User Guide-Power Management-Windows XP (April 2009)

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電源オプションの設定
省電力設定の使用
Windows XP オペレーティング システムでは、スタンバイとハイバネーションの 2 つの省電力状態が
出荷時の設定で有効になっています。
スタンバイを起動すると、電源ランプが点滅し画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存
されます。スタンバイを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れま
す。コンピューターが長時間スタンバイ状態になった場合、またはスタンバイ状態のときにバッテリ
が完全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを起動します。
ハイバネーションを起動すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され
て、コンピューターの電源が切れます。
注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、またはデータの損失を防ぐため、ディス
クや外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスタンバイやハイバネーションを起動しな
いでください。
注記: コンピューターがスタンバイまたはハイバネーション状態の場合は、ネットワーク接続やコ
ンピューター機能の実行が一切できなくなります。
注記: [HP 3D DriveGuard]によってドライブが停止された場合、スタンバイやハイバネーションは
起動されず、画面表示が消えます
スタンバイの起動および終了
システムは、バッテリ電源の使用時に操作しない状態が 10 分間続いた場合、または外部電源の使用
時に操作しない状態が 25 分間続いた場合に、スタンバイを起動するよう出荷時に設定されています。
電源設定およびタイムアウトは、Windows®の[コントロール パネル][電源オプション]を使用して変
更できます。
コンピューターの電源が入っている状態で、以下のどれかの方法でスタンバイを起動できます。
fn f5 キーを押します
[スタート][終了オプション][スタンバイ]の順にクリックします
注記: ネットワーク ドメインに登録している場合、[終了オプション]ではなく、[シャット
ウン]をクリックします。
省電力設定の使用
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