 警告! 半透明ボンド紙、ならびに、クリア フィルム、トレーシングペーパー、べラム 紙などのカラー素材、光沢キャンバス、および透明紙は、プリントヘッドの軸合わせに 適していません。サポートされていない用紙でプリントヘッドの軸合わせ処理を行わ なければならない場合は、印刷に使用する用紙と厚さが同じ用紙を使用していることを 確認してください。 3. すべてのプリントヘッドを取り外して、取り付け直します。『ユーザーズ ガイド』を参照してく ださい。プリントヘッドの軸合わせ処理が開始されます。 注記: プリントヘッドの軸合わせが行われている間は、ウィンドウが閉じていること を確認してください。 4.
3. 取り付けた素材がプリントヘッドの軸合わせを行う上で許容範囲内ならば、プリンタは軸合わせ を行い、軸合わせパターンを印刷します。 注記: プリントヘッドの軸合わせが行われている間は、ウィンドウが閉じていること を確認してください。 4.
8 その他のトラブルシューティング プリンタの IP アドレスを取得できない ネットワークに DHCP サーバがない場合、プリンタは IP アドレスを自動的に取得できません。この場 合は、次の方法でプリンタの IP アドレスを手動で設定する必要があります。 1. アイコンを選択し、次に [接続] - [ギガビット イーサネット] - [Modify information] (情報の変 更) - [TCP/ IP] - [IPV4 設定] - [設定方法] - [手動] を選択します。 2. [IPV4 設定] メニューから、[手動設定] - [IP アドレス] を選択します。 3. 使用する IP アドレスを入力し、終了したら OK キーを押します。 内蔵 Web サーバにアクセスできない 『ユーザーズ ガイド』の指示をまだお読みでない場合は参照してください。 1. フロントパネルで、 2. 接続 - [詳細設定] - [内蔵 Web サーバ] - [内蔵 Web サーバを使用] - [オン] を選択します。 3. フロントパネルで、 択します。 4.
プリンタで印刷されない コンピュータから送信されたファイルが正しく印刷されない場合の理由には、以下が含まれます。 ● 電源に問題がある可能性があります。プリンタが動作せず、フロントパネルに何も表示されない 場合は、背面の電源スイッチがオンになっていて、残留電流ブレーカーが上がっており、電源ケ ーブルが正しく接続され、電源ソケットから電力が供給されているかどうかを確認してくださ い。 ● 強力な電磁場や重大な電気障害など、異常な電磁現象が発生している可能性があります。このよ うな現象が発生している場合、プリンタが異常な動作をしたり、動作を停止することがありま す。このような場合は、フロントパネルの 電源 ボタンを押してプリンタの電源を切り、電磁的 な環境が正常に戻るまで待機してから、電源を入れ直してください。問題が解決しない場合は、 サービス担当者に連絡してください。 ● 素材に関する以下のいずれかのシナリオが存在している可能性があります。 ◦ プリンタにセットされている素材名がフロントパネルに反映されていない。 ◦ ロールに、ジョブ全体が印刷できるだけの十分な素材がセットされていない。 この
ハード ディスクのファイルにアクセスできない プリンタのハード ディスク上のファイルにアクセスするときに問題がある場合は、ファイル システ ムの確認を実行することを検討してください。7 ページのファイル システムを確認するを参照して ください。 コンピュータとプリンタ間の通信に問題がある 問題の例を以下に示します。 ● プリンタにイメージを送信しても、フロントパネルのディスプレイに [データを受信しています] というメッセージが表示されない。 ● 印刷しようとすると、コンピュータにエラー メッセージが表示される。 ● データ送信時に、コンピュータまたはプリンタが停止する。 ● 印刷結果に不規則なエラーまたは原因不明なエラーが発生する (線が正しく表示されない、グラ フィックの一部だけ表示されるなど)。 通信の問題を解決するには、以下の手順に従います。 ● RIP で、正しいプリンタが選択されていることを確認します。 ● 大きなイメージの場合は、受信、処理、印刷に時間がかかる場合があります。 ● プリンタとコンピュータの間に、スイッチ ボックス、バッファ ボックス、ケーブル アダプタ
44 第 8 章 その他のトラブルシューティング JAWW
9 フロントパネル エラー メッセージ 状況によっては、フロントパネルにエラー メッセージが表示されます。その場合は、[推奨] 列のヒン トに従ってエラーを解決します。 このリストにないエラー メッセージがフロントパネルに表示され、的確な対応が不明な場合は、サー ビス担当者に連絡してください。51 ページの「サポートが必要な場合」を参照してください。 表 9-1 テキスト メッセージ メッセージ 推奨 [カラー] カートリッジの使用期限 が切れています カートリッジを交換してください。51 ページの「サポートが必要な場 合」を参照してください。 [カラー] カートリッジがありませ ん 該当するカラーのカートリッジを取り付けてください。51 ページの 「サポートが必要な場合」を参照してください。 [カラー] カートリッジがインク切 れです カートリッジを交換してください。51 ページの「サポートが必要な場 合」を参照してください。 [カラー] プリントヘッド #[n] エラ ー:取り付けられていません 該当するプリントヘッドを取り付けてください。51 ページの「サポー トが必要な場合」を参
表 9-1 テキスト メッセージ (続き) メッセージ 推奨 PDL エラー: インクシステムの準備 ができていません プリントヘッドをクリーニングしてください。38 ページのプリントヘッ ドのクリーニングを参照してください。 PDL エラー: ジョブがクリップされ ました イメージが素材またはプリンタに対して大きすぎます。より大きい素材 を取り付けるか、またはイメージ サイズを小さくしてください。 PDL エラー: メモリが足りません プリンタを再起動し、ジョブを再送信してください。必要に応じて、ジ ョブが複雑にならないようにしてください。 PDL エラー: 素材がありません さらに素材を取り付けてください。 PDL エラー: 解析エラー 印刷ジョブがプリンタで解析できません。作成し直して、再送信してく ださい。プリンタの接続を確認してください。 PDL エラー: 印刷モードエラー 素材の種類またはジョブに対して指定した印刷品質が不適切です。取り 付けられている素材の種類または印刷設定を変更してください。 PDL エラー: 印刷エラー ジョブをもう一度送信してください。 PD
表 9-2 数字のエラー メッセージ (続き) JAWW エラー コード 推奨 15.6 乾燥モジュールが非常に長時間、最大電力で動作しています。インクの濃度が高す ぎないか確認してください。周囲の温度がプリンタの仕様の範囲内であることを 確認します。問題が解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。 51 ページの「サポートが必要な場合」を参照してください。 15.7 周囲の温度が低く、プリンタが確実に動作しません。 16.1 プリセットされた時間制限内にプリンタの温度が動作温度まで上昇しません。周 囲の温度と入力電圧がプリンタの仕様の範囲内であることを確認します。問題が 解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。51 ページの「サポー トが必要な場合」を参照してください。 16.
表 9-2 数字のエラー メッセージ (続き) 48 エラー コード 推奨 29:01 プリントヘッド クリーニング カートリッジが正しく挿入されていません。プリン タの右側にあるプリントヘッド クリーニング カートリッジのドアを開け、プリン トヘッド クリーニング カートリッジが正しく取り付けられていることを確認した ら、ドアを閉めます。問題が解決しない場合は、プリントヘッド クリーニング カ ートリッジを交換します。問題が解決しない場合は、サービス担当者に連絡してく ださい。51 ページの「サポートが必要な場合」を参照してください。 32:01 巻き取りリールが接続されていません。巻き取りリールを使用する場合は、プリン タの電源をオフにし、すべての巻き取りリール ケーブル (センサー ケーブル、プリ ンタ ケーブル) が接続されていることを確認します。巻き取りリールを使用しな い場合、巻き取りリールから素材を手動で取り外す必要があります。必ず最初に手 動で、または 素材を移動 キーを押して用紙をカットしてください。 32:01.
表 9-2 数字のエラー メッセージ (続き) エラー コード 推奨 61:01 ファイル形式が間違っているため、プリンタがジョブを処理できません。以下の対 策を試します。 ● フロントパネルの 電源 ボタンとプリンタの背面の電源スイッチを使用して、 プリンタの電源をオフにします。電源コードを取り外し、電源コードを再度接 続してプリンタの電源をオンにします。 ● 『ユーザーズ ガイド』を グラフィック言語の設定が正しいことを確認します。 参照してください。 ● プリンタにファイルを再送信します。 ● プリンタのファームウェアが最新版かどうかを確認します。9 ページの「ファ ームウェアについて」を参照してください。 問題が解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。51 ページの「サ ポートが必要な場合」を参照してください。 63:04 ネットワークカードで入出力エラーが発生しました。以下の対策を試します。 ● ネットワークケーブルがネットワークカードに正しく接続されていることを 確認します。 ● プリンタのファームウェアが最新版かどうかを確認します。9 ページの「ファ ー
表 9-2 数字のエラー メッセージ (続き) エラー コード 76:03 推奨 「ディスク容量不足」エラーが発生しました。以下の対策を試します。 ● フロントパネルの 電源 ボタンとプリンタの背面の電源スイッチを使用して、 プリンタの電源をオフにします。電源コードを取り外し、電源コードを再度接 続してプリンタの電源をオンにします。 ● プリンタにファイルを再送信します。 ● 内蔵 Web サーバを使用して、プリンタのハード ディスクから不要なファイル を削除することをお勧めします。 ● EEROM (Electrically Erasable Read-Only Memory) をリセットし、もう一度、プリ ンタにファイルを送信します。 問題が解決しない場合は、サービス担当者に連絡してください。51 ページの「サ ポートが必要な場合」を参照してください。 77:04 内蔵 Web サーバの内部ソフトウェア エラーが発生しました。以下の対策を試しま す。 ● フロントパネルの 電源 ボタンとプリンタの背面の電源スイッチを使用して、 プリンタの電源をオフにします。電源コードを取り外し、電源
10 サポートが必要な場合 はじめに HP カスタマー・ケアは、優れたサポート内容により受賞経験もあります。お使いの HP Designjet から 常に最高の結果を得られるようにサポートいたします。HP カスタマー・ケアは、広範囲にわたる信頼 のおけるサポート専門知識と新しい技術で、ほかには類を見ないきめ細かなサポートを提供いたしま す。サービスには、セットアップおよびインストールのサポート、トラブル解決のための情報提供、 アップグレード保証、修理および交換サービス、電話と Web によるサポート、ソフトウェアのアップ デート、自己保守サービスなどがあります。HP カスタマー・ケアの詳細は、弊社 Web サイトをご覧 ください:http://www.hp.com/go/graphic-arts/。 マニュアル 以下のマニュアルがプリンタに付属しています。また http://www.hp.
HP カスタマー・ケア センター ヘルプはお電話でご利用いただけます。お問い合わせになる前に、以下を行ってください。 ● 本書で紹介されているトラブルの解決手段を再度確認してください。 ● 関連する場合は RIP のマニュアルを参照してください。 ● 次の情報をご用意ください。 ◦ お使いのプリンタ:電気コンパートメントのドアのラベルに記載されている、製品番号とシ リアル番号 ◦ フロントパネルにエラー コードが表示される場合は、エラー コードをメモに取り、 45 ページの「フロントパネル エラー メッセージ」を参照してください ◦ プリンタのサービス ID ◦ 現在使用中の RIP とそのバージョン番号 ◦ 現在使用中のソフトウェア アプリケーションとそのバージョン番号 ◦ [ヘルプ] - [バージョン情報] を選択し、内蔵 Web サーバで表示されるテキスト 以下の表に、各国の電話番号を示します。 国/地域 電話番号 営業時間 +1 800 334 5144 月~日 0:00~23:59 (大部分の製品) アルジェリア 021 67 67 67 8:30~1
国/地域 電話番号 営業時間 アイスランド +45 70 10 80 25 (国内電話番号はな し) 月~日 0:00~23:59 アイルランド 1890 946 500 8:00~18:00 イスラエル 09 830 4848 9:00~18:00 イタリア、サン マリノ、バチカン市 02 3859 1212 国 8:00~17:00 クウェート +971 4 366 2020 (国内電話番号はな し) 9:00~19:00 GMT+4 ラトビア 7 030 721 9:00~18:00 800 80 12 (通話料無料) レバノン +971 4 366 2020 (国内電話番号はな し) 9:00~19:00 GMT+4 リヒテンシュタイン 0848 802 020 8:00~17:00 リトアニア 5 210 3333 8:00~17:00 800 10 000 (通話料無料) JAWW ルクセンブルグ 27 303 303 8:00~17:00 モナコ +33 1 7301 8475 8:00~18:00 モロッコ 22 40
国/地域 電話番号 営業時間 ウクライナ 44 490 3520 8:00~17:00 アラブ首長国連邦 800 4520 9:00~19:00 04 366 2020 英国、ジブラルタル 0870 842 2339 8:00~18:00 西アフリカおよびその他のフラン ス語圏 +212 22 40 47 47 9:00~17:30 GMT 西アフリカおよびその他の英語圏 +234 1 271 1999 8:30~17:30 イエメン +971 4 366 2020 (国内電話番号はな し) 9:00~19:00 GMT+4 13 10 47 月~金 9:00~17:00 アジア、太平洋 オーストラリア +61 3 8877 5000 (国際電話) 中国 800 810 3888 月~金 9:30~17:30 香港 +852 3002 8555 月~金 9:30~17:30 インド 1800 112 267 (通話料無料) 月~金 9:00~17:00 +91 80 3030 6363 (国際電話) インドネシア +62 21 350 340
国/地域 電話番号 アルゼンチン 0800 555 5000 営業時間 54 11 4708 1600 アルバ 800 8000 800 711 2884 バハマ 1 800 711 2884 バルバドス 1 800 711 2884 ベリーズ 811 1 800 711 2884 バミューダ 1 800 711 2884 ボリビア 800 100 193 5411 4708 1050 (アルゼンチン) ブラジル 0 800 709 7751 11 4004 7751 英領バージン諸島 1 800 711 2884 ケイマン諸島 1 800 711 2884 チリ 800 360 999 562 436 2610 (サンティアゴ) コロンビア 01 8000 51 HP INVENT (01 8000 51 4746 8368) 571 602 9191 (ボゴタ) コスタリカ 0 800 011 0524 キュラソー 001 800 872 2881 800 711 2884 ドミニカ 1 800 711 2884 ドミニカ共和国 1 80
国/地域 電話番号 ガイアナ 159 営業時間 800 711 2884 ハイチ 183 800 711 2884 ホンジュラス 800 0 123 800 711 2884 ジャマイカ 1 800 711 2884 マルティニク 0 800 990 011 877 219 8671 メキシコ 01 800 4746 8368 (01 800 HP INVENT) 52 55 5258 9922 モントセラト 1 800 711 2884 オランダ領アンティル諸島 001 800 872 2881 800 711 2884 ニカラグア 1 800 0164 800 711 2884 パナマ 001 800 711 2884 パラグアイ 009 800 541 0006 5411 4708 1050 (アルゼンチン) ペルー 0 800 10 111 511 411 2443 (リマ) プエルトリコ 1 877 232 0589 787 474 8570 1 281 927 4301 セントキッツ島およびネビス島 1 800 711 2884 セント
国/地域 電話番号 ベネズエラ 0 800 HP INVENT (4746 8368) 営業時間 58 212 278 8666 (カラカス) カリブ海地域 (予備) 1 281 927 4300 (フリーダイヤルで はありません。折り返し電話をさ せていただく場合があります) 中央アメリカ (予備) 1 281 927 4303 サービス情報 要求すれば、プリンタでは現在のステータスに関するさまざまな側面のリストが提供されます。この 情報の一部は、サービス技術者が問題を解決するときに役立ちます。このリストを要求するには 2 つ の方法があります。 ● 内蔵 Web サーバで [サポート] タブを選択し、[トラブルシューティング] - [プリンタ情報] を選択 します。 ● インターネットにアクセスできる任意のコンピュータで、Web ブラウザにプリンタの URL を入力 し、続けて /hp/device/webAccess/allServicePlot.htm を入力します。たとえば、プリ ンタの URL が http://123.123.123.
58 第 10 章 サポートが必要な場合 JAWW
索引 A 素材を取り付けられない 31 キャリッジ レール、クリーニング と潤滑 19 注意 3 プラテンのクリーニングを行う 16 プリンタをクリーニングする 16 素材送りセンサーの窓をクリーニ ングする 18 通信の問題 43 カスタマー・ケア 51 カッターが機能しない 33 HP カスタマー・ケア 51 HP Instant Support 51 D ラベル、警告 3 素材の取り付けの問題 31 取り付けられない 37 クリーニング; パージ 38 デンキョクブブンヲクリイニン グスル 12 クリイニング 18 シュウフク 18 トリツケナオシ 37 ステータス 6 印刷品質の問題 クロイロノリョウイキノカス ミ 29 一般的 25 粒状感 25 ヨコホウコウノバンディング 26 インクノニジミ 30 センメイサノフソク 28 色がずれる 28 ヨゴレヤムラノアルインサツ 29 スイチョクホウコウノムラ 28 ナガサガマチガッテイル 30 M S アラート、警告 7 アラート エラー 7 アプリケーションが停止する 42 C DHCP を利用できない 41 マニュアル 51
サポート サービス HP カスタマー・ケア 51 HP Instant Support 51 T マキトリリイル マキトルコトガデキナイ 34 電話によるサポート 52 W 警告ラベル 3 警告 3 60 索引 JAWW