HP Compaq Business PC Hardware Reference Guide 8200 Elite Series Mini Tower 8200 Elite Series Micro Tower 8200 Elite Series Space Saving 8200 Elite Series Ultra Slim 6200 Pro Series Micro Tower 6200 Pro Series Space Saving

DDR3-SDRAM DIMM は、以下の条件も満たしている必要があります。
CAS レイテンシ 7DDR3/1066 MHz7-7-7 タイミング)および CAS レイテンシ 9DDR3/1333
MHz9-9-9 タイミング)をサポートしている
JEDEC SPD 情報が含まれている
さらに、お使いのコンピューターでは以下の機能やデバイスがサポートされます。
512 メガビット、1 ギガビット、および 2 ギガビットの非 ECC メモリ テクノロジ
片面および両面 DIMM
x8 および x16 DDR デバイスで構成され DIMMx4 SDRAM で構成された DIMM はサポート
されない
注記: サポートされない DIMM が取り付けられている場合、システムは正常に動作しません。
DIMM ソケットについて
システム ボードに 4 つの DIMM ソケットがあり、1 つのチャネルについて 2 つのソケットがあり
ます。ソケットには DIMM1DIMM2DIMM3、および DIMM4 の番号が付けられています。ソケッ
DIMM1 および DIMM2 はメモリ チャネル B で動作し、ソケット DIMM3 および DIMM4 はメモリ
チャネル A で動作します。
取り付けられている DIMM に応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、デュアル チャ
ネル モード、またはフレックス モードで動作します。
1 つのチャネルの DIMM ソケットにのみ DIMM が取り付けられている場合、システムはシングル
チャネル モードで動作します。
チャネル A DIMM の合計メモリ容量とチャネル B DIMM の合計メモリ容量が等しい場合、
システムはより高性能なデュアル チャネル モードで動作します。両方のチャネルで、取り付け
DIMM の性能やデバイス自体の幅が異なっても構いません。たとえば、チャネ A 1 GB
DIMM 2 つ取り付けられていて、チャネル B 2 GB DIMM 1 つ取り付けられている
場合、システムはデュアル チャネル モードで動作します。
チャネル A DIMM の合計メモリ容量とチャネル B DIMM の合計メモリ容量が異なる場合、
システムはフレックス モードで動作します。フレックス モードでは、最も容量の小さいメモリ
が取り付けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリの総量を表し、残
りはシングル チャネルに割り当てられます。速度を最高にするには、最大のメモリ容量が 2
のチャネルに行き渡るようにチャネルのバランスをとる必要があります1 つのチャネルのメ
モリ容量が他方のチャネルのメモリ容量よりも多い場合、多い方をチャネル A に割り当てる必要
があります。たとえば、ソケットに 1 つの 2 GB DIMM3 つの 1 GB DIMM を取り付ける場合
は、チャネル A 2 GB DIMM 1 つの 1 GB DIMM を取り付け、チャネル B に残りの 2 つの 1
GB DIMM を取り付ける必要があります。この構成では、4 GB がデュアル チャネルとして動
し、1 GB がシングル チャネルとして動作します。
どのモードでも、最高動作速度はシステム内で最も動作の遅い DIMM によって決定されます。
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4 章 省スペース型(SF)のハードウェアのアップグレード