HP ProtectTools Embedded Security Guide
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HP ProtectTools内蔵セキ ュ リ テ ィ
暗号化、 デジ タル署名、 またはその両方を使用し た電子メ ールの送受信
電子メールをデジタル署名および暗号化する手順については、電子メール ク
ライアントのオンライン ヘルプを参照してください。
セキュリティ保護された電子メールを使用するには、最初に、内蔵セキュリ
ティで作成されたデジタル証明書を使用するように、電子メール クライアン
トを設定する必要があります。デジタル証明書を持っていない場合は、認証
機関から入手する必要があります。電子メールの設定方法およびデジタル証
明書の入手方法については、電子メール クライアントのオンライン ヘルプを
参照してください。
暗号化された電子メール メッセージを送信するには、受信者の公開キーまた
は暗号化証明書のコピーが必要です(暗号化証明書には、受信者の公開キー
のコピーが含まれています)。
Microsoft Outlookでは、受信者の公開キーを使用して電子メールが暗号化され
ます。そのため、自分の秘密キーを挿入する必要はありません。ただし、暗
号化された電子メールを受信したときは、自分の秘密キーが必要になります。
解読するには、暗号化に使用された公開キーに対応する秘密キーを使用する
必要があるためです。
管理者の作業
管理者は多くの作業を実行できます。以下に、実行できる作業のいくつかを
説明します。詳しくは、HP ProtectTools 内蔵セキュリティのヘルプを参照し
てください。
[Embedded Security Migration Wizard]を使用したキーの移行
移行は、キーおよび証明書を管理、復元、および転送するための、上級管理
者向けの作業です。
移行の最初の作業では、移行プロセスの認証、セットアップ、および管理を
行います。認証が完了したら、ユーザは、移行元のコンピュータから移行先
のコンピュータにキーと証明書をエクスポートおよびインポートできます。
移行について詳しくは、HP ProtectTools 内蔵セキュリティのヘルプを参照し
てください。










