HP Z400 Workstation Maintenance and Service Guide (May 2009)

3.
[Security] (セキュリティ) [Smart Cover] (スマート カバー) [Cover Removal Sensor] (
バー取り外しセンサー) を選択し、画面の指示に従います。
4.
[File] (ファイル) [Save Changes and Exit] (変更を保存して終了) を選択し、終了します。
サイド アクセス パネル ソレノイド ロック
サイド アクセス パネル ソレノイドは、サイド アクセス パネルをシャーシにロックします。ソレノイ
ドは、ローカルまたはリモート信号によって制御されます。
ソレノイドをロックするには、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティでソレノイド ロッ
クのパスワードを設定します。ソレノイドのロックを解除するには、コンピュータ セットアップ (F10)
ユーティリティでソレノイ ロックのパスワードを削除します。
HP から入手できるソレノイド ロック FailSafe キーは、ソレノイド ロックを手動で無効にするための
デバイスです。FailSafe Key は、パスワードを忘れた、停電した、またはワークステーションが故障
した場合に必要になりま
ケーブル ロック (オプション)
盗難防止のため、ワークステーションのリア シャーシ パネルには、キー付きのケーブル ロックがか
けられるようになっています。シャーシにケーブル ロックを取り付けて、作業エリアに固定できま
す。
障害通知と復旧
障害通知と復旧機能は、最新のハードウェアとソフトウェア技術とを組み合わせたもので、重要デー
タの損失を防止し、計画外のダウンタイムを最小に抑えます。
ワークステーションが HP CMS で管理されているネットワークに接続されている場合には、障害発生
時にネットワーク管理アプリケーションに障害通知を送信します。HP CMS を使えば、管理対象のす
べての PC をリモートからスケジュールに従って自動的に診断し、障害の要約レポートを作成できま
す。
DPS (ドライブ保護システム)
DPS (ドライブ保護システム) は、HP ワークステーションの上位機種のハード ディスク ドライブに
内蔵されている診断ツールです。DPS は、保証対象外のハード ディスク ドライブ交換が必要となる
可能性のある問題の診断に役立ちます。
HP ワークステーションを組み立てる際に、取り付けられた各ハード ディスク ドライブは DPS でテ
ストされ、基本情報が恒久的な記録としてそのドライブに書き込まれます。DPS が実行されるたび
に、テスト結果がハード ディスク ドライブに書き込まれます。保守サービス プロバイダは、この情
報を利用して、DPS が実行されたディスク ドライブの状態を診断できます
ECC 故障予測
ワークステーションが過大な数の ECC (error checking and correcting) メモリ エラーを検出すると、
ワークステーションはローカルに警告メッセージを表示します。このメッセージにはエラーを起こし
DIMM に関する情報が含まれているので、致命的なメモリ エラーが発生する前に対策を講じるこ
とができます。このワークステーションには ECC DIMM が標準装備されています。
温度センサー
HP ワークステーションには複数の温度センサーがあり、許容内の効率的なシャーシ温度を維持でき
るように、ワークステーションのファンを制御します
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4 システム管理
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