HP Designjet L25500 Printer Series User's Guide (2nd Edition)
設定 説明 低すぎる場合 高すぎる場合
素材送りの補正 プリンタは工場出荷時にキャリ
ブレーションされているため、
サポートされている素材を正常
な環境条件で使用する限り正確
な素材送りが保証されていま
す。ただし、未サポートの素材
に印刷する場合や安定している
が通常でない環境条件で印刷す
る場合には、素材送りの調整を
お勧めします。
最大 6 回のパスを使用すると、
暗い線が現れます。8 回以上のパ
スを使用すると、粒状感が現れ
ます。
最大 6 回のパスを使用すると、
白い線が現れます。8 回以上のパ
スを使用すると、粒状感が現れ
ます。
インプット テンショ
ン
テンションは、インプット スピ
ンドルから素材に加えられま
す。素材の幅全体にテンション
を均一に加える必要があるた
め、素材の取り付けは大変重要
な操作です。
素材にスキューが生じて、印刷
領域でしわが増える可能性があ
ります。素材送りが不規則にな
り、横方向のバンディングが生
じる可能性もあります。
素材が変形したり、損傷する可
能性があります。極端な場合、
素材送りの問題が発生する可能
性があります。
バキューム 印刷領域で素材にバキュームを
加えることで、素材が印刷プラ
テンに押し付けられ、プリント
ヘッドに対する距離が一定に保
たれます。
素材がプラテンから持ち上がっ
て、プリントヘッドに触れる可
能性があります。この場合、印
刷されたイメージが汚れたり、
素材の詰まりやプリントヘッド
の損傷につながる可能性があり
ます。
粘着性のある素材の場合、摩擦
が高くなりすぎて、素材送りが
不規則になり、横方向のバンデ
ィングや不規則な粒状感のある
パッチが生じる可能性がありま
す。
双方向 プリントヘッドが双方向 (左か
ら右および右から左) に移動し
ながら印刷する場合に指定しま
す。
双方向を選択すると、時間単位
あたりに噴射されるインク量が
多くなるため、コアレッセン
ス、バンディングなどの印刷品
質の問題が、特にプロットの両
側で発生する可能性がありま
す。ただし、印刷速度は速くな
ります。
双方向の選択をオフにすると、
印刷は単方向になり、印刷速度
は比較的遅くなります。ヒン
ト:コアレッセンスやバンディ
ングが両側に発生する場合は、
単方向の印刷ではなく、双方向
を選択し、パス数を増やしてく
ださい。
高インク量 用紙に噴射される最大のインク
量 (高インク量のオプション
は、パス数が 10 以上の場合にの
み使用できます)。インク量は
RIP カラー プロファイルによっ
てかなり削減されます。
選択しない場合は、色が剥げ落
ちる可能性があります。
選択した場合、インクが過剰に
なる可能性があるため、乾燥や
硬化が不十分になり問題が発生
する場合があります。ヒント:
バックライト用途や高彩色で印
刷する場合に高インク量を選択
します。
カッター プリンタの内臓カッターは、印
刷と印刷の間で素材を自動的に
カットできます。
次の場合にカッターを無効にします。
●
印刷速度を上げる。
●
巻き取りリールを使用する。
●
素材を手動でカットする。
●
素材の先端がカールして、素材の詰まりが発生する可能性が
ある。
自動トラッキング
(OMAS)
素材送りセンサー (別名
OMAS) は、印刷プラテンの下に
配置され、素材送りを自動的に
トラッキングできます。
次の場合にセンサーを無効にします。
●
素材に浸透性があるため、インクがプラテンに移る可能性が
ある。この素材の使用後は、センサーのクリーニングを行っ
てください。
●
センサーが汚れていたり、特定の素材をトラッキングできな
いため、センサーを無効にするようにフロントパネルで指示
が出る。
以下には、詳細設定の一部を示します。独自に解決できない問題が発生しない限り、この設定を変更
しないでください。
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第 4 章 素材の取り扱い
JAWW
素材の取り扱い










