HP ThinPro 4.
© Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他 の国における登録商標です。 本書で取り扱っているコンピューター ソフ トウェアは秘密情報であり、その保有、使 用、または複製には、HP から使用許諾を得 る必要があります。FAR 12.211 および 12.
目次 1 はじめに ............................................................................................................................................................ 1 HP ThinPro の使用 ............................................................................................................................... 1 管理者モードへのログイン .................................................................................................. 2 タスクバーの各部 ...........................................................................
VMware Horizon View でキオスク モードを使用 ............................................. 23 VMware Horizon View でマルチメディア リダイレクトを使用 ........................ 23 VMware Horizon View でマルチモニター セッションを使用 ........................... 23 VMware Horizon View でキーボード ショートカットを使用 ........................... 23 VMware Horizon View でデバイス リダイレクトを使用 ................................... 24 VMware Horizon View で USB リダイレクトを使用 ........................ 24 VMware Horizon View で大容量記憶装置リダイレクトを使用 ........
サウンド ............................................................................................................................ 39 ThinPrint ............................................................................................................................ 40 タッチ スクリーン ............................................................................................................. 40 USB デバイスのリダイレクト ...........................................................................................
証明書 ................................................................................................................................ 54 証明書のインポート .......................................................................................... 54 証明書の削除 ..................................................................................................... 55 証明書の表示 ..................................................................................................... 55 VMware Horizon View の HTTPS および証明書管理の要件 ........
1 はじめに HP ThinPro オペレーティング システムでは、すべてのユーザーおよび管理者のフロント エンドとな るダッシュボードへのアクセスが単一のコンソール インターフェイスからできるようになり、ユー ザー インターフェイスの使いやすさがさらに向上しています。[HP Connection Manager]の初期設定 の表示では、従来の接続の種類と、設定情報を共有してアクセスできる最新の VDI(Virtual Desktop Infrastructure)ブローカー接続が統合されています。管理者は、[Easy Config]セットアップ ウィザー ド、[コントロール パネル]、および[システム情報]の各レイヤーにワン クリックでアクセスできます。 HP ThinPro の使用 初期設定では、Thin Client の電源を入れたときに HP ThinPro のインターフェイスが表示されます。 デスクトップには、音量アイコン、時計、およびアプリケーションを開くためのタスクバーが表示さ れます。HP ThinPro インターフェイスの表示および非表示を切り替えるには、タスクバーの左側にあ る[Thi
管理者モードへのログイン HP ThinPro インターフェイスのすべてのコンポーネントにアクセスするには、管理者アクセス権でロ グインする必要があります。Thin Client が管理者モードのときは、以下の点が異なります。 ● コントロール センターの上部が青から赤に変わります。 ● ウィンドウのタイトルに「(管理者モード) 」という説明が追加されます。 HP ThinPro は、初期設定ではユーザー モードで開きます。管理者モードに切り替えるには、以下の 操作を行います。 1. 画面の左下隅にある HP ロゴをクリックします。 または 画面背景にカーソルを置き、右クリックします。 2. [管理者/ユーザー モードの切り替え]を選択します。 3. [管理者モードに切り替え]ボックスの[管理者パスワード]にパスワードを入力し、[OK]をクリッ クします。 注記: 管理者モードで初めてログインするときは、パスワードを再入力してから[OK]をクリッ クします。 以下の操作でモードを切り替えることもできます。 2 1.
タスクバーの各部 タスクバーは、画面の下部に沿って表示されるバーで、その上に複数のアイコンやボタンなどが表示 されます。 図 1-2 HP ThinPro タスクバー 1. [HP]ボタン:HP ThinPro オペレーティング システムの基本機能(コントロール センター、ログ アウト、再起動、電源オフなどの機能)にアクセスできます。 2. ウィンドウ タスク:この領域には、アクティブな各ウィンドウのアイコンが表示されます。 3. 音量調整:サウンド調整ダイアログを表示して、HP Thin Client の音量を変更できます。 4. ネットワーク アイコン:アクティブなネットワーク接続に関する情報が表示されます。 5.
2 セットアップおよびインストール HP ThinPro では、ウィザードベースのインターフェイスを使用して、Thin Client を簡単に設定できま す。 HP Easy Tools ウィザード HP Easy Tools ウィザードを使用すると、HP ThinPro を簡単に設定および保守できます。初めて HP Thin Client を起動したときは、このウィザードが自動的に起動します。初期セットアップ後にこの ウィザードを起動するには、左側のパネルにある[HP]アイコンをクリックします。 HP Easy Tools ウィザードは、2 つの主要機能で構成されます。HP Easy Update および HP Easy Config です。HP Easy Update では、新しいイメージ、サービス パック、または追加パッケージに よって HP ThinPro イメージを最新の状態に保つことができます。HP Easy Config では、HP ThinPro を簡単に設定できます。HP Easy Update および HP Easy Config のどちらも、[コントロール パネル] →[管理]タブか
3 接続 HP ThinPro では、リモート接続にアクセスし、管理することができます。HP ThinPro のすべての機 能にアクセスするには、管理者としてログインする必要があります。ユーザーとしては、接続を実行 したり、HP ThinPro の一部の機能にアクセスすることしかできません。 設定されている場合、現在ターミナルにログイン中のユーザーに割り当てられた、すべてのサーバー 接続およびアプリケーション接続が一覧表示されます。各接続について、接続の名前、種類、および 状態が表示されます。 注記: 表示されている接続は、どれもダブルクリックするだけで有効になります。 管理者モードでは、[接続]をクリックして、接続の設定および割り当てができます。 図 3-1 HP ThinPro コントロール センター:管理者モード [接続]ウィンドウには、管理者がユーザーに割り当てることができるすべての接続が一覧表示されま す。このウィンドウから接続を追加、編集、および削除できます。 ● [接続名]:接続名が表示されます。この列から接続名を変更することはできません。 ● [種類]:接続の種類が表示されます。この
● 10 ページの追加:クリックすると新しい接続が作成され、利用可能な接続の一覧に追加されま す。 ● 29 ページのコピー:クリックすると接続がコピーされ、利用可能な接続の一覧に追加されま す。 ● 29 ページの削除:選択されている接続を削除するときにクリックします。選択されている接続 は、現在ターミナルにログイン中のユーザーだけでなく、すべてのユーザーに割り当てられた接 続の一覧から削除されます。 ● 29 ページの編集:選択されている接続を編集するときにクリックします。 ● 30 ページのユーザー ビュー:ユーザー モードで表示されている接続を編集するときにクリッ クします。 接続 接続を開始するには、[状態]が[停止中]になっている接続を[接続名]の下から選択して、[接続]をクリッ クします。 切断 接続を終了するには、[状態]が[接続中]になっている接続を[接続名]の下から選択して、[切断]をクリッ クします。 全般設定 [全般設定]の内容は、接続の種類が同じであるすべての接続で共有されます。接続の種類は、Citrix ICA、Web ブラウザー、および RDP の 3 つ
表 3-1 Citrix ICA 接続のオプション (続き) 項目 説明 [オフ スクリーン サーフェスを有効にする] 画面の更新を画面ではなくメモリ内ビットマップに描画するよう ICA ク ライアントに指示します。これにより、帯域幅を有効に活用できます [セッションの共有を有効にする] セッションの共有を有効にします [自動再接続を有効にする] 切断された接続の自動再接続を有効にします [ローカルの IM の使用を有効にする] ローカルの入力方式を使用してキーボード入力を処理します。このオプ ションは、ヨーロッパ言語でのみサポートされています [EUKS 番号を使用する] Windows サーバー上での拡張 Unicode キーボード サポート(EUKS: Extended Unicode Keyboard Support)の使用を制御します 0 =拡張 Unicode キーボード サポートなし 1 =拡張 Unicode キーボード サポートをフォールバックとして使用 2 =可能な限り拡張 Unicode キーボード サポートを使用 [最小ビットマップ キャッシュ サイズ] ビッ
表 3-3 Citrix ICA 接続のウィンドウ オプション (続き) 項目 説明 [初期設定のウィンドウの色] 初期設定のウィンドウの色を指定します。設定可能な値は次のとおりで す:[16]、[256]、[16 ビット]、[24 ビット]、[自動] [初期設定の 256 色マッピング] このオプションは、[初期設定のウィンドウの色]が[256]に設定されている 場合にのみ有効です。設定可能な値は次のとおりです:[共有:近似色]、 [プライベート:同色] 表 3-4 Citrix ICA 接続のファイアウォール オプション 項目 説明 [プロキシ] プロキシ サーバーの設定 [プロキシの種類] 設定可能な値は次のとおりです:[なし:直接接続]、[SOCKS]、[Secure: HTTPS]、[ブラウザーの設定を使用]、[プロキシの自動検出] [プロキシ アドレス] プロキシ サーバーの IP アドレス [プロキシ ポート] プロキシ サーバーに接続するためのポート [ユーザー名] プロキシ サーバーへの接続に使用するユーザー名 [パスワード] プロキシ サーバーへの接続
表 3-7 Citrix セッション オプション 項目 説明 [自動ログアウト遅延]ボックスは、複数の公開されたリソースを使用する Citrix サーバーに適用されます。お使いのシステムが該当する場合は、[自 動ログアウト遅延]を使用して、最後に Xen に公開されたリソースの終了 から、自動的にユーザーをログアウトして最初のログイン画面に戻るまで の秒数を設定します。 [自動ログアウト遅延] 最初のログインの後、アプリケーションを起動しない場合は、[自動ログ アウト遅延]オプションを使用して、自動的にユーザーをログアウトして 最初のログイン画面に戻るまでの秒数を設定します。 注記: Citrix の処理の遅延により、自動ログアウトの処理時間が延長さ れる可能性があります。 ヒント: 必要に応じて、[自動ログアウト遅延]の値を 0 未満に設定して ください。その場合、自動ログアウトは行われません [単一のアプリによる自動ログアウト遅延] [単一のアプリによる自動ログアウト遅延]は、単一の公開されたアプリ ケーションまたはデスクトップを使用する Citrix サーバーに適用されま す。お使いのシステム
追加 [追加]ボタンを使用して、新しい接続を作成します。新しい接続を作成するときは、ウィザード形式 で表示される説明に沿って、接続に固有のオプションを設定できます。ウィザードのダイアログ ボッ クスには[前へ]ボタンおよび[次へ]ボタンがあり、これらを使用して前または次のウィザード ダイア ログに移動できます。 どの種類の接続にも、ウィザード内に[詳細設定]というタイトルのダイアログがあります。ここには、 すべての種類の接続に共通の設定が含まれます。次の表に、接続ウィザードの[詳細設定]のオプショ ンを示します。 表 3-10 新規接続の詳細設定 項目 説明 接続を開始できなかった場合に、代わりとして予備接続で開始を試みます [予備接続] [自動開始の優先度] 注記: このオプションは、接続の種類のうち、[RGS]および[VMware Horizon View]では利用できません 自動開始の優先度によって、接続を開始する順序が決まります。[0]に設定 すると、接続が無効になります。その他の値に設定すると、その順番で開 始されます 設定可能な値は次のとおりです:[0]、[1]、[2]、[3]、[4]、[
Citrix Citrix 接続は、Citrix SBC(Server-Based Computing)および VDI(Virtual Desktop Infrastructure) サービスにアクセスします。 接続ウィザードを使用して、Citrix リモート接続を設定します。初期設定値が要件を満たしていない 場合は、拡張オプションを使用して接続の設定プロセスを完了します。 Citrix 接続管理機能 Citrix 接続を使用するときは、自動的に次の機能を実行するようにクライアントを設定できます。 ● 公開リソースが 1 つしかないときにリソースを起動する ● 指定したリソースを起動する ● 公開デスクトップを起動する ● 接続開始時にセッションを再接続する ● 指定したタイムアウト時間の後、接続をログオフする ● 次の設定可能なショートカットを使用して公開リソースを起動する: ◦ デスクトップ アイコン ◦ スタート メニュー アイコン ◦ タスクバー アイコン Citrix Receiver の機能 Citrix Receiver には、以下の特長があります。 ● リ
注記: この機能は、PNAgent を使用しない直接接続時に、スマート カード ログイン/認証と同 等に機能します。PNAgent での接続時には、スマート カード仮想チャネルの有効または無効を 切り替えることができますが、初期接続時の認証は提供しません。XenApp および XenDesktop でスマート カード認証を行うためには、Citrix 接続ではなく Web ブラウザー接続を使用し、Web アクセスが有効になっていることを確認してください。 ● プリンターのマッピング ● シリアル ポートのマッピング ● HDX MediaStream(ほとんどのモデルでハードウェアによって高速化される) ● HDX Flash リダイレクト(x86 のみ) ● HDX Web カメラ ビデオ圧縮 ● HDX RealTime(MS Lync への最適化) (x86 のみ) HDX MediaStream サポート マトリックス 表 3-11 HDX MediaStream サポート マトリックス 機能 サポート フレーム レート ● 24 fps ● 1080p ● 72
Citrix 接続サポート マトリックス 以下の表は、サポートされる Citrix バックエンドを示しています。 表 3-12 Citrix 接続サポート マトリックス バックエンド XenApp アクセス タイプ XenDesktop VDI-in-a-Box 直接(レガシー) 4.5 / 5 / 6 / 6.5 ネイティブ(PNAgent) 4.5 / 5 / 6 / 6.5 4.5 / 5.5 / 5.6.5 5.x Web ブラウザー 4.5 / 5 / 6 / 6.5 4.5 / 5.5 / 5.6.5 5.x Citrix 接続の作成 1. 以下の Citrix サーバー情報を確認します。 ● ホスト名 または ● IP アドレス 注記: HTTPS サイト上のサーバーとの接続を設定している場合は、サイトの完全修飾ドメイ ン名(FQDN)および Citrix 証明書ストア内にローカル ルート証明書を用意してください。 2. HP ThinPro インターフェイスで、管理者としてログインします。 3.
表 3-14 Citrix 接続詳細設定 (続き) 7.
表 3-15 RDP ネットワーク接続オプション (続き) オプション 説明 ● 上向き矢印キーおよび下向き矢印キーを使用して、適切なポート 番号を選択します [ユーザー名] このネットワーク接続のユーザー名を入力します [パスワード] このネットワーク接続のパスワードを入力します [ドメイン] このネットワーク接続のドメイン名を入力します [スマート カード ログインを許可する] 必要に応じてこのオプションを選択すると、ログイン資格情報の代わ りにローカルに接続されたスマート カードを使用できます 4. [次へ]をクリックして続行します。 5. [接続]ダイアログ ボックスの[モード]で、以下のオプションのうちのどれかを選択します。 6. a. 標準のデスクトップ b. リモート アプリケーション c. 代替シェル 手順 5 で選択したモードに応じて、以下の表の情報を入力します。 a.
表 3-17 RDP アプリケーション オプション オプション 説明 ● サーバー上の seamlessrdp のパスを入力します ● アプリケーションのパスを入力します たとえば、c:\seamless に seamlessrdp をインストールした 場合に Microsoft Word を実行するには、[アプリケーション] ボックスに次のコマンドを入力します: c:\seamless\seamlessrdpshell.exe c:\Program Files\Microsoft\Word.exe c. 代替シェル:以下の「RDP 代替シェル オプション」の表のオプションを入力または選択し ます。このモードでは、ネイティブ アプリケーションのように、デスクトップ上にウィン ドウが 1 つだけ表示されます。 表 3-18 RDP 代替シェル オプション オプション 説明 [コマンド] 代替シェル モードで実行するアプリケーションを指定します。ア プリケーションの実行コマンドを入力します。たとえば、 Microsoft Word を実行する場合は次のように入力します: Word.exe.
表 3-19 RDP オプション (続き) 9. オプション 説明 [管理者コンソールに接続する] 接続を管理者コンソール ポートに接続します [送信するホスト名] この接続のリモート システムにホスト名を送信します [ローカル リソース]で、 「RDP ローカル リソース」の表に従って適切なオプションを選択し、 [次へ]をクリックします。 表 3-20 RDP ローカル リソース オプション 説明 [リモート コンピューターのサウンド] 設定可能な値は次のとおりです:[再生しない]、[このコンピューター で再生する]、[リモート コンピューターで再生する] [ポートのマッピングを有効にする] [デバイス マッピング]で、[ポートのマッピングを有効にする]を選択 します。これによって、USB 記憶装置のマッピングが有効になりま す。使用するドライブ文字をドロップダウン リストから選択します [プリンターのマッピングを有効にする] [デバイス マッピング]で、[プリンターのマッピングを有効にする]を 選択します 10.
HP TeemTalk 新しい HP TeemTalk 接続は、以下の 2 つの方法で追加できます。 ● 18 ページの HP TeemTalk 作成ウィザードによる HP TeemTalk 接続の追加 ● 19 ページの手動による HP TeemTalk 接続の追加 HP Teemtalk について詳しくは、 『HP TeemTalk Terminal Emulator 7.3 ユーザー ガイド』を参照して ください。 HP TeemTalk 作成ウィザードによる HP TeemTalk 接続の追加 1. [接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-24 HP TeemTalk オプション オプション 説明 [設定] 19 ページの表 3-25 「HP TeemTalk の設定」に示す設定が表示され ます [開始セッションが接続されました] 接続された状態でセッションを開始します [ステータス バーを表示する] この接続のステータス バーを表示します 表 3-25 HP TeemTalk の設定 オプション 説明 [設定バーを表示] 設定バーを表示します [設定を保存]をクリックしたときに現在のウィンドウのサイズおよび 位置が保存され、次回起動したときに復元されます [現在のウィンドウ位置を保存] 注記: ウィンドウのサイズや位置を更新した場合は、[設定を保存] をクリックすると新しい値が保存されます ウィンドウのフレーム、ソフト ボタン、メニュー バー、および設定 バーを非表示にして、全画面表示モードにします [全画面表示モードで実行] [ブラウザー コマンド] 注記: このオプションは次回の起動に伴って、[設定バーを表示]お よび[現在のウィンドウ位置を保存]オプションが上書きされるまで有 効になりません ボッ
表 3-27 HP Teemtalk 手動接続の構成設定 オプション 説明 [名前] 接続の名前 [システム ビープを鳴らす] システム警告音を有効にします [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(10 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ウィザードを終了します。 Web ブラウザー Mozilla Firefox ブラウザー ベースの Web ブラウザーを使用して接続を作成します。 1. 接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-29 新規 RGS 接続の構成設定 (続き) 項目 説明 RGS 接続のモードとして、[標準モード]または[ディレクトリ モード] を選択します [モード-サーバー] [標準モード]を選択した場合は、RGS Sender を実行しているシステ ムのホスト名または IP アドレスを入力します [ディレクトリ モード]を選択した場合は、ディレクトリ ファイルのパ スを入力します [警告のタイムアウト] 適切な警告タイムアウト値を設定します。この設定秒数を過ぎても RGS Sender を検出できない場合に、RGS Receiver から警告が表示さ れます [エラーのタイムアウト] 適切なエラー タイムアウト値を設定します。この設定秒数を過ぎて も RGS Sender を検出できない場合に、接続が切断されます [グローバル イメージ更新を使用する] 有効にすると、変更された部分だけでなく、画面全体が更新されます 設定可能な値は次のとおりです:[有効]、[無効]、[現在の設定のまま] [境界線] 注記: 境界線を[無効]に設定すると、ウィンドウの移動、サイズ変 更、最小化に使用する境
表 3-30 VMware Horizon View ネットワーク接続オプション (続き) オプション 説明 [サーバー] リモート VMware Horizon View サーバーのホスト名または IP アドレ ス [ユーザー名] 接続に使用するユーザー名 [パスワード] 接続に使用するパスワード [ドメイン] 接続に使用するドメイン [デスクトップ] 接続に使用するデスクトップ 4. 完了したら、[次へ]をクリックします。 5. [接続]ウィザードの[ログイン オプション]→[全般]で、適切なオプションを選択します。 表 3-31 VMware Horizon View ログイン オプション 6.
VMware Horizon View でキオスク モードを使用 キオスク モードでは、クライアントは、あらかじめ定義されているユーザー資格情報を使用して、起 動時にリモート デスクトップに自動的にログインします。ログアウト、接続の切断、ネットワーク障 害などによって接続が失われた場合には、接続が復帰すると自動的に復元されます。 セッションを最小化してログイン画面に戻るには、キーボード ショートカット Ctrl + Alt + End を使 用します。 キオスク モードのログインを設定するには、以下の操作を行います。 1. 管理者として、HP ThinPro デスクトップで[接続]を選択します。 2. 接続を選択して[編集]をクリックします。 3. [ネットワーク]で、以下の設定に値を入力します。 a. サーバー名(ホスト名または IP アドレス) b. ユーザー名 c. パスワード d. ドメイン e. デスクトップ(該当する場合) 4. [詳細設定]で、[自動開始の優先度]の値を[1]に設定します。 5. [適用]→[OK]の順にクリックします。 6.
ショートカットは機能しません。セッションを切り替えるには、[接続設定]の[全般]タブで[上部メ ニュー バーを非表示にする]のチェックを外すか、次のレジストリ キーを編集します:root/ ConnectionType/view/connections/{UUID}/hideMenuBar.
注記: RDP プロトコルを使用して高レベル オーディオ録音リダイレクトを行うには、サーバー が高レベル オーディオ録音リダイレクトをサポートしていて、リモート セッションでオーディ オ録音を許可する設定になっている必要があります。クライアントは Windows 7 以上を実行し ている必要があります。さらに、レジストリ キー HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet \Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp\fDisableAudioCapture を次の 値に設定する必要があります:0 ● USB ヘッドセットにマイクが搭載されている場合は、USBR を使用します。セッションにリダ イレクトされるよう USB ヘッドセットを設定します。ヘッドセットはオーディオ デバイスと して表示されます。初期設定では、USB オーディオ デバイスはリダイレクトされず、VMware Horizon View Client は高レベル オーディオ リダイレクトを使用します。USB ヘッドセットを リダイレクトするには、クライアントの USB マネージャーを
VMware Horizon View 詳細設定オプション 高度なコマンド ライン引数の使用 高度なコマンド ライン引数を使用するには、以下の操作を行います。 1. VMware Horizon View Connection Manager で、[接続設定の編集]→[全般]の順に選択します。 2. [コマンド ライン引数]で、VMware Horizon View Client の起動時に渡す引数を入力します。 高度なコマンド ライン オプションに関するヘルプを表示するには、以下のどちらかを実行します。 ● コマンド ラインで「vmware-view --help」と入力し、Enter キーを押します。 ● http://www.vmware.com/jp/ から、VMware の Linux 版 Horizon View Client の説明書を参照してく ださい。 RDP ではなく PCoIP を使用してデスクトップ接続を開始 RDP ではなく PCoIP を使用してデスクトップ接続を開始するには、以下の操作を行います。 1. [接続]→[追加]の順にクリックします。 2.
表 3-32 新規 XDMCP 接続の構成設定 (続き) 項目 説明 [種類] XDMCP 接続の種類。設定可能な値は次のとおりです:[選択]、[クエ リ]、[ブロードキャスト] [アドレス] このオプションは、[種類]が[クエリ]に設定されている場合に指定する 必要があります [フォント サーバー] [フォント サーバーを使用する] ローカルにインストールされているフォントではなく、リモートの X フォント サーバーを使用します [フォント サーバー] [フォント サーバーを使用する]を選択した場合は、フォント サーバー を指定します [ディスプレイの設定] XDM 接続のディスプレイ設定を指定するときにクリックします。こ の設定を行わない場合は、初期設定が使用されます。この画面につい て詳しくは、37 ページのディスプレイの設定を参照してください [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(10 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4.
表 3-33 新規 SSH 接続の構成設定 (続き) 項目 説明 Client でユーザー インターフェイスをローカル表示できるようになり ます [TTY を強制的に割り当てる] このオプションを選択してコマンドを指定すると、一時的なセッショ ンが開始されてコマンドが実行されます。コマンドが完了すると、 セッションが終了します。コマンドを指定しないと、セッションはオ プションを選択しなかった場合と同様に正常に動作します [スタイル] [前景色] SSH セッションでのテキストの初期設定の色です [背景色] SSH セッションでの背景の初期設定の色です [フォント] 設定可能な値は次のとおりです:[7X14]、[5X7]、[5X8]、[6X9]、 [6X12]、[7X13]、[8X13]、[8X16]、[9X15]、[10X20]、[12X24] [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(10 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4.
3. 適切な詳細設定オプションを設定します(10 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4. [完了]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 カスタム 独自の Linux アプリケーションをインストールする場合、カスタム接続を使用すると[HP Connection Manager]からそのアプリケーションを起動できるようになります。 1. カスタム接続を追加するには、[接続]→[追加]の順にクリックします。 2. [カスタム]を選択して、適切な構成オプションを設定します。 表 3-35 新規カスタム接続の構成設定 項目 説明 [名前] 接続の名前 [実行するコマンドを入力してください] リモート接続するために実行するコマンド [次へ]をクリックして続行します。 3. 適切な詳細設定オプションを設定します(10 ページの表 3-10 「新規接続の詳細設定」を参照し てください) 。 4.
ユーザー ビュー 注記: この機能は管理者モードでのみ使用できます。 1. ユーザー モードで表示される接続を選択するには、[ユーザー ビュー]をクリックします。 [接続名]バーの上に[有効にする]ボタンと[無効にする]ボタンが表示されます。 30 2. 一覧から 1 つ以上の接続を選択します。 3. [有効にする]をクリックしてユーザー モードでのこの接続の表示を許可するか、[無効にする]を クリックしてユーザー モードでこの接続を使用できないようにします。 4.
4 コントロール パネル コントロール パネルのユーティリティは、以下のタブに分類されています。 ● 31 ページの周辺機器 ● 41 ページのセットアップ ● 46 ページの管理 ● 53 ページの詳細設定 管理者モードでは、コントロール パネルのすべての項目を使用できます。管理者モード以外では、設 定によって許可されている項目だけを使用できます。管理者モード以外でも設定可能な項目は、管理 者モードで[セットアップ]タブの[HP ThinPro の構成]ツールを使用して変更できます。 周辺機器 これらのユーティリティでは、周辺機器を設定できます。このタブで、以下のユーティリティを使用 できます。 ● 32 ページのクライアント アグリゲーション ● 37 ページのディスプレイの設定 ● 38 ページのキーボードのレイアウト ● 39 ページのマウス ● 39 ページのプリンター ● 39 ページの SCIM 入力メソッドの設定 周辺機器 31
● 39 ページのサウンド ● 40 ページの ThinPrint ● 40 ページのタッチ スクリーン ● 40 ページの USB デバイスのリダイレクト クライアント アグリゲーション Thin Client は、最大で 4 台のモニターをサポートします。追加の画面領域が必要な場合は、クライア ント アグリゲーションを使用することによって、最大で 4 台の Thin Client をつないで 1 つのキー ボードおよびマウスで制御できます。各 Thin Client が最大で 4 台のモニターをサポートしているた め、他のハードウェアやソフトウェアを追加しなくても、最大 4 台のコンピューターおよび 16 台の モニターをクライアント アグリゲーションによって 1 つのキーボードおよびマウスで制御できるよ うになります。 クライアント アグリゲーションの概要 それぞれに 4 台のモニターが接続された、4 台の Thin Client があると仮定します。[ディスプレイ設 定]ダイアログを使用すると、Thin Client とモニターは以下に示すように、Thin Client にそれぞれ
以下の図は、4×4 のグリッドを使用した Thin Client の別の配置およびその結果として得られるモニ ターの配置例です。 この構成では、マウス ポインターを Thin Client A のモニターの右側からさらに右に移動すると、そ のポインターが Thin Client D のモニターの左側の上 1/3 の領域に表示されます。同様に、マウス ポイ ンターを Thin Client B のモニターの右側からさらに右に移動すると、そのポインターは Thin Client D のモニターの左側の中央 1/3 の領域に表示されます。最後に、マウス ポインターを Thin Client C のモ ニターの右側からさらに右に移動すると、ポインターは Thin Client D のモニターの左側の下 1/3 の領 域に表示されます。 注記: デスクトップ ウィンドウは、各 Thin Client をまたいで表示したり、クライアント コンピュー ター間で移動したりすることはできません。通常、各 Thin Client は関連付けられたリモート コン ピューターへの接続に基づいてウィンドウを作成するため、Thin C
クライアント アグリゲーションは、[Synergy]と呼ばれるオープン ソース ソフトウェア パッケージに 基づいており、その暗号化は[stunnel]と呼ばれるパッケージによって提供されます。 注記: [Synergy]および[stunnel]ソフトウェアは(Embedded OS バージョン 9.xx および 10.xx を実 行している)HP dc72 Blade Workstation クライアントや HP dc73 Blade Workstation クライアントに もインストールされるため、クライアント アグリゲーション構成では、これらのクライアント コン ピューターを HP gt7725 Thin Client に相互接続できます。 クライアント アグリゲーションの設定 注記: クライアント アグリゲーションは、各 Thin Client(アグリゲーション サーバーおよび各ア グリゲーション クライアント)上で個別に設定する必要があります。 クライアント アグリゲーションを設定するには、以下の 2 つの処理を行います。 1. 34 ページのアグリゲーション クライアントの設定 2.
3.
4. 4×4 のグリッド内で、最初のアグリゲーション クライアントを配置する場所をクリックし、その クライアント名または IP アドレスを入力します。以下の図では、IP アドレスが 16.125.19.91 の アグリゲーション クライアントが、4×4 のグリッドの先頭の行の最初の列に配置されています。 完了したら、Enter キーを押します。アグリゲーション クライアントが緑色のボックスに表示さ れます。 5.
クライアント アグリゲーションの無効化 クライアント アグリゲーションを無効にするには、以下の操作を行います。 1. [クライアント アグリゲーション]をダブルクリックします。 2. [無効]を選択します。 3.
8. [ディスプレイ構成]で、[プライマリ ディスプレイのプロファイル]および[セカンダリ ディスプレ イのプロファイル]を選択します。 9. [モード]を設定します。 10. [設定のテスト]をクリックしてプロファイルを確認します。 11. [適用]→[閉じる]の順にクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 プロファイルの編集 プロファイルを編集するには、以下の操作を行います。 1. [ディスプレイの設定]をダブルクリックします。 2. [プロファイル]一覧からプロファイルを選択します。 3. 必要に応じて、[プロファイル設定]および[ディスプレイ構成]を編集します。 4. [設定のテスト]をクリックしてプロファイルを確認します。 5. [適用]→[閉じる]の順にクリックし、変更を保存してダイアログ ボックスを閉じます。 プロファイルの削除 プロファイルを削除するには、以下の操作を行います。 1. [ディスプレイの設定]をダブルクリックします。 2. [プロファイル]一覧からプロファイルを選択して、[削除]をクリックします。 3.
マウス マウスの動作およびカーソル サイズを設定するには、以下の操作を行います。 1. [マウス]をダブルクリックします。 2. 以下の 3 つのタブでオプション項目を設定します。 3. ● [振る舞い]:左手用または右手用マウス操作、動きの設定、およびダブルクリックの速度を 設定します。 ● [カーソル]:カーソルのサイズを設定します。 ● [アクセシビリティ]:マウスのエミュレーションを有効にします。 [閉じる]をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 プリンター このコントロール パネル項目では、system-config-printer という CUPS プリンターの設定ツールが起 動します。詳しくは、http://cyberelk.
ThinPrint ThinPrint を使用するには、以下の操作を行います。 1. [ThinPrint]をダブルクリックします。 2. [帯域幅]、[パケット サイズ]、および各プリンターの[プリンター設定]を設定します。 3. [OK]をクリックします。 タッチ スクリーン タッチ スクリーンを使用すると、ディスプレイの画面に触れることで Thin Client を操作できます。 タッチ スクリーンを有効にするには、以下の操作を行います。 1. [タッチ スクリーン]をダブルクリックします。[タッチ スクリーンを有効にする]を選択します。 2. [コントローラーのタイプ]および[デバイス ファイル名]を選択し、必要に応じて[左右反転]または [上下反転]を選択します。 3. [OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 変更内容は次回ログイン時に有効になることを知らせるメッセージが表示されます。 4.
8. a. Use Default(初期設定) b. Redirect(リダイレクト) c. Do Not Redirect(リダイレクトしない) 完了したら、[適用]を選択し、[OK]をクリックします。 セットアップ これらのユーティリティを使用すると、要件に応じて Thin Client をセットアップできます。[セット アップ]タブでは以下のユーティリティを使用できます。 ● 41 ページの背景マネージャー ● 42 ページの日付と時刻 ● 42 ページの言語 ● 43 ページのネットワーク ● 44 ページのスクリーンセーバー ● 45 ページのセキュリティ ● 45 ページの HP ThinPro の構成 背景マネージャー [HP Background Manager](HP 背景マネージャー)を使用して、デスクトップの背景として使用する 画像ファイル、方向、または背景色を変更します。 デスクトップの背景の設定を管理するには、以下の操作を行います。 1.
5. 初期設定の背景画像を復元するには、[初期設定に戻す]を選択し、[適用]をクリックします。 6. 変更を保存して[HP Background Manager]を終了するには、[OK]をクリックします。 日付と時刻 日付、時刻、およびタイムゾーン情報を設定するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[日付と時刻]をダブルクリックします。 2. [時刻の設定]画面で、以下のどれかの操作を行います。 ● 世界地図からタイム ゾーンを選択します。 ● [タイムゾーン]で、以下のオプションを設定します。 ◦ [国名] ◦ [Linux タイムゾーン] ◦ [Windows タイムゾーン] 3. カレンダーに週番号を表示する場合は、[時刻の設定]画面の[日付と時刻]タブの[日付]の下にある [週番号を表示する]をクリックします。 4. 時刻を手動で設定するには、[日付と時刻]タブの[時間]で矢印キーを使用して設定します。 5.
ネットワーク ネットワークを設定するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[ネットワーク]をダブルクリックします。 2. [有線]タブを設定します。 a. IPv6 を有効にする:IPv6 接続を有効にします。初期設定は IPv4 です。 b. Ethernet 速度:リンク速度と全二重または半二重の組み合わせの一覧から選択できます。 c. 接続方法:[Automatic](自動)を選択するとアドレスが自動設定されます。[Static](静的) を選択すると手動で静的アドレスを設定できます。 d. 静的アドレスの設定:[IPv6 を有効にする]が無効の場合 e. f.
3. 4. 5. ◦ 秘密キー:秘密キーの場所 ◦ ID:ユーザーの ID 文字列 ◦ 秘密キーのパスワード:ユーザーのキーのパスワード [DNS]タブを設定します。 ● ホスト名:HP Thin Client のホスト名 ● DNS サーバー:DNS サーバー名 ● ドメインの検索:DNS 検索に使用するドメイン ● HTTP プロキシ:HTTP 通信に使用するプロキシ ● FTP プロキシ:FTP 通信に使用するプロキシ [IPSec]タブを設定します。 ● 追加:新しいルールの追加 ● 編集:強調表示されているルールの編集 ● 削除:強調表示されているルールの削除 [VPN]タブを設定します。 接続インターフェイス ● ● 6.
a. [スクリーンセーバーを有効にする]を選択するか、スクリーンセーバーが不要な場合は選択 を解除します。 b. 操作しない状態になってからスクリーンセーバーが起動するまでの時間(分)を選択しま す。フィールドに数字を入力するか、上または下矢印キーを使って数字を選択します。 c. 必要に応じて、[復帰時にパスワードを要求する]を選択します。 d. [モード]を選択します。 e. 3. 4. ● [ブランク スクリーン] ● [ロゴ] [ロゴ]を選択した場合は、[ロゴをカスタマイズする]を選択し、[選択]をクリックして、目的 のロゴ ファイルを検索します。 一定の時間使用していない状態が続くとディスプレイがオフになるようにするには、[ディスプ レイの電源管理]を設定します。 a. [ディスプレイの電源管理を有効にする]を選択するか、この機能を設定しない場合は選択を 解除します。 b.
接続およびコントロール パネルのユーザー アクセス権の設定 [接続設定]タブおよび[コントロール パネル]タブでユーザー アクセス権を設定するには、以下の操作 を行います。 1. [HP ThinPro の構成]をダブルクリックします。 2. 左パネルにある[接続]をクリックして、ユーザーによるアクセスを許可する接続のチェック ボッ クスにチェックを入れるか、チェックを外します。 3. 左パネルにある[コントロール パネル]をクリックして、ユーザーによるアクセスを許可するアプ リケーションのチェック ボックスにチェックを入れるか、チェックを外します。 4. [適用]→[OK]の順にクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。 ユーザーのデスクトップおよびシステムのオプションの設定 [デスクトップ]タブおよび[システム]タブで設定を実行するには、以下の操作を行います。 1. [HP ThinPro の構成]をダブルクリックします。 2. 左パネルにある[デスクトップ]をクリックして、デスクトップ オプションのチェック ボックスに チェックを入れるか、チェックを外します。 3.
AD/DDNS マネージャー このユーティリティを使用すると、Thin Client を Active Directory Server の組織単位(OU)に追加し たり、動的 DNS による Thin Client の名前と IP アドレス関連付けの自動更新を有効にしたりできま す。Active Directory データベースに対する認証は有効になりません。 1. [AD/DDNS マネージャー]をダブルクリックします。 2. 以下の情報を各フィールドに入力します。 ● [アクティブ ディレクトリ ドメイン] ● [コンピューター用組織単位(OU)] ● [管理者ユーザー名] ● [管理者ユーザー パスワード] 3. この情報がシステムによって自動更新されるようにする場合は、[クライアントから動的 DNS を アップデート]をクリックします。 4. [情報]をクリックして、以下の情報を表示します。 ● [アクティブ ディレクトリ サーバー] ● [証明書] ● [時刻の同期] ● [AD コンピューター ステータス] 完了したら、[OK]をクリックします。 5.
1. [工場出荷時設定のリセット]をダブルクリックします。 2. 目的の作業に応じたボタンをクリックします。 HP Automatic Update HP Automatic Update を設定するには、以下の操作を行います。 1. [自動更新]をダブルクリックします。 2. 再起動時にこのシステムを更新する場合は、[システムの起動時に[自動更新]を有効にする]をク リックします。 3. 前の手順のオプションを有効にした場合、ftp、http、または https 経由でサーバー アドレスを提 供するには、[手動設定を有効にする]をクリックします。[サーバー]、[パス]、[ユーザー名]、お よび[パスワード]の各フィールドに手動で入力することもできます。 HPDM Agent この機能を使用して、HP Device Management Agent を設定します。 1. [HPDM Agent]をダブルクリックして、この画面にアクセスします。 2.
● 49 ページの HP ThinPro イメージの管理 ● 51 ページの HP ThinPro 構成の管理 キャプチャ済みのイメージおよび設定を使用して、別のシステム上にコピー(展開)したり、設定を 変更した後にその時点でのキャプチャを元の設定に復元したりできます。 注記: HP ThinState はスタンドアロン ツールではありません。このツールには Thin Client イメー ジ内から管理者のみがアクセスできます。 HP ThinState を実行するには、以下のものが必要です。 ● HP が認定した USB フラッシュ ドライブ(USB キーとも呼ばれます) ● HP が提供する HP ThinPro イメージを含む HP Thin Client ユニット HP ThinPro イメージの管理 HP ThinState では、以下の操作ができます。 ● 49 ページの FTP サーバーへの HP ThinPro イメージのキャプチャ ● 49 ページのリモート サイトからの HP ThinPro イメージの展開 ● 50 ページの起動可能な USB フラッシュ ドライ
1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro のイメージ]を選択し、[次へ]をクリックします。 3. [HP ThinPro のイメージを復元する]を選択し、[Next]をクリックします。 4. FTP または HTTP プロトコルを選択します。フィールドにリモート サーバーの情報を入力しま す。 注記: HTTP プロトコルを使用する場合は、[ユーザー名]および[パスワード]は必須ではありま せん。 使用するイメージ ファイルを確認してください。イメージのアップグレードの開始前に、内容や サイズが確認されることはありません。 5.
4. [起動可能な USB フラッシュ ドライブを作成する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5. USB フラッシュ ドライブを Thin Client に接続します。その USB フラッシュ ドライブを選択し て、[終了]をクリックします。 イメージ キャプチャが開始されると、すべてのアプリケーションが停止し、コピーの進行状況を 示す新しいウィンドウが表示されます。問題が発生した場合は、[詳細]をクリックして情報を確 認します。キャプチャが完了すると、デスクトップが再表示されます。 HP ThinPro イメージのキャプチャが完了します。 起動可能な USB フラッシュ ドライブからの HP ThinPro イメージの展開 起動可能な USB フラッシュ ドライブから HP ThinPro イメージをインストールするには、以下の操 作を行います。 1. 目的の Thin Client の電源を切ります。 2. 起動可能な USB フラッシュ ドライブを接続します。 3.
リモート サーバーからの HP ThinPro 構成の復元 1. [ThinState]をダブルクリックします。 2. [HP ThinPro の構成]を選択し、[次へ]をクリックします。 3. [構成を復元する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 4. [リモート サーバー]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5. FTP または HTTP プロトコルを選択します。フィールドにリモート サーバーの情報を入力しま す。 注記: HTTP プロトコルを使用する場合は、[ユーザー名]および[パスワード]は必須ではありま せん。 6. [完了]をクリックします。 HP ThinPro の構成の復元が完了します。 USB フラッシュ ドライブへの HP ThinPro 構成のキャプチャ 1. USB フラッシュ ドライブを Thin Client に接続します。 2. [ThinState]をダブルクリックします。 3. [HP ThinPro の構成]を選択し、[次へ]をクリックします。 4. [構成を保存する]をクリックして、[次へ]をクリックします。 5.
HP ThinPro の構成の復元が完了します。USB フラッシュ ドライブを取り外します。 VNC シャドウイング VNC(Virtual Network Computing)は、リモート マシンのデスクトップを表示し、手元にあるマウス およびキーボードでそのデスクトップを制御できるリモート制御プログラムです。 他の場所から Thin Client にアクセスできるようにするには、以下の操作を行います。 1. [VNC シャドウイング]をダブルクリックします。 2. VNC を使用して Thin Client にアクセスできるようにするには、[VNC シャドウを有効にする]を 選択します。 3. VNC セッションを読み取り専用にするには、[VNC 読み取り専用]を選択します。 4. VNC を使用した Thin Client へのアクセスにパスワードを要求するには、[VNC でパスワードを 使用する]を選択します。 5.
1. Web ブラウザー接続の全般設定が設定されていることを確認します。詳しくは、9 ページの Web ブラウザーを参照してください。 2. [CDA モード]をダブルクリックします。 3. [CDA を有効にする]を選択し、フィールドに URL を入力します。 4. [OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。 注記: Citrix 環境の URL を値に持つ文字列として DHCP タグ 191 を設定する方法でも、CDA モー ドを有効にできます。 CDA モードを無効にするには、以下の操作を行います。 1. Ctrl + Alt + End キーを押して Web ブラウザーを最小化します。 2. [コントロール パネル]→[詳細設定]→[CDA モード]の順にクリックします。 3. [CDA を有効にする]チェック ボックスのチェックを外します。 4.
a. [証明書マネージャー]で、[ファイルからのインポート]をクリックします。 b. [証明書のファイルの選択]画面で[ファイル名]を選択して、インポートする証明書を参照す るファイル名を入力します。次に、[開く]をクリックします。 注記: PEM および DER 証明書は、次のファイル形式でインポートします:*.der、*.pem、 *.crt、*.cer、*.12、*.pfx、*. key。 5. 完了したら、[閉じる]をクリックします。 証明書の削除 ここでは、[証明書マネージャー]から証明書を削除する方法について説明します。 証明書を削除するには、以下の操作を行います。 1. HP ThinPro の[コントロール パネル]で、[証明書]をダブルクリックします。 2. [証明書マネージャー]で、削除する証明書の種類を示すオプションを選択します。 3. 4.
注記: 証明機関(CA)には、ルート認証局(ルート CA)と中間認証局(中間 CA)の 2 種類 があります。証明書を信頼する場合、および安全な接続を確立する多くの場合では、その証明書 が、接続しようとしているデバイスの信頼済みストアに含まれている CA によって発行されたも のである必要があります。 証明書内に、サイトの名前が指定されています。 証明書が信頼済み CA から発行されたものでない場合、接続デバイス(Web ブラウザーなど) は、その CA の証明書が信頼済み CA から発行されたものかどうかをチェックします。この過程 で、信頼済み CA が見つかった場合は、その時点で安全な接続が確立されます。信頼済み CA が 見つからなかった場合は、通常、その時点でデバイスにエラーが表示されます。 信頼チェーンを検証するプロセスを円滑にするため、すべての証明書には[Issued To](発行先) フィールドと[Issued By](発行元)フィールドがあります。中間 CA の場合、この 2 つのフィー ルドには異なった情報が示されます。この情報は、信頼を確立するため、接続デバイスが必要に 応じてチェックを続
テキスト エディター このメモ帳スタイルのユーティリティを開くには、以下の操作を行います。 ▲ [テキスト エディター]をダブルクリックします。 X ターミナル ローカルの Thin Client のコマンド ラインにアクセスするには、以下の操作を行います。 ▲ [X ターミナル]をダブルクリックします。 キーボード ショートカット キーボード ショートカットを使用すると、ユーザーは、プログラムの起動や現在のウィンドウの最小 化および終了などの操作の実行にキーの組み合わせを割り当てることができます。 1. [キーボード ショートカット]をダブルクリックします。 2. 新しいキーボード ショートカットを作成するには、以下の操作を行います。 3. a. [新規]をクリックします。 b. コメントを入力するかまたは[ディレクトリから選択]をクリックして、実行したいプログラ ムおよび操作を参照します。 c. 実行したいこの新しいプログラムおよび操作をトリガーするキーの組み合わせを実行しま す。 d. 間違えた場合は、キーの組み合わせを再度実行してエラーを上書きします。 e.
5 システム情報 [システム情報]画面には以下のタブがあります。 58 ● 59 ページの全般 ● 59 ページのネットワーク ● 60 ページのネット ツール ● 60 ページのソフトウェア情報 ● 60 ページのシステム ログ 第 5 章 システム情報
全般 [全般]タブには、以下の情報が表示されます。 ● ● ● BIOS(Basic Input/Output System)および OS(Operating System) ◦ シリアル番号 ◦ BIOS バージョン ◦ BIOS リリース日 ◦ OS ビルド ID ◦ OS のカーネル バージョン システム ◦ プラットフォーム ◦ CPU(Central Processing Unit)速度 ◦ プロセッサ フラッシュおよびメモリ ◦ 空き領域 ◦ 使用済み領域 ◦ インストール済み ネットワーク [ネットワーク]タブには、以下の情報が表示されます。 ● ● インターフェイス ◦ 名前 ◦ 状態 ◦ 種類 ◦ IP アドレス ◦ ネットワーク マスク ◦ MAC(Media Access Control)アドレス ◦ DHCP サーバー アドレス ◦ インターフェイス統計 ネットワーク ◦ ● デフォルト ゲートウェイ DNS 設定 ◦ ホスト名 ◦ デフォルト ドメイン ◦ ネームサーバー 全般
ネット ツール [ネット ツール]タブでは、テストを実行できます。 1. [システム情報]の[ネット ツール]をクリックします。 2. ツールを選択します。 ● Ping ● DNS ルックアップ ● traceroute 3. ホスト名を入力し、診断パラメーターを設定します。 4. [プロセスの開始]をクリックします。 5.
索引 A Active Directory マネージャー 47 AD/DDNS マネージャー 47 Agent 設定マネージャー 48 C CDA モード 53 Citrix 接続の追加 11 Citrix ICA 接続設定 6 Citrix デスクトップ アプライアン ス 53 D DHCP Option Manager 56 H HP Automatic Update 48 HP Easy Config 47 HP Easy Tools ウィザード 4 HP Easy Update 47 HP TeemTalk ウィザードによる接続の追加 18 オプション 18 手動による接続の追加 19 接続の追加 18 HP ThinPro インストール 4 はじめに 1 I ICA 接続設定 6 R RDP オプション 14 接続設定 9 接続の追加 14 設定 9 RGS オプション 20 接続の追加 20 S SCIM 39 Secure Shell アクセス 48 SSH オプション 27 接続の追加 27 SSHD マネージャー 48 T Telnet オプション 28 設定の追加 28 ThinPrin
XDMCP 26 カスタム 29 か カスタム オプション 29 接続の追加 29 管理者、ログイン 2 管理ユーティリティ 46 き キーボード ショートカット 57 キーボード レイアウト 38 く クライアント アグリゲーション 32 概要 32 設定 34 無効化 37 け 言語 42 こ 工場出荷時設定のリセット 47 コピー、接続 29 コントロール パネル 31 Active Directory マネー ジャー 47 AD/DDNS マネージャー 47 Agent 設定マネージャー 48 CDA モード 53 DHCP オプション マネー ジャー 56 HP Automatic Update 48 HP Easy Config 47 HP Easy Update 47 SCIM 39 SSHD マネージャー 48 ThinPrint 40 ThinPro の構成 45 ThinState 48 VNC シャドウイング 53 X ターミナル 57 管理ユーティリティ 46 キーボード レイアウト 38 クライアント アグリゲーショ ン 32 言語 42 工場出荷時設定のリセット 47 サウンド
て ディスプレイ 設定 34, 37 プロファイルの削除 38 プロファイルの追加 37 プロファイルの編集 38 と 動的 DNS(Dynamic Domain Name System)マネージャー 47 ね ネット ツール、システム情報 60 ネットワーク 43 システム情報 59 は 背景マネージャー 41 ひ 日付と時刻 42, 43 ふ プリンター 39 へ 編集 接続 29 ま マウス 39 マウスパッド 57 も モニターの設定 34 ゆ ユーザー ビュー、接続 30 る ルート ディレクトリへのアクセ ス 57 ろ ログ、システム 60