Desktop Management Guide
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デスク ト ッ プ マネジメ ン ト
リモートROMフラッシュ機能
リモートROMフラッシュ機能を利用すれば、システム管理者は、ネットワー
ク管理端末から リモートでコンピュータのROM を安全に書き換えることが
できます。複数のHPのコンピュータに対してこのような作業をリモートで行
うことができるので、ネットワーク上のコンピュータのROMを適切にアップ
グレードし、少ない費用で管理することができます。
✎
リモートROMフラッシュを使用するには、リモート ウェイク アップ機能を
使って、お使いのコンピュータの電源を入れておくか、再起動しておく必要
があります。
リモートROMフラッシュについて詳しくは、 http://h18000.www1.hp.com/im/
prodinfo.html(英語サイト)でHP Client Manager SoftwareまたはSystem Software
Managerについての説明を参照してください。
ブー ト ブロックROM
ブート ブロックROMが装備されているので、システムROMのアップグレー
ド中に電源の障害が発生するなどしてROMの書き換えに失敗した場合も、シ
ステムROMを復旧またはアップグレードすることができます。ブート ブロッ
クはROM フラッシュの際にも更新されない領域に収められており、コン
ピュータの電源が入れられるたびにシステムROM フラッシュをチェックし、
以下のどれかの方法でコンピュータを起動します。
■ システム ROM が有効な場合は、コンピュータは通常の方法で起動しま
す。
■ システムROM が有効でない場合は、システム ROM の復旧作業を実行で
きるように、RomPaqディスケットからのコンピュータの起動を、ブート
ブロックROMがサポートします。
✎
一部のモデルでは、RomPaqCDから復旧することもできます。
ブート ブロックROM によりシステムROM が有効でないことが検出される
と、ビープ音が8回鳴ります。ブート ブロックのリカバリ モードのメッセー
ジが、画面に表示されます(一部のモデルのみ)。










