HP Z400 Workstation Maintenance and Service Guide (May 2009)
コンピュータ セットアップ (F10) 機能
コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティでは、以下の設定などを行うことができます。
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工場出荷時の設定値を変更したり、ワークステーションの工場出荷時の構成を変更する。これ
は、ハードウェアの追加や削除で必要になることがあります。
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ワークステーションに組み込まれているデバイスがすべてシステムで認識されているかどうか、
また動作しているかどうかを調べる。
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ワークステーションの動作環境に関する情報を調べる。
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電源投入時のセルフ テスト (POST) で、修復されなかったシステム構成のエラーを解決する。
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パスワードやその他のセキュリティ機能を設定し管理する。
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省電力タイムアウト値を設定し管理する (Linux プラットフォームではサポートされていません)。
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工場出荷時の設定値に復元する。
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ワークステーションの日付と時刻を設定する。
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CPU、グラフィックス、メモリ、オーディオ、記憶装置、通信、および入力機器などを設定した
り、ワークステーション構成の設定、表示、変更、確認を行う。
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SATA、SAS、フロッピー ディスク ドライブ、オプティカル ディスク ドライブ、ネットワーク
ドライブ、LS-120 ドライブ、USB 起動デバイスなど、搭載されているマス ストレージ デバイ
スの起動順序を変更する。
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SATA および SAS ハード ディスク ドライブ コントローラのブート時の優先度を設定する。
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ネットワーク サーバ モードを有効または無効にする。ネットワークサーバモード (Network Server
Mode) を有効に設定すると、キーボードやマウスの接続/非接続にかかわらず、Power-On
Password (電源投入時パスワード) が有効になっていれば、、ワークステーションのオペレーティ
ング システムを起動することができます。キーボードまたはマウスがワークステーションに接
続されているときは、Power-On Password (電源投入時パスワード) が入力されるまでは、キー
ボードまたはマウスはロックされたままになります。
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POST メッセージを有効または無効にする。この設定によって POST メッセージの表示項目を
変更します。
POST メッセージを無効にすると、メモリ カウント、製品名、エラー以外の情報
メッセージなど、大部分の POST メッセージが表示されなくなります。POST でエラーが発生
した場合には、設定されたモードにかかわらずエラー メッセージが表示されます。POST 中に
手動で POST メッセージを有効にするには、いずれかのキー ([F1] ~ [F12] は除く) を押します。
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オーナーシップ タグ(コンピューターの所有者の情報)を指定する。このタグは、ワークステ
ーションの電源投入時または再起動のたびに表示されます。
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ワークステーションに会社のアセットタグ (固定資産 ID) を設定する。
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Power-On Password (電源投入時パスワード) を有効にする。有効にすると、システムの再起動
(ウォーム スタート) または電源投入時にパスワードの入力が要求されます。
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シリアル ポート、USB ポート、パラレル ポート、またはオーディオ、内蔵 NIC などの統合
I/O 機能を表示または非表示にする。無効にしたデバイスはアクセスできなくなるので、システ
ムのセキュリティが向上します。
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リムーバブル メディアからの起動機能を有効または無効にする。
JAWW
コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティ
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