ユーザー ガイド
© Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. AMD は、Advanced Micro Devices, Inc.の商 標です。Bluetooth は、その所有者が所有す る商標であり、使用許諾に基づいて HewlettPackard Company が使用しています。 Java は、米国 Sun Microsystems, Inc.
安全に関するご注意 警告! 低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用 したり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感 な方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC ア ダプターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置い たりしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の
iv 安全に関するご注意 JAWW
目次 1 はじめに ............................................................................................................................................................ 1 情報の確認 ........................................................................................................................................... 2 2 コンピューターの概要 ...................................................................................................................................... 5 右側面の各部 .....................................
有線ネットワーク(LAN)への接続 .................................................................................................. 24 有線ネットワーク(LAN)への接続 ................................................................................. 24 4 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 ..................................... 25 ポインティング デバイスの使用 ........................................................................................................ 25 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ .............................................................
Miracast 対応無線ディスプレイの検出および接続(一部のモデルのみ) ........................ 39 6 電源の管理 ...................................................................................................................................................... 41 コンピューターのシャットダウン ..................................................................................................... 41 電源オプションの設定 ....................................................................................................................... 42 省電力設定の使用 ....................
スマート カードの取り出し ............................................................................................... 53 USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 ................................................................................... 53 USB デバイスの接続 ......................................................................................................... 54 USB デバイスの取り外し .................................................................................................. 54 別売の外付けデバイスの使用 ............................
ファイアウォール ソフトウェアの使用 ............................................................................................. 74 緊急セキュリティ アップデートのインストール ............................................................................... 74 [HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)の使用(一 部のモデルのみ) ............................................................................................................................... 74 別売のセキュリティ ロック ケーブルの接続 .........................................................
マルチブート設定の選択 ................................................................................................... 91 [Computer Setup]での新しいブート順序の設定 ............................................... 91 [f9]キーの画面を使用したブート デバイスの動的な選択 .................................. 92 MultiBoot Express プロンプトの設定 ................................................................ 92 MultiBoot Express 設定の入力 .......................................................................... 93 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 ..............
1 はじめに コンピューターをセットアップして登録した後に、以下の手順を実行することが重要です。 ヒント: 開いているアプリケーションまたは Windows®デスクトップからコンピューターのスター ト画面にすばやく戻るには、キーボードの Windows キー を押します。Windows キーをもう一 度押すと、前の画面に戻ります。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、17 ページの「ネットワークへの接続」を参照 してください。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。この ソフトウェアは、お使いのコンピューターにプリインストールされています。詳しくは、 73 ページのウィルス対策ソフトウェアの使用を参照してください。 ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しくは、 5 ページの「コンピューターの概要」および25 ページの「キーボード、タッチ ジェスチャ、 およびポインティング デバイスを使用した操作」を参照し
情報の確認 印刷物の『セットアップ手順』ポスターの説明に沿ってコンピューターの電源を入れ、このガイドを 見つけます。このガイドに記載されている情報を確認した後は、下の表に記載されている説明書や Web サイトも参照してください。 リソース 提供される情報 ● コンピューターのセットアップ方法 ● コンピューター各部の名称 HP Support Assistant ● オペレーティング システムの情報 [HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します ● ソフトウェア、ドライバー、および BIOS のアッ プデート 最新のユーザー ガイドについては、http://www.hp.
リソース 提供される情報 限定保証規定* 保証に関する情報 日本向けの日本語モデルに適用される HP 限定保証規定は、製品に 付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』に記載さ れています * お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されているドキュメ ントまたは製品に付属の CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本向けの日本語モデル 製品には、保証内容を記載した小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』が付属しています。また、日本以外でも、 印刷物の HP 限定保証規定が製品に付属している国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されていない国または 地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.hp.com/go/orderdocuments/ でオンラインで申し込むか、または下記 宛てに郵送でお申し込みください。 ● 北米:Hewlett-Packard, MS POD, 11311 Chinden Blvd.
4 第 1 章 はじめに JAWW
2 コンピューターの概要 右側面の各部 名称 (1) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォン)/ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ スピー オーディオ入力(マイク)コネク カー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビ オー ディオ ケーブルなどを接続します。ヘッドセット マイク(別売) タ を使用する場合もここに接続します。このコネクタは、マイクの みのデバイスには対応していません 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量 の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、またはヘッドセッ トを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規 定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。こ のガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力し て[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 注記: コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター本体 のスピーカーは無効になります 注記: デバイスのケーブルのコネクタが、オーディオ出力(ヘッ ドフォン)およびオーディオ入力(マイク)の両方をサポートす る 4 芯
名称 (5) 6 説明 RJ-45(ネットワーク)コネクタ ランプ ネットワーク ケーブルを接続します ● 緑色(左) :ネットワークに接続しています ● オレンジ色(右):ネットワークが動作しています (6) ドッキング コネクタ 別売のドッキング デバイスを接続します (7) 電源コネクタ AC アダプターを接続します 第 2 章 コンピューターの概要 JAWW
左側面の各部 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット セキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、 コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐものではあ りません (2) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファンは、 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自動的に作動し ます。通常の操作を行っているときに内部ファンが回転したり停 止したりしますが、これは正常な動作です (3) 外付け VGA モニター コネクタ 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (4) USB 3.
ディスプレイの各部 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線 信号を送受信します (2) 無線 WAN アンテナ(×2)* 無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無線信 号を送受信します (3) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (4) Web カメラ ランプ(一部のモデル のみ) Web カメラの使用中に点灯します (5) Web カメラ(一部のモデルのみ) 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、 動画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャット ができます Web カメラの使用方法については、[HP Support Assistant]にアク セスしてください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、 スタート画面で、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択 します (6) 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じる と、ディスプレイ
表面の各部 タッチパッド 名称 JAWW 説明 (1) ポイント スティック ポインターを動かして、画面上の項目を選択したり、アクティブ にしたりします (2) 左のポイント スティック ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) タッチパッド オン/オフ切り替え 機能およびタッチパッド オン/オ フ ランプ タッチパッドをオンまたはオフにします ● 点灯:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています (4) タッチパッド ゾーン ポインターを動かして、画面上の項目を選択したり、アクティブ にしたりします (5) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (6) 右のポイント スティック ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します (7) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 表面の各部 9
ランプ 注記: 下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なりま す。 名称 (1) 10 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。コンピューターはディスプレイおよびその他の 不要なコンポーネントの電源をオフにします ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハイバ ネーション状態になっています。ハイバネーションは、最小 限の電力を使用する省電力状態です (2) Caps lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大文字 で入力されます (3) マイクの消音ランプ ● オレンジ色:マイクのサウンドがオフになっています ● 消灯:マイクのサウンドがオンになっています (4) Num lock ランプ 点灯:Num lock がオンになっています (5) 無線ランプ 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス や Bluetooth®デバイスなどの内蔵無線デバイスの電
ボタン、スピーカー、および指紋認証システム(一部のモデルのみ) 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押すと、 電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを短く押 すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短く押す と、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタンを 短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意: 電源ボタンを押し続けて電源を切断すると、保存されて いない情報は失われます コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン手順を実 行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したままにすると、 コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、電源オプションを確認してください。 スタート画面で「電源」と入力して[電源とスリープの設定]を選 択し、アプリケーションのリストから[電源とスリープ]を選択し ます JAWW (2) スピーカー(×2) サウンドを出力します (3) 無線ボタン 無線機能をオンまたはオフ
名称 12 説明 (4) ミュート(消音)ボタン スピーカーの音を消したり音量を元に戻したりします (5) 指紋認証システム(一部のモデル のみ) パスワードの代わりに指紋認証を使用してログオンできます 第 2 章 コンピューターの概要 JAWW
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を表示し ます (2) fn キー ファンクション キー、num lk キー、esc キー、または b キーと組 み合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステムの機能を 実行します (3) Windows キー 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトップから スタート画面に戻ります 注記: Windows キーをもう一度押すと、前の画面に戻ります (4) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステ ムの機能を実行します (5) 内蔵テンキー 内蔵テンキーがオンになっているときは、外付けテンキーと同様 に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。日本語版の キー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキーの位置は同じです オンになっているときに内蔵テンキーのキーを押すと、そのキー の右上または手前側面にあるアイコンで示された機能が実行され ます (6) JAWW num lk キー fn キーと一緒に押すと、内蔵テ
裏面の各部 名称 (1) 説明 底面カバー ハードドライブ ベイ、無線 LAN モジュール スロット、無線 WAN モジュール スロット(一部のモデルのみ) 、およびメモリ モジュー ル スロットがあります 注意: システムの応答停止を防ぐため、無線モジュールを交換 する場合は、各国/地域の無線デバイスの認定/承認機関でこのコン ピューター用に認定された製品のみを使用してください。モ ジュールを交換した後にエラー メッセージが表示される場合は、 モジュールを取り外してコンピューターを元の状態に戻した後 で、[HP Support Assistant]から HP のサポート窓口にお問い合わ せください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スター ト画面で、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します (2) 底面カバー リリース ラッチ 底面カバーを取り外すときに使用します 注記: 固定ネジは、底面カバーを誤って取り外さないようにす るために使用できます (3) 通気孔(×2) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま
前面の各部 名称 説明 (1) 無線ランプ 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス や Bluetooth デバイスなどの内蔵無線デバイスの電源がオンに なっています (2) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。コンピューターはディスプレイおよびその他の 不要なコンポーネントの電源をオフにします ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハイバ ネーション状態になっています。ハイバネーションは、最小 限の電力を使用する省電力状態です ● 白色に点灯:コンピューターは外部電源に接続され、バッテ リの充電は 90~99%完了しています ● オレンジ色に点灯:コンピューターは外部電源に接続され、 バッテリの充電は 0~90%完了しています ● オレンジ色で点滅:コンピューターの電源としてバッテリの みを使用していて、ロー バッテリ状態になっています。完全 なロー バッテリ状態になった場合は、バッテリ ランプがす ばやく点滅し始めます ● 消灯
16 第 2 章 コンピューターの概要 JAWW
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイ トの情報にアクセスできます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明しま す。 無線ネットワークへの接続 無線ネットワークでは、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げい ただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場合がありま す。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続しま す。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセ ス ポイントと通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部のモデルのみ) :より広
無線ボタンの使用 コンピューターのモデルにより、無線ボタンや複数の無線デバイス、および 1 つまたは 2 つの無線ラ ンプが搭載さ れています。出荷時の設定でコンピューターのすべての無線デバイスが有効になって いる場合、最初にコンピューターの電源を入れたときに白色の無線ランプが点灯します。 無線ランプは、無線デバイスの全体的な電源の状態を表すものであり、個々のデバイスの状態を表す ものではありません。無線ランプが白色の場合は、少なくとも 1 つの無線デバイスがオンになってい ることを示しています。無線ランプがオレンジ色の場合は、すべての無線デバイスがオフになってい ることを示しています。 注記: モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっている場合に無線ランプがオレンジ 色に点灯します。 出荷時の設定ではすべての無線デバイスが有効になっています。このため、複数の無線デバイスのオ ンとオフの切り替えを、無線ボタンで同時に行うことができます。 オペレーティング システムの制御機能の使用 オペレーティング システムの制御機能である[ネットワークと共有センター]では、接続またはネット ワークのセットアップ、
インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 自宅でインターネット アクセスをセットアップするには、インターネット サービス プロバイダー (ISP)のアカウントを設定する必要があります。インターネット サービスの申し込みおよびモデムの 購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ほとんどの ISP が、モデムのセットアッ プ、無線コンピューターをモデムに接続するためのネットワーク ケーブルの取り付け、インターネッ ト サービスのテストなどの作業へのサポートを提供しています。 注記: インターネットにアクセスするためのユーザー ID およびパスワードは、利用する ISP から 提供されます。この情報は、記録して安全な場所に保管しておいてください。 無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインターネット サービス プロバイ ダー(ISP)が提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(2) (別売) ● 無線コンピュータ
無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機 能を有効にして、不正アクセスからネットワークを保護してください。無線 LAN スポットと呼ばれる インターネット カフェや空港などで利用できる公衆無線 LAN では、セキュリティ対策が取られてい ないことがあります。無線 LAN スポットを利用するときにコンピューターのセキュリティに不安が ある場合は、ネットワークに接続しての操作を、機密性の低い電子メールや基本的なネット サーフィ ン程度にとどめておいてください。 無線信号はネットワークの外に出てしまうため、保護されていない信号を他の無線 LAN デバイスに拾 われる可能性があります。事前に以下のような対策を取ることで無線 LAN を保護します。 ● ファイアウォールを使用する ファイアウォールは、ネットワークに送信されてくるデータとデータ要求をチェックし、疑わし いデータを破棄します。ファイアウォールの種類は、ソフトウェアとハードウェアに分けられま す。ネットワークによっては、両方の種類を組み合わせて使用します。 ● 無線を暗号
注記: 動作範囲(無線信号が届く範囲)は、無線 LAN の機器の数や配置などの展開状況、ルーター の製造元、および壁や床などの建造物やその他の電子機器からの干渉に応じて異なります。 HP モバイル ブロードバンドの使用(一部のモデルおよび一部の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンドを使用すると、コンピューターで無線 WAN を使用できるため、無線 LAN でのアクセスよりも、より多くの場所のより広い範囲からインターネットにアクセスできます。HP モバイル ブロードバンドを使用するには、ネットワーク サービス プロバイダー( 「モバイル ネット ワーク事業者」と呼ばれます)と契約する必要があります。ネットワーク サービス プロバイダーは、 ほとんどの場合、携帯電話事業者です。HP モバイル ブロードバンドの対応範囲は、携帯電話の通話 可能範囲とほぼ同じです。 モバイル ネットワーク事業者のサービスを利用して HP モバイル ブロードバンドを使用すると、出張 や移動中、または無線 LAN スポットの範囲外にいるときでも、インターネットへの接続、電子メール の送信、および企業ネットワークへの接続が常時可能
SIM カードの装着および取り出し 注意: コネクタの損傷を防ぐため、SIM カードを装着するときは無理な力を加えないでください。 SIM カードを装着するには、以下の操作を行います。 1. シャットダウンコマンドを使用して、コンピューターの電源を切ります。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. バッテリ ベイが手前を向くようにして、コンピューターの底面が上になるように安定した平らな 場所に置きます。 6. バッテリを取り外します。 7. SIM カードを SIM カード スロットに挿入し、しっかり固定されるまでそっと押し込みます。 注記: お使いのコンピューターの SIM カードは、ここに記載されている図と多少異なる場合 があります。 注記: SIM カードをコンピューターに挿入する方向については、バッテリ ベイに示された図 をご覧ください。 8. バッテリを装着しなおします。 注記: 9.
GPS の使用 お使いのコンピューターには、GPS(Global Positioning System)デバイスが内蔵されている場合が あります。GPS 搭載システムには、GPS 衛星から位置、速度、および方角に関する情報が送信され ます。 詳しくは、[HP GPS and Location]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 Bluetooth 無線デバイスの使用 Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従 来の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、タブレット、PDA) ● 電話機(携帯、コードレス、スマートフォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) ● マウス Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツー ピア機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Blu
有線ネットワーク(LAN)への接続 有線ネットワークには、ローカル エリア ネットワーク(LAN)とモデム接続の 2 種類があります。 LAN 接続ではネットワーク ケーブルを使用しており、電話ケーブルを使用するモデムよりも大幅に高 速になります。これらのケーブルは別売です。 警告! 火傷や感電、火災、および装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45(ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 有線ネットワーク(LAN)への接続 コンピューターを自宅のルーターに直接有線接続する(無線で作業しない)場合、または会社の既存 の有線ネットワークに接続する場合は、有線 LAN 接続を使用します。 有線 LAN に接続するには、8 ピンの RJ-45 ネットワーク ケーブルを使用する必要があります。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. ネットワーク ケーブルの一方の端をコンピューター本体のネットワーク コネクタに差し込みま す(1) 。 2.
4 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポ インティング デバイスを使用した操作 お使いのコンピューターでは、キーボードとマウスに加え、タッチ ジェスチャ(一部のモデルのみ) を使用して操作が行えます。タッチ ジェスチャは、お使いのコンピューターのタッチパッド上または タッチ スクリーン(一部のモデルのみ)上で使用できます。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 ポインティング デバイスの使用 注記: お使いのコンピューターに付属しているポインティング デバイス以外に、外付け USB マウ ス(別売)をコンピューターの USB ポートのどれかに接続して使用できます。 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定を カスタマイズするには、Windows の[マウスのプロパティ]を使用します。また、タッチパッド操作の デモンストレーションを確認することもできます。 マウスのプロパティにアクセスするには、以下の操作を行います。
タッチパッドのオフ/オンの切り替え タッチパッドをオフまたはオンにするには、タッチパッドの左上隅のエリアを 2 回続けて軽く叩きま す。 タップ 画面上で選択するには、タッチパッド上でタップ機能を使用します。 ● 26 タッチパッド ゾーンで、1 本の指で軽く叩いて選択します。項目を 2 回続けて軽く叩いて( 「ダ ブルタップ」と言います)開きます。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 JAWW
スクロール スクロールは、ページや画像を上下左右に移動するときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右の方向にドラッグします。 2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 JAWW ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を近づけた状態にして、その 2 本の指の間隔を拡げるとズーム イン(拡大)できます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 ポインティング デバイスの使用 27
2 本指クリック 2 本指クリックを使用すると、画面上の項目のメニューを選択できます。 注記: 2 本指クリックを使用すると、マウスを右クリックしたときと同じ操作が実行されます。 ● 2 本の指をタッチパッド ゾーンに置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたりで きます。 ● 28 3 本の指をタッチパッド ゾーンに置き、軽く速い動作で上下左右に指を払うように動かします。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 JAWW
エッジ スワイプ(一部のモデルのみ) エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、コンピューターのツールバーにアクセスし て設定の変更やアプリケーションの検索および使用などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● JAWW タッチパッドの右端からゆっくりと指を滑らせるとチャームが表示されます。 ポインティング デバイスの使用 29
左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、最近開いたアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができま す。 ● タッチパッドの左端から指を滑らせて、アプリケーションを切り替えます。 上端からのスワイプ タッチパッドの上端から指を滑らせると、アプリケーション コマンド オプションを表示してアプリ ケーションをカスタマイズできます。 重要: 上端からのスワイプによる操作結果は、開いているアプリケーションによって異なります。 ● 30 タッチパッドの上端から指をゆっくり滑らせます。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 JAWW
キーボードの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャを 使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキーを 使って特定の機能も実行できます。 ヒント: キーボードの Windows キー を使用すると、開いているアプリケーションや Windows デスクトップから、スタート画面にすばやく戻ることができます。Windows キーをもう一度押すと、 前の画面に戻ります。 注記: 国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での 説明と異なる場合もあります。 Windows のショートカット キーの使用 Windows には、操作をすばやく実行できるように、ショートカットが用意されています。Windows キー は、単独でまたは特定のキーと組み合わせて押して、指定の操作を実行します。 ホットキーの位置 ホットキーは、fn キーと、esc キーまたはファンクション キーのどれか 1 つとの組み合わせです。 注記: ホットキーの位置について詳しくは、13 ページのキーを参照してくだ
ホットキーの組み合 わせ 説明 fn + f8 マイクをミュート(消音)にします fn + f9 画面の輝度を下げます fn + f10 画面の輝度を上げます fn + f11 キーボードのバックライトをオンまたはオフにします 注記: 出荷時設定では、キーボードのバックライトはオンになっています。バッテリの寿命を延 ばすには、キーボードのバックライトをオフにします テンキーの使用 お使いのコンピューターには、テンキーが内蔵されています。また、別売の外付けテンキーや、テン キーを備えた別売の外付けキーボードも使用できます。 注記: 内蔵テンキーの場所について詳しくは、13 ページのキーを参照してください。 内蔵テンキーの使用 (2) 名称 説明 fn キー num lk キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わります 注記: 外付けキーボードまたはテンキーがコンピューターに接続されている ときは、内蔵テンキーは機能しません 32 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 JAWW
(5) 名称 説明 内蔵テンキー 内蔵テンキーがオンになっているときは、外付けテンキーと同様に使用できま す。上の図は英語版のキー配列です。日本語版のキー配列とは若干異なります が、内蔵テンキーの位置は同じです オンになっているときに内蔵テンキーのキーを押すと、そのキーの右上または 手前側面にあるアイコンで示された機能が実行されます num lk キー (6) fn キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わります 注記: テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有効だった場合 は、次回コンピューターの電源を入れたときにも有効になっています 内蔵テンキーのオン/オフの切り替え 内蔵テンキーをオンにするには、fn + num lk キーを押します。内蔵テンキーをオフにするには、も う一度 fn + num lk キーを押します。 注記: 外付けキーボードまたはテンキーがコンピューターに接続されているときは、内蔵テンキー はオフになります。 内蔵テンキーの機能の切り替え 内蔵テンキーの通常の文字入力機能とテンキー機能とを一時的に切り替えることができます。 ● テンキーがオフの
34 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 JAWW
5 マルチメディア お使いのコンピューターには、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があ ります。 ● 内蔵スピーカー ● 内蔵マイク ● 内蔵 Web カメラ ● プリインストールされたマルチメディア ソフトウェア ● マルチメディア ボタンまたはマルチメディア キー メディア操作機能の使用 お使いのモデルのコンピューターによっては、メディア ファイルを再生、一時停止、早送り、または 早戻しできる以下のマルチメディア操作機能が搭載されている場合があります。 ● メディア ボタン ● メディア ホットキー(特定のキーを fn キーと一緒に押します) ● メディア キー オーディオ お使いの HP 製コンピューターでは、音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオー ディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミング、オーディオの録音、オーディオとビデオの組み 合わせによるマルチメディアの作成などが可能です。オーディオを聴く楽しみを広げるには、スピー カーやヘッドフォンなどの外付けオーディオ デバイスを接続します。 スピーカーの接続 有
音量の調整 お使いのモデルのコンピューターによって、音量の調整には以下のどれかを使用します。 ● 音量ボタン ● 音量調整ホットキー ● 音量キー 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量の調節を行ってからヘッドフォン、 イヤフォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規定、 安全、および環境に関するご注意』を参照してください。このガイドを表示するには、スタート画面 で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 注記: 音量の調整には、オペレーティング システムおよび一部のプログラムも使用できます。 注記: お使いのコンピューターの音量調整機能の種類について詳しくは、5 ページの「コンピュー ターの概要」を参照してください。 ヘッドフォンおよびマイクの接続 有線のヘッドフォンまたはヘッドセットは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オー ディオ入力(マイク)コネクタに接続できます。内蔵マイク付きのヘッドセットが多数市販されてい ます。 無線のヘッドフォンまたはヘッドセ
1. スタート画面で「サウンド」と入力して[サウンド レコーダー]を選択します。 2. [録音の開始]を選択し、マイクに向かって話します。 3. [録音の終了]を選択し、ドキュメントやデスクトップなどの任意の場所にファイルを保存します。 4.
VGA 外付けモニター コネクタまたは VGA コネクタは、外付け VGA モニターや VGA プロジェクターなど の外付け VGA ディスプレイをコンピューターに接続するための、アナログ ディスプレイ インター フェイスです。 1. モニターまたはプロジェクターとコンピューターの VGA コネクタを、以下の図のように VGA ケーブルで接続します。 2.
1. DisplayPort ケーブルの一方の端をコンピューターの DisplayPort コネクタに接続します。 2. ケーブルのもう一方の端をディスプレイに接続します。 3.
40 第 5 章 マルチメディア JAWW
6 電源の管理 注記: コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する電 源ボタンという用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。 コンピューターのシャットダウン 注意: コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終了 し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB(Universal Serial Bus)ポート以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する 場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターをシャットダウンすることもできますが、Windows の[シャットダウン] コマンドを使用した以下の手順をおすすめします。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前 にスリープ
● コンピューターを外部電源から切り離します。 ● ユーザーが交換可能なバッテリを搭載したモデルの場合、バッテリを取り外します。 電源オプションの設定 省電力設定の使用 スリープは、出荷時に有効に設定されています。 スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存 されます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。 注記: コンピューターがスリープ状態の間は、どのような種類のネットワーク接続もコンピュー ター機能も開始できません。 スリープの開始および終了 コンピューターの電源が入っているときにスリープを開始するには、以下のどちらかの操作を行いま す。 ● 電源ボタンを短く押します。 ● スタート画面で、画面の右上隅または右下隅にポインターを置きます。チャームの一覧が表示さ れたら、[設定]→[電源]アイコン→[スリープ]の順にクリックします。 スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します。 コンピューターがス
電源メーターおよび電源設定の使用 電源メーターは、Windows デスクトップにあります。電源メーターを使用すると、すばやく電源設定 にアクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したりできます。 ● 充電残量率と現在の電源プランを表示するには、Windows デスクトップで[電源メーター]アイコ ンをポイントします。 ● [電源オプション]を使用したり、電源プランを変更したりするには、[電源メーター]アイコンをク リックして一覧から項目を選択します。スタート画面で「電源」と入力し、[電源オプション]を 選択することもできます。 コンピューターがバッテリ電源で動作しているか外部電源で動作しているかは、[電源メーター]アイ コンの外観の違いで判断できます。アイコンには、バッテリがロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態になった場合にそのメッセージも表示されます。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1.
バッテリに関する詳細情報の確認 [HP Support Assistant]では、バッテリに関するツールおよび情報が提供されます。バッテリ情報にア クセスするには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケーションを選択してから、[バッテ リおよびパフォーマンス]を選択します。 ● バッテリの性能をテストするための[HP バッテリ チェック]ツール ● バッテリの寿命を延ばすための、バッテリ ゲージの調整、電源管理、および適切な取り扱いと保 管に関する情報 ● バッテリの種類、仕様、ライフ サイクル、および容量に関する情報 [バッテリ情報]にアクセスするには、以下の操作を行います。 ▲ バッテリ情報にアクセスするには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケーションを選 択してから、[バッテリおよびパフォーマンス]を選択します。 [HP バッテリ チェック]の使用 [HP Support Assistant]では、コンピューターに取り付けられているバッテリの状態について情報を提 供します。 [HP バッテリ チェック]を実行するには、以下の操作
ロー バッテリ状態への対処 ここでは、出荷時に設定されている警告メッセージおよびシステム応答について説明します。ロー バッテリ状態の警告およびシステム応答の設定は、[電源オプション]を使用して変更できます。[電源 オプション]を使用した設定は、ランプの状態には影響しません。 スタート画面で「コントロール」と入力し、コントロール パネル→[ハードウェアとサウンド]→[電源 オプション]の順に選択します。 ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態また は完全なロー バッテリ状態になった場合は、以下のようになります。 ● バッテリ ランプが、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態になっていることを示し ます。 または ● 通知領域の[電源メーター]アイコンが、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態になっ ていることを通知します。 注記: 電源メーターについて詳しくは、43 ページの電源メーターおよび電源設定の使用を参 照してください。 コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときに完全なロー バッテリ状態にな
2. バッテリをバッテリ ベイに挿入し、バッテリのタブをコンピューターのくぼみに合わせてから (1)、しっかりと収まるまで押し込みます。 2 つのバッテリ リリース ラッチをスライドさせて(2)バッテリを固定します。 バッテリの取り外し バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 注意: コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにそのバッテリを取り外す と、情報が失われる可能性があります。バッテリを取り外す場合は、情報の損失を防ぐため、作業中 のデータを保存してから Windows の通常の手順でコンピューターをシャットダウンしてください。 46 1. 底面カバーを取り外します。58 ページの底面カバーの取り外しまたは取り付けなおしを参照 してください。 2.
3.
注記: 保管中のバッテリは 6 か月ごとに点検する必要があります。容量が 50%未満になっている場 合は、再充電してから保管してください。 1 か月以上保管したバッテリを使用するときは、最初にバッテリ ゲージの調整を行ってください。 ユーザーが交換可能なバッテリの処分 警告! 化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたり しないでください。また、バッテリの接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでくだ さい。 バッテリの正しい処分方法については、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してくだ さい。このガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力して[HP Support Assistant]ア プリケーションを選択します。バッテリ情報にアクセスするには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケーションを選択してから、[バッテリおよびパフォーマンス]を選択します。 ユーザーが交換可能なバッテリの交換 [HP バッテリ チェック]は、内部セルが正常に充電されていないときや、バッテリ容量が「ロー バッ テリ」の
● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。 AC アダプターのテスト 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプター をテストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 注記: 以下の操作は、ユーザーが交換可能なバッテリを搭載したコンピューターに当てはまります。 1. コンピューターをシャットダウンし、AC アダプターおよびすべての外付けデバイスを取り外し ます。 2. コンピューターのバッテリを取り外します。 3. AC アダプターをコンピューターに接続してから、電源コンセントに接続します。 4.
ハイブリッド グラフィックスの使用(一部のモデルのみ) ハイブリッド グラフィックス機能を使用すると、アプリケーションのグラフィックス処理要求に応じ て、ハイ パフォーマンス モードまたは省電力モードでアプリケーションを実行できます。通常、3D およびゲーム アプリケーションは性能の高い GPU 上で実行され、グラフィックス処理要求の少ない アプリケーションは性能の低い GPU 上で実行されます。アプリケーションが使用するモード(ハイ パフォーマンスまたは省電力)を変更するには、ハイブリッド グラフィックスのコントロール パネ ルを使用します。 注記: ハードウェアの制限のために、2 つのモードのどちらかでしか実行できないアプリケーショ ンもあります。 詳しくは、ハイブリッド グラフィックス ソフトウェアのヘルプを参照してください。 AMD デュアル グラフィックスの使用(一部のモデルのみ) AMD デュアル グラフィックス機能を使用すると、AMD の APU(Accelerated Processing Unit)と ディスクリート AMD グラフィックス カードを連携させることができます。AMD デュア
7 外付けカードおよび外付けデバイス メディア カードの使用(一部のモデルのみ) 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単に共有できるカードです。これらのカード は、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA などでよく使用されます。 お使いのコンピューターでサポートされているメディア カードの形式は、5 ページの「コンピュー ターの概要」を参照して確認してください。 メディア カードの挿入 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときは無理な力を 加えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックしま す。次に、画面の説明に沿って操作します。 3.
スマート カードの取り出し ▲ スマート カードの両端の部分を持って、スマート カード リーダーから引き出します。 USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 USB(Universal Serial Bus)は、USB キーボード、マウス、ドライブ、プリンター、スキャナー、ハ ブなどの別売の外付けデバイスを接続するためのハードウェア インターフェイスです。 USB デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイスに 付属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、ソフトウェアの製造元の操作説明 書を参照してください。これらの説明書は、ソフトウェアに含まれているか、ディスクに収録されて いるか、またはソフトウェアの製造元の Web サイトから入手できます。 コンピューターには 1 つまたは複数の USB ポートがあり、USB 1.0、USB 1.1、USB 2.0、および USB 3.
USB デバイスの接続 注意: USB ポートの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでください。 ▲ デバイスの USB ケーブルを USB ポートに接続します。 注記: 以下の図は、お使いのコンピューターと多少異なる場合があります。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記: 初めて USB デバイスを装着した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたこ とを示すメッセージが通知領域に表示されます。 USB デバイスの取り外し 注意: USB ポートの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らないで ください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に 取り外します。 54 1. USB デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じ ます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
別売の外付けデバイスの使用 注記: 必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類につい て詳しくは、デバイスに付属している説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意: 別途電力が供給されているデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの 電源が切れていて、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2. 別電源が必要なデバイスを接続した場合は、デバイスの電源コードを接地した外部電源のコンセ ントに差し込みます。 3.
56 第 7 章 外付けカードおよび外付けデバイス JAWW
8 ドライブ ドライブの取り扱い 注意: ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライ ブの取り扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項およ び関連手順を示します。 以下の点に注意してください。 JAWW ● 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような 場合は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切 に取り外してください。 ● ドライブを取り扱う前に、接地された面に触れて静電気を放電してください。 ● リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ● ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れて いるのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコン ピューターの電源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンしま す。
ハードドライブの使用 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールやハードドライブの追加または交換を行う前に、作業中のデータを保存してコン ピューターをシャットダウンします。 コンピューターの電源が切れているかどうかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコンピュー ターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし 底面カバーの取り外し 底面カバーを取り外すと、メモリ モジュール スロット、ハードドライブ、およびその他のコンポー ネントにアクセスできます。 1. コンピューターの底面が上を向くようにして置き、底面カバーのリリース ラッチをロック解除位 置にスライドさせて(1) 、ネジを取り外します(2) (オプションのネジを使用している場合)。 ネジを使用していない場合は、リリース ラッチを右方向スライドさせ(3)、底面カバーの固定 を解除します。 注記: 2.
底面カバーの取り付けなおし メモリ モジュール スロット、ハードドライブ、規定ラベル、およびその他のコンポーネントに対す る作業が終了したら、底面カバーを取り付けなおします。 1. 底面カバーの前端部をコンピューター本体の前端部の付近に合わせるように少し傾けながら、カ バーを下ろします(1) 。 2. カチッと音がして固定されるまで、底面カバーを手前にスライドさせます(2) 。 3.
ハードドライブの交換またはアップグレード 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピューターをシャットダウンしてくだ さい。コンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときに は、ハードドライブを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 ハードドライブの取り外し ハードドライブを取り外すには、以下の操作を行います。 60 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターに接続されている外部電源および外付けデバイスを取り外します。 3. コンピューターの底面が上になるように、安定した平らな場所に置きます。 4.
ハードドライブの取り付け 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 JAWW 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに入れ(1) 、シートのタブが上にあることを確認します。 2. ハードドライブのネジ(4)を締めます。 3. バッテリ(45 ページのバッテリの装着を参照してください)および底面カバー(59 ページの底 面カバーの取り付けなおしを参照してください)を取り付けなおします。 4. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 5.
ハードドライブ パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。[ディス ク デフラグ]を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めてより効率よく 作業を実行できるようになります。 注記: SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ハードドライブの サイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。そのた め、夜間やコンピューターにアクセスする必要のない時間帯に実行することをおすすめします。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行できます。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続します。 2.
[HP 3D DriveGuard]の使用 [HP 3D DriveGuard]は、以下のどちらかの場合にドライブを一時停止し、データ要求を中止すること によって、ハードドライブを保護するシステムです。 ● バッテリ電源で動作しているときにコンピューターを落下させた場合 ● バッテリ電源で動作しているときにディスプレイを閉じた状態でコンピューターを移動した場 合 これらの動作の実行後は[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記: SSD(Solid State Drive)には駆動部品がないため、[HP 3D DriveGuard]は必要ありません。 注記: メイン ハードドライブ ベイまたはセカンダリ ハードドライブ ベイのハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]によって保護されます。別売のドッキング デバイスに取り付けられているハードド ライブや USB ポートに接続されているハードドライブは、HP 3D DriveGuard では保護されません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してく
64 第 8 章 ドライブ JAWW
9 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows 以外の[Computer Setup]によって提供される標 準のセキュリティ機能で、個人設定およびデータをさまざまなリスクから保護できます。 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 注記: コンピューターを修理などのためにサポートあてに送付する場合は、機密性の高いファイル のバックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記: この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があ ります。 注記: お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービス である[CompuTrace]がサポートされています(一部の地域のみ) 。コンピューターが盗まれた場合、 不正なユーザーがインターネットにアクセスすると、[CompuTrace]による追跡が行われます。 [CompuTrace]を使用するには、ソフトウェアを購入し、サ
コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な移動 セキュリティ ロック ケーブル用スロット(別売のセキュリティ ロック ケーブルとともに使用) * [Computer Setup]は、プリインストールされた ROM ベースのユーティリティです。オペレーティング システムが動かな かったり読み込まれなかったりする場合でも使用できます。[Computer Setup]で項目間を移動したり項目を選択したりする には、ポインティング デバイス(タッチパッド、ポイント スティック、または USB マウス)またはキーボードを使用しま す。 パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するために選択する文字列です。情報へのア クセスの制御方法に応じてさまざまな種類のパスワードを選択できます。パスワードは、Windows お よびコンピューターにプリインストールされている Windows には依存しない[Computer Setup]で設 定できます。 ● セットアップ、および DriveLock(ドライブロック)の各パスワードは[Computer Setup]で設定
Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 管理者パスワード* Windows の管理者レベルのアカウントへのアクセスを保護します 注記: このパスワードは、[Computer Setup]のデータへのアクセスには使用でき ません ユーザー パスワード* Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します * Windows の管理者パスワードまたは Windows のユーザー パスワードの設定については、スタート画面から[HP Support Assistant]にアクセスしてください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で、[HP Support Assistant]ア プリケーションを選択します。 [Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIOS 管 理者パスワード)* [Computer Setup]へのアクセスを保護します DriveLock の master password(マス ター パスワード)* DriveLock に
5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコン をクリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に 選択し、enter キーを押します。 変更した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 BIOS administrator password の変更 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の下部に[Press the ESC key for Startup Menu]とい うメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
7. 再度、新しいパスワードを入力するように要求されたら、フィールドを空欄のままにして、enter キーを押します。 8.
DriveLock パスワードの設定 [Computer Setup]で DriveLock パスワードを設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下部に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージ が表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→ [Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール)→ [DriveLock]の順に選択し、enter キーを押します。 4. [Set DriveLock Password (global)](DriveLock パスワードの設定(グローバル))をクリックしま す。 5. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)を入力し、enter キーを押します。 6. 矢印キーを使用して、保護するハードドライブを選択し、enter キーを押します。 7.
パスワードを 2 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターの電源を切ってから再び起動し、 入力しなおしてください。 DriveLock パスワードの変更 [Computer Setup]で DriveLock パスワードを変更するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下部に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージ が表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→ [Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール)→ [DriveLock]の順に選択し、enter キーを押します。 4. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)を入力し、enter キーを押します。 5. ポインティング デバイスを使用して、内蔵ハードドライブをクリックします。 6.
6. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 7. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して、[Disable protection](保護を無効にする) を選択します。 8. master password(マスター パスワード)を入力して、enter キーを押します。 9.
自動 DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の下部に[Press the ESC key for Startup Menu]とい うメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→ [Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール)→ [Automatic DriveLock](自動 DriveLock)の順に選択し、enter キーを押します。 4. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)を入力し、enter キーを押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 6.
ファイアウォール ソフトウェアの使用 ファイアウォールは、システムやネットワークへの不正なアクセスを防ぐように設計されています。 ファイアウォールには、コンピューターやネットワークにインストールするソフトウェア プログラム もあれば、ハードウェアとソフトウェアの両方から構成されるソリューションもあります。 検討すべきファイアウォールには以下の 2 種類があります。 ● ホストベースのファイアウォール:インストールされているコンピューターだけを保護するソフ トウェアです。 ● ネットワークベースのファイアウォール:DSL モデムまたはケーブル モデムとホーム ネット ワークの間に設置して、ネットワーク上のすべてのコンピューターを保護します。 ファイアウォールをシステムにインストールすると、そのシステムとの間で送受信されるすべての データが監視され、ユーザーの定義したセキュリティ基準と比較されます。セキュリティ基準を満た していないデータはすべてブロックされます。 お使いのコンピューターまたはネットワーク機器には、ファイアウォールがすでにインストールされ ている場合があります。インストールされていない場合
別売のセキュリティ ロック ケーブルの接続 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 注記: お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットは、ここに記載されて いる図と多少異なる場合があります。お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用ス ロットの位置については、5 ページの「コンピューターの概要」を参照してください。 JAWW 1. 固定された物体にセキュリティ ロック ケーブルを巻きつけます。 2. 鍵(1)をケーブル ロック(2)に差し込みます。 3.
指紋認証システムの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを 使用するには、コンピューターでユーザー アカウントおよびパスワードをセットアップする必要があ ります。このアカウントを使用すると、登録した指を滑らせることによってコンピューターにログオ ンできます。また、指紋認証システムを使用して、ログオンが必要な Web サイトや他のプログラム のパスワード フィールドにパスワードを入力できます。手順については、指紋認証ソフトウェアのヘ ルプを参照してください。 指紋 ID を作成すると、シングルサインオン サービスをセットアップできます。シングルサインオン サービスを利用して、ユーザー名とパスワードが必要なすべてのアプリケーション用の資格情報を指 紋認証システムで作成できます。 指紋認証システムの位置 指紋認証システムは小さい金属製センサーで、コンピューターの以下のどれかの場所にあります。 ● タッチパッドの下部付近 ● キーボードの右側 ● ディスプレイの右上 ● ディスプレイの左側 コンピューターのモデルによって、指
10 メンテナンス メモリ モジュールの追加または交換 お使いのコンピューターには、1 つのメモリ モジュール スロットが装備されています。コンピュー ターのメモリ容量を増やすには、空いている拡張メモリ モジュール スロットにメモリ モジュールを 追加するか、メイン メモリ モジュール スロットに装着されているメモリ モジュールを交換します。 注記: メモリ モジュールの追加または交換を行う前に、最新バージョンの BIOS がコンピューター にインストールされていることを確認し、必要がある場合は BIOS をアップデートします。 89 ページの BIOS の更新を参照してください。 注意: メモリ モジュールの追加または交換を行う前にコンピューターを最新の BIOS にアップデー トしないと、さまざまなシステムの問題が発生する場合があります。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意: 静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前にアースされ た金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電
4. メモリ モジュールを交換する場合は、以下の手順で装着されているメモリ モジュールを取り外 します。 a. メモリ モジュールの両側にある留め具を左右に引っ張ります(1)。 メモリ モジュールが少し上に出てきます。 b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上にメモリ モ ジュールを引き抜いて(2)取り外します。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の 端を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 5. 以下の手順で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 78 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b.
c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意: い。 JAWW メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折り曲げないでくださ 6. バッテリ(45 ページのバッテリの装着を参照してください)および底面カバー(59 ページの底 面カバーの取り付けなおしを参照してください)を取り付けなおします。 7. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 8.
コンピューターの清掃 お使いのコンピューターを安全に清掃するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
タッチパッド、キーボード、またはマウスの清掃 警告! 感電や内部コンポーネントの損傷を防ぐため、掃除機のアタッチメントを使用してキーボー ドを清掃しないでください。キーボードの表面に、掃除機からのごみくずが落ちてくることがありま す。 注意: 内部のコンポーネントへの損傷を防ぐため、キーとキーの間にクリーナーなどの液体が垂れ ないようにしてください。 ● タッチパッド、キーボード、またはマウスを清掃するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、 柔らかいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨てシー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、コンピューターの清掃用のブロアー(圧縮空気入りの缶)などを使用してください。 プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへと更新することをおすすめします。最新 バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
82 第 10 章 メンテナンス JAWW
11 バックアップおよび復元 情報を保護するには、Windows の[バックアップと復元]ユーティリティを使用して、個々のファイル やフォルダーをバックアップしたり、ハードドライブ全体をバックアップしたり、コンピューターに 取り付けられているオプティカル ドライブ(一部のモデルのみ)または外付けオプティカル ドライ ブ(別売)を使用してシステム修復メディアを作成したり(一部のモデルのみ) 、システムの復元ポ イントを作成したりします。システムに障害が発生した場合は、バックアップ ファイルを使用して、 コンピューターの内容を復元できます。 スタート画面で「復元」と入力して[設定]をクリックし、表示されるオプションの一覧から選択しま す。 注記: 各種のバックアップおよび復元オプションの詳しい手順については、Windows の[ヘルプと サポート]でこれらの項目を参照してください。 システムが不安定な場合に備え、復元の手順を印刷し、後で利用できるように保管しておくことをお すすめします。 注記: Windows には、コンピューターのセキュリティを高めるためのユーザー アカウント制御機 能が含まれています。ソフ
システムの復元の実行 お使いのコンピューターには、システムの障害やシステムが不安定な場合に備え、ファイルを復元す る以下のツールが用意されています。 ● Windows リカバリ ツール:Windows の[バックアップと復元]を使用して、以前バックアップを 行った情報を復元できます。また、Windows の[自動修復]を使用して、Windows が正常に起動で きなくなる可能性のある問題を修復できます。 ● f11 リカバリ ツール:f11 リカバリ ツールを使用して、初期状態のハードドライブのイメージを 復元できます。このイメージには、工場出荷時にインストールされていた Windows オペレー ティング システムおよびソフトウェア プログラムが含まれます。 注記: コンピューターを起動できず、以前に作成したシステム修復メディア(一部のモデルのみ) を使用できない場合は、Windows オペレーティング システムのメディアを購入してコンピューター を再起動し、オペレーティング システムを修復する必要があります。詳しくは、85 ページの Windows オペレーティング システムのメディア(別売)の
注記: Windows ツールを使用した情報の復元について詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]で これらの項目を参照してください。 f11 リカバリ ツールの使用 注意: f11 を使用した場合、ハードドライブの内容が完全に消去され、ハードドライブが再フォー マットされます。コンピューター上に作成したすべてのファイルおよびインストールしたすべての ソフトウェアが完全に削除されます。f11 キーのリカバリ ツールを使用すると、工場出荷時にインス トールされていたオペレーティング システム、HP プログラム、およびドライバーが再インストール されます。工場出荷時にインストールされていなかったソフトウェアは、再インストールする必要が あります。 f11 を使用して初期状態のハードドライブのイメージを復元するには、以下の操作を行います。 1. 2.
1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. Windows オペレーティング システムの DVD をオプティカル ドライブに挿入してから、コン ピューターを再起動します。 3. 指示が表示されたら、任意のキーボード キーを押します。 4. 画面の説明に沿って操作します。 インストールが完了したら以下の操作を行います。 1. Windows オペレーティング システムのメディアを取り出して、『Driver Recovery』 (ドライバー リカバリ)メディアを挿入します。 2.
12 [Computer Setup](BIOS)、マルチブート、 および[HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断) (UEFI) [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出力 デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行われる 通信を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピューターの 起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記: [Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、 コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 注記: [Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB ポートに接 続された外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 [Computer
● メニューまたはメニュー項目を選択するには、ポインティング デバイスを使用して項目を クリックするか、キーボードのタブ キーや矢印キーを使用して項目を移動してから enter キーを押します。 ● 画面を上下にスクロールするには、ポインティング デバイスを使用して画面の右上隅にあ る上向き矢印または下向き矢印をクリックするか、キーボードの上向き矢印キーまたは下向 き矢印キーを使用します。 ● 開いているダイアログ ボックスを閉じて[Computer Setup]のメイン画面に戻るには、esc キーを押し、画面の説明に沿って操作します。 [Computer Setup]のメニューを終了するには、以下のどれかの方法を選択します。 ● 変更を保存しないで[Computer Setup]メニューを終了するには、画面の左下隅にある[Exit](終 了)アイコンをクリックし、画面に表示される説明に沿って操作します。 画面の右下隅にある[Exit](終了)アイコンをクリックし、画面に表示される説明に沿って操作 します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Ignore Changes and
矢印キーを使用して[Main]→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選択し、 enter キーを押します。 変更した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 注記: 上記の手順で工場出荷時の設定を復元しても、パスワードおよびセキュリティの設定は変更 されません。 BIOS の更新 HP の Web サイトから、更新されたバージョンの BIOS(BIOS アップデート)を入手できる場合が あります。 HP の Web サイトには、多くの BIOS アップデートが SoftPaq という圧縮ファイル形式で提供されて います。 一部のダウンロード パッケージには、このファイルのインストールやトラブルシューティングに関す る情報が記載された Readme.
BIOS アップデートのダウンロード 注意: コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS アップデートのダウンロー ドおよびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用した信頼性の高い外部電源にコ ンピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッ キング デバイスに接続されているとき、または別売の電源に接続されているときは、BIOS アップデー トをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時は、以 下の点に注意してください。 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜いて外部からの電源供給を遮断することはお やめください。 コンピューターをシャットダウンしたり、スリープやハイバネーションを開始したりしないでくださ い。 コンピューター、ケーブル、またはコードの挿入、取り外し、接続、または切断を行わないでくださ い。 1. スタート画面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 2.
注記: インストールが成功したことを示すメッセージが画面に表示されたら、ダウンロードした ファイルをハードドライブから削除できます。 マルチブートの使用 ブート デバイスの順序について お使いのコンピューターを起動するとき、システムは有効なデバイスからブートします。マルチブー ト ユーティリティ(初期設定の状態で有効に設定されています)を使用すると、コンピューターの起 動時にデバイスを選択する順序を制御できます。ブート デバイスには、オプティカル ドライブ、フ ロッピーディスク ドライブ、ネットワーク インターフェイス カード(NIC) 、ハードドライブ、USB ドライブなどを含めることができます。ブート デバイスには、コンピューターの起動や適切な動作に 必要となる、ブート可能なメディアやファイルが含まれます。 注記: 一部のブート デバイスは、ブート順序に含める前に[Computer Setup]で有効に設定しておく 必要があります。 [Computer Setup]でブート順序を変更すれば、ブート デバイスの検索順序を変更できます。画面の下 に[Press the ESC key for Startup
● ● ● [Advanced](詳細設定)→[Boot Options](ブート オプション)→[UEFI Boot Order](UEFI ブート順序)→[UEFI Hybrid](UEFI ハイブリッド(CSM あり) ) [Advanced]→[Boot Options]→[UEFI Boot Order]→[UEFI Native Boot mode (Without CSM)] (UEFI ネイティブ ブート モード(CSM なし) ) [Advanced]→[Boot Options]→[Legacy Boot Order](レガシー ブート順序)→[Legacy](レガ シー) enter キーを押します。 4. デバイスのブート順序を上げるには、ポインティング デバイスを使用して上向き矢印をクリック するか、+キーを押します。 または デバイスのブート順序を下げるには、ポインティング デバイスを使用して下向き矢印をクリック するか、-キーを押します。 5.
4. [MultiBoot Express Popup Delay (Sec)](Multiboot Express ポップアップの遅延(秒))フィール ドで、現在のマルチブート設定が使用される前に起動場所メニューが表示される時間を秒単位で 入力します (0 を選択すると、Express Boot 起動場所メニューは表示されません) 。 5.
a. 接続されている USB ドライブ 注記: [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)ツールを USB ドライブにダウンロードす るには、94 ページの[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の USB デバイスへのダウン ロードを参照してください。 2. b. ハードドライブ c. BIOS 診断ツールが開いたら、キーボードの矢印キーを使用して実行する診断テストの種類を選択し、 画面に表示される説明に沿って操作します。 注記: 診断テストを停止する必要がある場合は、esc キーを押します。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の USB デバイスへのダウンロード 注記: [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されてい ます。 1. HP の Web サイト、http://www.hp.com/jp/ にアクセスします 2. ページの上部にある[サポート]をポイントし、[ドライバー&ダウンロード]をクリックします。 3.
13 サポート HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドおよび[HP Support Assistant]で提供されている情報で問題に対処できない場合 は、以下の Web サイトまたは日本向けの日本語モデル製品に付属の小冊子、 『サービスおよびサポー トを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポート については、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートに ついては、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要: このセクションで説明するラベルは、お使いのコンピューターのモデルによってコンピュー ターの裏面、バッテリ ベイ内、または底面カバーの裏のどこかに貼付されています。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。サ ポートにお問い合わせになる場合はシリアル番号が必要です。さらに、製品番号またはモデル番 号を求められる可能性があります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてく ださい。 名称 ● (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 Microsoft Certificate of Authenticity ラベル(Windows 8 より前の一部のモデルのみ):Windows のプロダクト キー(Product Key、Product ID)が記載されています。プロダクト キーは、オペ レーティング システムのアップデートやトラブ
14 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
98 第 14 章 仕様 JAWW
A コンピューターの持ち運び 最適な状態で使用するには、持ち運びおよび送付に関する以下の情報をお読みください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 情報をバックアップします。 ◦ すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 注意: コンピューターやドライブの破損、または情報の損失を防ぐため、ドライブをドラ イブ ベイから取り外す前およびドライブを運搬、保管、または移動する前に、ドライブか らメディアを取り出してください。 ◦ すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 ◦ コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意: ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置に は、空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷 物をチェ
◦ 行き先の国または地域のコンピューターに関する通関手続きを確認してください。 ◦ 滞在する国または地域に適応した電源コードを、滞在する国または地域の HP 製品販売店で 購入してください。電圧、周波数、およびプラグの構成は地域によって異なります。 警告! 感電、火災、および装置の損傷などを防ぐため、コンピューターを外部電源に接続 するときに、家電製品用に販売されている電圧コンバーターは使用しないでください。 100 付録 A コンピューターの持ち運び JAWW
B トラブルシューティング トラブルシューティング情報 ● [HP Support Assistant]から、Web サイトへのリンクやコンピューターに関する追加情報にアク セスできます。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 注記: 検査ツールおよび修復ツールには、使用するためにインターネットへの接続が必要にな るものもあります。HP では、インターネットに接続する必要がないツールも追加で提供してい ます。 ● HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/ jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、 http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
注記: このコンピューターでは、コンピューターに付属していた AC アダプターまたはこのコ ンピューターでの使用が HP から許可されている AC アダプターのみを使用してください。 ● コンピューターが電源コンセント以外の外部電源に接続されている場合、AC アダプターを使用 してコンピューターを電源コンセントに接続します。電源コードおよび AC アダプターが確実 に接続されていることを確認します。 コンピューターの画面に何も表示されない場合 コンピューターの電源が入っているにもかかわらず画面に何も表示されない場合は、以下の原因が考 えられます。 ● コンピューターがスリープ状態になっている可能性がある。スリープを終了するには、電源ボタ ンを短く押します。スリープは、ディスプレイの電源を切る省電力機能です。スリープは、コン ピューターの電源が入っていても使用されていない場合、またはコンピューターがロー バッテリ 状態になった場合に、システムによって開始されます。これらの電源設定およびその他の電源設 定を変更するには、Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[バッテリ]ア イコンを
警告! 低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用 したり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感 な方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC ア ダプターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置い たりしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温 度に関する規格に
ディスクが再生できない場合 ● CD または DVD を再生する前に作業を保存し、開いているすべてのプログラムを閉じます。 ● CD または DVD を再生する前にインターネットをログオフします。 ● ディスクを正しく挿入していることを確認します。 ● ディスクが汚れていないことを確認します。必要に応じて、ろ過水や蒸留水で湿らせた柔らかい 布でディスクを清掃します。ディスクの中心から外側に向けて拭いてください。 ● ディスクに傷がついていないことを確認します。傷がある場合は、一般の電気店や CD ショップ などで入手可能なオプティカル ディスクの修復キットで修復を試みることもできます。 ● ディスクを再生する前にスリープ モードを無効にします。 ディスクの再生中にスリープを開始しないでください。スリープを開始すると、続行するかどう かを確認する警告メッセージが表示される場合があります。このメッセージが表示されたら、 [いいえ]をクリックします。[いいえ]をクリックすると以下のようになります。 ◦ 再生が再開します。 または ◦ マルチメディア プログラムの再生ウィンドウが閉じます。
C 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードな どのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなどの作業を行 います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取り外し
106 付録 C 静電気対策 JAWW
索引 記号/数字 2 本指ピンチ ズーム タッチパッド ジェスチャ 27 A AC アダプター/バッテリ ランプ 15 AMD デュアル グラフィックス 49 B BIOS アップデートのダウンロード 90 更新 89 バージョンの確認 89 Bluetooth デバイス 17, 23 ラベル 96 C Caps lock ランプ、位置 10 Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 67 DriveLock パスワード 69 移動および選択 87 工場出荷時設定の復元 88 D DisplayPort 位置 5 接続 38 DriveLock パスワード 解除 71 設定 70 説明 69 入力 70 変更 71 E esc キー 位置 13 F f11 リカバリ 85 fn キー 位置 13, 31 G GPS 23 H HD 対応デバイス、接続 39 HP 3D DriveGuard 63 HP PC Hardware Diagnostics (UEFI) 使用 93 ダウンロード 94 HP ProtectTools Se
Windows リセット 86 リフレッシュ 86 Windows オペレーティング システ ムの DVD 85 Windows キー、位置 13 い インターネット接続のセットアッ プ 19 う ウィルス対策ソフトウェア 73 お オーディオ機能 確認 36 オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 位置 5 オーディオ入力(マイク)コネクタ 位置 5 オプティカル ドライブ 55 温度 47 音量 キー 36 調整 36 ボタン 36 音量キー、位置 31 か 書き込み可能メディア 42 確認、オーディオ機能 36 各部 前面 15 ディスプレイ 8 左側面 7 表面 9 右側面 5 裏面 14 画面の輝度のキー 32 画面表示、切り替え 31 完全なロー バッテリ状態 42 管理者パスワード 67 き キー esc 13 fn 13 Windows キー 13 音量 36 ファンクション 13 メディア 35 キーボードのバックライト 32 キーボード ホットキー、位置 31 企業無線 LAN への接続 20 規定情報 規定ラベル 96 無線認定/認証ラベル 96 緊急アップデート、ソフトウェア
緊急アップデート 74 ディスク クリーンアップ 62 ディスク デフラグ 62 ファイアウォール 74 た タッチパッド 使用 25 ボタン 9 タッチパッド ジェスチャ 2 本指ピンチ ズーム 27 スクロール 27 タッチパッド ゾーン 位置 9 タッチパッド ランプ、位置 9 つ 通気孔 位置 7, 14 て [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 62 [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 62 底面カバー リリース ラッチ 14 テスト、AC アダプター 49 テンキー 位置 32 内蔵テンキー 13 テンキー、外付け Num Lock 33 使用 33 電源 オプション 42 節約 47 バッテリ 43 電源オプションの設定 42 電源コネクタ 位置 6 電源スイッチ 41 電源ボタン 41 位置 11 電源ランプ 10, 15 と 動画 37 動作環境 97 ドライブ オプティカル 55 使用 58 外付け 55 取り扱い 57 ハード 55 ドライブ メディア 42 トラブルシューティング 外付けディスプレイ 104 ディスク書き込み 104 ディスクの再生 104 交換 48 充電
ホットキー 音量の調節 31 画面の輝度を上げる 32 画面の輝度を下げる 32 画面を切り替える 31 キーボードのバックライト 使用 31 スピーカーの音量を上げる スピーカーの音量を下げる スリープ 31 説明 31 メディア 35 32 31 31 ま マイク(オーディオ入力)コネクタ 位置 5 マイクの消音ランプ、位置 10 マウス、外付け オプションの設定 25 む 無線 LAN アンテナ 位置 8 無線 LAN デバイス 18, 96 無線 LAN のセットアップ 19 無線 LAN への接続 20 無線 LAN ラベル 96 無線 WAN アンテナ、位置 8 無線 WAN デバイス 17, 21 無線アンテナ、位置 8 無線コントロール オペレーティング システム 17 ボタン 17 無線認定/認証ラベル 96 無線ネットワーク(無線 LAN) 企業無線 LAN への接続 20 公共無線 LAN への接続 20 使用 18 セキュリティ 20 接続 20 動作範囲 21 必要な機器 19 無線ボタン 17 無線ランプ 10, 15, 17 め メディア カード 42 サポートする形式 5