HP スマート クライアント 管理者ガイド
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このガイドについて 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: 重要な補足情報です。 iii
iv このガイドについて
目次 1 クイック スタート .............................................................................................................. 1 HP スマート クライアント サービスのインストール ................................................................. 2 標準インストール ..................................................................................................... 2 クライアントの起動 ................................................................................................................ 3 クイック トラブルシューティング .................................
[Additional Configurations](追加設定)のメニュー項目の無効化 . 22 設定の終了および保存 .............................................................. 24 プロファイルへのクライアント ファイルの追加 ....................................................... 24 Citrix 証明書 ............................................................................................ 24 ログイン画面のカスタマイズ ................................................................... 25 画面の背景のカスタマイズ ........................................................ 25 ログイン ダイアログのカスタマイズ ....................
USB ブート ........................................................................................................................... 57 Web サイトからのイメージのダウンロード ............................................................. 57 デバイスのイメージの再インストール ..................................................................... 58 システム診断の取得 .............................................................................................................. 59 システム診断とは ..................................................................
viii
1 クイック スタート HP スマート クライアント サービスをインストールしてすぐに使い始めたいだけの場合は、ここで説 明されている手順に沿って操作します。 ● 2 ページの「HP スマート クライアント サービスのインストール」 ● 3 ページの「クライアントの起動」 ● 4 ページの「クイック トラブルシューティング」 注記: HP スマート クライアント サービスをインストールする前に、Microsoft® Windows® Server の IIS(Internet Information Services) 、および Microsoft .NET Framework 3.5 をインストールしてお く必要があります。IIS のインストールについて詳しくは、http://www.microsoft.com/japan/ WindowsServer2003/iis/default.mspx を参照してください。インターネットに接続している場合は、 HP スマート クライアント サービスのインストール ウィザードで.NET Framework 3.
HP スマート クライアント サービスのインストール 標準インストール 注記: HP スマート クライアント サービスをインストールする前に、Microsoft IIS および Microsoft .NET Framework 3.5 をインストールしておく必要があります。 1. HP の Web サイトから HP スマート クライアント サービスをダウンロードします。 2. HPSmartClientService_バージョン番号.exe をダブルクリックし、HP スマート クライアント サービスのインストール ウィザードを起動します。 (実際には「バージョン番号」のところに数 字が入っています。 ) [InstallShield Wizard](InstallShield ウィザード)ダイアログ ボックスが表示されます。 3.
[Install]をクリックすると、HP スマート クライアント サービスがインストールされ、 [InstallShield Wizard Complete](InstallShield ウィザードの完了)ページが表示されます。 10.
クイック トラブルシューティング 場合によっては、操作が説明どおりにできないことがあります。前のセクションの説明に沿って操作 しても HP スマート クライアント サービスが動作しない場合、いくつかの操作を追加で実行するこ とで問題を解決できます。ここでは、正常に動作しない場合の状況の確認方法およびその解決の手順 について説明します。 1. 以下の操作を行って、ネットワーク接続をテストします。 a. [System Information](システム情報)の[Net Tools](ネット ツール)タブに移動し ます。 b. [Ping]ツールを選択し、[Target Host](ターゲット ホスト)にサーバーのアドレスを入 力してから、[Start Process](プロセスの開始)をクリックします。 Ping に成功すると、以下のような出力が表示されます。 PING 10.30.8.52 (10.30.8.52)56(84) bytes of data. 64 bytes from 10.30.8.52:icmp_seq=1 ttl=64 time=0.
2 サーバーの設定 ● 6 ページの「機能のしくみ」 ● 6 ページの「HP スマート クライアント サービス」 ● 14 ページの「[HP Profile Editor]の使用」 ● 35 ページの「Automatic Intelligence」 ● 43 ページの「HP Intelligent Delivery サービス」 5
機能のしくみ HP スマート クライアントは、更新サーバーを自動的に検出し、最初の起動時に自動的に設定を行う ように設計されています。このため、デバイスのインストールおよびメンテナンス作業が大幅に簡略 化されています。デバイスがサーバーと通信してプロファイルおよびクライアント キットを受信す る方法については、次の図を参照してください。 HP スマート クライアント サービス ● 6 ページの「サポートされるオペレーティング システム」 ● 7 ページの「前提条件」 ● 11 ページの「HP スマート クライアント サービスの使用」 サポートされるオペレーティング システム 6 ● Windows 7 ● Windows 2003 第 2 章 サーバーの設定
● Windows 2008 ● Windows 2008 R2 注記: インストーラー自体は 32 ビットのみですが、32 ビット版および 64 ビット版の Windows オペレーティング システムでサポートされています。 前提条件 ● 7 ページの「IIS(Internet Information Services)のインストール 」 ● 9 ページの「.NET Framework 3.5」 IIS(Internet Information Services)のインストール HP スマート クライアント サービスをインストールするには、IIS をあらかじめインストールしてお く必要があります。 Windows 7 での IIS のインストール 1. [スタート]→[コントロール パネル]の順にクリックします。 2. [プログラム]→[Windows の機能の有効化または無効化]の順にクリックします。 3.
Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 での IIS のインストール 8 1. [スタート]→[管理ツール]→[サーバー マネージャー]の順にクリックします。 2. 左側のパネルにある[役割]をクリックします。 3. 右側のパネルにある[役割の概要]で、[役割の追加]をクリックします。 4. [サーバーの役割の選択]ダイアログ ボックスで、[Web サーバー(IIS)]チェック ボックスに チェックを入れます。 5.
6. [Confirm Installation Selections](インストール オプションの確認)ダイアログ ボックス で[Install](インストールする)をクリックします。 7. [インストールが正常に完了しました]画面が表示されたら、[閉じる]をクリックしてインストー ルを終了します。 .NET Framework 3.5 Windows Server 2008 R2 を使用する場合、IIS をインストールしてから.NET Framework 3.5 を有効 にする必要があります。 HP スマート クライアント サービスのインストール時にインターネットに接続している場合 は、.NET Framework 3.5 を手動でインストールする必要はありません。インストール ウィザード に、.NET Framework 3.5 をインストールするかどうかを確認するメッセージが表示されます。イン ストールを選択すると、.NET Framework 3.
2. [機能]をクリックすると、インストールされているすべての機能が右側のパネルに表示されま す。 Microsoft .NET Framework 3.5 が一覧にある場合は、インストールされています。 3. インストールされていない場合は、以下のどちらかの方法でインストールします。 [サーバー マネージャー]インターフェイスを使用する方法 a. [サーバー マネージャー]インターフェイスで[機能の追加]を選択し、使用可能な機能の一 覧を表示します。 b. [Select Features](機能の選択)インターフェイスで、[.NET Framework 3.5 Features](.NET Framework 3.5 機能)を展開します。 c. [.NET Framework 3.5]を選択して、[次へ]をクリックします。 d. [Confirm installation Selections](インストール オプションの確認)ダイアログ ボッ クスで[Install](インストールする)をクリックします。 e.
Web サイトからのダウンロード(Windows XP、Windows Vista®、および Windows Server 2003) インターネットに接続していない場合は、手動で Microsoft .NET Framework 3.5 をインストールす る必要があります。Microsoft の Web サイト、http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/ details.aspx?FamilyID=333325fd-ae52-4e35-b531-508d977d32a6 から Microsoft .NET Framework 3.5 をダウンロードしてください。 HP スマート クライアント サービスの使用 HP スマート クライアント サービスを起動するには、HPSmartClientService_バージョン番号.
8. 接続インターフェイスを選択し、[Next]をクリックして続行します。 9. フィールドにサーバーの URL を入力して、[Next]をクリックします。 [Select Features]ページが表示されます。 10. 日本語および中国語の言語サポートが必要な場合は、適切なボックスにチェックを入れます。 [Next]をクリックして続行します。 [Ready to Install the Program](インストールの完了)ダイアログ ボックスが表示されま す。 11.
リックし、[変更]を選択して、[HP Smart Client Service InstallShield Wizard] (HP スマート クライアント サービス-InstallShield ウィザード)を表示します。 2. 機能を追加する場合は、インストール済みのサービスを変更します。 a. [変更]を選択してから、[Next](次へ)をクリックします。 b. インストールする機能を選択します。機能を選択するにはチェック ボックスにチェックを 入れ、機能を選択解除するにはチェック ボックスのチェックを外します。[Next]をクリッ クします。 Automatic Intelligence 機能を選択すると、[Files in Use](使用中のファイル)ダイアログ ボックスが表示されます。 c. [Files in Use]ダイアログ ボックスが表示されたら、どれかのオプションを選択して [OK]をクリックします。 [Maintenance Complete](メンテナンスの完了)ダイアログ ボックスが表示されます。 d. 3.
[HP Profile Editor]の使用 [HP Profile Editor]を使用すると、Automatic Intelligence サーバーに保存されているクライアント プ ロファイルを変更できます。このプロファイルには、スマート クライアントが自己設定のためにダ ウンロードおよび使用する接続情報、設定、およびファイルが含まれています。 スマート クライアントの[HP Profile Editor]にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[プログラム]→[Hewlett-Packard]→[HP Smart Client Service](HP スマー ト クライアント サービス)の順にクリックします。 2. [HP Profile Editor]を選択します。 既存の profile.xml ファイルを読み込むには、以下の操作を行います。 14 ▲ [profile.
サーバー/URL の変更 このページを使用すると、クライアントから開始された接続を設定できます。 ▲ 接続インターフェイスを選択し、リモート接続サーバーのサーバー名またはアドレスをフィール ドに入力します。 クライアント設定の変更 オーディオ機能、[HP Connection Manager]、接続インターフェイス、ディスプレイ、ネットワーク、 USB、自動更新、エントリ、キーボード、マウス、プリンターのリダイレクト、時間、変換、ユー ザー、ゼロログインなど、さまざまなクライアント設定の初期値を変更できます。 ● 16 ページの「ツリー表示の使用方法」 ● 18 ページの「サイド情報バーの見方」 ● 18 ページの「一般的な変更可能設定」 ● 19 ページの「項目の有効化および無効化」 [HP Profile Editor]の使用 15
ツリー表示の使用方法 ツリー表示を表示するには、以下の操作を行います。 ▲ ルートを展開し、値を変更するオプションを展開します。 設定の変更 設定を変更するには、以下の操作を行います。 たとえば、録音の音量を変更するには、以下の操作を行います。 1. [root]→[Audio]の順に展開します。 2. [RecordVolume]をクリックして選択します。 3. [RecordVolume]の[Values]領域で、目的の値に変更します。 4.
keyboard(キーボード言語) model(モデ ル) layout(レイ アウト) variant(形式) ベルギー(Français(Belgique) ) pc105 be wincompat ブラジル(Português do Brasil) abnt2 br wincompat ブルガリア(Български) pc105 bg wincompat カナダ(Français Canadien) pc105 ca wincompat クロアチア(Hrvatski) pc105 hr wincompat チェコ(Český) pc105 cz wincompat デンマーク(Dansk) pc105 dk wincompat フィンランド(Suomi) pc105 fi wincompat フランス(Français) pc105 fr wincompat ドイツ語(Deutsch) pc105 de wincompat ハンガリー(Magyar) pc105 hu wincompat イタリア(Ital
keyboard(キーボード言語) model(モデ ル) layout(レイ アウト) variant(形式) 英国(English) pc105 gb wincompat 米国(English) pc104 us wincompat 米国(English)、Dvorak 配列 pc105 us wincompat-dvorak 米国(English)、インターナショナル pc105 us wincompat-intl サイド情報バーの見方 [HP Profile Editor]の右側のパネルには[Information](情報)バーがあります。オプションを選択す ると、その設定に関する情報が[Information]バーに表示されます。 一般的な変更可能設定 18 ● Audio(オーディオ機能) ● ConnectionManager(HP Connection Manager) ● ConnectionType(接続インターフェイス) ● Display(ディスプレイ) ● Network(ネットワーク) ● auto-update
● time(時間/時刻) ● translation(翻訳) 項目の有効化および無効化 ● アイコンの無効化 ● [Configure](設定)のメニュー項目の無効化 ● [Additional Configurations](追加設定)の無効化 ● 設定の終了および保存 [HP Profile Editor]の使用 19
[Configure](設定)のメニュー項目の無効化 1. [zero-login]ディレクトリを展開します。 2.
3. [Configure] ● メニュー項目または有効/無効にする項目を展開します。 [i18n](言語) : ユーザーが現在の言語を変更できます。 ● [Keyboard](キーボード レイアウト) : ユーザーが現在のキーボード レイアウトを[スペイン(Español)]などの異なる言語に変更 できます。 ● [Audio](オーディオ): ユーザーが音量を調整できます。 ● [Additional Configuration](追加設定): 詳細設定用の項目が表示されます。詳しくは、22 ページの「[Additional Configurations] (追加設定)のメニュー項目の無効化」を参照してください。 4. 無効または有効にするメニュー項目の下で、[authorized](認可)をクリックします。 5. このプロファイルのメニュー項目を無効にするには、[Value](値)を 0 に変更します。 6. このプロファイルのメニュー項目を有効にするには、[Value]を 1 に変更します。 7.
[Additional Configurations](追加設定)のメニュー項目の無効化 1. [users]ディレクトリを展開し、さらにその中の[user]ディレクトリを展開します。 2.
3.
設定の終了および保存 1. [Finish](終了)タブをクリックします。 2. [Save Profile](プロファイルを保存)をクリックします(グレー表示されている場合は、何 も変更されていません) 。 3. [Finish]をクリックします。 プロファイルへのクライアント ファイルの追加 ● 24 ページの「Citrix 証明書」 ● 25 ページの「ログイン画面のカスタマイズ」 Citrix 証明書 この例では、Citrix セッションによって使用される CA 証明書をインストールします。 24 1. ファイルを追加します。 2. ファイルをインポートします。 3. 目的のルート証明書を選択します。 4. パスを次のように編集します:/usr/lib/ICAClient/keystore/cacerts/ 5.
ログイン画面のカスタマイズ 画面の背景のカスタマイズ 接続インターフェイスごとに 1 つのディレクトリと初期設定のスタイルがあり、その接続の背景画像 やログイン ウィンドウのスタイル要素が指定されます。これらのファイルが保存されるディレクト リはレジストリ エントリによって指定されているため、そのレジストリ エントリを変更してカスタ ム ディレクトリを参照できます。たとえば、root/zero-login/styledir/view というレジスト リ キーは、[VMware View]接続のログイン デスクトップ用のスタイル要素を含んだディレクトリを 参照しており、初期設定は/etc/hptc-zero-login/styles/view です。 スタイルのディレクトリ内にある bgConfig.rtf ファイルは、デスクトップの背景ウィンドウの要 素を指定しています。bgConfig.
初期設定:なし 使用法:画面上のオブジェクトが、padding 値の分だけに画面の 4 辺から余白が挿入された位置に調 整されます。たとえば、通常では要素は 0,0 の位置に配置されますが、padding を 20 にするとその 要素は 20,20 の位置に配置されます。padding をグローバル要素で指定した場合、その padding は以 降のすべての要素に適用されます。したがって、その padding が要素独自の padding 値で無効にされ るまで、画面の縁の内側に余白が挿入された状態になります。 color パラメーター:RRGGBB 形式の 6 桁の 16 進数、または rrr,ggg,bbb(それぞれ 0~255 の値)の形式 例:color:ff8800; 初期設定:255,255,255(白色) 使用法:要素の色を指定します。 alpha パラメーター:0~255 の整数 例:alpha: 127; 初期設定:255(完全に不透明) 使用法:要素の不透明度を指定します。255 にすると完全に不透明になります。また、0 にすると完 全に透明になり、要素が見えなくなります。複数の要素は、定
alignment パラメーター:[left|hcenter|right] [top|vcenter|bottom] 例:alignment:left bottom; 初期設定:hcenter vcenter:要素は、指定された位置の中央に配置されます。 使用法:position と alignment を組み合わせると、その要素の基準点、および要素をその基準点との位 置関係に従って配置する方法の両方が指定されます。たとえば、position を 90%,70%、alignment を right bottom にすると、その要素の右辺は画面の幅から 90%の位置に、下辺はその要素の高さから 70%の位置に配置されます。 context パラメーター:[login|desktop|all] 例:context:login; 初期設定:all 使用法:要素をそのプロトコルのログイン画面のみ、デスクトップ画面のみ(存在する場合) 、また はその両方に表示しするよう指定します。デスクトップ画面は一部のプロトコル(Citrix XenDesktop など)にしかありません。 要素 要素の種類の後には、左波かっこを記述
共通の属性として認識されるものは、name および context です。 カスタム属性: ● type パラメーター:[linear|radial] 例:type:linear; 初期設定:linear 使用法:直線グラデーションは横方向または縦方向に設定できます。幅または高さの割合によっ て色合いが決まります。円形グラデーションは、画面の中央から表示されます。円の中心から画 面の端(上下または左右)までの距離の割合によって色合いが決まります。 ● axis パラメーター:[height|width] 例:axis:width; 初期設定:height 使用法:直線グラデーションの場合、axis はグラデーションの方向を指定します(上下方向また は左右方向) 。円形グラデーションの場合、グラデーションの半径を画面の高さの半分にするか 幅の半分にするかを指定します。 ● metric パラメーター:[linear|squared] 例:metric:linear; 初期設定:squared 使用法:円形グラデーションの場合、metric は、ポイント間の色の補間を dx2 + dy2 の距離で計 算
値が 1.0 より小さい場合、最後の色は最後の値と画面の端の間に使用されます。値は、小さい順 に並べて指定する必要があります。ただし、色を急激に変化させる場合は 1 つの値を繰り返すこ とができます。たとえば、 「0.0,CCCCCC 0.5,EEEEEE 0.5,660000 1.
共通の属性として認識されるものは、name、size、color、alpha、position、alignment、およ び context です。 カスタム属性: ● text-locale パラメーター:ローカライズされたテキスト 例:text-ja_JP:これは日本語のテキストです。; 使用法:ロケールが一致している場合、このテキストが文字列に使用されます。サポートされて いるロケールは、DE(ドイツ語) 、en_US(英語)、es_ES(スペイン語) 、fr_FR(フランス語) 、 ja_JP(日本語) 、および zh_CN(簡体字中国語)です。ファイルのエンコーディングは UTF-8 で す。 ● text パラメーター:初期設定のテキスト 例:text:画面にこれが表示されます。; 使用法:ロケールが一致しているテキストが指定されていない場合、このテキスト文字列が代わ りに使用されます。注:このテキスト表示エンジンは、HTML スタイルのマークアップをサポー トしていません。 ● font-locale パラメーター:ロケール固有のフォント名 例:font-ja_JP:kochi-got
使用法:フォントの初期設定のサイズを指定します。size、max-width、または max-height が指 定されている場合、テキストのサイズがさらに変更される場合があります。 ● max-width パラメーター:サイズ(ピクセル)または画面の幅に対する割合 例:max-width: 90%; 使用法:そのままでは文字列の幅が指定のサイズよりも大きくなってしまう場合に、サイズを小 さくして指定の幅に合わせます。 ● max-height パラメーター:サイズ(ピクセル)または画面の高さに対する割合 例:max-height: 64; 使用法:そのままではテキストの高さが指定のサイズよりも大きくなってしまう場合に、サイズ を小さくして指定の高さに合わせます。 ログイン ダイアログのカスタマイズ 接続インターフェイスごとに 1 つのディレクトリと初期設定のスタイルがあり、その接続の背景画像 やログイン ウィンドウのスタイル要素が指定されます。これらのファイルが保存されるディレクト リはレジストリ エントリによって指定されているため、そのレジストリ エントリを変更してカスタ ム ディレクトリを参照
上の変更例では、中央のフレーム領域を次のようにカスタマイズできます。 QFrame#centralFrame { /*ダイアログの背景色を海緑色にする*/ background-color:rgb(46,139,87); /*枠に丸みを持たせて太くする*/ border-width:6px; border-radius:16px; /*幅を少なくとも 400 ピクセルにする*/ min-width:400px; } ログイン ヘッダーのテキストは、次のようにカスタマイズできます。 LoginArea QLabel#loginHeader { /*上部のログイン テキストを変更する*/ qproperty-text:"ここでログイン"; color:white; font-size:16pt; font-weight:bold; } 注記: .
LoginArea QLabel#loginIcon { /*通常のロゴの代わりに会社のロゴ(MyCompanyLogo.png)を使用する。 */ image:url(/writable/misc/MyCompanyLogo.
注記: シリアル プリンターを設定するには、プリンターのボーレートが必要になります。ボーレー トがわからない場合、ほとんどのプリンターでは、紙送りボタンを押したままプリンターの電源を入 れ、数秒後に紙送りボタンを離すと、プリンターがテスト モードに入り、必要な情報が出力されま す。テスト モードを終了するには、プリンターの電源を切る必要があります。また、診断ページを 印刷するには、紙送りボタンをもう一度押す必要があります。 1. [HP Profile Editor]で、RDP 接続または VMWare View 接続を設定します。 2. [レジストリ エディター]で、[Show all settings](すべての設定を表示)チェックボックス にチェックを入れます。 3. [レジストリ エディター]で、root¥ConnectionType¥rdesktop¥connections¥{UUID}¥mapSerial ま たは root¥ConnectionType¥view¥connections¥{UUID}¥mapSerial に移動し、値を 1 に変更しま す。 4.
既存のドライバーをそのまま使用するよう求められたり、そのドライバーが動作することがわ かっていたりする場合は、ドライバーを変更しないで[次へ]をクリックします。 6. プリンターに名前を割り当てます。このプリンターを初期設定のプリンターとして使用する場 合は、[はい]を選択して[次へ]をクリックします。 7. プリンターを共有する場合は、[Share name](共有名)を選択して、プリンターに共有名を 割り当てます。共有しない場合は、[次へ]をクリックします。 8.
Automatic Intelligence のディレクトリ構造 MAC アドレスベースのプロファイル ここでは、単一の MAC アドレス用の Automatic Intelligence 更新プロファイルを作成する方法、およ びそのプロファイルを HP スマート クライアント サービス上に配置してクライアントでダウンロー ドできるようにする方法について説明します。 一部のデバイスでは、場所に応じて異なる設定が必要になります。このプロファイルの種類では、 MAC プロファイルと汎用プロファイルがマージされ、MAC プロファイルが優先されます。 1. [HP Profile Editor]を使用して既存の汎用プロファイルを表示します。 2. 必要に応じて、特定のデバイスのレジストリ キーを変更したり、新しいレジストリ キーを追加 したりします。 3. (オプション)不要なレジストリ キーをすべて削除します。 4. 5.
Thin Client の更新 更新は次の 3 つの方法で実行できます。 ● 37 ページの「ブロードキャスト更新」 ● 37 ページの「Windows Server 2003/2008 での Automatic Intelligence 更新用の DHCP タグ 設定」 ● 41 ページの「手動更新」 ブロードキャスト更新 ブロードキャスト更新は 3 つの中で最も簡単な方法で、必要な作業は更新サーバーと同じネットワー クに Thin Client を接続することだけです。ブロードキャスト更新は、HP スマート クライアント サービスに依存した機能です。このアプリケーションは、Microsoft Windows の IIS と連動して更新を Thin Client に配信します。HP スマート クライアント サービスには、プロファイルを Thin Client 向 けにカスタマイズできる[HP Profie Editor]も含まれています。 ブロードキャスト更新を正しく動作させるには、HP スマート クライアント サービスをインストール し、Windows サーバー上で有効にする必要があります。H
注記: DHCP タグ設定を使用するには、DHCP ロールがサーバーにインストールされている必要が あります。必要な場合は、[サーバー マネージャー]を使用して DHCP ロールをインストールします。 以下の手順は、Windows 2008 R2 サーバーから DHCP タグ設定を実行する方法です。Windows 2008 R2 サーバーは必須ではありませんが、『HP スマート クライアント管理者ガイド』に一覧表示 されているオペレーティング システムのどれかを使用することをおすすめします。その他のサー バーでは、DHCP タグ設定の結果が多少異なる場合があります。 1.
2. 左側のパネルで、Thin Client が接続されているドメインを選択します。 3. [IPv4]を右クリックしてから、[Set Predefined Options](既定のオプションの設定)を選 択します。 4. [Predefined Options and Values](既定のオプションと値)ダイアログ ボックスで、 [Add](追加)をクリックします。 5.
● [Name](名前)フィールドに「auto-update」と入力します。 ● [Data Type](データ型)メニューで[String](文字列)を選択します。 ● Code(コード)フィールドに「[137]」と入力します。 ● [Description](説明)フィールドに「[HP Automatic Update]」と入力します。 6. 情報が正しいことを確認し、[OK]をクリックします。 7. [Value](値)セクションの[String]フィールドに、更新サーバーのアドレスを入力します。 例:http://auto-update.domain.com:18287/auto-update 8.
手動更新 最後の方法である手動更新は、1 台の Thin Client を特定の更新用サーバーに接続する場合に使用でき ます。これは、多数の Thin Client に更新を配信する前に 1 台の Thin Client でその更新をテストする 場合や、1 台または 2 台の Thin Client にのみ特定の更新をインストールする場合に役立ちます。 特定の更新が必要な Thin Client が数台しかない場合は、DHCP タグ設定の代わりに手動更新を使用す ることをおすすめします。ただし、複数の Thin Client で特定の更新が必要な場合は、DHCP タグ設定 の方が適しています。更新の区別が必要ない場合は、ブロードキャスト更新をおすすめします。 1. レンチ型のアイコン をクリックしてから、[Additional Configuration](追加設定)→ [Automatic Update](自動更新)の順に選択します。 2.
3. [Server](サーバー)フィールドで、ポートを持つ更新サーバーのホスト名を入力します。 ホスト名の形式は、 「autoupdate.domain.com:18287」となります。ここで、auto-update.com は ホスト名です。 4.
HP Intelligent Delivery サービス この Windows サービスは、高レベルのポートでクライアント デバイスからのブロードキャストを リッスンします。ブロードキャストを受信すると、HP Intelligent Delivery サービスは、スマート ク ライアントがクライアントの更新をチェックするために使用する Automatic Intelligence サーバーの URL で応答します。 HP Intelligent Delivery サービスを開始および停止するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[プログラム]→[管理ツール]→[サーバー マネージャー]の順にクリックします。 2. 左側のパネルにある[構成]タブを展開し、[サービス]を選択します。 3. 中央の[サービス]パネルで、[HP Broadcast Server Service](HP ブロードキャスト サー バー サービス)を選択します。 4.
2.
HP Device Manager [HP Device Manager Agent]は、Thin Client のバックグラウンドで動作するソフトウェアです。この ソフトウェアを使用すると、管理者はリモートで Thin Client を選択し、ビジネス ニーズに合わせて Thin Client を操作できます。[HP Device Manager]について詳しくは、C:¥Program Files¥HP¥HP Device Manager¥Doc¥User_Guide にある『HP Device Manager User Guide』を参照してくださ い。[HP Device Manager]をまだダウンロードまたはインストールしていない場合は、 http://h20565.www2.hp.com/portal/site/hpsc/public/psi/home/? cc=jp&cc=jp&lang=ja&lang=ja&sp4ts.oid=3646216&ac.admitted=1316247070208.876444892.
3 クライアントの使用 ここで説明されているようにハードウェアとソフトウェアを組み合わせることで、ユーザーは、異な るオペレーティング システムを搭載した複数のサーバーにリモートで接続できるようになります。 これによって、ユーザーは自分の席にいながらさまざまな高性能のコンピューターを使用できます。 ハードウェアの設定はほとんど必要ありません。使用可能なネットワーク ケーブル、マウス、キー ボード、およびモニターを接続してから、電源コードを接続し、その電源コードを電源コンセントに 差し込むだけです。HP スマート クライアント サービスが有効になっていて、クライアントを有効な リモート接続サーバーに接続するように設定されている場合、クライアントは自動的に設定されて、 ログイン画面が表示されます。ユーザーは、資格情報を入力すれば、事前に設定されたリモート接続 サーバーにログインできます。 46 ● 47 ページの「デモ モード(設定済みのサーバーなし)」 ● 47 ページの「接続」 ● 49 ページの「4 つの GUI ボタン」 ● 57 ページの「USB ブート」 第 3 章 クライア
デモ モード(設定済みのサーバーなし) クライアントを初めて起動し、HP スマート クライアント サービスに接続できない場合は、デモ モー ドに入ります。このモードを使用すると、ユーザーはリモート接続サーバーおよび URL を手動で選択 できます。また、デモや、リモート管理サービスを必要としない非常に小規模な環境でシステムをす ばやくテストできます。 デモ モードを設定するには、以下の操作を行います。 1. 接続インターフェイスをクリックします。 2. サーバー名または IP アドレスを該当するフィールドに入力します。 3. [Server Login](サーバー ログイン)に入力して、[Log on](ログオン)をクリックします。 ● 47 ページの「RDP」 ● 48 ページの「ICA」 ● 48 ページの「VMWare View」 接続 RDP サポートされている機能およびサポートされていない機能 ● RDP 1.
ICA 公開アプリケーション モード ダイレクト デスクトップ モード サポートされている機能およびサポートされていない機能 ● XenApp 5/6 および XenDesktop の 4 つの接続をサポート ● 標準的な ThinPro Citrix ICA 11.122 HDX 機能付き Linux クライアント ● HDX/Rave をサポートしているフル 1080p MMR ● HDX 経由で USBR をサポート ● 公開アプリケーションをサポート VMWare View サポートされている機能およびサポートされていない機能 ● 標準的な ThinPro HP VMware View 4.5 API クライアント ● RDP 1.
10. [VMware]セッションの表示を変更するには、[Display](ディスプレイ)ボタンをクリックし て、目的のサイズを選択します。 11. プロトコルを変更するには、接続するデスクトップ プールの右側にある円内の矢印をクリック します。 12. [Protocols](プロトコル)オプションにマウス ポインターを合わせ、[PCoIP]または [Microsoft RDP]のどちらかを選択します。 13.
コントロール パネル [Control Panel](コントロール パネル)ボタンはレンチ型のアイコンがあるボタンです。[Control Panel]メニューを使用すると、多数の GUI 設定にアクセスできます。 ● [Connection](接続インターフェイスの選択)ボタン:[Select Connection Type](接続イ ンターフェイスの選択)画面を選択して、Citrix、RDP、および VMware View にアクセスしま す。 注記: HP スマート クライアント サービスを使用している場合、[Connection]ボタンは初期 設定で無効になっています。このボタンは、デモ モードのときにのみ有効になります。 ● [Language](言語)ボタン:新しい言語を選択できます。 ● [Keyboard Layout](キーボード レイアウト)ボタン:キーボードのレイアウトを変更でき ます。 ● [Audio](オーディオ)ボタン:音量を調整します。 ● [Additional Configuration](追加設定)→[Date and Time](日付と時刻)ボタン:タ
● [Additional Configuration](追加設定)→[Factory Reset](工場出荷設定のリセット)ボ タン:クライアントを初期の工場出荷時の設定に戻すことができます。 ● [Additional Configuration](追加設定)→[Mouse](マウス)ボタン:マウスの速度を変 更したり、ボタン設定を左きき用または右きき用に変更したりできます。 ● [Additional Configuration](追加設定)→[Network Settings](ネットワーク)→[Wired] (有線)ボタン:ネットワークの速度および二重化の設定を変更できます。接続方式を自動 IP 検 出から静的 IP アドレス設定に変更することもできます。 ● [Additional Configuration](追加設定)→[Network Settings](ネットワーク)→ [Wireless](無線)ボタン:二重化の設定を変更できます。接続方式を自動 IP 検出から静的 IP アドレス設定に変更することもできます。多くの無線ネットワークでは、セキュリティ設定に よって異なる認証
5. フィールドへのプリンターのモデルの入力はオプションですが、[Mapping](マッピング)ウィ ンドウにプリンターの名前が表示されるようにするために、モデルを入力することをおすすめし ます。 6. Windows ドライバーのインストールもオプションですが、サーバー上でプリンターを使用する ために、少なくとも[Generic/Text Only](汎用/テキストのみ)をインストールすることを おすすめします。ドライバーがないと、Windows がプリンターを正しく使用できない場合があ ります。 注記: この設定は、後では[Edit](編集)を使用して変更できます。 7. プリンターを有効にするには、[Active](有効)チェック ボックスにチェックを入れます。 8. ウィンドウ内に表示された[Create](作成)ボタンをクリックします。 シリアル プリンターの初期設定のボーレートでは、プリンターが適切に動作しない場合があります。 プリンターが正しく動作しないか、まったく動作しない場合は、以下の操作を行って正しく動作する ようにします。 1.
[Status](ステータス)タブ ネットワークが有効なネットワークに接続されている場合、[Status]タブには、IP アドレス、ゲート ウェイ、および MAC アドレスの各ネットワーク設定が表示されます。使用できる有効なネットワー クがない場合、この[Network](ネットワーク)フィールドには、 「X」印および「No network available」 (利用できるネットワークがありません)というメッセージが表示されます(ネットワー クを設定するには、[Control Panel](コントロール パネル)ツールバー→[Additional Configuration](追加設定)→[Network Settings](ネットワーク)の順に選択します) 。 このオプションのスマート クライアント サービス設定で、有効な設定済みのスマート クライアン ト サービス サーバーが指定されている場合、[Smart Client Service](スマート クライアント サービス)フィールドにサーバーの名前が表示されます。スマート クライアント サービスが設定さ れていない場合、または無効なスマート クライア
[Network](ネットワーク)タブ [Network]タブの左側のパネルには、ネットワーク インターフェイスおよび DNS 設定に関する詳 細情報が表示されます。このタブには、インターフェイス名、状態、IP アドレス、ネットワーク マ スク、MAC アドレス、DHCP サーバー アドレス、およびインターフェイスの統計が表示されます。 [Network]タブの右側のパネルには、ネットワークの初期設定のゲートウェイおよび DNS 設定が表 示されます。[Interface](インタフェース)の[Name](名前)オプションからは、複数のネット ワーク アダプターを選んで表示できます。 54 第 3 章 クライアントの使用
[Net Tools](ネット ツール)タブ [Net Tools]タブでは、ネットワーク診断テストを実行できます。 1. [System Information](システム情報)→[Net Tools]の順にクリックします。 2. ツールを選択します。 ● Ping ● DNS Lookup(DNS ルックアップ) ● Trace Route(トレース ルート) 3. ホストを識別し、診断パラメーターを設定します。 4. [Start Process](プロセスの開始)をクリックします。 5. 診断アーカイブを保存するには、[Diagnostic](診断)をクリックし、ファイルに名前を付け て、保存場所を指定します。 6.
[System Logs](システム ログ)タブ [System Logs]タブには、システム、カーネル、X Server、および HP スマート クライアント サー ビスに記録されているすべてのログが表示されます。 56 第 3 章 クライアントの使用
状態アイコン 4 番目のボタンには、HP スマート クライアントの状態に対応したアイコンが表示されます。アイコ ンをクリックするとシステムの状態の概要が表示され、[i]ボタンをクリックすると詳細情報を表示で きます。 ● [Error](エラー) :ネットワーク接続が存在しないなど、重大なエラーがあります。 ● [Warning](警告) :黄色の三角印。スマート クライアント サービスに接続できないなど、重 大ではないエラーがあります。このアイコンをクリックすると、警告状態がクリアされます。 ● [Busy](ビジー) :渦巻きの円。クライアントがビジー状態ですが、エラーはありません。この 状態が、ネットワークが初期化されたり、接続が開始されたりしているときに表示されます。 ● [Idle](アイドル):疑問符。クライアントがアイドル状態ですが、エラーはありません。この アイコンをクリックすると、システムの状態を確認できます。 ● [Updating](更新中) :現在、クライアントが HP スマート クライアント サービスから更新を 受信またはインストールしています。 USB ブート
デバイスのイメージの再インストール 1. Web サイトからイメージをダウンロードします。 2. イメージを C:¥USBBoot に解凍します。 3. USB フラッシュ ドライブをフォーマットします。 4. C:¥USBBoot のすべてのファイルを、USB フラッシュ ドライブ デバイスのルートにコピーし ます。 5. Thin Client の電源を入れます。 6. USB フラッシュ ドライブを Thin Client に接続します。 7. Thin Client の電源を入れます。 8. これで、USB フラッシュ ドライブから Thin Client が起動されます。 9. メニューの説明に沿って、Thin Client のイメージを再インストールします。 10. 手順 1 で Web サイトからダウンロードしたイメージを選択します。 11.「Yes」と入力し、Enter キーを押して続行します。 12.
システム診断の取得 ● 59 ページの「システム診断とは」 ● 59 ページの「システム診断の保存」 ● 60 ページの「システム診断の表示」 ● 61 ページの「システム診断で確認できる内容」 システム診断とは システム診断では、Thin Client の「スナップショット」を取得することで、Thin Client のある場所に 直接行かなくても問題を解決できるようにします。このスナップショットには、BIOS の情報からシ ステム診断の実行時に行われていたプロセスまでを記録したログ ファイルが含まれます。 システム診断の保存 1. USB フラッシュ メモリ デバイスを Thin Client に接続します。 2. 次に、以下の操作を行います。 ThinPro の場合 a. [コントロール パネル]から[システム情報]を選択します。 b. [Net Tools](ネット ツール)タブをクリックします。 Zero Client のログイン ダイアログの場合 a.
3. [Diagnostic](診断)をクリックします。 診断ファイル Diagnostic.tgz が作成されます。 4. [/media]の下の USB フラッシュ メモリ デバイスを選択し、[Save](保存)をクリックして Diagnostic.tgz をそのデバイスに保存します。 5. USB フラッシュ メモリ デバイスを Thin Client から取り外します。 6. Thin Client の修復を行うユーザーまたはグループに Diagnostic.tgz を配布します。 システム診断の表示 Windows の場合 1. [7-Zip]をダウンロードしてインストールします(Windows 用の[7-Zip]は http://www.7-zip.org/ download.html から無料で取得できます) 。 2. USB フラッシュ メモリ デバイスを挿入し、保存したシステム診断ファイル Diagnostic.tgz をデスクトップにコピーします。 3. Diagnostic.tgz を右クリックし、[7-Zip]→[展開…]の順に選択します。 4.
Linux/Unix の場合 1. USB フラッシュ メモリ デバイスを挿入し、保存したシステム診断ファイル Diagnostic.tgz をホーム ディレクトリにコピーします。 2. ターミナルを開き、ホーム ディレクトリを参照します。 3. コマンド ラインに「tar xvfz Diagnostic.tgz」と入力します。 これで、システム診断が表示されます。 システム診断で確認できる内容 ● ● ● commands フォルダーには、以下のファイルが格納されています。 ◦ BIOS およびグラフィックスに関する情報が記載された dmidecode.txt ◦ システム診断の実行時にインストールされていたパッケージの一覧が記載された dpkg_-list.txt ◦ システム診断の実行時のプロセス一覧が記載された ps_-ef.txt files/var/log フォルダーには、以下の便利なログ ファイルが格納されています。 ◦ グラフィックス、マウス、およびキーボードに関する情報が記載された Xorg.0.log ◦ カーネルに関する情報が記載された kern.