Before using HP Client Security
空き領域ブリーチ
Windows でフォルダーやファイルを削除しても、そのフォルダーやファイルの内容はハードドライブ
から完全に削除されません。Windows はフォルダーやファイルの参照情報、またはハードドライブ上
のフォルダーやファイルに存在する場所の情報のみを削除します。他のフォルダーやファイルに
よってハードドライブの同じ領域を新しい情報で上書きしないかぎり、フォルダーやファイルの内容
はハードドライブに引き続き残ったままとなります。
空き領域ブリーチを実行すると、削除されたフォルダーやファイルに対してランダムなデータを安全
に上書きできるため、削除されたフォルダーやファイルの元の内容をユーザーは参照できなくなりま
す。
注記: 空き領域ブリーチを実行しても、シュレッドされたフォルダーやファイルにセキュリティが
追加されることはありません。
将来のある時点に空き領域ブリーチを実行するよう設定したり、以前にシュレッドしたフォルダーや
ファイルの空き領域ブリーチを手動で実行したりするには、HP Client Security の[ホーム]画面にある
[File Sanitizer]アイコンを選択するか、Windows デスクトップにある[File Sanitizer]アイコンを使
用します。詳しくは、
41 ページの「空き領域ブリーチのスケジュール設定」、43 ページの「空き
領域ブリーチの手動開始」、または42 ページの「[File Sanitizer]アイコンの使用」を参照してくだ
さい。
HP File Sanitizer の起動
1. スタート画面から、[HP Client Security]アプリをクリックまたはタップします(Windows 8)。
または
Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[HP Client Security]アイコン
をダブルクリックまたはダブルタップします。
2. [データ]で、[File Sanitizer]をクリックまたはタップします。
または
▲
Windows デスクトップの[File Sanitizer]アイコンをダブルクリックまたはダブルタップしま
す。
または
▲
Windows デスクトップにある[File Sanitizer]アイコンを右クリックするかまたはタップしたま
ま押さえてから、[File Sanitizer を開く]を選択します。
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第 6 章 HP File Sanitizer(一部のモデルのみ)