HP DesignJet T120 and T520 Printer Series-User Guide
注記:フォト用紙とコート紙の取り扱いには注意が必要です (101 ページの印刷が擦り切れる、また
は傷がつくを参照)。
乾燥時間を変更する
複数印刷で時間がより重要な場合、取り扱う前にインクが乾燥している必要がある場合など、印刷状
況によっては、乾燥時間を変更する必要があります。
をタップし、[プリンタ基本設定] - [検索を印刷] - [乾燥時間を選択] をタップします。次のオプシ
ョンを選択できます。
● [長い]:インクが完全に乾燥するように、推奨時間より長く設定します。
● [最適]:選択した用紙のデフォルト時間 (推奨) に設定します (デフォルト設定)。
● [なし]:乾燥時間を無効にして、印刷が終了するとすぐに印刷された用紙を取り出します。
注意:印刷された用紙が取り出される際にインクが乾燥していない場合は、出力トレイにインクを付
けたり、印刷された用紙にインクを残したりすることがあります。
注記:印刷中に乾燥時間をキャンセルすると、同時に実行されているプリントヘッド保守が原因で、
プリンタが用紙を正しく排紙/カットできなくなります。乾燥時間がゼロの場合は、プリンタは用紙を
カットして、次にプリントヘッド保守を実行します。ただし、乾燥時間がゼロより大きい場合、プリ
ントヘッド保守が終了するまでは、プリンタは用紙をカットしません。
自動カッターのオン/オフを切り替える
プリンタの用紙カッターのオンまたはオフを切り替えるには、フロントパネルで をタップし、
[プリンタ基本設定] -[検索を印刷] - [カッターを有効にする] をタップして、カッター オプションを変
更します。
デフォルト設定は、[オン] です。
注記:
カッターがオフの場合、ジョブ間で用紙がカットされなくなりますが、用紙のカット、ロール
紙の取り付け、取り外しは続行されます。
ヒント:自動カッターが無効になっているときにロール紙をカットするには、38 ページの切断あり
または切断なしの用紙送りを参照してください。
切断ありまたは切断なしの用紙送り
フロントパネルで をタップし、次に [用紙送りと切断] をタップした場合、プリンタから用紙が排
出されて、先端が水平にカットされます。これが行われる理由は少なくとも 2 つあります。
● 用紙が破れていたりまっすぐでない場合に、用紙の先端をカットするため
● 自動カッターが無効な場合に、用紙を排紙/カットするため
注記:
印刷されるたびにプリントヘッドで保守サービスが行われ、この処理が終了するまで用紙がカ
ットできなくなるため、遅くなることがあります。
注意:出力プラテンからカットされた用紙を取り除きます。出力プラテンに用紙の切れ端や短い印刷
用紙が残っている場合は、プリンタで紙詰まりが発生することがあります。カッター ガイドに用紙の
切れ端がないことも確認してください。
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第 5 章 用紙の取り扱い
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