HP Designjet L25500 Printer Series-Maintenance and Troubleshooting Guide (2nd Edition)
7. 素材調整レバーを下げ、プリンタに素材が残っていないことを確認して (特に硬化モジュール
に)、ウィンドウを閉じてロックします。
8. プリンタの電源を入れます。
9. ロール紙を取り付け直します。
10. さらにプリンタ内に障害の原因となる素材が残っている場合は、堅い素材をプリンタに取り付け
ることで、取り除くことができる場合があります。
11. 紙詰まりが発生した後で印刷品質に問題がある場合は、プリントヘッドの軸合わせを再度行って
ください。
11 ページのプリントヘッドの軸合わせを参照してください。
素材の詰まりを避ける
素材の詰まりは、素材を取り付けるときのスキューが大きすぎることが原因の場合があります。この
場合、取り付けプロセスで表示される警告メッセージを無視しないでください。
さらに、印刷領域でのバキューム吸引が十分でないことにより発生することもあります。吸引を高め
る場合は、各制限 (バナーの場合は 20 mmH
2
O、ビニールの場合は 35 mmH
2
O、およびその他の素材フ
ァミリの場合は 50 mmH
2
O) を超えないでください。
素材が変形するか、しわが寄る
乾燥プロセスと硬化プロセスで素材が変形するか、しわが寄る場合は、フロントパネルの 素材を移動
キーを使用して、次のジョブを印刷する前に温度設定を変更して素材を送り、損傷していない素材に
次のジョブが印刷されるようにしてください。
印刷の始めでのみ問題が生じる場合、以下の推奨方法を実行します。
●
自動カッターを無効します。
●
フロントパネルで
アイコンを選択し、[素材取り扱いオプション] - [特大下部マージン] を選択
します。マージンを 100mm に設定します。十分でない場合は、200mm にしてみます。この予備
マージンは、プリンタがアイドル状態で、カッターが無効なときに印刷を開始したジョブにのみ
適用されます。
●
乾燥準備温度を 5°C ずつ下げます。乾燥温度より下には下げないでください。
自動カッターが機能しない
巻き取りリールを使用すると、自動カッターはオフになります。カッターを使用するには、フロント
パネルで
アイコンを選択し、次に [巻き取りリール] - [巻き取りリールの無効化] を選択して、巻き
取りリールを無効にします。
さらに、カッターが有効になっていることも確認します。
アイコンを選択し、次に [素材取り扱い
オプション] を選択します。
注記: カッターは、カットできない最も厚手の素材の種類では自動的に無効になります。
巻き取りリール素材詰まり
素材が巻き取りリール スピンドルでひどく破損している場合、プリンタのカッターを使用して素材を
カットしたり取り除いたりしないでください。代わりに、素材を可能な限りウィンドウに近づけて手
動でカットし、次に、ロールを取り外します。
素材の詰まりを取り除いてからも問題が解決しない場合、フロントパネルから巻き取りリールを取り
外してから、再度取り付けます。
JAWW 素材が変形するか、しわが寄る
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