Troubleshooting Guide

トラティ ガイ www.hp.com/jp A–1
A
POSTエラ メッ
この付録では、POST(電源投入時のセルフテスト)実行中またはコンピュー
タの起動時に表示されるエラー コード、エラーメッセージ、およびさまざま
なインジケータ ランプや音声コードについてまとめます各エラーについ
て、考えられる原因や対処方法も示します。
POSTメッセージが無効になっていると、POST実行中のシステム メッセージ
(メモリ カウント、エラーではないテキスト メッセージなど)が画面に表示
されません。POSTエラーが発生した場合はエラー メッセージが表示されま
す。POSTメッセージが有効になっていると、POST中のすべてのメッセージ
が画面に表示されるので、コンピュータの起動処理に多少時間がかかります。
POST 実行中にPOST メッセージを無効から有効に手動で切り替えるには
[F10]ーおよび[F12]キー以外のキーを押してください。POSTメッセージの
有効/無効の設定はコンピュータ セットアップF10ユーティリティで行い
ます。デフォルトではPOSTメッセージが無効に設定されています。
オペレーティング システムのロードにかかる時間と、テストされるシステム
の範囲は、選択するPOSTモードによって異なります。
クイック ブート(Quick Boot)を設定すると短時間で起動することができま
すが、すべてのシステム レベルのテストを実行するわけではなく、メモリ
ストなどは実行されません。フル ブートFull Bootを設定するとすべての
ROMベースのシステム テストを実行するので、完了するまでに時間がかか
ります。
[x日毎にフル ブート]Full Boot Every x daysを設定すると130日に1回、
期的にフル ブートを実行することができます。このスケジュールを設定する
には、コンピュータ
セットアップF10ユーティリティで[x日毎にフル ブー
]に再設定します。