ユーザー ガイド
© Copyright 2017, 2018 HP Development Company, L.P. Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他 の国における商標または登録商標です。 Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国におけ る商標または登録商標です。NVIDIA は、 NVIDIA Corporation の米国およびその他の国 における商標または登録商標です。Red Hat および Enterprise Linux は、Red Hat, Inc.
このガイドについて このガイドでは、ワークステーションの特長、ワークステーションの設置方法、ソフトウェアの使用 方法、および技術仕様について説明します。 このガイドには、以下の種類の注意事項等の情報が記載されている場合があります。 警告! 回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意: 回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要: 重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(ワークステー ションの損傷に関する記載など)。この注意事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの 損失やハードウェアまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告し ます。また、概念を説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記: 本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント: タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 HP リソースの参照場所 ................................................................................................................................ 1 製品情報 ................................................................................................................................................................ 1 サポート ................................................................................................................................................................ 1 製品ドキュメント ..................
開始する前に ................................................................................................................. 19 リカバリ メディアの作成 ............................................................................................ 20 [HP Cloud Recovery Download Tool]を使用したリカバリ メディアの作成 ................................ 20 復元およびリカバリ ......................................................................................................................................... 20 Windows ツールを使用した復元、リセット、およびリフレッシュ .......
カスタマー セルフ リペア プログラム ...................................................................... 32 ランプの点滅やビープ音:POST 時のランプおよびビープ音の診断 ..................................... 32 基本的なトラブルシューティング ............................................................................................... 32 HP のサポート ................................................................................................................................. 33 オンライン サポート ............................................................................
10 ユーザー サポート .................................................................................................................................... 42 サポートされている支援技術 ......................................................................................................................... 42 HP のサポート窓口へのお問い合わせ ............................................................................................................ 42 索引 ..........................................................................................
1 HP リソースの参照場所 この章では、HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについて説明しています。 製品情報 トピック 場所 技術仕様 お使いの製品の『QuickSpecs』を確認するには、HP の Web サイト、 http://jp.ext.hp.
トピック 保証に関する 情報 場所 このガイドを表示するには、以下の操作を行います ▲ [スタート]ボタン→[HP Help and Support](HP ヘルプとサポート)→[HP Documentation](HP ドキュメント)の順に選択します または ▲ [スタート]ボタン→[HP]→[HP Documentation]の順に選択します または ▲ http://www.hp.
製品の診断 トピック Windows®診断ツール 場所 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]ユーティリティおよび UEFI 版の [HP PC Hardware Diagnostics]ユーティリティが、一部の Windows ワークス テーションにプリインストールされています。35 ページの「 [HP PC Hardware Diagnostics]の使用 」を参照してください 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ で、 ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照して ください ビープ音およびランプのコー ドの定義 30 ページの「 メンテナンス、診断、および簡単なトラブルシューティン グ 」を参照してください 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.
2 ワークステーションの機能 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.
番号 ● アイコン 名称 – 赤色で点滅:ワークステーションが故障しています。詳しくは、HP のサポート Web サイト、 http://www.hp.
左側面の各部 番号 名称 1 側面のアクセス パネルのハンドル 2 側面のアクセス パネルのロック(一部の製品のみ) 背面の各部 注記: お使いのワークステーションに最も近い図を参照してください。 6 第 2 章 ワークステーションの機能
番号 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 1 電源ボタンおよびランプ* 9 電源コネクタ 2 オーディオ入力(マイク)コネク タ 10 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 3 オーディオ出力(ヘッドフォン) コネクタ 11 セキュリティ ロック ループ 4 PS/2 マウス コネクタ 12 RJ-45(ネットワーク)コネクタ 5 PS/2 キーボード コネクタ 13 RJ-45(ネットワーク)コネクタ (AMT 対応) 6 USB SuperSpeed ポート(×6) 14 PCIe カード リリース ラッチ 7 バルクヘッド専用スロット(PCIe スロットはありません) 15 PCIe カード スロット(×5) 8 電源装置のビルトイン自己診断テ スト(BIST)ランプ 注記: 外観は図とは異なる場合が あります * 電源ランプの状態は以下のとおりです。 ● 白色に点灯:ワークステーションの電源がオンになっています。 ● 白色で点滅:ワークステーションがスリープ状態で、省電力状態になっています。ディスプレイおよびそ の他
番号 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 電源装置のビルトイン自己診断テ スト(BIST)ランプ 1 電源ボタンおよびランプ* 8 2 オーディオ出力(ヘッドフォン) コネクタ 9 電源コネクタ 3 オーディオ入力(マイク)コネク タ 10 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 4 PS/2 マウス コネクタ 11 セキュリティ ロック ループ 5 PS/2 キーボード コネクタ 12 RJ-45(ネットワーク)コネクタ 6 USB SuperSpeed ポート(×5) 13 PCIe カード リリース ラッチ 7 バルクヘッド専用スロット(PCIe スロットはありません) 14 PCIe カード スロット(×5) 注記: 外観は図とは異なる場合が あります * 電源ランプの状態は以下のとおりです。 8 ● 白色に点灯:ワークステーションの電源がオンになっています。 ● 白色で点滅:ワークステーションがスリープ状態で、省電力状態になっています。ディスプレイおよびそ の他の不要なコンポーネントの電源はオフになっています。 ●
製品仕様 お使いの製品の『QuickSpecs』を確認するには、HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/quickspecs (英語サイト)にアクセスし、[Search all QuickSpecs](すべての QuickSpecs の検索)をクリックして 検索フィールドにお使いのモデル名を入力し、[Go](次へ)をクリックします。 または HP のサポート Web サイト、http://www.hp.
3 ワークステーションのセットアップ この章では、ワークステーションのセットアップ方法について説明します。 適切な通気の確保 適度な通気はワークステーションの動作にとって重要です。以下のガイドラインをよくお読みくだ さい。 ● ワークステーションは、安定した平らな場所に設置してください。 ● ワークステーションの前後に 15 cm 以上の空間を確保してください(これは、すべてのワークス テーション モデルに当てはまる最小の距離です)。 注記: お使いのワークステーションの外観は、図と多少異なる場合があります。 ● 10 周囲温度が指定されている範囲内にあることを確認してください。お使いのワークステーショ ンの仕様を確認するには、9 ページの 製品仕様 を参照してください。 第 3 章 ワークステーションのセットアップ
● キャビネットに入れる場合は、キャビネットの通気をよくして、中の温度が指定されている制限 を超えないようにしてください。 ● 通気口や吸気口をふさいでワークステーション周辺の通風を遮らないようにしてください。 セットアップ手順 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに接続してくださ い。 ● ワークステーションへの外部電源の供給を完全に遮断して待機電力をカットするには、電源を 切った後、電源コードをコンセントから抜いてください。 ● 電源コードは、3 ピンのアース(接地)された電源コンセントに接続してください。2 ピンのア ダプターを接続するなどして電源コードのアース端子を無効にしないでください。アース端子 は、製品を安全に使用するための重要な装置です。 注記: ワークステーションが 1125 W 電源を搭載している場合、通常のオフィス環境で供給可能な電 力より多くの電力が必要になる場合があります。詳しくは、HP のサポート Web サイト、 http://www.hp.
モニターの追加 モニターを追加するための準備 HP Z シリーズのワークステーションに付属しているすべてのグラフィックス カードでは、2 台のモニ ターへの同時表示がサポートされています(15 ページの モニターの接続および設定 を参照してくだ さい)。3 台以上のモニターがサポートされているグラフィックス カードを利用することもできま す。モニターを追加するための手順は、お使いのグラフィックス カードおよび追加するモニターの種 類や数によって異なります。 モニターを追加するための計画は、以下の手順に沿って行います。 1.
注記: 60 Hz で 1920×1200 ピクセルよりも高解像度のモニターでは、デュアルリンク DVI (DL-DVI)または DisplayPort 出力を備えたグラフィックス カードが必要です。DVI でネイ ティブ解像度を得るには、標準の DVI-I または DVI-D ケーブルではなく、DL-DVI ケーブルを 使用する必要があります。 HP ワークステーションは、すべてのグラフィックス カードをサポートしているわけではあ りません。新しいグラフィックス カードを購入する前に、そのカードがサポートされてい ることを確認してください。14 ページの サポートされているグラフィックス カードの確 認 を参照してください。 多くのグラフィックス カードは 2 つよりも多いモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つ しか使用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、 または14 ページの サポートされているグラフィックス カードの確認 の手順に沿って カードに関する情報を調べてください。 一部のグラフィックス カードでは、モニター信号を複数の出力で多重化することによって、
サポートされているグラフィックス カードの確認 お使いのワークステーションでサポートされているグラフィックス カードについて詳しい情報を確 認するには、以下の操作を行います。 1. HP の Web サイト、http://jp.ext.hp.com/workstations/whitepaper/ にアクセスします。 2. [QuickSpecs]の横の[+](プラス)ボタンをクリックします。 3. お使いのモデルを選択して、仕様を表示します。 4.
● DisplayPort 出力のグラフィックス カード:4 つの DisplayPort が付属したグラフィックス カード がある場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用 します。 ● DVI 出力のグラフィックス カード:2 つの DVI コネクタが付属したグラフィックス カードがある 場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用しま す。 注記: DVI コネクタが 1 つしかないモデルには必ず 2 つ目のグラフィックス出力オプション (DisplayPort または VGA)があります。 多くのグラフィックス カードはモニター出力を 3 つ以上備えていますが、1 度に 2 つしか使用で きないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、または 14 ページの モニター コネクタへのグラフィックス カードの適合 の手順に沿ってカードに関す る情報を調べてください。 2 つの DVI 接続を備えたシステムのコネクタ番号 1 は、システム起動後に BIOS POST スクリーン が表示される、プライマリ
2. モニター ケーブルのもう一方の端をモニターに接続します。 3. モニターの電源コードの一方の端をモニターに接続し、もう一方の端を電源コンセントに差し込 みます。 4. モニターを設定します。詳しくは、Windows のヘルプまたは Web サイト、 http://www.microsoft.
別売のコンポーネントの取り付け ワークステーションのモデルによっては、追加のコンポーネント(メモリ、ハードディスク ドライ ブ、オプティカル ドライブ、PCIe カード、2 番目のプロセッサなど)をワークステーションに取り付 けることができます。 ● コンポーネントの取り付け手順を説明したビデオを見るには、http://www.hp.com/go/sml/ (英語 サイト)を参照してください。 ● 取り付けガイドラインおよび技術情報については、http://www.hp.
4 バックアップおよび復元 この章では、ほとんどの製品の標準的な手順である、以下のプロセスについて説明します。 ● 個人データのバックアップ:Windows®ツールを使用して個人の情報をバックアップできます (18 ページの Windows のツールの使用 を参照してください)。 ● 復元ポイントの作成:Windows ツールを使用して復元ポイントを作成できます(18 ページの Windows のツールの使用 を参照してください)。 ● リカバリ メディアの作成(一部の製品のみ) :[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー) または[HP Cloud Recovery Download Tool](一部の製品のみ)を使用してリカバリ メディアを作成 できます(18 ページの [HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ) を参 照してください)。 ● 復元およびリカバリ:Windows には、バックアップからの復元、ワークステーションのリフレッ シュ、および元の状態へのワークステーションのリセットを行うためのオプションが用意されて
Windows パーティションの他に復元用パーティションがあることを確認するには、[スタート]ボタン を右クリックし、[エクスプローラー]→[PC]の順に選択します。 注記:お使いのワークステーションに Windows パーティションの他に復元用パーティションが表示さ れない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせのうえ、リカバリ ディスクを入手してください。 日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/support/ を参照してください。日本以外の国や地 域については、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
● 作成処理には 1 時間以上かかる場合があります。この処理を中断しないでください。 ● 必要に応じて、すべてのリカバリ メディアの作成が完了する前に、プログラムを終了させること ができます。[HP Recovery Manager]は、現在の DVD またはフラッシュ ドライブへの書き込みを終 了します。次回[HP Recovery Manager]を起動すると、続行するかどうかを確認するメッセージが 表示されます。 リカバリ メディアの作成 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用して[HP Recovery](HP リカバリ)メディア を作成するには、以下の操作を行います。 重要: 着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 1. タスクバーの検索ボックスで、「recovery」または「リカバリ」と入力し、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を選択します。 2.
1. タスクバーの検索ボックスで、「recovery」または「リカバリ」と入力し、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を選択します。 2.
● お使いのワークステーションで[HP Recovery]メディアの作成が許可されていない場合や、[HP Recovery]メディアが動作しない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせのうえ、リカバリ メ ディアを入手してください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/support/ を参 照してください。日本以外の国や地域については、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
ワークステーションのブート順序の変更 お使いのワークステーションが[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)で再起動しない場 合は、ワークステーションのブート順序を変更できます。ブート順序は、ワークステーションが起動 情報を検索するときに参照する BIOS で指定されているデバイスの順番です。[HP Recovery](HP リカ バリ)メディアの場所に応じて、オプティカル ドライブまたは USB フラッシュ ドライブの選択を変 更できます。 ブート順序を変更するには、以下の操作を行います。 重要: 着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 1. [HP Recovery]メディアを挿入します。 2.
5 Linux のセットアップ この章では、Linux オペレーティング システムのセットアップおよび復元方法について説明します。 HP では、HP ワークステーションのユーザー向けに、以下のようなさまざまな Linux ソリューション を提供しています。 ● HP は、HP ワークステーションで Red Hat® Enterprise Linux®(RHEL)を認証およびサポートして います。 ● HP は、HP ワークステーションで SUSE® Linux Enterprise Desktop(SLED)を認証およびサポート しています。 ● HP は、一部の HP ワークステーションで Canonical Ubuntu を認証およびサポートしています。 ● HP Z シリーズ ワークステーションで 64 ビット SLED 11 をサポートしています。 ● HP Z シリーズ ワークステーションで Ubuntu をサポートしています。 注意: オペレーティング システム(OS)のインストールが正常に完了するまでは、ワークステー ションに別売のハードウェアや他社製のデバイスを追加しない
HP Linux ドライバー ディスク HP ワークステーションで一部の Linux OS を適切に使用および動作させるためのドライバーの ISO イ メージを、HP の Web サイトから入手できる場合があります。これらのイメージには、RHEL、SLED、 Ubuntu、またはその他の OS 内にあるドライバーをアップデートまたは更新するためのテスト済みド ライバーが含まれています。各イメージは特定の Linux OS リリースに固有のものです。 これらのイメージは、以下の操作を行ってダウンロードすることもできます。 1. http://www.hp.com/support/workstation_swdrivers/ (英語サイト)にアクセスします。 2. お使いのワークステーションのモデルを選択します。 3. 目的のオペレーティング システム(OS)を選択します。 4. 適切なパッケージ(通常は最新のバージョン)の[Obtain software](ソフトウェアを入手)リン クを選択します。 5. [I Agree](同意します)をクリックし、使用許諾契約書に同意します。 6.
ドライバー メディアは、この段階で使用します。HP によって追加されたコンテンツはすべて、この メディアの/HP ディレクトリにあります。このメディアを使用して、独自のイメージを作成したり、 HP のコンテンツを参照したりできます。 メディアのコンテンツに関する README ファイルの最新の説明については、メディアの/HP ディレク トリを確認してください。 HP Red Hat Linux ドライバー メディアを使用したインストール 1. サポートされているリリース用の適切な HP ドライバー メディアがない場合は作成します (25 ページの HP Linux ドライバー ディスク を参照してください)。 2. Red Hat Linux ボックス セットに付属のメディアを使用してオペレーティング システムをインス トールします。 3.
HP ワークステーションでは、さまざまなバージョンの Ubuntu が Canonical によって認証およびサポー トされています。詳しくは、http://www.ubuntu.
6 ワークステーションの更新 HP では、継続的にワークステーション全体の操作性を向上させています。お使いのワークステーショ ンが最新の機能を利用できるように、最新の BIOS、ドライバー、[Software Update](ソフトウェア更 新プログラム)などを定期的にインストールすることをおすすめします。 初回ブート後のワークステーションの更新 ワークステーションの最初の起動が正常に行われたら、以下のガイドラインに沿って、ワークステー ションが最新のものであることを確認してください。 ● 最新のシステム BIOS バージョンがロードされていることを確認します。28 ページの BIOS の 更新 を参照してください。 ● システムに最新のドライバーがインストールされていることを確認します。29 ページの デバ イス ドライバーのアップグレード を参照してください。 ● 入手可能な HP リソースを確認してください。1 ページの「 HP リソースの参照場所 」を参照して ください。 ● https://h41369.www4.hp.com/alerts-signup.
BIOS のアップグレード 最新の拡張機能を含む、入手可能な最新の BIOS バージョンを検索してダウンロードするには、以下の 操作を行います。 1. HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/products/workstations-thin-clients/ にアク セスします。 2. お使いの製品を選択します。 3. [ソフトウェアとドライバー]を選択します。 4. 説明に沿って操作し、ワークステーションの最新の BIOS バージョンを確認します。 5. お使いのワークステーションの BIOS バージョンと Web サイトの BIOS バージョンを比較します (28 ページの 現在の BIOS バージョンの確認 を参照してください)。Web サイトの BIOS バージョ ンがシステムのバージョンと同じであれば、これ以上の操作は不要です。 6.
7 メンテナンス、診断、および簡単なトラブ ルシューティング ワークステーションの電源切断 ワークステーションの電源を適切に切断するには、オペレーティング システム ソフトウェアをシャッ トダウンします。 注意: HP では、電源ボタンを押したままにしてシステムの電源を切ることをおすすめしません。こ れを行うと、ユーザーのデータが損失したり、ストレージ デバイスが損傷したりするおそれがありま す。システムが不安定になり、電源ボタンを押して電源を切る方法しかない場合は、ワークステー ションの再起動後にシステムが完全に復帰できるだけの十分な時間を確保してください。この処理 には数分かかることがあります(特に容量の大きいデバイスやソリッド ステート デバイスの場合)。 詳しくは、http://www8.hp.com/h20195/v2/GetPDF.aspx/4AA6-1470ENW.
起動時 ● ワークステーションの電源プラグが、正常に機能している電源コンセントに接続されていること を確認します。 ● すべてのオプティカル ディスクおよび USB フラッシュ ドライブを取り外し、ワークステーショ ンを起動します。 ● ワークステーション本体の電源が入っていて、電源ランプが点灯していることを確認します。 ● 出荷時とは異なるオペレーティング システムをインストールしている場合は、そのオペレーティ ング システムがお使いのシステムでサポートされていることを http://jp.ext.hp.
● BIOS をアップグレードします。新しい機能のサポートや問題の修正プログラムが含まれた BIOS の新しいリリースが発表されている可能性があります。 ● 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ で、『メンテナンスおよび サービス ガイド』のトラブルシューティングの章を参照してください。 カスタマー セルフ リペア プログラム カスタマー セルフ リペア プログラムでは、交換用部品を購入し、HP のサポート担当者を呼ばずに部 品を取り付けることができます。一部のコンポーネントでは、カスタマー セルフ リペアが必要になる 場合があります。詳しくは、http://www.hp.
HP のサポート オンライン サポート オンライン サポート リソースには、Web ベースのトラブルシューティング ツール、技術情報データ ベース、ドライバーおよびパッチのダウンロード、オンライン コミュニティ、製品変更通知サービス などがあります。 以下の Web サイトも使用できます。 ● http://www.hp.com/jp/:役立つ製品情報 ● http://www.hp.com/jp/support/:最新のオンライン マニュアルおよびテクニカル サポート ● https://support.hp.com/jp-ja/products/workstations-thin-clients/:ワークステーションの技術サポー ト情報 ● http://www.hp.com/support/workstation_swdrivers/ (英語サイト):ワークステーションのソフト ウェアおよびドライバー ワークステーションおよび Thin Client のためのカスタマー サポート 1. HP の Web サイト、https://support.hp.
HP のサポート窓口へのお問い合わせ サポートが必要となる問題が発生することがあります。HP のサポート窓口にお問い合わせになる前 に、次の準備をしてください。 ● ワークステーションがすぐに確認できる場所から問い合わせます。 ● ワークステーションのシリアル番号、製品番号、モデル名、およびモデル番号を書き留めておき ます。この情報はラベルに記載されています。ラベルの場所については、1 ページの 製品情報 を 参照してください。 ● 該当するエラー メッセージをメモします。 ● アドオン オプションをメモします。 ● オペレーティング システムをメモします。 ● 他社製のハードウェアやソフトウェアをメモします。 ● ワークステーションの前面(縦置きおよび横置きモデル)または側面(オールインワン モデル) にあるランプの点滅の仕方を詳しく書き留めておきます。 ● 問題が発生したときに使用していたアプリケーションをメモします。 注記: サービスまたはサポートに電話をかけると、ワークステーションの製品番号(例:PS988AV) を尋ねられる場合があります。ワークステーションに製品番号
8 [HP PC Hardware Diagnostics]の使用 Windows®版の[HP PC Hardware Diagnostics]の使用 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]は、診断テストを実行して、ワークステーションのハード ウェアが正常に動作しているかどうかを確認できる Windows ベースのユーティリティです。この ツールは、ハードウェア障害を診断するために Windows オペレーティング システム内で実行されま す。 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]がお使いのワークステーションにインストールされていな い場合は、まず、ダウンロードしてインストールする必要があります。Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]をダウンロードする場合は、36 ページの Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダ ウンロード を参照してください。 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]をインストールした後は、以下
Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード ● Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されていま す。 ● .exe ファイルのみが提供されているため、このツールのダウンロードには Windows ワークステー ションを使用する必要があります。 最新バージョンの Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]をダウンロードするには、以下の操作を行います。 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]の使用 UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)版の[HP PC Hardware Diagnostics]は、診断テストを実行し て、ワークステーションのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確認できる UEFI ベースの ユーティリティです。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、OS またはそ の他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハードウェア障害を分 離できます。 お使いのワークステーションで Windows が起動しない場合は、UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics] を使用してハードウェアの問題を診断できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]で検出された場合、24 桁の 障害 ID コードが生成されます。HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、障害 ID コードをお 知らせください。 注記: モードの変更が可能なコンピ
注記: UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されています。 また、.exe ファイルのみが提供されているため、Windows ワークステーションを使用して、[HP UEFI Support Environment](HP UEFI サポート環境)をダウンロードおよび構築する必要があります。 最新バージョンの UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード 最新バージョンの UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]を USB フラッシュ ドライブにダウンロードす るには、以下の操作を行います。 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
最新バージョンの[Remote HP PC Hardware Diagnostics UEFI]のダウンロード 最新バージョンの[Remote HP PC Hardware Diagnostics UEFI]をダウンロードするには、以下の操作を行 います。 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
9 日常的なお手入れ 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● ワークステーションは、溶剤や可燃性の溶液で拭かないでください。 ● 部品を水やクリーニング溶液に浸さないでください。清潔な布に液体をしみ込ませて、部品を拭 いてください。 ● 必ずワークステーションの電源プラグを抜いてから、キーボード、マウス、または通気孔を清掃 してください。 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。 ● キーボードを清掃する場合には、側面に覆いのある安全眼鏡を着用してください。 シャーシの清掃 ● ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● 少しの染みや汚れは、汚れのない柔らかい布または綿棒を水で湿らせて取り除いてください。 ● 強い汚れには、水で薄めた低刺激の食器用洗剤を使用します。きれいな水で湿らせた布または綿 棒でワークステーションを拭いて、洗剤をしっかり拭き取ります。 ● しつこい汚れには、イソプロピル(消毒用)アルコールを使用します。アルコールはす
● イソプロピル アルコールで湿らせて余分なアルコールを絞り出した綿棒で、キーの下を清掃しま す。適切なキー動作に必要な潤滑油を拭き取らないよう注意してください。部品は、取り付けな おす前に空気乾燥させます。 ● 狭い場所にある繊維やごみはピンセットで取り除いてください。 モニターの清掃 ● モニターを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載 されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● モニターを清掃するには、モニター清掃用のウェットティッシュまたは水で湿らせた清潔な布で モニターの画面を拭きます。 注意:画面に直接スプレーやエアゾールを吹きかけないでください。液体が筐体の隙間から内部 にしみ込んで、コンポーネントが損傷することがあります。 ディスプレイまたは筐体が破損するおそれがあるので、溶剤や可燃性の液体は絶対に使用しない でください。 マウスの清掃 1. マウスを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載さ れている安全に関する注意事項に従ってください。 2.
10 ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。HP のユーザー サポー トの最新情報については、HP の Web サイト、http://www.hp.
索引 B BIOS アップグレード 29 更新 28 バージョンの確認 28 H [HP Recovery](HP リカバリ)メ ディア 使用 19 復元 22 HP Recovery Manager 起動 22 ブートの問題の修正 23 HP ドライバー ディスク RHEL のセットアップ 25 SLED のセットアップ 26 Ubuntu セットアップ 27 HP 復元用パーティション 削除 23 復元 22 HP リソース 1 L Linux HP Linux ドライバー ディスク 25 HP が提供するグラフィックス ドライバー 27 RHEL 25 セットアップ 24 ソリューション 24 Linux 対応システム Linux のバージョン 24 ディスクの作成 24 R Red Hat Linux ドライバー メディ ア、RHEL のセットアップ 26 [Remote HP PC Hardware Diagnostics UEFI]設定 カスタマイズ 39 使用 38 RHEL HP ドライバー ディスク 25 Linux 25 Red Hat Linux ドライバー メディ ア
オンライン 33 告示 33 特記事項 33 サポートされるディスク、リカバ リ 19 し システムの復元 21 システムの復元ポイント、作成 18 仕様、製品 9 す スロット セキュリティ ロック ケーブ ル 7, 8 せ 製品 更新プログラム 3 情報 1 診断 3 ドキュメント 2 製品変更通知 33 セキュリティ ロック ケーブル用ス ロット、位置 7, 8 セットアップ Linux 24 RHEL 25 SLED 26 Ubuntu 26 に 日常的なお手入れ 40 キーボードの清掃 40 シャーシの清掃 40 清掃の安全 40 マウスの清掃 41 モニターの清掃 41 18 ふ ブート順序、変更 23 復元 18 HP Recovery Manager 21 USB フラッシュ ドライブ 22 起動 22 システム 21 ディスク 22 メディア 22 復元用パーティション、削除 23 へ ヘッドフォン(オーディオ出力)コ ネクタ 7, 8 ほ て 手入れ、日常 40 テクニカル サポート 32 電源コネクタ、位置 7, 8 電源ボタン、位置 4, 5, 7, 8
ワークステーションの機能 4 ワークステーションの更新 28 BIOS のアップグレード 29 BIOS の更新 28 BIOS バージョンの確認 28 初回ブートの更新 28 デバイス ドライバーの更新 29 ワークステーションのセットアッ プ 10 セキュリティ 17 セットアップ手順 11 ディスプレイのカスタマイズ 16 適切な通気の確保 10 モニターの接続 12 ワークステーションの電源切断 30 索引 45