HP ThinPro、バージョン 4.
© Copyright 2008-2010, 2012 HewlettPackard Development Company, L.P.
このガイドについて 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: 重要な補足情報です。 このガイドでは、ネットワーク管理者が Thin Client を設定する手順について説明します。また、さ まざまな設定ユーティリティについても説明します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 はじめに .......................................................................................................................................................... 1 HP ThinPro の使用 .............................................................................................................................. 2 ThinPro タスクバー ............................................................................................................. 3 2 セットアップおよびインストール .....................................................
削除 .................................................................................................................................... 24 編集 .................................................................................................................................... 24 ユーザー ビュー ................................................................................................................ 25 コントロール パネル ..................................................................................................
HPDM Agent .................................................................................................... 42 SSHD マネージャー .......................................................................................... 42 ThinState ........................................................................................................... 42 HP ThinPro イメージの管理 ............................................................ 43 HP ThinPro の構成の管理 ................................................................
viii
1 はじめに HP ThinPro オペレーティング システムでは、すべてのユーザーおよび管理者のフロント エンドと なるダッシュボードへのアクセスが単一のコンソール インターフェイスからできるようになり、 ユーザー インターフェイスの使いやすさがさらに向上しています。[HP Connection Manager]の初 期設定の表示では、従来の接続の種類と、設定情報を共有してアクセスできる最新の VDI(Virtual Desktop Infrastructure)ブローカー接続が統合されています。管理者は、[Easy Config]セットアップ ウィザード、[コントロール パネル]、および[システム情報]の各レイヤーにワン クリックでアクセス できます。 対応している接続には、Windows®、Citrix、メインフレーム、ミッドレンジ サーバー、UNIX/Linux バックエンド、Web ホストなどへのアクセスがあります。また、[Citrix XenDesktop]、[VMware View] などのさまざまな VDI ブローカーへのアクセスにも対応しています。 注記: アクセスできるホストの種類は、
HP ThinPro の使用 初期設定では、Thin Client の電源を入れたときに HP ThinPro のインターフェイスが表示されます。 デスクトップには、アプリケーションを開くためのタスクバー、音量アイコン、および時計が表示さ れます。HP ThinPro インターフェイスの表示と非表示を切り替えるには、タスクバーの左側にある [ThinPro コントロール センター]をクリックします。 HP ThinPro では、Citrix ICA(Independent Computing Architecture) 、XenApp、Microsoft® RDP (Remote Desktop Protocol) 、HP TeemTalk、VMware View、X Window、または Web ブラウザー 接続を作成することによって、ホストとリモート アプリケーションとの接続を起動および管理でき ます。管理者としてログインすると、ユーザー モードで表示できるようにする接続および接続の種 類を定義できます。管理者はさらに、ユーザーによる接続の削除または新しい接続の作成を制限でき ます。 [HP ThinP
HP ThinPro は、初期設定ではユーザー モードで開きます。管理者モードに切り替えるには、以下の 操作を行います。 1. 画面の左下隅にある HP ロゴをクリックします。 または 画面背景にカーソルを置き、右クリックします。 2. [管理者/ユーザー モードの切り替え]を選択します。 3. フィールドに管理者パスワードを入力して、[OK]をクリックします。 注記: 管理者モードの初期設定のパスワードは root です。 以下の操作でモードを切り替えることもできます。 1. Ctrl + Alt + Shift + S キーを押して[管理者モードに切り替え]を選択してから、[OK]をクリッ クします。 2. フィールドに管理者パスワードを入力して、[OK]をクリックします。 ThinPro タスクバー ThinPro タスクバーは、画面の下部に沿って表示される、いくつかのコントロールを含むバーです。 図 1-1 ThinPro タスクバー 1.
2 セットアップおよびインストール HP ThinPro では、ウィザードベースのインターフェイスを使用して、Thin Client を簡単に設定でき ます。 [HP Easy Tools]ウィザード [HP Easy Tools]ウィザードを使用すると、ThinPro ソフトウェアを簡単に設定および保守できます。 初めて Thin Client を起動したときは、このウィザードが自動的に起動します。初期セットアップ後 にこのウィザードを起動するには、左側のパネルにある[hp]アイコンをクリックします。 [HP Easy Tools]ウィザードは、2 つの主要機能で構成されます。[HP Easy Update]および[HP Easy Config]です。[HP Easy Update]では、新しいイメージ、サービス パック、または追加パッケージで ThinPro イメージを最新の状態に保つことができます。 [HP Easy Config]では、ウィザード イン ターフェイスを使用して ThinPro を簡単に設定できます。 [HP Easy Update]および[HP Easy Config]のどちらも
3 設定内容 ここでは、[ThinPro コントロール センター]で管理者およびユーザーが使用できるすべてのユーティ リティおよび操作手順について説明します。左側のパネルにある 3 つのボタンのどれかをクリック すると、対応するウィンドウにアクセスできます。 ● 「接続」 :[接続]ウィンドウでは、リモート接続へのアクセスおよびリモート接続の管理を行いま す。 ● 「コントロール パネル」 :[コントロール パネル]には 4 つのタブがあり、周辺機器の構成、ユー ザーの操作環境のセットアップ、デスクトップのカスタマイズ、およびさまざまなユーティリ ティの管理を行います。 ● 「システム情報」 :[システム情報]には 5 つのタブがあり、システム、ネットワーク、およびソフ トウェア情報を表示したり、診断テストを実行したりします。 接続 HP ThinPro では、Citrix ICA、XenApp、Microsoft RDP、TeemTalk、VMware View、X Window、 および Web ブラウザーなどのリモート接続を利用および管理できます。HP ThinPro のすべての機 能に
[接続]ウィンドウには、ユーザーに割り当て可能なすべての接続が一覧表示されます。このウィンド ウから接続を追加、編集、および削除できます。 ● [接続名]:接続の名前が表示されます。この列から接続名を変更することはできません。 ● [種類]: 接続の種類(ICA、XenApp、Microsoft RDP、TeemTalk、VMware View、Web ブラ ウザーなど)が表示されます。この列から接続の種類を変更することはできません。 ● [状態]:接続状態(接続中または停止中)が表示されます。 接続の一覧の上には、以下の 8 つのボタンがあります。 ● 「接続」 :クリックすると、選択されている接続が開始されます。 ● 「切断」 :クリックすると、選択されている接続が切断されます。 ● 「全般設定」:クリックすると、接続設定を管理できます。 ● 「追加」 :クリックすると、新しい接続が作成され、利用可能な接続の一覧に追加されます。 ● 「コピー」 :クリックすると、接続がコピーされ、利用可能な接続の一覧に追加されます。 ● 「削除」 :クリックすると、選択されている接続が削
切断 接続を閉じるには、[状態]が[接続中]になっている接続を[接続名]の下から選択して、[切断]をク リックします。 全般設定 [全般設定]の内容は、接続の種類が同じであるすべての接続で共有されます。Citrix ICA、Web ブラウ ザー、および RDP の 3 つの接続の種類があります。接続の種類別のオプションを以下に示します。 Citrix ICA 以下の表に、Citrix ICA 接続に利用できるオプションの一覧を示します。 表 3-1 Citrix ICA 接続のオプション 項目 説明 [[HDX MediaStream]を有効にする] [HDX MediaStream]は、可能な場合はいつでも、Thin Client の処理能力を利 用してマルチメディア コンテンツを表示させます。 データ センター側で は、圧縮されたマルチメディア情報はネイティブな形式で Thin Client に直接 送信されます。 操作性は、お使いの Thin Client の処理能力およびマルチメ ディア機能によって異なります [Windows の警告音を有効にする] Windows の警告音を有効に
表 3-2 Citrix ICA 接続のローカル リソース オプション 項目 説明 [オーディオ入力を許可する] Thin Client からのオーディオ入力を許可します [プリンターの自動作成] プリンターを自動的に作成します [ドライブ マッピング] [ドライブ マッピングを有効にする] 表 3-3 Citrix ICA 接続のウィンドウ オプション 項目 説明 [シームレス ウィンドウを有効にする] HP ThinPro のローカル デスクトップ上にネイティブ アプリケーションで あるかのように、ウィンドウを 1 つだけ表示して操作できるようにします [初期設定のウィンドウ サイズ] 初期設定のウィンドウ サイズを指定します。設定可能な値は次のとおりで す:[全画面表示]、[固定サイズ]、[画面サイズに対する割合] [初期設定のウィンドウの色] 初期設定のウィンドウの色を指定します。設定可能な値は次のとおりです: [16]、[256]、[16 ビット]、[24 ビット]、[自動] [初期設定の 256 色マッピング] このオプションは、[初期設定のウィンドウの色]
表 3-5 Citrix ICA 接続のサーバーの場所オプション 項目 説明 [初期設定のプロトコル] この接続の初期設定のプロトコル。設定可能な値は次のとおりです:[TCP/ IP ブラウザー]、[TCP/IP HTTP ブラウザー]、[SSL/TLS HTTPS ブラウ ザー] [TCP アドレス] Citrix サーバーの TCP アドレス。 3 つのボタンを使用して、一覧のエントリ を追加、編集、または削除できます [HTTP アドレス] Citrix サーバーの http アドレス。 3 つのボタンを使用して、一覧のエントリ を追加、編集、または削除できます 表 3-6 Citrix ICA 接続のキーボード ショートカット オプション 項目 説明 [キーボード ショートカットでの操作] ファンクション キーの操作を指定します。設定可能な値は次のとおりで す: [変換]、[全画面表示のデスクトップでのみ直接転送]、[直接転送] [直接キー操作を停止] [キーボード ショートカットでの操作]が[変換]に設定されているときは無 効です [各ファンクション キーおよびそ
追加 [追加]ボタンを使用して、新しい接続を作成します。新しい接続を作成するときは、ウィザード イ ンターフェイスで表示される説明に沿って、接続に固有のオプションを設定できます。ウィザードの ダイアログ ボックスには[前へ]ボタンおよび[次へ]ボタンがあり、これらを使用して前または次の ウィザード ダイアログに移動できます。 どの種類の接続にも、ウィザード内に[詳細設定]というタイトルのダイアログがあります。ここに は、すべての種類の接続に共通の設定が含まれます。次の表に、接続ウィザードの[詳細設定]のオプ ションを示します。 表 3-9 新規接続の詳細設定 項目 説明 接続を開始できなかった場合に、代わりとして予備接続で開始を試みます [予備接続] [自動開始の優先度] 注記: このオプションは、接続の種類のうち、XenApp および VMware View では利用できません 自動開始の優先度によって、接続を開始する順序が決まります。[0]に設定 すると、接続が無効になります。その他の値に設定すると、その順番で開始 されます 設定可能な値は次のとおりです:[0]、[1]、[2]、[3]、[4]
Citrix ICA 1. Citrix ICA 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-11 新規 Citrix ICA 接続の設定 (続き) 項目 説明 [マウス クリックのフィードバック] 設定可能な値は次のとおりです: [自動]、[オン]、[オフ] [ローカル テキスト エコー] 設定可能な値は次のとおりです: [自動]、[オン]、[オフ] [暗号化のレベル] 設定可能な値は次のとおりです: [基本]、[RCS 128 ビット:ログイン 時のみ]、[RCS 40 ビット]、[RCS 56 ビット]、[RCS 128 ビット] [次へ]をクリックして続行します。 4.
6.
RDP Microsoft RDP(Remote Desktop Protocol)を使用すると、Windows ベースのアプリケーションで ネットワーク接続経由の通信を実行できるようになります。Microsoft RDP は、Windows NT®以降 のすべてのバージョンの Windows に搭載されています。 1. RDP 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-17 新規 RDP 接続のウィンドウ設定 項目 説明 HP ThinPro のローカル デスクトップ上にウィンドウをネイティブ ア プリケーションであるかのように、1 つだけ表示して操作できるようにし ます 注記: Microsoft RDP のシームレス ウィンドウ モードを使用するに は、以下の操作を行います [シームレス ウィンドウを有効にする] a. サーバー サイド ソフトウェアをインストールします (http://www.cendio.com/seamlessrdp/ 、英語サイト) b. [ネットワーク]ダイアログ ボックスの[アプリケーション]フィール ドで、サーバーの seamlessrdp のパスおよび実行するアプリケーション のパスを入力します。たとえば、C:¥seamless に seamlessrdp をインス トールした場合に Microsoft Word を実行するには、 「C:¥seamlessrdp ¥seamlessrdpshell.exe C:¥Program Files¥Microsoft ¥Word.exe」と入力します c.
表 3-19 新規 RDP 接続のローカル リソース設定 項目 説明 [リモート コンピューターのサウンド] 設定可能な値は次のとおりです:[再生しない]、[このコンピューターで 再生する]、[リモート コンピューターで再生する] [デバイス マッピング] [USB 記憶装置のマッピングを有 効にする] USB 記憶装置のマッピングを有効にします。使用するドライブ文字はド ロップダウン リストで設定できます [ポートのマッピングを有効にする] ポートのマッピングを有効にします [プリンターのマッピングを有効に する] プリンターのマッピングを有効にします [次へ]をクリックして続行します。 6.
HP TeemTalk 新しい HP TeemTalk 接続は、以下の 2 つの方法で追加できます。 ● 「TeemTalk 作成ウィザードによる TeemTalk 接続の追加」 ● 「手動による TeemTalk 接続の追加」 [HP Teemtalk]について詳しくは、 『HP TeemTalk Terminal Emulator 7.3 ユーザー ガイド』を参照 してください。このガイドは http://bizsupport1.austin.hp.com/bc/docs/support/SupportManual/ c02718826/c02718826.pdf から入手できます。 TeemTalk 作成ウィザードによる TeemTalk 接続の追加 1. ウィザードで TeemTalk 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-22 Teemtalk 作成ウィザードによる新規接続の詳細設定オプション設定 (続き) 項目 説明 [補助ポート] TeemTalk の補助ポート設定 [ホットスポット] TeemTalk のホットスポット設定 http://bizsupport1.austin.hp.com/bc/docs/support/SupportManual/ c02718826/c02718826.pdf [次へ]をクリックして続行します。 4. 適切な設定を設定します。 表 3-23 Teemtalk 作成ウィザードによる新規接続の設定オプション設定 項目 説明 [設定] TeemTalk の設定ボタン [接続されたセッションを開始する] TeemTalk で接続されたセッションを開始します [ステータス バーを表示する] この接続のステータス バーを表示するよう TeemTalk に要求します [次へ]をクリックして続行します。 5. 適切な確定オプションを設定します。 表 3-24 Teemtalk 作成ウィザードによる新規接続の確定設定 6.
3. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ウィザードを終了します。 Web ブラウザー Mozilla Firefox ブラウザー ベースの Web ブラウザーを使用して接続を作成します。 1. 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2. [Web ブラウザー]を選択して、以下の表に示すオプションを設定します。 表 3-26 新規 Web ブラウザー接続の構成設定 項目 説明 [名前] 接続の名前 [URL] 接続の URL [キオスク モードを有効にする] キオスク モードを有効にします [全画面表示を有効にする] 接続に全画面表示モードを使用します [印刷ダイアログを有効にする] 印刷ダイアログ ボックスを有効にします [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ウィザードを終了します。 1.
3. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 VMware View PCoIP(PC-over-IP)は VMware に搭載されている通信プロトコルで、仮想マシンへのリモート ア クセスを有効にします。 1. VMware View 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2. [VMware View]を選択して、適切なネットワーク オプションを設定します。 表 3-28 新規 VMWare View 接続のネットワーク設定 項目 説明 [名前] 接続の名前 [サーバー] リモート サーバーの名前 [ユーザー名] 接続に使用するユーザー名 [パスワード] 接続に使用するパスワード [ドメイン](大文字と小文字が区別される) 接続に使用するドメイン [デスクトップ] 接続に使用するデスクトップ [次へ]をクリックして続行します。 3.
表 3-30 新規 VMWare View 接続の RDP 設定 (続き) 項目 説明 [デバイス マッピング] [USB 記憶装置のマッピングを有効 にする] 割り当てるドライブ文字をドロップダウン リストから選択します [ポートのマッピングを有効にする] ローカル ポートのリモート システムへのマッピングを許可します [プリンターのマッピングを有効に する] ローカル プリンターのリモート システムへのマッピングを許可します [次へ]をクリックして続行します。 5. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 6. [完了]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 RDP の代わりに PCoIP を使用してデスクトップ接続を開始する場合 1. [接続]→[追加]の順にクリックします。 2. [接続]ウィンドウで接続を選択して、[接続]をクリックします。 必要に応じて、フィールドに View Connection サーバーのホスト名または IP アドレスを入力し ます。 3.
表 3-31 新規 XDMCP 接続の構成設定 項目 説明 [名前] 接続の名前 [種類] XDMCP 接続の種類。設定可能な値は次のとおりです:[選択]、[クエ リ]、[ブロードキャスト] [アドレス] このオプションは、[種類]が[クエリ]に設定されている場合に指定する 必要があります [フォント サーバー] [フォント サーバーを使用する] ローカルにインストールされているフォントではなく、リモートの X フォント サーバーを使用します [フォント サーバー] [フォント サーバーを使用する]を選択した場合は、フォント サーバー を指定します [ディスプレイの設定] XDM 接続のディスプレイ設定を指定するときにクリックします。この設 定を行わない場合は、初期設定が使用されます。この画面について詳し くは、「表示オプション」を参照してください [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 4.
表 3-32 新規 SSH 接続の構成設定 (続き) 項目 説明 [X11 接続の転送] サーバーが X Server の場合にこのオプションを選択すると、ユーザーは SSH セッションからユーザー インターフェイスを起動し、Thin Client でユーザー インターフェイスをローカル表示できるようになります [TTY を強制的に割り当てる] このオプションを選択してコマンドを指定すると、一時的なセッション が開始されてコマンドが実行されます。 コマンドが完了すると、セッ ションが終了します。 コマンドを指定しないと、セッションはオプショ ンを選択しなかった場合と同様に正常に動作します [スタイル] [前景色] SSH セッションでのテキストの初期設定の色です [背景色] SSH セッションでの背景の初期設定の色です [フォント] 設定可能な値は次のとおりです:[7X14]、[5X7]、[5X8]、[6X9]、 [6X12]、[7X13]、[8X13]、[8X16]、[9X15]、[10X20]、[12X24] [次へ]をクリックして続行します。 3.
3. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 カスタム 独自の Linux アプリケーションをインストールする場合、カスタム接続を使用すると[HP Connection Manager]からそのアプリケーションを起動できるようになります。 1. カスタム接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2. [カスタム]を選択して、適切な構成オプションを設定します。 表 3-34 新規カスタム接続の構成設定 項目 説明 [名前] 接続の名前 [実行するコマンドを入力してください] リモート接続するために実行するコマンド [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(表 3-9 「新規接続の詳細設定」を参照してくださ い) 。 4.
ユーザー ビュー 注記: この機能は管理者モードでのみ使用できます。 1. ユーザー モードで表示される接続を選択するには、[ユーザー ビュー]をクリックします。 [接続名]バーの上に[有効にする]ボタンと[無効にする]ボタンが表示されます。 2. 一覧から 1 つ以上の接続を選択します。 3. [有効にする]をクリックしてユーザー モードでのこの接続の表示を許可するか、[無効にする] をクリックしてユーザー モードでこの接続を使用できないようにします。 4.
周辺機器 これらのユーティリティでは、周辺機器を設定できます。このタブで、以下のユーティリティを使用 できます。 ● 「クライアント アグリゲーション」 ● 「表示オプション」 ● 「キーボードのレイアウト」 ● 「マウス」 ● 「プリンター」 ● 「SCIM 入力メソッドの設定」 ● 「サウンド」 ● 「ThinPrint」 ● 「タッチ スクリーン」 ● 「USB マネージャー」 クライアント アグリゲーション Thin Client は、最大で 4 台のモニターをサポートします。 追加の画面領域が必要な場合は、クライ アント アグリゲーションを使用することによって、最大で 4 台の Thin Client をつないで 1 つのキー ボードおよびマウスで制御できます。 各 Thin Client が最大で 4 台のモニターをサポートしている ため、他のハードウェアやソフトウェアを追加しなくても、最大 4 台のコンピューターおよび 16 台 のモニターをクライアント アグリゲーションによって 1 つのキーボードおよびマウスで制御できる ようになります。 クライアント
クライアント アグリゲーションを使用すると、4 台の Thin Client を 4×4 のグリッド上に配置できま す。以下の図は、4×4 のグリッドを使用した長方形の配列上に配置された Thin Client の、配置の一例 です。たとえば、Thin Client A のモニターの右側からさらに右にマウス ポインターを移動すると、 そのポインターが Thin Client C のモニターの左側に表示されます。同様に、キーボード入力も Thin Client A から Thin Client C にリダイレクトされます。 以下の図は、4×4 のグリッドを使用した Thin Client の別の配置およびその結果として得られるモニ ターの配置例です。 この構成では、マウス ポインターを Thin Client A のモニターの右側からさらに右に移動すると、そ のポインターが Thin Client D のモニターの左側の上 1/3 の領域に表示されます。同様に、マウス ポ インターを Thin Client B のモニターの右側からさらに右に移動すると、そのポインターは Thin Client D のモニタ
キーボードおよびマウスが物理的に接続されている Thin Client をアグリゲーション サーバーと呼 びます。 他の Thin Client をアグリゲーション クライアントと呼びます。 マウス ポインターがど れかのアグリゲーション クライアント上に存在する場合、それらのアグリゲーション サーバーとな る Thin Client からのマウスおよびキーボードの入力は暗号化され、選択されたアグリゲーション ク ライアントに対してネットワーク経由で送信されます。 アグリゲーション クライアントは、それら のマウスおよびキーボードの入力の暗号化を解除して、アグリゲーション クライアントのローカル デスクトップに渡します。 クライアント アグリゲーションは、[Synergy]と呼ばれるオープン ソース ソフトウェア パッケージ に基づいており、その暗号化は[stunnel]と呼ばれるパッケージによって提供されます。 注記: [Synergy]および[stunnel]ソフトウェアは(Embedded OS バージョン 9.xx および 10.
3.
4. 4×4 のグリッド内で、最初のアグリゲーション クライアントを配置する場所をクリックし、そ のクライアント名または IP アドレスを入力します。 以下の図では、IP アドレスが 16.125.19.91 のアグリゲーション クライアントが、4×4 のグリッドの先頭の行の最初の列に配置されていま す。 完了したら、Enter キーを押します。アグリゲーション クライアントが緑色のボックスに 表示されます。 5.
クライアント アグリゲーションの無効化 クライアント アグリゲーションを無効にするには、以下の操作を行います。 1. [クライアント アグリゲーション]をダブルクリックします。 2. [無効]を選択します。 3.
8. [ディスプレイ構成]で、[プライマリ ディスプレイのプロファイル]および[セカンダリ ディス プレイのプロファイル]を選択します。 9. [モード]を設定します。 10. [設定のテスト]をクリックしてプロファイルを確認します。 11. [適用]→[閉じる]の順にクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 プロファイルの編集 プロファイルを編集するには、以下の操作を行います。 1. [表示オプション]をダブルクリックします。 2. [プロファイル]一覧からプロファイルを選択します。 3. 必要に応じて、[プロファイル設定]および[ディスプレイ構成]を編集します。 4. [設定のテスト]をクリックしてプロファイルを確認します。 5. [適用]→[閉じる]の順にクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 プロファイルの削除 プロファイルを削除するには、以下の操作を行います。 1. [表示オプション]をダブルクリックします。 2. [プロファイル]一覧からプロファイルを選択して、[削除]をクリックします。 3.
マウス マウスの動作およびカーソル サイズを設定するには、以下の操作を行います。 1. [マウス]をダブルクリックします。 2. 以下の 3 つのタブでオプション項目を設定します。 3. ● [振る舞い]: 左手用または右手用マウス操作、動きの設定、およびダブルクリックの速度 を設定します。 ● [カーソル]:カーソルのサイズを設定します。 ● [アクセシビリティ]:マウスのエミュレーションを有効にします。 [閉じる]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 プリンター このコントロール パネル項目では、CUPS プリンターの設定ツールが起動します。 詳しくは、 http://cyberelk.
ThinPrint ThinPrint を使用するには、以下の操作を行います。 1. [Thinprint]をダブルクリックします。 2. [帯域幅]、[パケット サイズ]、および各プリンターの[プリンター設定]を設定します。 3. [OK]をクリックします。 タッチ スクリーン タッチ スクリーンを使用すると、ディスプレイの画面に触れることで Thin Client を操作できます。 タッチ スクリーンを有効にするには、以下の操作を行います。 1. [タッチ スクリーン]をダブルクリックします。[タッチ スクリーンを有効にする]を選択しま す。 2. [コントローラーのタイプ]および[デバイス ファイル名]を選択し、必要に応じて[左右反転]ま たは[上下反転]を選択します。 3. [OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 変更内容は次回ログイン時に有効になることを知らせるメッセージが表示されます。 4.
3. [ローカル]を選択した場合は、次のオプションも指定できます:[デバイスのマウントを許可す る]または[デバイスを読み取り専用でマウントする] 4. [OK]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 セットアップ これらのユーティリティを使用すると、要件に応じて Thin Client をセットアップできます。[セット アップ]タブでは以下のユーティリティを使用できます。 ● 「日付と時刻」 ● 「ネットワーク」 ● 「言語」 ● 「セキュリティ」 ● 「HP ThinPro の構成」 日付と時刻 日付、時刻、およびタイムゾーン情報を設定するには、以下の操作を行います。 1. [日付と時刻]をダブルクリックします。 2. [タイムゾーン]タブおよび[日付と時刻]タブで、タイム ゾーン、日付、および時刻を選択しま す。 3. ネットワーク タイム サーバーを代わりに使用する場合は、[ネットワーク タイム サーバーを 使用する]を選択し、サーバーのアドレスをそのフィールドに入力します。 4.
e. f. 静的アドレスの設定:[IP v6を有効にする]が有効の場合 ● IPv6 アドレス:例: 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334 ● サブネット プレフィックスの長さ:例 64 ● デフォルト ゲートウェイ:例: fe80::20a:42ff:feb0:5400%4 セキュリティ設定 認証 ● ● ● 3.
4. [IPSec]タブを設定します。 ● 追加:新しいルールの追加 必要に応じて、詳しく記述できます 5. ● 編集:強調表示されているルールの編集 ● 削除:強調表示されているルールの削除 [VPN]タブを設定します。 接続インターフェイス ● ● 6. Cisco ◦ ゲートウェイ:サーバーのゲートウェイ アドレス ◦ グループ名:グループのグループ名 ◦ グループ パスワード:グループ パスワード ◦ ドメイン:ドメイン名 ◦ ユーザー名:ユーザーのユーザー名 ◦ ユーザー パスワード:ユーザーのパスワード PTTP ◦ ゲートウェイ:サーバーのゲートウェイ アドレス ◦ NT ドメイン:NT ドメイン名 ◦ ユーザー名:ユーザーのユーザー名 ◦ ユーザー パスワード:ユーザーのパスワード [HP 速度]タブを設定します。 パケット損失防止の有効化:可能な場合はインターネット上でのデータの損失を防止します スクリーンセーバー スクリーンセーバーを設定するには、以下の操作を行います。 1.
d. e. 3. 4. [モード]を選択します。 ● [ブランク スクリーン] ● [ロゴ] [ロゴ]を選択した場合は、[ロゴをカスタマイズする]を選択し、[選択]をクリックして、目 的のロゴ ファイルを検索します。 一定の時間使用していない状態が続くとディスプレイがオフになるようにするには、[ディスプ レイの電源管理]を設定します。 a. [ディスプレイの電源管理を有効にする]を選択するか、この機能を設定しない場合は選択を 解除します。 b. ディスプレイがオフになるまでのアイドル時間(分)を選択します。フィールドに数字を入 力するか、上または下矢印キーを使って数字を選択します。 [OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 背景マネージャー デスクトップの背景を変更するには、以下の操作を行います。 1. [デスクトップの背景]をダブルクリックします。 2. [変更]をクリックし、デスクトップの背景として使用する画像ファイルを検索して[開く]をク リックします。 3.
注記: 英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語、または簡体字中国語を値に持つ文字列 として DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)タグ 192 を設定する方法でも、言語を設定で きます。 セキュリティ この機能を使用すると、管理者パスワードおよびユーザー パスワードを変更できます。 パスワードを変更するには、以下の操作を行います。 1. [セキュリティ]をダブルクリックします。 2. [管理者]または[ユーザー]を選択して、[パスワードの変更]をクリックします。 3. [新しいパスワード]フィールドおよび[確認]フィールドに新しいパスワードを入力して、[OK] をクリックします。 4. ログインを必須にする場合は、[デスクトップへのアクセスにログインを必須にする]オプション を有効にします。 5.
ユーザーのデスクトップおよびシステムのオプションの設定 [デスクトップ]タブおよび[システム]タブで設定を実行するには、以下の操作を行います。 1. [HP ThinPro の構成]をダブルクリックします。 2. 左パネルにある[デスクトップ]をクリックして、デスクトップ オプションのチェック ボックス にチェックを入れるか、チェックを外します。 3. 左パネルにある[システム]をクリックして、チェック ボックスにチェックを入れるか、チェッ クを外して、資産情報を設定したりウェイク オン LAN モードの有効/無効を切り替えたりしま す。 注記: 4.
3. この情報がシステムによって自動更新されるようにする場合は、[クライアントから動的 DNS を アップデート]をクリックします。 4. [情報]をクリックして、以下の情報を表示します。 ● [アクティブ ディレクトリ サーバー] ● [証明書] ● [時刻の同期] ● [アクティブ ディレクトリ マシンの状態] 完了したら、[OK]をクリックします。 5. [OK]をクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 HP Easy Deploy [HP Easy Deploy]は、[HP Easy Tools]管理スイートに含まれるツールです。詳しくは、 http://www.hp.com/support/にある『HP Easy Tools 管理者ガイド』を参照してください。 HP Easy Config [HP Easy Config]は、[HP Easy Tools]管理スイートに含まれるツールです。詳しくは、 http://www.hp.
HP Automatic Update HP Automatic Update を設定するには、以下の操作を行います。 1. [HP Automatic Update]をダブルクリックします。 2. 再起動時にこのシステムを更新する場合は、[システムの起動時に[HP Automatic Update]を有 効にする]をクリックします。 3. 前の手順のオプションを有効にした場合、ftp、http、または https 経由でサーバー アドレスを提 供するには、[手動設定を有効にする]をクリックします。 [サーバー]、[パス]、[ユーザー名]、 および[パスワード]の各フィールドに手動で入力することもできます。 HPDM Agent この機能を使用して、HP Device Management Agent を設定します。 1. [HPDM Agent]をダブルクリックして、この画面にアクセスします。 2. [全般]タブを使用して、以下の設定を行います。 ● [バックアップ ゲートウェイ] ● [プル間隔] ● [ログ レベル] ● [遅延スコープ] 3.
キャプチャ済みのイメージおよび設定を使用して、別のシステム上にコピー(展開)したり、設定を 変更した後にその時点でのキャプチャを元の設定に復元したりできます。 注記: HP ThinState はスタンドアロン ツールではありません。このツールには Thin Client イメー ジ内から管理者のみがアクセスできます。 HP ThinState を実行するには、以下のものが必要です。 ● HP が認定した USB フラッシュ ドライブ(USB キーとも呼ばれます) ● HP が提供する HP ThinPro イメージを含む HP Thin Client ユニット HP ThinPro イメージの管理 HP ThinState では、以下の操作ができます。 ● 「FTP サーバーへの HP ThinPro イメージのキャプチャ」 ● 「リモート サイトからの HP ThinPro イメージの展開」 ● 「起動可能な USB フラッシュ ドライブへの HP ThinPro イメージのキャプチャ」 FTP サーバーへの HP ThinPro イメージのキャプチャ 1.
HP ThinState ツールを直接使用して展開するには、以下の操作を行います。 1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro のイメージ]を選択し、[次へ]をクリックします。 3. [HP ThinPro のイメージを復元する]を選択し、[Next]をクリックします。 4. FTP または HTTP プロトコルを選択します。フィールドにリモート サーバーの情報を入力しま す。 注記: HTTP プロトコルを使用する場合は、[ユーザー名]および[パスワード]は必須ではあり ません。 使用するイメージ ファイルを確認してください。イメージのアップグレードの開始前に、内容 やサイズが確認されることはありません。 5.
4. [起動可能な USB フラッシュ ドライブを作成する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5. USB フラッシュ ドライブを Thin Client に接続します。その USB フラッシュ ドライブを選択 して、[終了]をクリックします。 イメージ キャプチャが開始されると、すべてのアプリケーションが停止し、コピーの進行状況 を示す新しいウィンドウが表示されます。問題が発生した場合は、[詳細]をクリックして情報を 確認します。キャプチャが完了すると、デスクトップが再表示されます。 HP ThinPro イメージのキャプチャが完了します。 起動可能な USB フラッシュ ドライブからの HP ThinPro イメージの展開 起動可能な USB フラッシュ ドライブから HP ThinPro イメージをインストールするには、以下の操 作を行います。 1. 目的の Thin Client の電源を切ります。 2. 起動可能な USB フラッシュ ドライブを接続します。 3.
4. [FTP サーバー]をクリックして、[次へ]をクリックします。 注記: コピーを作成する前に、ファイル パスが FTP サーバー上に存在している必要がありま す。ファイル パスが FTP サーバーに存在しない場合は、[HP ThinState]によってエラーが生成 されます。 5. フィールドに FTP サーバーの情報を入力して、[終了]をクリックします。 HP ThinPro 構成のキャプチャが完了します。 リモート サーバーからの HP ThinPro 構成の復元 1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro の構成]を選択し、[次へ]をクリックします。 3. [構成を復元する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 4. [リモート サーバー]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5. FTP または HTTP プロトコルを選択します。フィールドにリモート サーバーの情報を入力しま す。 注記: HTTP プロトコルを使用する場合は、[ユーザー名]および[パスワード]は必須ではあり ません。 6.
USB フラッシュ ドライブからの HP ThinPro 構成の復元 1. Thin Client にコピーするプロファイルを含む USB フラッシュ ドライブを接続します。 2. [ThinState]をダブルクリックします。 3. [HP ThinPro の構成]を選択し、[次へ]をクリックします。 4. [構成を復元する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5. [USB キー]をクリックして、[次へ]をクリックします。 6. USB フラッシュ ドライブを選択します。 7. [参照]をクリックします。 8. USB フラッシュ ドライブ内の目的のプロファイル ファイルをダブルクリックします。 9.
詳細設定 これらのユーティリティを使用すると、CDA モードを有効にしたり、テキスト ユーティリティを開 いたり、ルート ディレクトリにアクセスしたりできます。[詳細設定]タブでは以下のユーティリティ を使用できます。 ● 「CDA モード」 ● 「DHCP オプション マネージャー」 ● 「テキスト エディター」 ● 「X ターミナル」 CDA モード このユーティリティを使用すると、Citrix デスクトップ アプライアンス(CDA)モードを有効にし て、URL を設定できます。 CDA モードを使用するには、以下の操作を行います。 1. Web ブラウザー モードのオプションが設定されていることを確認します。詳しくは、「Web ブ ラウザー」を参照してください。 2. [CDA モード]をダブルクリックします。 3. [CDA を有効にする]を選択し、フィールドに URL を入力します。 4.
テキスト エディター このメモ帳スタイルのユーティリティを開くには、以下の操作を行います。 ▲ [テキスト エディター]をダブルクリックします。 X ターミナル ローカルの Thin Client のコマンド ラインにアクセスするには、以下の操作を行います。 ▲ [X ターミナル]をダブルクリックします。 キーボード ショートカット キーボード ショートカットを使用すると、ユーザーは、プログラムの起動や現在のウィンドウの最 小化および終了などの操作の実行にキーの組み合わせを割り当てることができます。 1. [キーボード ショートカット]をダブルクリックします。 2. 新しいキーボード ショートカットを[作成]するには、以下の操作を行います。 3. a. [新規]をクリックします。 b. コメントを[入力]するかまたは[ディレクトリから選択]して、実行したいプログラムおよび 操作を参照します。 c. 実行したいこの新しいプログラムおよび操作をトリガーするキーの組み合わせを実行しま す。 d. 間違えた場合は、キーの組み合わせを再度実行してエラーを上書きします。 e.
システム情報 [システム情報]タブには以下の 5 つのタブがあります。 ● 「全般」 ● 「ネットワーク」 ● 「ネット ツール」 ● 「ソフトウェア情報」 ● 「システム ログ」 全般 [全般]タブには、以下の情報が表示されます。 ● 50 第 3 章 BIOS(Basic Input/Output System)および OS(Operating System) ◦ シリアル番号 ◦ BIOS バージョン ◦ BIOS リリース日 設定内容
● ● ◦ OS ビルド ID ◦ OS のカーネル バージョン システム ◦ プラットフォーム ◦ CPU(Central Processing Unit)速度 ◦ プロセッサ フラッシュおよびメモリ ◦ 空き領域 ◦ 使用済み領域 ◦ インストール済み ネットワーク [ネットワーク]タブには、以下の情報が表示されます。 ● ● インタフェース ◦ 名前 ◦ 状態 ◦ 種類 ◦ IP アドレス ◦ ネットワーク マスク ◦ MAC(Media Access Control)アドレス ◦ DHCP サーバー アドレス ◦ インタフェース統計 ネットワーク ◦ ● デフォルト ゲートウェイ DNS 設定 ◦ ホスト名 ◦ 初期設定ドメイン ◦ ネームサーバー システム情報 51
ネット ツール [ネット ツール]タブでは、テストを実行できます。 1. [システム情報]→[ネット ツール]の順にクリックします。 2. ツールを選択します。 ● Ping ● DNS ルックアップ ● traceroute 3. ホストを識別し、診断パラメーターを設定します。 4. [プロセスを開始する]をクリックします。 5.
索引 A Active Directory マネージャー 40 AD/DDNS マネージャー 40 Agent 設定マネージャー 42 C CDA モード 48 Citrix ICA オプション 11 接続設定 7 接続の追加 11 Citrix デスクトップ アプライアン ス 48 D DHCP Option Manager 48 H HP Automatic Update 42 HP Easy Config 41 HP Easy Tools 38 [HP Easy Tools]ウィザード 4 HP Easy Update 41 HP ThinPro 1, 2 HP ThinPro のインストール 4 I ICA オプション 11 接続設定 7 接続の追加 11 R RDP オプション 14 接続設定 9 接続の追加 14 設定 9 S SCIM 33 Secure Shell アクセス 42 SSH オプション 22 接続の追加 22 SSHD マネージャー 42 T TeemTalk ウィザードによる接続の追加 17 オプション 17 手動による接続の追加 18 接続の追加 17 Telnet オプ
XenApp オプション 19 接続の追加 19 X ターミナル 49 あ アグリゲーション 26 クライアントの概要 26 クライアントの設定 28 クライアント、無効化 31 サーバーの設定 28 い イメージ Thin Client 1 インストール、HP ThinPro 一般的なシステム情報 50 4 お オプション Citrix ICA 11 ICA 11 RDP 14 SSH 22 TeemTalk 17 Telnet 23 VMWare View 20 Web ブラウザー 19 XDMCP 21 XenApp 19 カスタム 24 か カスタム オプション 24 接続の追加 24 管理者、ログイン 3 管理ユーティリティ 40 き キーボード ショートカット 49 キーボード レイアウト 32 く クライアント アグリゲーション 26 概要 26 設定 28 無効化 31 54 索引 け 言語 38 コントロール パネル HP Easy Update 41 こ 工場出荷時設定のリセット 41 コピー、接続 24 コントロール パネル 25 Active Directory マネー
アグリゲーション サーバー 28 クライアント アグリゲーショ ン 28 モニター 28 設定ウィザード 4 設定内容 5 セットアップおよびインストール、 HP ThinPro 4 セットアップ ユーティリティ 35 そ ソフトウェア情報、システム情報 52 た タスクバー 3 タッチ スクリーン 34 つ 追加、接続 Citrix ICA 11 ICA 11 RDP 14 SSH 22 TeemTalk 17 Telnet 23 VMWare View 20 Web ブラウザー 19 XDMCP 21 XenApp 19 カスタム 24 表示 設定 28, 31 プロファイルの削除 32 プロファイルの追加 31 プロファイルの編集 32 ふ プリンター 33 へ 編集 接続 24 ま マウス 33 マウスパッド 49 も モニターの設定 28 ゆ ユーザー インターフェイス、HP ThinPro 1, 2 ログイン 3 ユーザー ビュー、接続 25 る ルート ディレクトリへのアクセ ス 49 ろ ログ、システム 52 と 動的 DNS(Dynamic Domain Name System)マネージ