コンピューターの準備 HP ノートブック コンピューター
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安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関 する規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 ようこそ .......................................................................................................................................................... 1 情報の確認 ........................................................................................................................................... 2 2 コンピューターの概要 .................................................................................................................................... 4 表面の各部 .......................................
ポインティング デバイスの使用 ....................................................................................................... 25 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ................................................................. 25 ポイント スティックの使用 .............................................................................................. 25 タッチパッドの使用 .......................................................................................................... 25 タッチパッドのオフ/オンの切り替え ................................................
6 バックアップおよび復元 ............................................................................................................................... 54 [HP Recovery Disc Creator]によるリカバリ メディアの作成 ......................................................... 55 リカバリ メディアの作成 ................................................................................................. 55 情報のバックアップ ........................................................................................................................... 55 システムの復元の実行 .
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1 ようこそ コンピューターをセットアップして登録した後に、以下の作業を実行することが重要です。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、18 ページの「ネットワーク」を参照してく ださい。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。この ソフトウェアは、お使いのコンピューターにプリインストールされています。 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』を参照してください。このガイドを表示する手順につい ては、2 ページの「情報の確認」を参照してください。 ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しくは、 4 ページの「コンピューターの概要」および22 ページの「キーボードおよびポインティング デバイス」を参照してください。 ● インストールされているソフトウェアの確認:コンピューターにプリインストールされているソ フトウェアの一覧を表示します。[スタート]→[すべてのプログラム]の順に選択します。コ
情報の確認 コンピューターには、各種タスクの実行に役立つ複数のリソースが用意されています。 リソース 提供される情報 ● コンピューターのセットアップ方法 ● コンピューター各部の名称 ● 電源の管理機能 ● バッテリ寿命を最大限に延ばす方法 ● コンピューターのマルチメディア機能の使用方法 ● コンピューターを保護する方法 ● コンピューターを手入れする方法 ● ソフトウェアを更新する方法 ● 特定のコンポーネントのインストール方法 ● 有線または無線ネットワークの作成方法 [ヘルプとサポート] ● オペレーティング システムの情報 [ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→ [ヘルプとサポート]の順に選択します ● ソフトウェア、ドライバー、および BIOS のアップデート 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガ イド』 コンピューター上でこのガイドを表示するには、以下 の操作を行います [スタート]→[ヘルプとサポート]→[ユーザー ガイ ド]の順に選択します ● 注記: 日本で
リソース 提供される情報 HP の Web サイト ● サポートに関する情報 日本でのサポートについては、 http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域で のサポートについては、http://welcome.hp.com/ country/us/en/wwcontact_us.html(英語サイト)から該 当する国や地域、または言語を選択してください ● 部品の購入とその他のヘルプの確認 ● デバイスで利用可能なオプション製品 限定保証規定* 保証に関する情報 オンラインの保証を表示するには、以下の操作を行い ます [スタート]→[ヘルプとサポート]→[ユーザー ガイ ド]→[保証に関する情報の確認]の順に選択します または http://www.hp.
2 コンピューターの概要 表面の各部 タッチパッド 名称 4 説明 (1) 左のポイント スティック ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (2) 中央のポイント スティック ボタン 外付けマウスの中央ボタンと同様に機能します (3) ポイント スティック ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、アク ティブにしたりします (4) 右のポイント スティック ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します (5) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します (6) 中央のタッチパッド ボタン 外付けマウスの中央ボタンと同様に機能します (7) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します 第 2 章 コンピューターの概要
名称 説明 (8) タッチパッド ゾーン ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、アク ティブにしたりします (9) タッチパッド オン/オフ切り替え機能 タッチパッドをオンまたはオフにします 表面の各部 5
ランプ 名称 (1) タッチパッド ランプ ● オレンジ色:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっています (3) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態になっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハ イバネーション状態になっています (4) Num Lock ランプ 点灯:Num Lock がオンになっています (5) 無線ランプ ● 白色:無線 LAN デバイスや Bluetooth®デバイスなどの 内蔵無線デバイスの電源がオンになっています ● オレンジ色:すべての無線デバイスがオフになっていま す ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになって いる状態です ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっています ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハ イバネー
ボタンおよび指紋認証システム(一部のモデルのみ) 名称 説明 (1) タッチパッド オン/オフ切り替え機能 タッチパッドをオンまたはオフにします (2) 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押 すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを短 く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短く 押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタ ンを短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意: 電源ボタンを押し続けると、保存されていない情報 は失われます コンピューターが応答せず、Microsoft® Windows®のシャッ トダウン手順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度 押したままにすると、コンピューターの電源が切れます 電源の設定に関する詳しい情報を調べるには、以下の操作を 行います ● [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセ キュリティ]→[電源オプション]の順に選択します ● 詳しくは、『HP ノートブック コン
名称 8 説明 (6) 計算機ボタン 計算機機能を起動します (7) 指紋認証システム(一部のモデルのみ) パスワードの代わりに指紋認証を使用して Windows にログ オンできます 第 2 章 コンピューターの概要
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用する システムの機能を実行します。詳しくは、22 ページの 「キーボードおよびポインティング デバイス」を参照してく ださい (3) fn キー ファンクション キー、num lk キー、esc キー、またはその 他のキーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用する システムの機能を実行します。詳しくは、22 ページの 「キーボードおよびポインティング デバイス」を参照してく ださい (4) Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示します (5) Windows アプリケーション キー カーソルを置いた項目のショートカット メニューを表示し ます (6) 内蔵テンキー num lk キーが有効になっているときは、外付けテンキーと 同様に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。日 本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキーの位 置は同じで
前面の各部 名称 (1) メディア カード リーダー 以下のフォーマットのメディア カードに対応してい ます ● SD(Secure Digital)カード ● SDHC(Secure Digital High Capacity)カード ● SDXC(Secure Digital Extended Capacity)カー ド ● マルチメディアカード(MMC) ● マルチメディアカードプラス(MMCplus) (2) ディスプレイ リリース ラッチ コンピューターを開くときに使用します (3) 無線ランプ ● 白色:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイスや Bluetooth®デバイスなどの内蔵 無線デバイスの電源がオンになっています ● オレンジ色:すべての無線デバイスがオフになっ ています ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっていま す ● 点滅:コンピューターがスリープ状態になってい ます ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっている か、ハイバネーション状態になっています ● オレンジ色に点灯:コンピューターは外部
名称 (6) 説明 ハードドライブ ランプ ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしていま す ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によって ハードドライブが一時停止しています 注記: [HP 3D DriveGuard]について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレン ス ガイド』を参照してください (7) スピーカー(×2) SRS Premium Sound を出力します(一部のモデルの み) 注記: [SRS Premium Sound]ソフトウェアを使用す るには、[スタート]→[すべてのプログラム]→[SRS Premium Sound]の順に選択します 前面の各部 11
右側面の各部 名称 (1) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ 別売または市販の電源付きステレオ スピーカー、ヘッド フォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビのオーディオ 端子などに接続したときに、サウンドを出力します 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないよう に、音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、 またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情 報について詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください 注記: コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります (2) オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売または市販のコンピューター用ヘッドセットのマイ ク、ステレオ アレイ マイク、またはモノラル マイクを接 続します (3) USB 2.0 コネクタ(電源オフ USB チャージ 別売の USB デバイスを接続します 電源オフ USB チャー 機能対応) ジ機能対応の USB 2.
左側面の各部 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はあり ますが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に 防ぐものではありません (2) USB 3.0 コネクタ(×2) 別売の USB 3.
背面の各部 名称 説明 (1) RJ-11(モデム)コネクタ モデム ケーブルを接続します (2) 通気孔(×2) コンピューター内部の温度が上がりすぎないよう に空気を通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防 ぐため、コンピューターのファンは自動的に作動 します。通常の操作を行っているときに内部ファ ンが回転したり停止したりしますが、これは正常 な動作です (3) 14 第 2 章 電源コネクタ コンピューターの概要 AC アダプターを接続します
ディスプレイの各部 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じ ると、ディスプレイの電源が切れるかスリープが開始します 注記: ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側からは 見えません (2) 無線 LAN アンテナ(×3)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無 線信号を送受信します (3) 無線 WAN アンテナ(×2)*(一部のモデルの み) 無線ワイドエリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無線 信号を送受信します (4) 内蔵マイク(×2) サウンドを録音します (5) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用しています (6) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします Web カメラを使用するには、[スタート]→[すべてのプログラ ム]→[Communication and Chat](通信とチャット)→[HP Webcam]の順に選択します *アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アン
裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (2) SIM スロット 無線 SIM(Subscriber Identity Module)カードに対応 しています。SIM スロットは、バッテリ ベイの中にあ ります (3) バッテリ リリース ラッチ バッテリの固定を解除します (4) オプション バッテリ コネクタ 別売のオプション バッテリを接続します (5) ドッキング コネクタ 別売のドッキング デバイスを接続します (6) 底面カバー リリース ラッチ コンピューターから底面カバーを取り外すときに使用 します (7) 通気孔(×3) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空 気を通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐた め、コンピューターのファンは自動的に作動します。通 常の操作を行っているときに内部ファンが回転したり 停止したりしますが、これは正常な動作です (8) 16 第 2 章 Bluetooth コンパートメント コンピューターの概要 Bluetooth デバイスがあります(
名称 (9) 説明 スピーカー(×2) サウンドを出力します 注記: [SRS Premium Sound]ソフトウェアを使用す るには、[スタート]→[すべてのプログラム]→[SRS Premium Sound]の順に選択します (10) 底面カバー ハードドライブ ベイ、無線 LAN(WLAN)モジュール スロット、無線 WAN モジュール スロット、およびメ モリ モジュール スロットにアクセスできます 注記: システムの応答停止を防ぐため、無線 LAN モ ジュールを交換する場合は、 日本国内の無線デバイスの 認定/承認機関でこのコンピューター用に認定された無 線モジュールのみを使用してください。モジュールを 交換した後にエラー メッセージが表示される場合は、 モジュールを取り外してコンピューターを元の状態に 戻した後で、[ヘルプとサポート]からサポート窓口にお 問い合わせください 裏面の各部 17
3 ネットワーク 注記: インターネット用ハードウェアおよびソフトウェア機能は、コンピューターのモデルおよび お使いの場所によって異なる可能性があります。 お使いのコンピューターは、以下のどちらか 1 つまたは両方のインターネット アクセスに対応でき ます。 ● ● 18 第 3 章 無線:モバイル インターネット接続には、無線接続を使用できます。詳しくは、20 ページの 「既存の無線 LAN への接続」または20 ページの「新しい無線 LAN ネットワークのセットアッ プ」を参照してください。 有線:有線ネットワークに接続することで、インターネットにアクセスできます。有線ネット ワークへの接続について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』 を参照してください。 ネットワーク
インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 インターネットに接続する前に、ISP アカウントを設定する必要があります。インターネット サービ スの申し込みおよびモデムの購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ほとんどの ISP が、モデムのセットアップ、無線コンピューターをモデムに接続するためのネットワーク ケーブ ルの取り付け、インターネット サービスのテストなどの作業へのサポートを提供しています。 注記: インターネットにアクセスするためのユーザー ID およびパスワードは、利用する ISP から 提供されます。この情報は、記録して安全な場所に保管しておいてください。 以下の機能で、新しいインターネットのアカウントを作成したり、コンピューターで既存のアカウン トを使用するよう設定したりできます。 ● Internet Services & Offers(一部の国または地域で利用可能) :このユーティリティでは、新 しいインターネット アカウントのサインアップを実行したり、既存のアカウントを使用できる ようにコンピューターを設定したりできます。このユーティリティにアクセスする
無線技術および無線ネットワークへの接続について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リ ファレンス ガイド』、[ヘルプとサポート]の情報、および Web サイトへのリンクを参照してくださ い。 既存の無線 LAN への接続 1. コンピューターの電源を入れます。 2. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します。 3. タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク アイコンをクリックします。 4. 接続先となる無線 LAN を選択します。 注記: 無線 LAN が一覧に表示されない場合は、無線ルーターまたはアクセス ポイントの範囲 外にいる可能性があります。 注記: 接続したい無線 LAN が表示されない場合は、[ネットワークと共有センターを開く]→ [新しい接続またはネットワークのセットアップ]の順にクリックします。オプションの一覧が表 示されます。手動で検索してネットワークに接続したり、新しいネットワーク接続を作成したり するなどのオプションを選択できます。 5. [接続]をクリックします。 6.
無線ルーターの設定 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元またはインターネット サービス プロ バイダー(ISP)から提供されている情報を参照してください。 Windows オペレーティング システムでは、新しい無線ネットワークのセットアップに役立つツール も用意されています。Windows のツールを使用してネットワークをセットアップするには、以下の操 作を行います。 ● [スタート]→[コントロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共 有センター]→[新しい接続またはネットワークのセットアップ]→[ネットワークのセットアッ プ]の順に選択します。次に、画面の説明に沿って操作します。 注記: 最初にルーターに付属しているネットワーク ケーブルを使用して、新しい無線コンピュー ターをルーターに接続することをおすすめします。コンピューターが正常にインターネットに接続 できたら、ケーブルを外し、無線ネットワークを介してインターネットにアクセスできます。 無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、
4 キーボードおよびポインティング デバイ ス キーボードの使用 ホットキーの位置 ホットキーは、fn キー(1)と、esc キー(2)またはファンクション キー(3)のどれかの組み合わ せです。 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キーを短く押し、次にホットキーの組み合わせの 2 番目のキーを短く押します。 ホットキーの組み合 わせ fn + esc 22 第 4 章 説明 システム情報を表示します キーボードおよびポインティング デバイス
ホットキーの組み合 わせ fn + f3 説明 スリープを開始します。これによって、情報がシステム メモリに保存されます。ディスプレイとそ の他のシステム コンポーネントはオフになり、節電されます スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します 注意: 情報の損失を防ぐために、スリープを開始する前に必ずデータを保存してください 注記: コンピューターがスリープ状態のときに完全なロー バッテリ状態になった場合、ハイバネー ションが開始され、システム メモリ内の情報がハードドライブに保存されます fn + f3 ホットキーの機能は変更できます。たとえば、スリープではなくハイバネーションを開始す るように fn + f3 ホットキーを設定することもできます。Windows オペレーティング システムの ウィンドウでのスリープ ボタンに関する記述はすべて、fn + f3 ホットキーに当てはまります fn + f4 システムに接続されているディスプレイ デバイス間で画面を切り替えます。たとえば、コンピュー ターに外付けモニターを接続している場合は、fn + f4 キーを押すと、コンピューター本体のディス プ
内蔵テンキーの使用 (1) 名称 説明 num lk キー 内蔵テンキーのナビゲーション機能と数字入力機能が切り替わ ります 注記: テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有 効だった場合は、次回コンピューターの電源を入れたときにも有 効になっています (2) 内蔵テンキー (3) Num lk ランプ 外付けテンキーと同じように機能するように出荷時に設定され ています。上の図は英語版のキー配列です。日本語版のキー配 列とは若干異なりますが、内蔵テンキーの位置は同じです。外付 けテンキーの Num lk の数字入力機能とナビゲーション機能 (キーの矢印の方向で示されます)を切り替えるには、num lk キー を押します ● 点灯:テンキー機能は数字入力機能として動作しています ● 消灯:テンキー機能はナビゲーション機能として動作してい ます 別売の外付けテンキーの使用 通常、外付けテンキーのほとんどのキーは、Num Lock がオンのときとオフのときとで機能が異なり ます。 (出荷時設定では、Num Lock はオフになっています) 。たとえば、以下のようになります。 ●
ポインティング デバイスの使用 注記: お使いのコンピューターに付属しているポインティング デバイス以外に、外付け USB マウ ス(別売)をコンピューターの USB コネクタのどれかに接続して使用できます。 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定を カスタマイズするには、Windows の[マウスのプロパティ]を使用します。 マウスのプロパティにアクセスするには、以下の操作を行います。 ● [スタート]→[デバイスとプリンター]の順に選択します。次に、お使いのコンピューターを表す デバイスを右クリックして、[マウス設定]を選択します。 ポイント スティックの使用 ポイント スティックを移動したい方向に向かって押しつけます。ポイント スティックの左右のボ タンは、外付けマウスの左右のボタンと同様に機能します。 タッチパッドの使用 ポインターを移動するには、タッチパッド上でポインターを移動したい方向に 1 本の指をスライドさ せます。左のタッチパッド ボタンと右のタッチパッド ボタンは、外付けマウスの左右のボ
タッチパッドのオフ/オンの切り替え タッチパッドをオフまたはオンにするには、タッチパッドの左上隅のエリアをすばやくダブルタップ します。 タッチパッド ランプと画面に表示されるアイコンは、タッチパッドの状態を示します。以下の表に、 画面に表示されるタッチパッドのアイコンおよびその意味を説明します。 タッチパッド ランプ アイコン 説明 オレンジ色 タッチパッドがオフになっていることを示します オフ タッチパッドがオンになっていることを示します 移動 ポインターを移動するには、タッチパッド上でポインターを移動したい方向に 1 本の指をスライドさ せます。 選択 左のタッチパッド ボタンと右のタッチパッド ボタンは、外付けマウスの左右のボタンと同様に使用 します。 26 第 4 章 キーボードおよびポインティング デバイス
タッチパッド ジェスチャの使用 タッチパッドでは、さまざまな種類のジェスチャがサポートされています。タッチパッド ジェス チャを使用するには、2 本の指を同時にタッチパッド上に置きます。 注記: プログラムによっては、一部のタッチパッド ジェスチャに対応していない場合があります。 ジェスチャのデモンストレーションを確認するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[隠れているインジケーターを表示します]アイコンをク リックします。 2. [Synaptics Pointing Device](シナプティクス ポインティング デバイス)アイコン をク リックしてから、[Pointing Device Properties](ポインティング デバイスのプロパティ)を クリックします。 3. [Device Settings](デバイス設定)タブをクリックし、表示されたウィンドウ内のデバイスを 選択してから、[Settings](設定)をクリックします。 4.
スクロール スクロールは、ページや画像を上下左右に移動するときに便利です。スクロールするには、2 本の指 を少し離してタッチパッド上に置き、タッチパッド上で上下左右の方向にドラッグします。 注記: スクロールの速度は、指を動かす速度で調整します。 ピンチ/ズーム ピンチを使用すると、画像やテキストをズームインまたはズームアウトできます。 28 ● タッチパッド上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げるとズームイン できます。 ● タッチパッド上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭めるとズー ムアウトできます。 第 4 章 キーボードおよびポインティング デバイス
回転 回転ジェスチャを使用すると、写真などの項目を回転できます。回転させるには、左手の人差し指を タッチパッド ゾーンに固定します。固定した指を中心として、右手の人差し指を 12 時から 3 時の位 置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、右手の人差し指を 3 時から 12 時の 方向に動かします。 注記: 回転ジェスチャは、タッチパッド ゾーン内で行う必要があります。 注記: 回転ジェスチャは、出荷時に無効に設定されています。 フリック フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたり できます。フリックを行うには、3 本の指をタッチパッド ゾーンに置いて、上、下、左、または右方 向に払いのけるようにすばやく動かします。 注記: 3 本指フリックは、出荷時に無効に設定されています。 ポインティング デバイスの使用 29
5 メンテナンス バッテリの着脱 注記: バッテリの使用方法について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガ イド』を参照してください。 バッテリを装着するには、以下の操作を行います。 ▲ バッテリ ベイにバッテリを挿入し(1) 、しっかりと収まるまで押し込みます(2)。 バッテリ リリース ラッチでバッテリが自動的に固定されます。 バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 注意: コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにそのバッテリを取り外す と、情報が失われる可能性があります。バッテリを取り外す場合は、情報の損失を防ぐため、あらか じめハイバネーションを開始するか Windows の通常の手順でシャットダウンしておいてください。 1.
2.
底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールやハードドライブの追加または交換を行う前に、作業中のデータを保存してコン ピューターをシャットダウンします。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 底面カバーの取り外し 底面カバーを取り外すと、メモリ モジュール スロット、ハードドライブ、規定ラベル、およびその 他のコンポーネントにアクセスできます。 底面カバーを取り外すには、以下の操作を行います。 1. 。 バッテリを取り外します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください) 2. バッテリ ベイが手前を向くようにして置き、底面カバーのリリース ラッチを左方向にスライド させ(1)、 (オプションのネジを使用している場合は)ネジを取り外して(2) 、もう一度リリース ラッチをスライドさせると(3) 、底面カバーが外れます。 3.
底面カバーを取り付けなおすには、以下の操作を行います。 1. 底面カバーの前端部をコンピューター本体の前端部の付近に合わせるように少し傾けながら、カ バーを下します(1)。 2. 底面カバーの後端部にある位置合わせタブを、コンピューターのくぼみに差し込みます(2) 。 3. カチッと音がして固定されるまで、底面カバーをバッテリ ベイの方向にスライドさせます。 4. バッテリ ベイが手前を向くようにして置き、底面カバーのリリース ラッチを左方向にスライド させ(3) 、必要に応じて、オプションのネジ(4)を差し込んで締め、底面カバーを所定の位置 に保ちます。リリース ラッチを右方向にスライドさせて(5) 、底面カバーを固定します。 注記: 5.
ハードドライブの交換またはアップグレード 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピューターをシャットダウンしてく ださい。コンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときに は、ハードドライブを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT) (一部のモデルのみ) インテル® スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT)は、コンピューターのシステム パフォー マンスを大幅に向上させるインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(RST)のキャッシュ機 能です。SRT を使用すると、SSD mSATA モジュールを搭載しているコンピューター システムで、 そのモジュールをハードドライブとシステム メモリの間のキャッシュ メモリとして設定できます。
7. スマート カード ホルダーのカバーを、垂直になる位置まで開きます(2)。 8. ハードドライブのネジ(1)を緩めます。 9. ハードドライブ上のプラスチック製のタブをコンピューターの左側面方向に引いて(2) 、ハード ドライブをコネクタから外します。 10. プラスチック製タブを持ってハードドライブを持ち上げ(3)、コンピューターから取り外しま す。 セカンダリ ハードドライブの取り外し セカンダリ ハードドライブを取り外すには、以下の操作を行います。 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 2.
3. コンピューターのセカンダリ ハードドライブ ベイが手前を向くようにして、コンピューターを 底面が上になるように安定した平らな場所に置きます。 4. 。 バッテリを取り外します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください) 5. 底面カバーを取り外します(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」を参 照してください) 。 6. ハードドライブのネジを緩めます(1) 。 7. ハードドライブ上のプラスチック製のタブをコンピューターの右側面方向に引いて(2) 、ハード ドライブをコネクタから外します。 8. プラスチック製タブを持ってハードドライブを引き上げ(3)、コンピューターから取り外しま す。 メイン ハードドライブの取り付け メイン ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 36 1. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 2. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 3.
8. ハードドライブのネジ(3)を締めます。 9. ハードドライブ カバーのタブを、コンピューターのくぼみに合わせます(1)。 10. スマート カード ホルダーのカバーのネジ(2)を締めます。 11. 底面カバーを取り付けなおします(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」 を参照してください)。 。 12. バッテリを取り付けなおします(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください) 13. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 14.
セカンダリ ハードドライブの取り付け セカンダリ ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 1. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 2. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 3. コンピューターのセカンダリ ハードドライブ ベイが手前を向くようにして、コンピューターを 底面が上になるように安定した平らな場所に置きます。 4. 。 バッテリを取り外します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください) 5. 底面カバーを取り外します(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」を参 照してください) 。 6. ハードドライブをセカンダリ ハードドライブ ベイに傾けながら挿入し、ハードドライブ ベイ 内に水平に置きます(1) 。 7. プラスチック製のタブをコンピューターの中心方向に引っ張り(2) 、ハードドライブをコネクタ に接続します。 8. ハードドライブのネジ(3)を締めます。 9.
アップグレード ベイ内のドライブの交換 アップグレード ベイには、ハードドライブまたはオプティカル ドライブのどちらかを取り付けるこ とができます。 ハードドライブの交換 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 アップグレード ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピューターをシャットダウンしてく ださい。コンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときに は、ハードドライブを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 ハードドライブをアップグレード ベイから取り出すには、以下の操作を行います。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピューターをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5.
10. マイナスのネジ回しを使用してつまみをそっと押し込んで、ハードドライブの固定を解除します (2)。 11. ハードドライブをアップグレード ベイから取り出します(3) 。 アップグレード ベイにハードドライブを装着するには、以下の操作を行います。 40 1. アップグレード ベイが手前を向くようにして、コンピューターを底面が上になるように安定し た平らな場所に置きます。 2.
3. ハードドライブのネジを取り付けなおします。 4. 底面カバーを取り付けなおします(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」 を参照してください)。 5. バッテリを装着します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください)。 6. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接 続しなおします。 7.
7. 底面カバーを取り外します(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」を参 照してください) 。 8. アップグレード ベイのネジ(1)を緩めます。 9. マイナスのネジ回しを使用してつまみをそっと押し込んで、オプティカル ドライブの固定を解 除します(2)。 10. オプティカル ドライブをアップグレード ベイから取り出します(3)。 オプティカル ドライブをアップグレード ベイに装着するには、以下の操作を行います。 42 1. アップグレード ベイが手前を向くようにして、コンピューターを底面が上になるように安定し た平らな場所に置きます。 2. オプティカル ドライブをアップグレード ベイに挿入します(1) 。 3. アップグレード ベイのネジ(2)を締めなおします。 4.
5. バッテリを装着します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください)。 6. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接 続しなおします。 7.
メモリ モジュールの追加または交換 お使いのコンピューターには、2 つのメモリ モジュール スロット(クアッド コア プロセッサを搭 載している場合は 4 つのメモリ モジュール スロット)が装備されています。コンピューターのメモ リ容量を増やすには、空いている拡張メモリ モジュール スロットにメモリ モジュールを追加する か、メモリ モジュール スロットに装着されているメモリ モジュールを交換します。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意: 静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前にアースされ た金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 注記: デュアル コア プロセッサ搭載のコンピューターには、2 つのスロットがあります。クアッド コア プロセッサ搭載のコンピューターには、4 つのスロットがあります。 注記: 2 つ目のメモリ モジュールを追加してデュアル チャネル構成を使用する場合は、2 つのメ モリ モジュールを必ず同一のものにしてください。 底面カバーの
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上にメモリ モ ジュールを引き抜いて(2)取り外します。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の 端を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 7. 以下の手順で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b. しっかりと所定の位置に収まるまでメモリ モジュールを 45°の角度でスロットに押し込み ます(2) 。 c.
8. 底面カバーを取り付けなおします(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」 を参照してください)。 9. バッテリを装着します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください)。 10. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 11. コンピューターの電源を入れます。 キーボードの下にあるメモリ モジュールの追加または交換 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールを追加または交換する前に、コンピューターをシャットダウンしてください。コ ンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときには、メモリ モジュールを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 キーボードの下にあるメモリ モジュールを交換するには、以下の操作を行います。 46 1.
6. キーボードを取り外します。 a. コンピューターを底面が上になるように置いた状態で、コンピューターの裏面のキーボード のネジ(1)を緩めます。 b. ファンのすきまの部分からキーボードの裏面を押して(2) 、キーボードの固定を解除しま す。 注意: ファンおよびキーボードの損傷を防ぐため、キーボードを押すときは無理な力を加 えないでください。ファンの羽根には触れないようにしてください。また、この手順を実行 するときは、必ず、ファンの羽根の間に無理なく差し込めるネジ回しを使用してください。 c.
7. メモリ モジュールを交換する場合は、以下の手順で装着されているメモリ モジュールを取り外 します。 a. メモリ モジュールの両側にある留め具を左右に引っ張ります(1) 。 メモリ モジュールが少し上に出てきます。 b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上にメモリ モ ジュールを引き抜いて(2)取り外します。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の 端を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 8. 以下の手順で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 48 第 5 章 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b.
c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折り曲げないでくださ い。 9. キーボードを取り付けなおします。 a. キーボードを引き上げて元の向きに戻し(1)、ベース エンクロージャの上に置きます。 b.
c. まずキーボードの左右両側を、次にキーボードの上端部分を、カチッと音がしてキーボード が固定されるまでゆっくりと押し込みます(3) 。 d. コンピューターを底面が上になるように置き、キーボードの 3 つのネジ(4)を締めてキー ボードを所定の位置に固定します。 10. 底面カバーを取り付けなおします(32 ページの「底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし」 を参照してください)。 11. バッテリを装着します(30 ページの「バッテリの着脱」を参照してください)。 12. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 13.
DreamColor ディスプレイの使用(一部のモデルのみ) HP DreamColor ディスプレイを搭載したモデルには、[HP Mobile Display Assistant]ソフトウェアが プリインストールされています。このプログラムを使用して、あらかじめ設定された色空間、白色点 と色温度、および光度と輝度など、ディスプレイの色設定を調整できます。 ▲ [HP Mobile Display Assistant]ソフトウェアにアクセスするには、タスクバーの右端の通知領域 にある[Mobile Display Assistant]アイコンをクリックするか、[スタート]→[すべてのプログラ ム]→[Productivity and Tools](生産性およびツール)→[Mobile Display Assistant]の順に 選択します。 プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへ更新することをおすすめします。日本で のサポートについては、http://www.hp.
コンピューターの清掃 清掃用の製品 お使いのコンピューターを安全に清掃および消毒するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
タッチパッドとキーボードの清掃 警告! 感電や内部コンポーネントの損傷を防ぐため、掃除機のアタッチメントを使用してキーボー ドを清掃しないでください。キーボードの表面に、掃除機からのごみくずが落ちてくることがありま す。 注意: タッチパッドとキーボードを清掃する場合は、キーとキーの間に洗剤などの液体が垂れない ようにしてください。これによって、内部のコンポーネントに回復できない損傷を与える可能性があ ります。 ● タッチパッドとキーボードを清掃および消毒するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、柔ら かいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨て除菌シー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、圧縮空気が入ったストロー付きの缶を使用してください。 コンピューターの清掃 53
6 バックアップおよび復元 情報を保護するには、Windows の[バックアップと復元]を使用して、個々のファイルやフォルダーを バックアップしたり、ハードドライブ全体をバックアップしたり(一部のモデルのみ)、コンピュー ターに取り付けられているオプティカル ドライブ(一部のモデルのみ)または外付けオプティカル ドライブ(別売)を使用してシステム修復ディスクを作成したり(一部のモデルのみ)、システムの 復元ポイントを作成したりします。システムに障害が発生した場合は、バックアップ ファイルを使 用して、コンピューターの内容を復元できます。 Windows の[バックアップと復元]には、以下のオプションが用意されています。 ● 内蔵オプティカル ドライブ(一部のモデルのみ)または別売の外付けオプティカル ドライブを 使用したシステム修復ディスクの作成(一部のモデルのみ) ● 情報のバックアップ ● システム イメージの作成(一部のモデルのみ) ● 自動バックアップのスケジュールの設定(一部のモデルのみ) ● システムの復元ポイントの作成 ● 個々のファイルの復元 ● 以前の状態へのコ
[HP Recovery Disc Creator]によるリカバリ メディアの作 成 [HP Recovery Disc Creator]は、ユーザー自身でリカバリ メディアを作成できるソフトウェア プロ グラムです。コンピューターを正常にセットアップしたら、[HP Recovery Disc Creator]を使用して リカバリ メディアを作成できます。このリカバリ メディアを使用すると、ハードドライブが破損し た場合にシステムの復元を実行できます。システムの復元を実行すると、元のオペレーティング シ ステムと工場出荷時にインストールされていたソフトウェア プログラムが再インストールされた 後、プログラムの設定内容が再構築されます。 [HP Recovery Disc Creator]では、以下の 2 種類のリカバリ DVD を作成できます。 ● Windows DVD:オペレーティング システムをインストールします。追加のドライバーおよびア プリケーションはインストールされません。これを選択すると、元のオペレーティング システ ムおよび工場出荷時にインストールされていたソフトウェア プログラムを復元する
バックアップを行う場合は、以下の点を参考にしてください。 ● 個人用ファイルをドキュメント ライブラリに保存して、定期的にバックアップします。 ● 関連付けられたプログラムに保存されているテンプレートをバックアップします。 ● カスタマイズされているウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バーの設定のスクリーン ショットを撮って保存します。設定値をリセットする必要がある場合、画面のコピーを保存して おくと時間を節約できます。 ● ディスクにバックアップする場合は、以下の種類の別売のディスクを使用できます:CD-R、CDRW、DVD+R、DVD+R(2 層記録(DL)対応) 、DVD-R、DVD-R(2 層記録(DL)対応)、およ び DVD±RW。使用できるディスクの種類は、お使いのオプティカル ドライブの種類によって異 なります。 注記: DVD および 2 層記録(DL)対応 DVD を使用すると、CD より保存できる情報量が増え るため、バックアップに必要なリカバリ ディスクの数が少なくなります。 ● ディスクにバックアップする場合は、各ディスクに番号を付けてから外付けドライブに挿入し
Windows リカバリ ツールの使用 以前バックアップした情報を復元するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[メンテナンス]→[バックアップと復元]の順に選択しま す。 2. 画面に表示される説明に沿って、システム設定、コンピューター全体(一部のモデルのみ) 、ま たはファイルを復元します。 [スタートアップ修復]を使用して情報を復元するには、以下の操作を行います。 注意: [スタートアップ修復]を使用した場合、ハードドライブの内容が完全に消去され、ハードド ライブが再フォーマットされます。コンピューター上に作成したすべてのファイルおよびインス トールしたすべてのソフトウェアが完全に削除されます。再フォーマットが完了すると、復元に使用 されるバックアップから、オペレーティング システム、ドライバー、ソフトウェア、ユーティリティ が復元されます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2.
f11 を使用して初期状態のハードドライブのイメージを復元するには、以下の操作を行います。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. 可能であれば、HP 復元用パーティションがあることを確認します。[スタート]をクリックし、 [コンピューター]を右クリックして[管理]→[ディスクの管理]の順にクリックします。 注記: HP 復元用パーティションが一覧に表示されない場合は、Windows 7 オペレーティング システムの DVD および『Driver Recovery』(ドライバー リカバリ)ディスク(両方とも別売) を使用して、オペレーティング システムおよびプログラムを復元する必要があります。詳しく は、58 ページの「別売の Windows 7 オペレーティング システムの DVD を使用した情報の復 元 」を参照してください。 3.
修復が完了したら以下の操作を行います。 1. Windows 7 オペレーティング システムの DVD を取り出して、 『Driver Recovery』 (ドライバー リカバリ)ディスクを挿入します。 2.
7 サポート サポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイド、『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』 、または[ヘルプと サポート]で提供されている情報で問題が解決されない場合は、コンピューターに付属の小冊子『サー ビスおよびサポートを受けるには』または HP のウェブサイトに記載されているサポート窓口にお問 い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してくださ い。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。 ● サービス ラベル:以下の情報を含む重要な情報が記載されています。 名称 (1) 製品名 (2) シリアル番号(s/n) (3) 製品番号(p/n) (4) 保証期間 (5) モデルの説明(一部のモデルのみ) これらの情報は、サポート窓口にお問い合わせになるときに必要です。サービス ラベルは、バッ テリ ベイ内に貼付されています。 ● Microsoft Certificate of Authenticity:Windows のプロダクト キー(Product Key、Product ID) が記載されています。プロダクト キーは、オペレーティング システムのアップデートやトラブ ルシューティングのときに必要になる場合があります。Microsoft Certificate of Authenticity は、バッテリ ベイ内に貼付されています。 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。規定ラベル
8 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。 入力電源 定格 動作電圧と電流 19.5 V DC(10.3 A、スリム型 200 W の場合) または 19.5 V DC(11.
動作環境 国際単位系 U.S.
索引 R RJ-11(モデム)コネクタ、位置 14 RJ-45(ネットワーク)コネクタ 位置 13 記号/数字 1394 コネクタ 位置 13 B Bluetooth ラベル 61 S SIM スロット、位置 C Caps Lock ランプ 位置 6 Certificate of Authenticity ラベ ル 61 D DisplayPort、位置 13 E eSATA コネクタ 13 esc キー 位置 9 F f11 リカバリ 57 fn キー 位置 9, 22 I ISP、使用 19 M Microsoft Certificate of Authenticity ラベル 61 N num lk キー、位置 24 Num Lock、外付けテンキー 24 Num Lock ランプ 6 64 索引 16 U USB 3.
規定情報 規定ラベル 61 無線認定/認証ラベル 61 け 計算機ボタン、位置 計算機ランプ 6 8 こ コネクタ 1394 13 DisplayPort 13 RJ-11(モデム) 14 RJ-45(ネットワーク) 13 USB 12, 13 オーディオ出力(ヘッドフォ ン) 12 オーディオ入力(マイク) 12 外付けモニター 12 電源 14 ネットワーク 13 コンピューター 清掃 52 手入れ 52 持ち運び 61 さ サービス ラベル、コンピュー ター 61 し システム修復ディスク 54 システムの復元ポイント 54 指紋認証システム 位置 8 シリアル番号 61 す ズーム タッチパッド ジェス チャ 28 スクロール タッチパッド ジェス チャ 28 スロット SIM 16 セキュリティ ロック ケーブ ル 13 せ 製品名および製品番号、コンピュー ター 61 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 位置 13 そ 外付けモニター コネクタ 12 た タッチパッド オン/オフ切り替え機能 7 使用 25 ボタン 4 タッチパッド ジェスチャ ズーム 28 スクロール 28 ピ
ポイント スティック 4 ボタン オプティカル ドライブのイ ジェクト 12 計算機 8 中央のタッチパッド 4 中央のポイント スティック 4 左のタッチパッド 4 左のポイント スティック 4 右のタッチパッド 4 右のポイント スティック 4 ホットキー 音量の調節 23 画面の輝度を上げる 23 画面の輝度を下げる 23 画面を切り替える 23 キーボードのバックライト 23 使用 22 スピーカーの音量を上げる 23 スピーカーの音量を下げる 23 スリープ 23 説明 22 バッテリ充電 23 ま マイク(オーディオ入力)コネクタ 位置 12 マウス、外付け オプションの設定 25 む 無線 LAN 接続 20 保護 21 無線 LAN アンテナ 位置 15 無線 LAN デバイス 61 無線 LAN のセットアップ 20 無線 LAN ラベル 61 無線 WAN アンテナ、位置 15 無線アンテナ、位置 15 無線認定/認証ラベル 61 無線ネットワーク(無線 LAN) 接続 19 必要な機器 20 無線のセットアップ 20 無線ランプ 6 無線ルーター、設定 21 66 索引 ら ラッチ