ハードウェア リファレンス ガイド HP Compaq 8100 Elite 縦置き/横置き共用型 Business PC および HP Z200 縦置き/横置き共用型 Workstation
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このガイドについて このガイドでは、このコンピューターの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: JAWW 重要な補足情報です。 iii
iv このガイドについて JAWW
目次 ハードウェアのアップグレード ............................................................................................................................ 1 警告および注意 .................................................................................................................................... 1 詳しい情報 ........................................................................................................................................... 1 スマート カバー ロックの解除 ...........................................................
アースの方法 ...................................................................................................................................... 46 付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび 手入れと運搬時の注意 ................................................... 47 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 ....................................................... 47 オプティカル ドライブの使用上の注意 ............................................................................................ 49 操作および取り扱いに関する注意 ........................................................
ハードウェアのアップグレード 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっていること を確認してください。 電話回線のモジュラー ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続しない でください。 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用するた めに欠かせないものです。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでく ださい。 安全性を高めるため、 『快適に使用していただくために』をお読みください。正しい作業環境の整え 方や、作業をする際の姿勢、および健康上/作業上の習慣について説明しており、さらに、重要な電気 的 / 物 理 的 安 全 基 準 に つ い て の 情 報 も 提 供 し て い ま す 。 こ の ガ イ ド は 、 HP の Web
(英語サイトのみ)に掲載されている、お使いのモデルのコンピューターの『Maintenance and Service Guide』(メンテナンスおよびサービス ガイド)を参照してください。 2 ハードウェアのアップグレード JAWW
スマート カバー ロックの解除 注記: スマート カバー ロックは、一部のモデルにのみ含まれるオプションの機能です。 スマート カバー ロックはソフトウェアで制御可能なカバー ロックであり、セットアップ パスワー ドによって制御されます。このロックによって、承認されていないユーザーによるコンピューター内 部のコンポーネントへの不正なアクセスを防ぐことができます。コンピューターは、スマート カ バー ロックがロックされていない状態で出荷されます。スマート カバー ロックをロックする方法 については、 『Maintenance and Service Guide』 (メンテナンスおよびサービス ガイド)(英語版の み)を参照してください。 Smart Cover FailSafe キー スマート カバー ロックを使用してコンピューターをロックしたまま、パスワードを入力できなく なってしまった場合、コンピューター本体のカバーを開けるには Smart Cover FailSafe キーが必要 です。以下のような場合には、コンピューター内部のコンポーネントにアクセスするために Smart Cover FailSa
5.
コンピューターのアクセス パネルの取り外し 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターの広い面を下にして、コンピューターを置きます。 6.
コンピューターのアクセス パネルの取り付け 1. コンピューターの広い面を下にして、コンピューターを置きます。 2.
フロント パネルの取り外し 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6.
ドライブ ベイ カバーの取り外し 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7.
フロント パネルの取り付け フロント パネルの底辺にある 3 つのフックをシャーシの四角い穴(1)に差し込みます。フロント パネルの上側を、シャーシの所定の位置に収まりカチッという音がするまで押し込みます(2)。 注記: 図 6 JAWW お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 フロント パネルの取り付け フロント パネルの取り付け 9
メモリの増設 お使いのコンピューターは、ダブル データ レート 3 シンクロナス DRAM(DDR3-SDRAM)デュア ル インライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 DIMM システム ボード上にあるメモリ ソケットには、業界標準の DIMM を 4 つまで取り付けることができ ます。これらのメモリ ソケットには、少なくとも 1 つの DIMM が標準装備されています。システム ボードに最大 16 GB までメモリを増設できます。 DDR3-SDRAM DIMM システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす DDR3-SDRAM DIMM を使用してく ださい。 ● 業界標準の 240 ピン ● 1.
DIMM の取り付け 注意: メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う場合は、電源コードを抜いて電力が放 電するまで約 30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが電源コンセントに接続 されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリ モジュールには常に電気が流れて います。電気が流れている状態でメモリ モジュールの着脱を行うと、メモリ モジュールまたはシス テム ボードが完全に破損するおそれがあります。 お使いのメモリ モジュール ソケットの接点には、金メッキが施されています。メモリを増設すると きには、接点の金属が異なるときに生じる酸化や腐食を防ぐため、メモリ モジュールは金メッキの ものを使用してください。 静電気の放電によって、コンピューターやオプション カードの電子部品が破損することがありま す。以下の作業を始める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電 してください。詳しくは、46 ページの 「静電気対策」を参照してください。 メモリ モジュールを取り扱うときは、金属製の接点に触れないでください。金属製の接点に触れる と、モジュールが破
7. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1)、メモリ モジュールをソケットに差し 込みます(2) 。 図 7 DIMM の取り付け 注記: メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッチ (切り込み)をソケットのタブに合わせます。 8100 Elite Business PC では、DIMM ソケットは、DIMM0、DIMM2、DIMM1、DIMM3 の順序 で取り付けてください。DIMM は、黒い DIMM0 ソケットに取り付ける必要があります。 Z200 Workstation では、アクセス パネルに貼付されているサービス ラベルを参照して、メモ リの位置と取り付け順序を確認してください。 8. モジュールをソケットに押し入れ、完全に挿入されて正しい位置に固定されていることを確認し ます。ラッチが閉じていること(3)を確認します。 9. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 7 および手順 8 を繰り返します。 10. アクセス パネルを取り付けなおします。 11. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。 12.
拡張カードの取り外しおよび取り付け お使いのコンピューターには、標準のフルハイト PCI 拡張スロットが 3 基、PCI Express x1 拡張ス ロットが 1 基、PCI Express x16 拡張スロットが 1 基、および x4 スロットにダウンシフトされる PCI Express x16 拡張スロットが 1 基あります。 注記: PCI Express x16 スロットには、PCI Express x1、x8、または x16 の拡張カードを取り付 けることができます。 8100 Elite Business PC のデュアル グラフィックス カード構成の場合、1 つ目の(プライマリ) カードは、x4 スロットにダウンシフトされない黒い PCI Express x16 スロットに取り付ける必要が あります。 Z200 Workstation では、アクセス パネルに貼付されているサービス ラベルを参照して、プライマリ とセカンダリのグラフィックス スロットを確認してください。 拡張カードの取り外し、交換、または増設を行うには、以下の手順に沿って操作します。 1.
8. 新しい拡張カードを取り付ける前に、拡張スロット カバーまたは装着されている拡張カードを 取り外します。 a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、シャーシ背面の適切な拡張スロッ ト カバーを取り外します。拡張スロット カバーを拡張スロットから引き上げます。 図 9 b.
c. PCI Express x16 カードを取り外す場合は、拡張ソケットの後部にある留め具をカードか ら引き離し、コネクタがスロットから抜けるまで、カードを前後に注意深く軽く揺さぶりな がら引き抜きます。カードを真上に持ち上げて取り外します。このとき、カードが他のコン ポーネントと接触して傷が付かないようにしてください。 注記: 一部の Z200 Workstation グラフィックス カードには、補助電源コネクタが追加さ れている場合があります。その場合は、カードを取り外す前にそのコネクタを取り外してく ださい。 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 図 11 9. PCI Express x16 拡張カードの取り外し 取り外したカードを静電気防止用のケースに保管します。 10.
11. 新しい拡張カードを取り付けるには、カードの端にあるブラケットをシャーシ背面のスロットに スライドさせ、カードをシステム ボードのソケットにしっかりと押し込みます。 図 12 拡張カードの取り付け 注記: 拡張カードを取り付ける場合は、カードをしっかりと押して、コネクタ全体が拡張カー ド スロットに正しく収まるようにしてください。 補助電源が必要な場合は(一部の Z200 Workstation グラフィックス カード)、スロットに取り 付けた後でカードに補助グラフィックス コネクタを接続します。 12. カチッという音がして所定の位置にしっかりと収まるように、拡張カード固定ラッチを閉じま す。 13. 必要に応じて、取り付けたカードに外部ケーブルを接続します。また、システム ボードに内部 ケーブルを接続します。 注記: 一部のカード(たとえば、IEEE 1394 グラフィックス)には追加の電源が必要です。 カードの取り付け説明書を参照して、適切な電源ケーブルの位置を確認してください。 14. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 15.
ドライブの位置 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 図 13 縦置き時および横置き時のドライブの位置 表 1 ドライブの位置 1 3 つの 5.25 インチ外部ドライブ ベイ:オプション ドライブ用(図はオプティカル ドライブおよびメディ ア カード リーダー) 2 3 つの 3.5 インチ内蔵ハードディスク ドライブ ベイ 注記: お使いのコンピューターのドライブ構成は、上の図のドライブ構成とは異なる可能性があります。 一番下の 5.
ドライブ ベイからのドライブの取り外し 注意: コンピューターからドライブを取り外す前に、すべてのリムーバブル メディアをドライブ から取り出す必要があります。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6.
● メディア カード リーダーを取り外す場合は、システム ボードから USB ケーブルを取り外 します。メディア カード リーダーに 1394 コネクタがある場合は、PCI カードから 1394 ケーブルを取り外します。 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。Z200 Workstation では、アクセス パネルに貼付されているサービス ラベルを参照して、USB コ ネクタの位置を確認してください。 図 15 メディア カード リーダーの USB ケーブルの取り外し 図 16 メディア カード リーダーの 1394 ケーブルの取り外し 注記: Z200 Workstation は、標準の前面 IEEE 1394 IO コネクタおよびケーブルを備え ています。IEEE 1394 カードを取り付ける場合は、ケーブル(シャーシの底面に留められ ています)を IEEE 1394 カードに接続します。 JAWW ドライブ ベイからのドライブの取り外し 19
7. ドライブをドライブ ベイから取り外すには、以下の操作を行います。 ● 横置きのコンピューターから 5.25 インチ ドライブを取り外すには、黄色のドライブロック を押し下げて(1) 、ドライブをドライブ ベイから引き出します(2)。 注意: 黄色のドライブロックを押し下げると外部 5.25 インチ ドライブがすべて取り外さ れるので、ユニットを傾けてドライブが滑り落ちてしまうことがないようにしてください。 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 図 17 横置きのコンピューターからの 5.
● 縦置きのコンピューターから 5.25 インチ ドライブを取り外すには、取り外すドライブに対 応する緑色のドライブロックを引き上げて(1) 、ドライブをドライブ ベイから引き出しま す(2)。 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 図 18 縦置きのコンピューターからの 5.25 インチ ドライブの取り外し(図はオプティカ ル ドライブ) ● 内蔵 3.5 インチ ドライブ ベイからハードディスク ドライブを取り外すには、取り外すド ライブに対応する緑色のハードディスク ドライブ ドライブロックを引き上げて(1)、ドラ イブをドライブ ベイから引き出します(2)。 図 19 8.
ドライブの増設 追加のドライブを取り付ける場合は、以下のことを守ってください。 ● 最初に取り付けるシリアル ATA(SATA)ハードディスク ドライブは、システム ボード上の濃 い青色の SATA コネクタに接続します。 ● 8100 Elite Business PC では、最初の SATA オプティカル ドライブを、システム ボード上の 白色の SATA コネクタに接続します。Z200 Workstation では、アクセス パネルに貼付されてい るサービス ラベルを参照して、SATA コネクタの位置と取り付け順序の指示を確認してくださ い。 ● オプションの eSATA アダプター ケーブルを、システム ボードの黒色の ESATA コネクタに接 続します。 ● メディア カード リーダーの USB ケーブルを、システム ボード上のメディア USB コネクタに 接続します。メディア カード リーダーに 1394 コネクタがある場合は、1394 ケーブルを 1394 PCI カードに接続します。 ● このシステムは、パラレル ATA(PATA)オプティカル ドライブまたは PATA ハー
番号 ガイド用ネジ デバイス 1 黒の M3 メートル式ネジ 5.25 インチ ドライブ 2 銀色および青色の No.6-32 インチ分離取り付けネジ 3.
注記: ドライブを交換する場合は、元のドライブの 4 本のネジを新しいドライブに取り付けま す。 注意: 長さ 5 mm のガイド用ネジのみを使用してください。それより長いネジを使用すると、 ドライブの内部部品が破損するおそれがあります。 8. ドライブがロックされるまで、ドライブ ケージの前面から奥に向かってスライドさせて(2)、 ドライブ ベイに取り付けます。ドライブが所定の位置に収まると、ドライブロック機能によっ て自動的に固定されます。 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 図 21 縦置き時(上)および横置き時(下)のコンピューターでの 5.25 インチ ドライブの取 り付け 注意: 一番下の 5.
9. 電源ケーブル(1)とデータ ケーブル(2)を、ドライブの背面に接続します。 図 22 ドライブ ケーブルの接続(図はオプティカル ドライブ) 10.
3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6. 4 本のガイド用 No.6-32 インチ分離取り付けネジを、ドライブの両側に 2 本ずつ取り付けます。 図 23 ハードディスク ドライブのガイド用ネジの取り付け 注記: ハードディスク ドライブにはガイド用 No.6-32 インチ分離取り付けネジを使用しま す。予備のガイド用ネジは、アクセス パネルの下のハードディスク ドライブ ブラケットに 8 本付属しています。ガイド用分離取り付けネジの色は銀と青です。予備のガイド用 No.
8. 電源ケーブル(1)とデータ ケーブル(2)を、ハードディスク ドライブの背面に接続します。 図 25 9. SATA ハードディスク ドライブへの電源ケーブルおよびデータ ケーブルの接続 データ ケーブルのもう一方の端をシステム ボードの適切なコネクタに接続します。 注記: 8100 Elite Business PC で SATA ハードディスク ドライブが 1 台だけの場合は、パ フォーマンスへの悪影響を防ぐため、濃い青色のコネクタにハードディスク ドライブのデータ ケーブルを接続する必要があります。第 2 のハードディスク ドライブを追加する場合は、シス テム ボード上で次に使用可能な(何も取り付けられていない)SATA コネクタにデータ ケーブ ルを接続します。 Z200 Workstation では、アクセス パネルに貼付されているサービス ラベルを参照して、SATA コネクタの位置と取り付け順序の指示を確認してください。 10. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 11. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。 12.
2. キャリアの背面からネジを取り外し(1) 、キャリアからカバーの上部を引き出します(2) 。 図 26 3.
4. ハードディスク ドライブのキャリアの下部から 4 本のネジを外します。 図 28 5.
6. 新しいハードディスク ドライブをキャリアの中に入れ、ハードディスク ドライブをスライドさ せ、キャリアの回路基板の SATA コネクタにしっかりと取り付けます。ハードディスク ドライ ブのコネクタが、キャリアの回路基板のコネクタに差し込まれていることを確認します。 図 30 7.
8. 温度センサーを、ハードディスク ドライブのラベルに重ならない位置に置き(1)、粘着テープ を使用してハードディスク ドライブ上に貼り付けます(2)。 図 32 9. 温度センサーの再取り付け キャリアのカバーをスライドさせて(1)キャリア背面のネジを元の位置に戻し、カバーを所定 の位置に取り付けます(2) 。 図 33 キャリアのカバーの再取り付け 10.
縦置きから横置きへの変更 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7. 5.25 インチ ドライブ ベイに装着されているドライブから、電源ケーブルや信号ケーブルをすべ て抜き取ります。 8. 5.
9. 空いているドライブ ベイのうちで一番上のベイにドライブをゆっくりとスライドさせて、所定 の位置に収まるまで挿入します。ドライブが正しく挿入されると、ドライブロックによって固定 されます。それぞれのドライブに対して、この手順を繰り返します。 注記: 図 35 お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 横置き時のドライブの取り付け 注意: 一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイは、上部の 2 つのベイより奥行きが短くなってい ます。一番下のベイは、奥行きが 170 mm 以下のドライブやその他のデバイスに対応していま す。それより大きいドライブを一番下のベイに無理に押し込まないでください。無理に押し込む と、ドライブおよびシステム ボードが破損するおそれがあります。ドライブを取り付ける際に 強く力を加えすぎると、ドライブが破損することがあります。 10. すべての電源ケーブルおよびデータ ケーブルを 5.25 インチ ドライブ ベイ内のドライブに接続 しなおします。 11.
13. サブパネルを 90°回転させて、フロント パネル内の元の位置にはめ込みます。 注記: 図 36 お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 縦置きから横置きへの変更 14. 以下の図に示すように、Z200 Workstation フロント パネルの背面にある HP ロゴ取り付けタブ をつまみ(1) 、ロゴを外側に押します(2) 。 図 37 Z200 Workstation ロゴの回転 HP ロゴを反時計回りに 90°回転させてからロゴを取り外し、フロント パネル内の元の位置に押 し込みます。 15. フロント パネルおよびコンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 16. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。 17.
横置きから縦置きへの変更 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7. 5.25 インチ ドライブ ベイに装着されているドライブから、電源ケーブルや信号ケーブルをすべ て抜き取ります。 8. 5.
9. 空いているドライブ ベイのうちで一番上のベイにドライブをゆっくりとスライドさせて、所定 の位置に収まるまで挿入します。ドライブが正しく挿入されると、ドライブロックによって固定 されます。それぞれのドライブに対して、この手順を繰り返します。 注記: 図 39 お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 縦置き時のドライブの取り付け 注意: 一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイは、上部の 2 つのベイより奥行きが短くなってい ます。一番下のベイは、奥行きが 170 mm 以下のドライブやその他のデバイスに対応していま す。それより大きいドライブを一番下のベイに無理に押し込まないでください。無理に押し込む と、ドライブおよびシステム ボードが破損するおそれがあります。ドライブを取り付ける際に 強く力を加えすぎると、ドライブが破損することがあります。 10. すべての電源ケーブルおよびデータ ケーブルを 5.25 インチ ドライブ ベイ内のドライブに接続 しなおします。 11.
13. サブパネルを 90°回転させて、フロント パネル内の元の位置にはめ込みます。 注記: 図 40 お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 横置きから縦置きへの変更 14. 以下の図に示すように、Z200 Workstation フロント パネルの背面にある HP ロゴ取り付けタブ をつまみ(1) 、ロゴを外側に押します(2) 。 図 41 Z200 Workstation ロゴの回転 HP ロゴを反時計回りに 90°回転させてからロゴを取り外し、フロント パネル内の元の位置に押 し込みます。 15. フロント パネルおよびコンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 16. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。 17.
バッテリの交換 お使いのコンピューターに付属のバッテリは、リアルタイム クロックに電力を供給するためのもの です。バッテリは消耗品です。バッテリを交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられて いたバッテリと同等のバッテリを使用してください。コンピューターに付属しているバッテリは、3 V のボタン型リチウム バッテリです。 警告! お使いのコンピューターには、二酸化マンガン リチウム バッテリが内蔵されています。 バッテリの取り扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。けがをすることがないように、以 下の点に注意してください。 バッテリを充電しないでください。 バッテリを 60°C を超える場所に放置しないでください。 バッテリを分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 交換用のバッテリは、必ず HP が指定したものを使用してください。 注意: バッテリを交換する前に、コンピューターの CMOS 設定のバックアップを作成してくださ い。バッテリが取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 静電気の放電によって、コンピューターやオプショ
タイプ 1 a. バッテリをホルダーから持ち上げて外します。 図 42 b. ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 1) 交換するバッテリを、[+]と書かれている面を上にして正しい位置に装着します。バッテリ はバッテリ ホルダーによって自動的に正しい位置に固定されます。 タイプ 2 a. バッテリをホルダーから取り出すために、バッテリの一方の端の上にある留め金を押し上げ ます。バッテリが持ち上がったら、ホルダーから取り出します(1)。 b. 新しいバッテリを装着するには、交換するバッテリを、[+]と書かれている面を上にしてホ ルダーにスライドさせて装着します。バッテリの一方の端が留め具の下に収まるまで、もう 一方の端を押し下げます(2) 。 図 43 ボタン型バッテリの取り出しと装着(タイプ 2) タイプ 3 a.
b. 新しいバッテリを挿入し、クリップを元の位置に戻します。 図 44 注記: ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 3) バッテリの交換後、以下の手順で操作すると交換作業は完了です。 8. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 9. 電源ケーブルを元のとおりに接続し、コンピューターの電源を入れます。 10. [コンピューター セットアップ(F10)ユーティリティ]を使用して、日付と時刻、パスワード、 およびその他の必要なシステム セットアップを設定しなおします。 11.
セキュリティ ロックの取り付け 以下の図および次ページの図に示すセキュリティ ロックは、コンピューターを保護するために使用 できます。 セキュリティ ロック ケーブル 図 45 ロック ケーブルの取り付け 南京錠 図 46 南京錠の取り付け JAWW セキュリティ ロックの取り付け 41
HP Business PC セキュリティ ロック 1. セキュリティ ケーブルを固定物に巻きつけます。 図 47 2.
3. 付属のネジを使用して、錠をコンピューター本体に固定します。 図 49 4.
提供されているセキュリティ ネジを取り付けると、フロント パネルを所定の位置で固定できます。 セキュリティ ネジを取り付けるには、以下の操作を行います。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルとフロント パネルを取り外します。 6. セキュリティ ネジをフロント パネルの内部から取り外します。 図 51 7.
8. シャーシの前面の内側からフロント パネルにネジを取り付けます。ネジ穴は、上部ハードディ スク ドライブ ベイの横のシャーシ左側にあります。 図 52 9. フロント パネルのセキュリティ ネジの取り付け アクセス パネルを取り付けなおします。 10. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。 11.
A 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが 損傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アースの方法 アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上 の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は
B コンピューター操作のガイドラインおよ び 手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってく ださい。 JAWW ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。また、通気が 確保されるよう、コンピューターの通気孔のある面とモニターの上部に、少なくとも 10.
48 付録 B ● スリープ状態を含む、オペレーティング システムやその他のソフトウェアの電源管理機能をイ ンストールまたは有効にしてください。 ● 以下の項目については、必ずコンピューターの電源を切り、電源コードを電源コンセントから抜 いてから行ってください。 ◦ コンピューターやモニターの外側、およびキーボードの表面が汚れたら、水で軽く湿らせた 柔らかい布で汚れを落とした後、糸くずの出ない柔かい布で拭いて乾かしてください。洗剤 などを使用すると、変色や変質の原因となります。 ◦ コンピューターの通気孔やモニター上部の通気孔は、ときどき掃除してください。糸くずや ほこりなどの異物によって通気孔がふさがれると、内部への通気が悪くなり、故障の原因と なります。 コンピューター操作のガイドラインおよび 手入れと運搬時の注意 JAWW
オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、以下の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作する ことがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがあるので気をつけてください。ドライブの電 源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切ってくださ い。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。けっ して、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピューターの電源を切り、電源コー ドを電源コンセン
索引 D DIMM.
め メディア カード リーダー 取り付け 23 取り外し 18 メモリ 仕様 10 増設 10 よ 横置きへの変更 32 JAWW 索引 51