ユーザー ガイド
© Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bluetooth は、その所有者が所有する商標で あり、使用許諾に基づいて Hewlett-Packard Company が使用しています。 Intel は米国 Intel Corporation の米国およびその他の国 における商標または登録商標です。AMD は、米国 Advanced Micro Devices, Inc.
安全に関するご注意 警告! 低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用 したり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感 な方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、机のようなしっかりとし た水平なところに設置してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表 面の硬いものを設置したり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでく ださい。また、AC アダプターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔 らかいものの上に置いたりしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、 International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められ た
iv 安全に関するご注意
目次 1 最初の操作 ...................................................................................................................................................... 1 [HP Quick Start](HP クイック スタート) (一部のモデルのみ) .................................................... 1 最適な使用方法 .................................................................................................................................... 1 コンピューターを使用したエンターテインメント ..............................................................................
有線ネットワークへの接続 ................................................................................................ 20 4 エンターテインメント機能を楽しむ ............................................................................................................. 21 マルチメディア機能 ........................................................................................................................... 21 Web カメラの使用(一部のモデルのみ) ......................................................................................... 22 オーディオの使用 ......
左端からのスワイプ ......................................................................................... 37 上端からのスワイプおよび下端からのスワイプ ............................................... 37 キーボードおよびマウスの使用 ......................................................................................................... 38 キーの使用 ......................................................................................................................... 38 操作キーの使用 .........................................................................
USB デバイスの接続 ......................................................................................................... 52 USB デバイスの取り外し .................................................................................................. 53 別途電力が供給されている USB デバイスの接続 ............................................................. 53 メモリ カードの装着および取り出し ................................................................................................ 54 オプティカル ドライブの使用 ....................................................
ソフトウェア アプリケーションおよび情報のバックアップ ............................................................ 70 別売のセキュリティ ロック ケーブルの使用 ................................................................................... 70 10 セットアップ ユーティリティ(BIOS)および[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 ........ 72 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 ................................................................................ 72 BIOS の更新 ......................................................................................................................
x
1 最初の操作 このコンピューターは、ビジネスのシーンでもエンターテインメントのシーンでも存分に活用できる ように設計されたパワフルなツールです。コンピューターのセットアップ後の最適な使用方法、コン ピューターを使ってできる楽しいこと、および HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについ て説明しているこの章からお読みください。 [HP Quick Start](HP クイック スタート) (一部のモデルの み) [HP Quick Start]を使用すると、使い慣れた[スタート]メニューを Windows®デスクトップから使用で きます。クイック スタート機能は従来の Windows の[スタート]メニューと同様に機能し、Windows デスクトップを使用してファイルおよびプログラムを簡単に開くことができるようにします。 ▲ [HP Quick Start]を Windows デスクトップから開くには、タスクバーの HP Quick Start (HP クイック スタート)アイコンをクリックします。 最適な使用方法 コンピューターのセットアップおよび登録が終了したら、以下の手順を行うことをおす
2 ● Microsoft®のアプリケーションを使用すると、パワフルなプレゼンテーションを作成したり、プ ロジェクターを接続してグループでアイデアを共有したりできます。24 ページの「動画の視 聴」を参照してください。 ● タッチパッドと新しい Windows 8 タッチ ジェスチャを使用して、画像やテキストのページをス ムーズに操作できます。28 ページの「タッチパッドの使用」および28 ページの「タッチ パッド ジェスチャの使用」を参照してください。 第 1 章 最初の操作
HP が提供するその他の資料 印刷物の『セットアップ手順』ポスターの説明に沿ってコンピューターの電源を入れ、この『ユーザー ガイド』で製品の詳細や使用方法を確認した後は、下の表に記載されている説明書や Web サイトも 参照してください。 資料 内容 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) ● コンピューターのセットアップおよび機能の概要 『Windows 8 の基本操作』ガイド ● Windows 8 の使用および操作の概要 ● 使用方法およびトラブルシューティングに関する幅広い情報 およびヒント 『快適に使用していただくために』 ● 正しい作業環境の整え方 このガイドを表示するには、スタート画面で 「support」と入力して、[HP Support Assistant]ア プリケーション→[マイ コンピューター]→[ユーザー ガイド]の順に選択するか、http://www.hp.
資料 内容 限定保証規定* ● このコンピューターの具体的な保証内容 日本向けの日本語モデルに適用される HP 限定保証規 定は、製品に付属の小冊子、 『サービスおよびサポート を受けるには』に記載されています * お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されているドキュ メントまたは製品に付属の CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本向けの日本語モデ ル製品には、保証内容を記載した小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』が付属しています。また、日本以外で も、印刷物の HP 限定保証規定が製品に付属している国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されていない国ま たは地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.hp.com/go/orderdocuments/ でオンラインで申し込むか、または 下記宛てに郵送でお申し込みください。 ● 北米:Hewlett-Packard, MS POD, 11311 Chinden Blvd.
2 コンピューターの概要 ハードウェアおよびソフトウェアの情報の確認 ハードウェアの検索 どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、以下の操作を行い ます。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2. [システムとセキュリティ]を選択し、[システム]項目で[デバイス マネージャー]をクリックし ます。 コンピューターに取り付けられているすべてのデバイスの一覧が表示されます。 ソフトウェアの検索 コンピューターにインストールされているソフトウェアを確認するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で、マウスを右クリックします。 または タッチパッドの上部からスワイプして、すべてのアプリケーションを表示します。 2.
右側面の各部 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターはスリープ状態で、省電力状態 になっています。ディスプレイおよびその他の不要な コンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーショ ン状態になっています。ハイバネーションは、最小限 の電力を使用する省電力状態です 注記: 一部のモデルでは、インテル ラピッド・ス タート・テクノロジー機能が出荷時に有効に設定され ています。ラピッド・スタート・テクノロジーを使用 すると、操作していなかったコンピューターが稼働状 態にすばやく復帰できます。詳しくは、42 ページの 「スリープまたはハイバネーションの開始」を参照して ください (2) ハードドライブ ランプ ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によってハー ドドライブが一時停止しています 注記: [HP 3D DriveGuard]について詳しくは、 60 ページの「[HP 3D DriveGuar
名称 説明 (5) オプティカル ドライブ オプティカル ディスクの読み取りおよび書き込みを行いま す(一部のモデルのみ) (6) オプティカル ドライブ イジェクト ボタ ン オプティカル ドライブを開きます 左側面の各部 名称 説明 (1) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (2) AC アダプター ランプ ● 白色:AC アダプターが接続されていて、バッテリは充 電済みです ● オレンジ色:AC アダプターが接続されていて、バッテ リが充電中です ● 消灯:コンピューターはバッテリ電源を使用していま す (3) セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はあり ますが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に 防ぐものではありません (4) RJ-45(ネットワーク)コネクタ RJ-45(ネットワーク)ステータス ランプ (×2) ネットワーク ケーブルを接続します。 RJ-45 ステータス ランプ 白色:ネットワークに接
名称 説明 USB 3.
表面の各部 タッチパッド 名称 (1) 説明 タッチパッド ゾーン 画面上のポインターを動かして、画面上の項目を選択した り、アクティブにしたりします 注記: タッチパッドでは、エッジ スワイプ ジェスチャ もサポートされています。詳しくは、32 ページの「エッ ジ スワイプ」を参照してください (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 表面の各部 9
ランプ 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターはスリープ状態で、省電力状態に なっています。ディスプレイおよびその他の不要なコ ンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーショ ン状態になっています。ハイバネーションは、最小限の 電力を使用する省電力状態です 注記: 一部のモデルでは、インテル ラピッド・スター ト・テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されていま す。ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、 操作していなかったコンピューターが稼働状態にすば やく復帰できます。詳しくは、42 ページの「スリー プまたはハイバネーションの開始」を参照してください (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (3) ミュート(消音)ランプ ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになって います ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっています (4) 無線ランプ 点
ボタンおよびスピーカー 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押 すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを短 く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短く 押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタ ンを短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意: 電源ボタンを押し続けると、保存されていない情報 は失われます コンピューターが応答せず、Microsoft Windows®のシャッ トダウン手順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度 押したままにすると、コンピューターの電源が切れます 注記: 一部のモデルでは、インテル ラピッド・スタート・ テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されています。ラ ピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作してい なかったコンピューターが稼働状態にすばやく復帰できま す。詳しくは、42 ページの「スリープまたはハイバネー ションの開始」を参照してください 電源設定について詳しくは、電源オ
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー esc キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用する システムの機能を実行します (3) Windows キー 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトッ プからスタート画面に戻ります 注記: ます (4) 操作キー Windows キーをもう一度押すと、前の画面に戻り 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 注記: 一部のモデルでは、f5 操作キーを押して、輝度調 節機能付きバックライト キーボード機能をオンまたはオ フにします (5) Num Lock キー 内蔵テンキーの機能を制御します。このキーを押して、外 付けテンキーの標準の数字入力機能(工場出荷時の設定) とナビゲーション機能(キーの矢印の方向で示されます) を切り替えます 注記: テンキー機能がコンピューターの電源を切ったと きに有効だった場合は、次回コンピューターの電源を入れ たときにも有効になっています (6) 12 第 2 章 内蔵テンキー
裏面 名称 説明 (1) バッテリ ロック ラッチ バッテリのロックを解除します (2) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (3) バッテリ リリース ラッチ バッテリの固定を解除します 裏面 13
名称 説明 (4) 通気孔(×6) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空 気を通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐた め、コンピューターのファンは自動的に作動します。 通常の操作を行っているときに内部ファンが回転した り停止したりしますが、これは正常な動作です 底面カバー [(5 )] 無線 LAN(WLAN)モジュール スロットおよびメモリ モジュール スロットがあります 注意: システムの応答停止を防ぐため、無線モジュー ルを交換する場合は、各国/地域の無線デバイスの認 定/承認機関でこのコンピューター用に認定された製 品のみを使用してください。モジュールを交換した後 にエラー メッセージが表示される場合は、モジュール を取り外してコンピューターを元の状態に戻した後 で、[ヘルプとサポート]から HP のサポート窓口にお問 い合わせください。スタート画面で「ヘルプ」と入力 して、[ヘルプとサポート]を選択します ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されて
名称 (4) 保証期間 (5) モデル番号(一部のモデルのみ) 名称 (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 (4) モデル番号(一部のモデルのみ) (5) リビジョン番号 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。 ● 無線認定/認証ラベル:オプションの無線デバイスに関する情報と、認定各国または各地域の認 定マークが記載されています。 ラベル 15
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイ トの情報にアクセスできます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明しま す。 無線ネットワークへの接続 無線技術では、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げいただいた コンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場合があります。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN と呼ばれます)に接続します。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイン トと通信します。 ● Bluetooth デバイス(一部のモデルのみ) :他の Bluetooth 対応デバイス(コン
オペレーティング システムの制御機能の使用 [ネットワークと共有センター]では、接続またはネットワークのセットアップ、ネットワークへの接 続、およびネットワークの問題の診断と修復が行えます。 オペレーティング システムの制御機能を使用するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「ネットワーク」と入力して、[設定]を選択します。 2.
無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインターネット サービス プロバイ ダー(ISP)が提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(2) (別売) ● 無線コンピューター(3) 注記: 一部のモデムには、無線ルーターが内蔵されています。モデムの種類については、ISP に問 い合わせて確認してください。 以下の図は、インターネットに接続している無線ネットワークの設置例を示しています。 お使いのネットワークを拡張する場合、新しい無線または有線のコンピューターやタブレットをネッ トワークに追加してインターネットに接続できます。 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元または ISP から提供されている情報 を参照してください。 無線ルーターの設定 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元またはインターネット サービス プロ バイダー(ISP)から提供されている情報を参照してください。 注記: 最
無線の暗号化では、セキュリティ設定によってネットワークから送信されるデータの暗号化と復 号化を行います。詳しくは、スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択し てください。 無線 LAN への接続 無線 LAN に接続するには、以下の操作を行います。 1. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します。オンになっている場合は、無線ラン プが白色に点灯しています。無線ランプがオフ(オレンジ色)になっている場合は、無線ボタン を押します。 注記: モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっている場合に無線ランプがオレ ンジ色に点灯します。 2. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク ステータス アイ コンをタップまたはクリックします。 3. 一覧から接続する無線 LAN を選択します。 4.
有線ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続 お使いのコンピューターは、ネットワーク ケーブル(別売)を使用する、有線ローカル エリア ネッ トワーク接続をサポートしています。 コンピューターを自宅のルーターに直接有線接続する(無線で作業しない)場合、または会社の既存 のネットワークに接続する場合は、LAN 接続を使用します。 LAN に接続するには、8 ピンの RJ-45(ネットワーク)ケーブルが必要です。 有線ネットワークへの接続 コンピューターを自宅のルーターに直接有線接続する(無線で作業しない)場合、または会社の既存 のネットワークに接続する場合は、LAN 接続を使用します。 LAN に接続するには、8 ピンの RJ-45(ネットワーク)ケーブルが必要です。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. ネットワーク ケーブルをコンピューター本体のネットワーク コネクタに差し込みます(1) 。 2.
4 エンターテインメント機能を楽しむ お使いのコンピューターをエンターテインメントのハブとして使用して、Web カメラを使ったソー シャル ネットワーキングを行ったり、音楽の再生や管理をしたり、映画のダウンロードや視聴を行っ たりできます。さらにパワフルなエンターテインメント センターにするには、モニター、プロジェ クター、テレビ、またはスピーカーやヘッドフォンなどの外付けデバイスを接続します。 マルチメディア機能 コンピューターのエンターテインメント機能のいくつかを以下に示します。 名称 説明 (1) 内蔵マイク(×2) サウンドを録音します (2) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (3) HP TrueVision HD Web カメラ 動画の録画、静止画像の撮影、および、動画のスト リーミングによるビデオ会議やオンライン チャッ トができます スタート画面で「c」と入力して[CyberLink YouCam]を選択します (4) オプティカル ドライブ オプティカル ディスクの読み取りおよび書き込み を行います(一部のモデルのみ) マルチメデ
名称 (5) 説明 USB 2.
オーディオの使用 お使いのコンピューターでは、音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミング、オーディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせ によるマルチメディアの作成などが可能です。オーディオを聴く楽しみを広げるには、スピーカーや ヘッドフォンなどの外付けオーディオ デバイスを接続します。 スピーカーの接続 有線のスピーカーをコンピューターに接続する場合は、コンピューターまたはドッキング ステー ションの USB ポートまたはオーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタに接続します。 無線スピーカーをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してくだ さい。HD 対応スピーカーをコンピューターに接続するには、26 ページの「HDMI 用のオーディオ の設定」を参照します。スピーカーを接続する前に、音量設定を下げます。 ヘッドフォンの接続 有線のヘッドフォンは、コンピューターのヘッドフォン コネクタに接続できます。 無線のヘッドフォンをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作して ください。 警告
コンピューターのオーディオ設定を確認または変更するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
2. モニターまたはプロジェクターと HDMI to VGA アダプターおよび VGA ケーブルを、以下の図 のように接続します。 3.
HD 対応のテレビまたはモニターでコンピューターの表示画面を見るには、以下の手順に従って HD 対応のデバイスを接続します。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI 出力端子に接続します。 2. ケーブルのもう一方の端を HD 対応のテレビまたはモニターに接続します。 3.
オーディオのストリーミングをコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1. Windows デスクトップから、タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右ク リックし、[再生デバイス]をクリックします。 2. [再生]タブで、[スピーカー/HP]をクリックします。 3.
5 画面の操作 いくつかの方法でコンピューター画面を操作できます。 ● タッチ ジェスチャ ● キーボードおよびマウス タッチ ジェスチャは、お使いのコンピューターのタッチパッド上またはタッチ スクリーン(一部の モデルのみ)上で使用できます。 注記: 外付け USB マウス(別売)は、コンピューターの USB ポートのどれかに接続できます。 お使いのコンピューターに付属している『Windows 8 の基本操作』を確認してください。このガイド は、タッチパッド、タッチ スクリーン、またはキーボードを使用した一般的な操作に関する情報を 掲載しています。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 一部のモデルのコンピューターには、テンキーも内蔵されています。 タッチパッドの使用 タッチパッドを使用すると、簡単な指の動きでコンピューター画面を操作できます。 設定、ボタンの構成、クリック速度、およびポインター オプションを変更することで、タッチ ジェ スチャをカスタマイズできます。スタート画面で「コントロール」と入力し
または タッチパッドを使用すると、画面上のポインターを指で操作できます。 ヒント: タッチパッドの左右のボタンは、外付けマウスの対応するボタンと同様に機能します。 注記: アプリケーションによっては、一部のタッチパッド ジェスチャに対応していない場合があ ります。このガイドでは、共通のジェスチャだけを説明しています。各ジェスチャのデモンストレー ションを表示すると、さらに多くのジェスチャを使用できます。 各ジェスチャのデモンストレーションを確認するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して、[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウン ド]の順に選択します。 2. [タッチ バッド]を選択します。 3. ジェスチャをクリックすると、デモンストレーションが始まります。 ジェスチャをオフまたはオンにするには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で、 「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択し、[ハードウェア とサウンド]→[タッチ パッド]の順に選択します。[マウスのプロパティ]ダイアログ ボックス が開きます。 2.
スクロール スクロールは、ページや画像を上下左右に動かすときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右にドラッグします。 ピンチとストレッチによるズーム 指でつまむ動作のピンチおよび指を開く動作のストレッチにより、画像やテキストを拡大したり縮小 したりするズームができます。 30 ● タッチパッド ゾーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げると ズームイン(拡大)できます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 第 5 章 画面の操作
回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などを回転できます。 ● オブジェクトの上にポインターを置いてから、左手の人差し指をタッチパッド ゾーンに固定し ます。右手を使用して、人差し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方 向へと回転させるには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としています。回 転は一部のアプリケーションでは機能しない可能性があります。 2 本指クリック(一部のモデルのみ) 2 本指クリックを使用すると、画面上の項目のメニューを選択できます。 ● タッチパッド ゾーンに 2 本の指を置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたり できます。 ● 3 本の指をタッチパッド ゾーンに置き、軽く速い動作で上下左右に指を払うように動かします。 タッチパッド ジェスチャの使用 31
エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索ま たは使用などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● 右端からゆっくりとスワイプするとチャームが表示されます。 上端からのスワイプ 上端からスワイプすると、スタート画面にある[すべてのアプリ]にアクセスできます。 32 第 5 章 画面の操作
重要: 上端ジェスチャの操作結果は、アクティブになっているアプリケーションによって異なりま す。 ● 上端からゆっくりスワイプすると、使用可能なアプリケーションが表示されます。 左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、最近開いたアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができま す。 ● タッチパッドの左端から指をゆっくり滑らせて、アプリケーションをすばやく切り替えます。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) タッチ スクリーンを搭載したコンピューターでは指で画面上の項目を直接操作できます。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) 33
ヒント: タッチ スクリーン コンピューターでは、画面上またはタッチパッド上のジェスチャを実 行できます。キーボードとマウスを使用して画面上を操作することもできます。 1 本指スライド 1 本指スライドは、主に一覧やページをパンまたはスクロールするために使用しますが、オブジェク トの移動などの他の操作にも使用できます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽くスライドさせます。 注記: スタート画面に多数のアプリケーションが表示されている場合は、指をスライドさせる と画面を左右に移動できます。 ● ドラッグするには、オブジェクトを押したまま、オブジェクトをドラッグして移動します。 タップ 画面上で選択するには、タップ機能を使用します。 ● 34 第 5 章 1 本の指で画面上のオブジェクトをタップするとオブジェクトが選択されます。項目をダブル タップすると項目が開きます。 画面の操作
スクロール スクロールは、ページや画像上でポインターを上下左右に移動するときに便利です。 ● 2 本の指を画面に置き、上下左右の方向にドラッグします。 ピンチとストレッチによるズーム 指でつまむ動作のピンチおよび指を開く動作のストレッチにより、画像やテキストを拡大したり縮小 したりするズームができます。 ● ディスプレイで 2 本の指を近づけた状態にして、その 2 本の指の間隔を拡げるとズームイン(拡 大)できます。 ● ディスプレイで 2 本の指を離した状態にして、その 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト(縮 小)できます。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) 35
回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などを回転できます。 ● 回転させるオブジェクトに左手の人差し指を固定します。右手を使用して、人差し指を 12 時か ら 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としています。回 転は一部のアプリケーションでは機能しない可能性があります。 エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索お よび使用などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● 36 第 5 章 ディスプレイの右端から指をゆっくりと画面内に滑らせるとチャームが表示されます。 画面の操作
左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、開いているアプリを表示して、すばやく切り替えられるようにします。 ● ディスプレイの左端からゆっくりと画面内へスワイプすると、アプリケーションが切り替わりま す。そのまま指を離さずに、スワイプしながら左端に戻すと、開いているすべてのアプリケー ションが表示されます。 上端からのスワイプおよび下端からのスワイプ 上端からまたは下端からスワイプすると、コンピューターで使用できるアプリケーションの一覧が表 示されます。 1.
2.
アイコン キー 説明 f1 [ヘルプとサポート]を表示します。[ヘルプとサポート]では、チュートリアル、 Windows オペレーティング システムとコンピューターに関する情報、質問への回答、 およびコンピューターへのアップデート ファイルなどが提供されます また、自動トラブルシューティング ツールおよび HP のサポート窓口へのアクセスも 提供されます f2 このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります f3 このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に上がります f4 システムに接続されているディスプレイ デバイス間で画面を切り替えます。たとえ ば、コンピューターに外付けモニターを接続している場合は、このキーを押すと、コ ンピューター本体のディスプレイ、外付けモニターのディスプレイ、コンピューター 本体と外付けモニターの両方のディスプレイのどれかに表示画面が切り替わります f5 一部のモデルでは、輝度調節機能付きバックライト キーボード機能をオンまたはオフ にします 注記: バッテリ電源を節約するには、この機能をオフにします f6 スピーカーの音をミ
ショート カット キー キー 説明 + c チャームを表示します + d Windows デスクトップが開きます + o 自動回転をオンまたはオフにします + q [すべてのアプリ]画面を開きます + tab 開いているアプリケーションを切り替えます 注記: 表示させたいアプリケーションが表示されるまで、このキー の組み合わせを押し続けます alt + f4 アクティブなアプリケーションが閉じられます。操作キーの設定に より実行される操作が異なります。詳しくは「操作キーの使用」を参 照してください Windows 8 ショートカット キーについて詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください。ス タート画面で「ヘルプ」と入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 ホットキーの使用 ホットキーは、fn キーと、esc キー、またはスペースバーの組み合わせです。 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キーを短く押し、次にホットキーの組み合わせの 2 番目のキーを短く押します。 機能 ホットキー 説明 システム情報の表示 fn +
名称 Num Lock キー 説明 内蔵テンキーの機能を制御します。このキーを押して、外付けテ ンキーの標準の数字入力機能(この機能は工場出荷時に有効に設 定されています)とナビゲーション機能(キーの矢印の方向で示 されます)を切り替えます 注記: テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有 効だった場合は、次回コンピューターの電源を入れたときにも有 効になっています 内蔵テンキー 外付けテンキーと同じように機能するように出荷時に設定され ています。外付けテンキーの Num Lock の数字入力機能とナビ ゲーション機能(キーの矢印の方向で示されます)を切り替える には、num lock キーを押します キーボードおよびマウスの使用 41
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ 電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ 残量を監視し、節約することが重要です。お使いのコンピューターでは、電源を使用したり節電した りする方法を管理できる最適な電源プランがサポートされているため、コンピューターのパフォーマ ンスと節電のバランスが取られます。 スリープまたはハイバネーションの開始 Microsoft® Windows には、スリープとハイバネーション(休止状態)の 2 つの省電力設定がありま す。 ● スリープ:バッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも、操作しない状態 が一定時間続いた場合に、スリープ状態が自動的に開始されます。作業中のデータがメモリに保 存されるため、非常にすばやく作業を再開できます。手動でスリープを開始することもできま す。詳しくは、43 ページの「手動によるスリープの開始および終了」を参照してください。 ● ハイバネーション:完全なロー バッテリ状態になると、ハイバネーション状態が自動
手動によるスリープの開始および終了 スリープ状態を開始するには、以下のどれかの操作を行います。 ● ディスプレイを閉じます。 ● スタート画面で、画面の右上隅または右下隅にポインターを置き、チャームを表示します。[設 定]→[電源]アイコン→[スリープ]の順にクリックします。 スリープ状態を終了するには、以下の操作を行います。 ● 電源ボタンを短く押します。 ● ディスプレイが閉じている場合は、ディスプレイを開きます。 ● キーボードのキーを押します。 ● タッチパッドで、タップするかスワイプします。 コンピューターがスリープを終了すると電源ランプが点灯し、作業していた画面に戻ります。 注記: 復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面 に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 手動によるハイバネーションの開始および終了(一部のモデルのみ) [電源オプション]を使用すると、ユーザーがハイバネーションを開始できるようにしたり、その他の 電源設定およびタイムアウトを変更したりできます。 1.
4. [パスワードを必要とする(推奨)]をクリックします。 注記: ユーザー アカウントを作成したり、現在のユーザー アカウントを変更したりする場合 は、[ユーザー アカウント パスワードの作成または変更]をクリックしてから、画面の説明に 沿って操作します。ユーザー アカウント パスワードを作成または変更する必要がない場合は、 手順 5 に進んでください。 5.
2.
または ● Windows デスクトップの[電源メーター]アイコンが、ロー バッテリ状態または完全なロー バッ テリ状態になっていることを通知します。 注記: 電源メーターについて詳しくは、44 ページの「電源メーターおよび電源設定の使用」 を参照してください。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失 われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、ハイ バネーションが開始します。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ● AC アダプターを接続します。 ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品を接続します。 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプターを接続します。 電源を使用できない場合のロー バッテリ状態の解決 作業中のデータを保存してコンピューターをシャ
バッテリの正しい処分方法については、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してくだ さい。このガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力して、[HP Support Assistant] アプリケーション→[マイ コンピューター]→[ユーザー ガイド]の順に選択します ユーザーが交換可能なバッテリの交換 [HP Support Assistant]にある[HP バッテリ チェック]は、内部セルが正常に充電されていないとき や、バッテリ容量が「ロー バッテリ」の状態になったときに、バッテリを交換するようユーザーに 通知します。バッテリが HP の保証対象となっている場合は、説明書に保証 ID が記載されています。 交換用バッテリの購入について詳しくは、メッセージに記載されている HP の Web サイトを参照して ください。 外部電源での駆動 外部電源の接続について詳しくは、コンピューターの梱包箱に付属の『セットアップ手順』ポスター を参照してください。 純正の AC アダプター、または別売のドッキング デバイスや拡張製品を使用してコンピューターが外 部電源に接続されている場合、
電源に関するトラブルシューティング 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプター をテストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. AC アダプターをコンピューターに接続してから、電源コンセントに接続します。 3.
コンピューターのシャットダウン(電源切断) 注意: コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。コンピュー ターをシャットダウンする前に、必ず作業中のデータを保存してください。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終 了し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB ポートまたはビデオ コネクタ以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する 場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド を使用した以下の手順をおすすめします。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前 に電源ボタンを短く押して、スリープまたはハイバネーションを終了する必要があります。 1.
注記: お使いのノートブック コンピューターがスイッチャブル グラフィックスまたはデュアル グラフィックスをサポートしているかどうかを確認するには、コンピューターのグラフィックス プ ロセッサの構成を参照してください。Intel HR CPU(Central Processing Unit)および AMD Trinity シリーズ APU(Accelerated Processing Unit)は、スイッチャブル グラフィックスをサポートして います。AMD Trinity シリーズ A6、A8、および A10 APU は、デュアル グラフィックスをサポート しています。AMD Trinity シリーズ A4 APU は、デュアル グラフィックスをサポートしていません。 スイッチャブル グラフィックスおよびデュアル グラフィックスのどちらにも、グラフィックスを処 理するためのモードが 2 つ用意されています。 ● パフォーマンス モード:アプリケーションを最適なパフォーマンスで実行します。 ● 省電力モード:バッテリでの駆動時間を延ばします。 AMD のグラフィックス設定を管理するには、以下の操作を行
AMD Radeon デュアル グラフィックスを有効または無効にするには、[Catalyst Control Center] (Catalyst コントロール センター)の[Performance](パフォーマンス)タブにある[AMD Radeon Dual Graphics](AMD Radeon デュアル グラフィックス)セクションのチェックボックスにチェッ クを入れるか、またはチェックを外します。 注記: 詳しくは、AMD ソフトウェアのヘルプを参照してください。 スイッチャブル グラフィックス/デュアル グラフィックス(一部のモデルのみ) 51
7 情報の管理と共有 ドライブは、メモリ カード デバイスであり、情報の保存、管理、共有、およびアクセスを可能にし ます。お使いのコンピューターには内蔵ハードドライブまたはソリッド ステート ドライブが搭載 されており、コンピューターのソフトウェアやオペレーティング システムを格納し、すべての個人 用ファイルのためのストレージも提供しています。一部のコンピューターには、CD、DVD、または ブルーレイ ディスク(BD) (一部のモデルのみ)からの読み取りまたは書き込みができる内蔵オプ ティカル ドライブが搭載されています。 容量または機能を追加する場合は、オプティカル ドライブやハードドライブなどの外付けドライブ (別売)を接続するか、スマートフォンやカメラからメモリ カードを直接挿入します。コンピュー ターの USB(Universal Serial Bus)ポートに USB フラッシュ ドライブを接続すると、すばやいデー タ転送も可能になります。デバイスによって、コンピューターの電源を使用して稼動するものもあれ ば、独自の電源を持っているものもあります。一部のデバイスには、そのデバイスを使用する前にコ
▲ デバイスの USB ケーブルを USB ポートに接続します。 注記: お使いのコンピューターの USB ポートは、ここに記載されている図と多少異なる場合 があります。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記: 初めて USB デバイスを装着した場合は、Windows デスクトップにメッセージが表示され、 タスクバーの右端の通知領域にアイコンが表示されて、デバイスがコンピューターによって認識され たことを示します。 USB デバイスの取り外し 注意: USB ポートの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らないで ください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に 取り外します。 1. 情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2.
メモリ カードの装着および取り出し メモリ カードを挿入するには、以下の操作を行います。 注意: メモリ カード コネクタの損傷を防ぐため、メモリ カードを挿入するときは無理な力を加 えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2. メモリ カード リーダーにカードを挿入し、しっかりと収まるまでカードを押し込みます。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 メモリ カードを取り出すには、以下の操作を行います。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってメモリ カードを安全に 取り出します。 1. 情報を保存し、メモリ カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し] アイコンをクリックし、画面の説明に沿って操作します。 3.
オプティカル ドライブの使用 オプティカル ディスク ドライブは、レーザー光を使用して大量の情報を読み取ったり保存したりし ます。情報の読み取りのみができるドライブもあれば、空のディスクに情報を書き込むことができる ドライブもあります。 オプティカル ドライブの最適なパフォーマンスのために、以下のヒントを参考にしてください。 ● バッテリのみを電源として使用している場合は、メディアに書き込む前にバッテリが十分に充電 されていることを確認してください。 ● オプティカル ドライブ内のディスクへの書き込みが行われているときは、キーボードから入力 したり、コンピューターを移動したりしないでください。書き込み処理は振動の影響を受けやす い動作です。 ● ドライブのソフトウェアの最新の更新がインストールされていることを確認してください。 ● 使用しているディスクが汚れている場合は、柔らかく乾いた毛羽立たない布で拭いてください。 お使いのコンピューターには、以下のディスク機能のうち 1 つ以上をサポートするオプティカル ド ライブが搭載されている場合があります。 ● ● ● CD:コンパクト ディス
がドライブに挿入された場合に再生を続けるために、更新が必要になります。画面の説明に沿っ て操作し、更新をインストールします。 ● BD の視聴中にディスプレイにラインが入る場合は、無線ネットワークからの電波障害が原因で ある可能性があります。この問題を解決するには、開いているすべてのアプリケーションを終了 してから無線機能をオフにします。 オプティカル ディスクの挿入 トレイ ローディング式 1. コンピューターの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディスク トレイが少し押し 出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2) 。 4. ディスクは平らな表面に触れないように縁を持ち、ディスクのラベル面を上にしてトレイの回転 軸の上に置きます。 注記: ディスク トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて回転軸の上に置 いてください。 5. 確実に収まるまでディスクをゆっくり押し下げます(3) 。 6.
ディスク トレイが正常に開く場合 1. 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押してディスク トレイを開き、トレ イをゆっくりと完全に引き出します(2)。 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3. トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 ディスク トレイが正常に開かない場合 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2.
3. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4. トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 データやドライブの共有およびソフトウェアのアクセス お使いのコンピューターがネットワークの一部である場合、使用する情報は、コンピューター内に保 存されているもののみに制限されません。ネットワーク コンピューターは、ソフトウェアおよび データを相互にやりとりできます。 注記: DVD の動画やゲームなどのディスクでコピーが防止されている場合は、共有できません。 同じネットワーク上でフォルダーまたはライブラリの共有を行うには、以下の操作を行います。 1. Windows デスクトップで、[エクスプローラー]を開きます。 2. [ライブラリ]ウィンドウで、[共有]メニューをクリックしてから、[特定のユーザー]をクリック します。 3.
同じネットワーク上でドライブの共有を行うには、以下の操作を行います。 1. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク ステータス アイ コンを右クリックします。 2. [ネットワークと共有センターを開く]を選択します。 3. [アクティブなネットワークの表示]から、アクティブなネットワークを選択します。 4.
8 コンピューターのメンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールの実行によって、コンピュー ターのパフォーマンスを向上させるための情報を提供します。また、プログラムおよびドライバーの 更新、コンピューターの清掃手順、コンピューターの持ち運びに関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 誰もが高速なコンピューターを望んでいますが、[ディスク デフラグ]や[ディスクのクリーンアップ] などのツールを使用して定期的なメンテナンス作業を実行することにより、コンピューターのパ フォーマンスを向上させることができます。また、コンピューターが古くなるにつれて、メモリの増 設を検討する可能性が出てきます。 [HP 3D DriveGuard]の使用(一部のモデルのみ) [HP 3D DriveGuard]は、以下のどちらかの場合にドライブを一時停止し、データ要求を中止すること によって、ハードドライブを保護するシステムです。 ● バッテリ電源で動作しているときにコンピューターを落下
少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行できます。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続します。 2. スタート画面で「d」と入力して、検索ボックスに「ディスク」と入力します。[設定]→[ドライ ブのデフラグと最適化]の順に選択します。 3. 画面の説明に沿って操作します。 詳しくは、[ディスク デフラグ ツール]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [ディスクのクリーンアップ]の使用 [ディスクのクリーンアップ]を行うと、ハードドライブ上の不要なファイルが検出され、それらのファ イルが安全に削除されてディスクの空き領域が増し、より効率よく作業を実行できるようになりま す。 [ディスクのクリーンアップ]を実行するには、以下の操作を行います。 1.
注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールを追加または交換する前に、コンピューターをシャットダウンしてください。コ ンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときには、メモリ モジュールを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 3. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 4. コンピューターの底面が上になるように、安定した平らな場所に置きます。 5. バッテリをコンピューターから取り外します(44 ページの「ユーザーが交換可能なバッテリの 取り外し」を参照してください) 。 6. コンピューターから底面カバーを取り外します。 7.
8. 以下の手順で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b. 所定の位置に収まるまでメモリ モジュールを 45°の角度でスロットに押し込みます(2) 。 c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折り曲げないでくださ い。 9. 底面カバーを取り付けなおします。 10. バッテリを取り付けなおします。 11. コンピューターの上面のカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおし ます。 12.
ム ソフトウェアで正しく動作しない場合があります。最新のドライバーがないと、お手持ちの装置 を最大限に活用できません。 HP プログラムおよびドライバーの最新バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.com/ support/ を参照してください。HP の Web サイトでは、アップデートが使用可能になったときに自動 的に通知を受け取るように登録することもできます。 コンピューターの清掃 お使いのコンピューターを安全に清掃するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
注記: コンピューターのカバーを清掃する場合は、ごみやほこりを除去するため、円を描くように 拭いてください。 タッチパッド、キーボード、またはマウスの清掃 警告! 感電や内部コンポーネントの損傷を防ぐため、掃除機のアタッチメントを使用してキーボー ドを清掃しないでください。キーボードの表面に、掃除機からのごみくずが落ちてくることがありま す。 注意: 内部のコンポーネントの損傷を防ぐため、キーとキーの間に洗剤などの液体が垂れないよう にしてください。 ● タッチパッド、キーボード、またはマウスを清掃するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、 柔らかいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨てシー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、圧縮空気が入ったストロー付きの缶を使用してください。 コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点を参考にしてください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷
特定の機器の使用に適用される規定が不明な場合は、コンピューターの電源を入れる前に、使用 可能かどうかを確認して許可を得てください。 ● コンピューターを持って国外に移動する場合は、以下のことを行ってください。 ◦ 行き先の国または地域のコンピューターに関する通関手続きを確認してください。 ◦ 滞在する国または地域に適応した電源コードを、滞在する国または地域の HP 製品販売店で 購入してください。電圧、周波数、およびプラグの構成は地域によって異なります。 警告! 感電、火災、および装置の損傷などを防ぐため、コンピューターを外部電源に接続 するときに、家電製品用に販売されている電圧コンバーターは使用しないでください。 66 第 8 章 コンピューターのメンテナンス
9 コンピューターと情報の保護 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。 Windows オペレーティング システム、HP アプリケーション、Windows 以外のセットアップ ユー ティリティ(BIOS) 、およびその他の他社製ソフトウェアの標準のセキュリティ ソリューションに よって、ウィルス、ワーム、およびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクからお使い のコンピューターを保護できます。 重要: この章に記載されている一部のセキュリティ機能は、お使いのコンピューターでは使用でき ない場合があります。 コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 Power-on password(電源投入時パスワード) コンピューター ウィルス ウィルス対策ソフトウェア データへの不正なアクセス ファイアウォール ソフトウェア セットアップ ユーティリティ(BIOS)の設定、およびその 他のシステム識別情報への不正なアクセス Administrator password(管理者パスワード) コンピューターへの現在ま
スクリーン セーバーのパスワードなど、Windows のパスワードについて確認するには、スタート画 面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 ユーザー パスワード Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します 管理者パスワード 管理者レベルのデータへのアクセスを保護します 注記: このパスワードは、セットアップ ユーティリティ (BIOS)のデータへのアクセスには使用できません セットアップ ユーティリティ(BIOS)パスワードの設定 パスワード 機能 Administrator password(管理者パスワード) ● セットアップ ユーティリティ(BIOS)にアクセスする たびにこのパスワードを入力する必要があります ● Administrator password を忘れた場合は、セットアップ ユーティリティ(BIOS)にアクセスできません 注記: Power-on password(電源投入時パスワード)の代 わりに Administra
インターネット セキュリティ ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューターがコンピューター ウィルス、スパイウェア、およびその他のオンラインの 脅威にさらされる可能性があります。お使いのコンピューターを保護するために、ウィルス対策およ びファイアウォール機能を含むインターネット セキュリティ ソフトウェアの試用版がお使いのコ ンピューターにプリインストールされている場合があります。新しく発見されたウィルスおよびそ の他のセキュリティ リスクからコンピューターを保護するには、セキュリティ ソフトウェアを最新 の状態にしておく必要があります。セキュリティ ソフトウェアの試用版をアップグレードするか、 セキュリティ ソフトウェアを別途購入して、お使いのコンピューターを確実に保護することを強く おすすめします。 ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューター ウィルスに感染すると、プログラム、ユーティリティ、オペレーティング システム などが使用できなくなったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。ウィルス対策ソフト
緊急セキュリティ アップデートのインストール お使いのコンピューターにあらかじめインストールされているソフトウェアやドライバーを定期的 に更新することをおすすめします。最新バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。HP の Web サイトでは、アップデートが使用可能になったときに自動 的に通知を受け取るように登録することもできます。 コンピューターの購入後に他社製のソフトウェアをインストールした場合は、そのソフトウェアを定 期的に更新することもおすすめします。各社ともに、製品のソフトウェア アップデートを提供する ことでセキュリティの問題を修正し、ソフトウェアの機能を向上させています。 HP および他社製ソフトウェア アップデートのインストール お使いのコンピューターにあらかじめインストールされているソフトウェアやドライバーを定期的 に更新することをおすすめします。最新バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
3. 4.
10 セットアップ ユーティリティ(BIOS)お よび[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI)の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれるセットアップ ユーティリティは、システム上のす べての入出力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど) 間で行われる通信を制御します。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を使用すると、取り付ける デバイスの種類、コンピューターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定で きます。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 セットアップ ユーティリティ(BIOS)を起動するには、コンピューターの電源を入れるかコンピュー ターを再起動して、すばやく esc キーを押してから f10 キーを押します。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)での操作方法に関する情報が画面の下に表示されます。 注記: セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくだ さい。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性
3. 変更を保存しないでセットアップ ユーティリティ(BIOS)を終了するには、矢印キーを使用し て、[Exit](終了)→[Exit Discarding Changes](変更を保存しないで終了)の順に選択し、 [enter]キーを押します。 4.
4. 拡張子が.exe であるファイル(filename.exe など)をダブルクリックします。 BIOS のインストールが開始されます。 5. 画面の説明に沿って操作し、インストールを完了します。 注記: インストールが成功したことを示すメッセージが画面に表示されたら、ダウンロードした ファイルをハードドライブから削除できます。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているか どうかを確認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレー ティング システムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する問題からハード ウェア障害を分離できます。 [HP PC Hardware Diagnostics] UEFI を起動するには、以下の操作を行います。 1.
11 バックアップおよび復元 お使いのコンピューターには、HP が提供しているツールおよび Windows に付属のツールが含まれて います。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生した場合に保護して おいた情報を取り出したりできます。これらのツールを使用すると、お使いのコンピューターを正常 な状態に復元したり、さらには工場出荷時の状態への復元を簡単な手順で実現したりできます。 この章には、以下のプロセスに関する情報が含まれています。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元 注記: この章では、バックアップ、復元、および復元オプションの概要について説明します。提供 されているツールについて詳しくは、[HP ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で 「ヘルプ」と入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 障害が発生した後にシステムの復元を実行すると、最後にバックアップを行ったときと同じ状態に復 元されます。 1.
入りを定期的、自動的にバックアップするように設定できます。ファイルをハードドライブから 誤って削除してしまってごみ箱からも復元できない場合や、ファイルが壊れてしまった場合は、 [ファイル履歴]を使用してバックアップしたファイルを復元できます。ファイルの復元は、 Windows を再インストールしてコンピューターをリセットする場合や[HP Recovery Manager] (HP リカバリ マネージャー)を使用してコンピューターを復元する場合にも役立ちます。 注記: [ファイル履歴]は初期設定では有効になっていないため、オンにする必要があります。 Windows の[ファイル履歴]を有効にする手順について詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照して ください。スタート画面で「ヘルプ」と入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 [HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)は、コンピューターのセットアップが正常に 完了した後、リカバリ メディアを作成する方法を提供するソフトウェア プログラムです。[HP Recover
[HP Recovery]メディアを作成するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「recovery」と入力して[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を選択します。 2.
詳しくは、79 ページの「[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用した 復元」を参照してください。 ● コンピューターの工場出荷時のパーティションおよびコンテンツを復元したい場合は、HP 復元 用パーティション(一部のモデルのみ)から[システムの復元]オプションを選択するか、作成し た[HP Recovery]メディアを使用できます。詳しくは、79 ページの「[HP Recovery Manager] (HP リカバリ マネージャー)を使用した復元」を参照してください。まだリカバリ メディアを 作成していない場合は、76 ページの「[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成」を参照 してください。 ● ハードドライブを交換した場合は、[HP Recovery]メディアの[ファクトリ リセット]オプション を使用して、交換したドライブに工場出荷時のイメージを復元できます。詳しくは、 79 ページの「[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用した復元」を参 照してください。 ● 復元用パーティションを削除してハ
重要: このオプションでは、ユーザーが作成したデータなどのバックアップ機能は提供されませ ん。保持したい個人データは、このオプションを使用する前にバックアップしておいてください。 このオプションは、f11 キーまたはスタート画面から起動できます。 f11 キーを使用するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの起動中に f11 キーを押します。 または 電源ボタンを押すときに f11 キーを押したままにします。 2. キーボードのレイアウトを選択します。 3. ブート オプション メニューで[トラブルシューティング]を選択します。 4. [PC を初期状態に戻す]を選択し、画面の説明に沿って操作します。 スタート画面を使用するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で、画面の右上隅または右下隅にポインターを置き、チャームを表示します。 2. [設定]をクリックします。 3. 画面の右下隅にある[PC 設定の変更]をクリックして、PC 設定画面の[全般]を選択します。 4.
確認しておくべきこと ● [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)では、出荷時にインストールされていた ソフトウェアのみが復元されます。このコンピューターに付属していないソフトウェアは、製造 元の Web サイトからダウンロードするかまたは製造元から提供されたメディアから再インス トールする必要があります。 ● [HP Recovery Manager]を使用した復元は、コンピューターの問題を修正するための最後の手段 として試みてください。 ● コンピューターのハードドライブに障害が発生した場合は、[HP Recovery](HP リカバリ)メ ディアを使用する必要があります。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、 76 ページの「[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成」を参照してください。 ● [ファクトリ リセット]オプションを使用するには、[HP Recovery]メディアを使用する必要があ ります。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、76 ページの「[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成」を参照し
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用した復元 [HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用して、元のシステムを復元できます。この方法は、シ ステムに HP 復元用パーティションが存在しない場合やハードドライブが適切に動作していない場合 に使用できます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. 作成した 1 枚目の[HP Recovery]ディスクを別売の外付けオプティカル ドライブに挿入してか ら、コンピューターを再起動します。 または 作成した[HP Recovery] USB フラッシュ ドライブをお使いのコンピューターの USB ポートに 挿入してから、コンピューターを再起動します。 注記: [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)でコンピューターが自動的に再 起動しない場合は、コンピューターのブート順序を変更します。81 ページの「コンピューター のブート順序の変更」を参照してください。 3.
12 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。動作電圧および電流はプラット フォームによって異なります。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(3.33 A、65 W の場合) 19.5 V DC(4.
13 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、まず正しくアースしてから、カバーを外すなどの作業を行います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取り外しや取り付けに関するサポートが
索引 A AC アダプター 7 AC アダプター、テスト 48 B BIOS アップデートのダウンロード 73 更新 72 バージョンの確認 72 Bluetooth ラベル 15 C Caps Lock ランプ 位置 10 CyberLink PowerDVD 27 [HP Recovery](HP リカバリ)メ ディア 作成 76 復元 81 [HP Wireless Assistant]ソフト ウェア 16 HP および他社製ソフトウェア アップデート、インストール 70 HP 復元用パーティション 削除 81 復元 80 N Num Lock キー、位置 12, 41 P PowerDVD 27 E esc キー 位置 12 R RJ-45(ネットワーク)コネクタ 位置 7 F fn キー 位置 12, 40 U USB 2.0 ポート、位置 22 USB 3.
オプティカル ドライブ 位置 7, 21 温度 46 か 回転タッチパッド ジェスチャ 31 外部電源、使用 47 確認、オーディオ機能 23 各部 ディスプレイ 8 左側面 7 表面 9 右側面 6 裏面 13 完全なロー バッテリ状態 46 き キー esc 12 fn 12 Num Lock 12 Windows 12 操作 12 キーボードのバックライト操作 キー、位置 39 キーボード ホットキー、位置 40 企業無線 LAN への接続 19 規定情報 規定ラベル 15 無線認定/認証ラベル 15 緊急セキュリティ アップデート、 インストール 70 く グラフィックス モード、切り替 え 49 け ケーブル USB 53 こ 公共無線 LAN への接続 19 コネクタ HDMI 25 RJ-45(ネットワーク) 7 VGA 24 オーディオ出力(ヘッドフォ ン) 6, 22 外付けモニター 24 電源 7 ネットワーク 7 コンピューター 運搬 65 清掃 64 手入れ 64 電源切断 49 持ち運び 15, 46, 65 リセット 78 コンピューターを使用したエン ターテインメント 1 ス
前のトラックまたはチャプ ター 39 ミュート(消音) 39 無線 39 外付けデバイス 53 外付けモニター コネクタ 24 ソフトウェア CyberLink PowerDVD 27 ディスク デフラグ 60 ディスクのクリーンアップ 61 ソフトウェア アップデート、イン ストール 69 ソフトウェアおよび情報のバック アップ 70 た タッチ スクリーン、使用 33 タッチ スクリーン ジェスチャ 36, 37 1 本指スライド 34 エッジ:スワイプ ジェスチャ 36, 37 回転 36 スクロール 35 タップ 34 ピンチ 35 タッチ スクリーンのズーム ジェ スチャ 35 タッチ スクリーンのピンチ ジェ スチャ 35 タッチパッド ゾーン、位置 9 ボタン 9 タッチパッド ジェスチャ 回転 31 ズーム 30 スクロール 30 ピンチ 30 つ 通気孔 位置 14 て [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 60 [ディスクのクリーンアップ]ソフト ウェア 61 テスト、AC アダプター 48 86 索引 デュアル グラフィックス 50 テンキー 内蔵 12 電源 バッテリ 44 電源
ほ ポート USB 2.0 22 USB 3.