HP Z400 Workstation Maintenance and Service Guide (May 2009)

SATA RAID デバイスの構成
このセクションでは、Intel Matrix Storage Manager option ROM の設定ユーティリティを使用して
SATA RAID ボリュームを設定および管理する方法について説明します。
このワークステーションでは、以下の SATA RAID 構成がサポートされています。
このワークステーションでサポートされている最大数までの内蔵 SATA ハード ディスク ドライ
ブおよび eSATA ドライブ (オプションの eSATA バルクヘッド ケーブルを使用する場合)
Windows Intel Matrix Storage Manager (IMSM)
HDD 1 台しか取り付けられていない場合には、Intel Matrix Storage Manager option ROM を実行す
ることはできません。関連メッセージも表示されません
SATA エミュレーション モードに [RAID+AHCI] を選択した場合には、Intel SATA AHCI BIOS
常に実行されます。この BIOS は、シリアル接続されているオプティカル ドライブをサポートする目
的でのみ使用されます。
このセクションはLinux 環境での SATA RAID の構成には該当しません。Linux 環境での SATA RAID
については、HP Workstations for Linux User Guide』の「Software RAID in Linux Workstations」の
セクションを参照してください。このマニュアルは、
http://www.hp.com/support/linux_user_manual
(英語) から入手できます。
SATA HDD の取り付け
目的の RAID レベルに必要な最低数の SATA ハード ディス ドライブを取り付けます。
RAID 0:2 台以上のハード ディスク ドライ
RAID 1:2 台のハード ディスク ドライブ
RAID 5:3 台以上のハード ディスク ドライ
RAID 10:4 台のハード ディスク ドライブ
システム BIOS の設定
システム BIOS を設定して、内蔵 SATA RAID の機能を有効にします。
1.
システム BIOS セットアップにアクセスするには、[F10] キーを押します。
2.
矢印キーを使用して目的の言語を強調表示し、[Enter] キーを押します。
3.
矢印キーを使用して、[Storage] (ストレージ) [Storage Options] (ストレージ オプション)
強調表示し、[Enter] キーを押します。
4.
上矢印キーまたは下矢印キーを押して [SATA Emulation] (SATA エミュレーション) を強調表示
します。
5.
左矢印キーまたは右矢印キーを押して [RAID+AHCI] を選択します
6.
[F10] キーを押して、新しい設定を承認します。
7.
矢印キーを使用して、[Advance] (詳細設定) [Power-On Options] (電源投入時オプション)
強調表示し、[Enter] キーを押します。
JAWW
SATA RAID デバイスの構成
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