HP Z400 Workstation Maintenance and Service Guide (May 2009)
メニュー オプション 説明
Embedded Security Device (内蔵セキュリティ デバイス) Hidden (無効)/Available (有効) により、
Trusted Platform Mechanism (TPM) のオン/オフが切り替わります。Device Hidden (デバイス無
効) がデフォルトです。このオプションを有効にした場合は、以下のオプションを指定できます。
●
Power-On Authentication Support (パワーオン認証サポート) – ワークステーションの起動時
に TPM ユーザー キー パスワードの入力を求める認証機能の有効/無効を設定します。この
機能は、TPM を使用して、認証パスワードを生成および保存します。
●
Reset Authentication Credential (認証資格情報のリセット) – 認証機能をリセットし、認証
の資格情報をクリアします。
Embedded Security Device (内蔵セキュリティ デバイス) を有効にして、内蔵セキュリティ デバ
イスに関連するセキュリティ機能にアクセスするには、セットアップ パスワードを設定する必
要があります。
デバイスを Available (有効) に設定すると、オペレーティング システムでデバイスにアクセスで
きるようになります。Hidden (無効) を設定すると、デバイスは使用できなくなります。デバイ
スは、BIOS により無効にされるので、オペレーティング システムでは有効にすることができま
せん。
Network Service
Boot (ネットワ
ーク サービス ブ
ート)
[F12] キーまたは起動順序を使って、ネットワークからブートする機能の有効/無効を設定しま
す。
System IDs (シ
ステム ID)
次の操作を実行できます。
●
Asset Tag (アセット タグ) – ワークステーションを識別する 16 バイトの文字列です。
●
Ownership Tag (オーナーシップ タグ) – ワークステーションの所有者を識別する 80 バイト
の文字列です。このタグは POST 中に画面に表示されます。
●
UUID (Universal Unique Identifier) – 現在の本体シリアル番号が無効になった場合にのみ更
新できます。(通常これらの ID 番号は工場出荷時に設定され、そのワークステーションを特
定するために使用されます。)
●
Keyboard (キーボード) – システム ID を入力する際のキーボード ロケールを設定できます。
System Security
(システム セキュ
リティ)
次の操作を実行できます。
●
Data Execution Prevention (データ実行防止) – CPU の Data Execution Prevention (データ実
行防止) モードの有効/無効を設定します。このモードを使用すると、データ ページとして
設定されているページ内でのコードの実行を防ぎ、バッファ オーバーフローなどの攻撃を
防ぐことができます。この機能には、オペレーティング システムのサポートが必要です。
●
Virtualization Technology (VTx) (仮想化テクノロジー) – Intel Virtualization Technology を有
効/無効に設定し、ワークステーションのパフォーマンスを向上させます。
●
Virtualization Technology for Directed I/O (I/O 仮想化技術) (VT–d2) – 仮想マシンを有効に
し、グラフィックス カードなどのハードウェア デバイスの排他的制御を取得します。
●
Embedded Security Device (内蔵セキュリティ ドライブ) - Embedded Device (内蔵デバイ
ス) を Available (有効) に設定した場合に、このオプションを指定できます。
Embedded Security Device (内蔵セキュリティ デバイス) Hidden (無効)/Available (有効) に
より、Trusted Platform Mechanism (TPM) のオン/オフが切り替わります。Device Hidden
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き)
JAWW
コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティ
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