- ハードウェア リファレンス ガイド:dc5800 SF HP Compaq Business PC 
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- このガイドについて このガイドでは、このコンピュータの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: JAWW 重要な補足情報です。 iii 
- iv このガイドについて JAWW 
- 目次 1 コンピュータの機能 標準構成の機能 .................................................................................................................................... 1 フロント パネルの各部 ........................................................................................................................ 2 メディア カード リーダーの各部 ......................................................................................................... 3 リア パネルの各部 ................................................................................... 
- 付録 C 外付けセキュリティ デバイス セキュリティ ロックの取り付け ........................................................................................................ 55 ケーブル ロック ................................................................................................................. 55 南京錠 ................................................................................................................................ 56 HP Business PC セキュリティ ロック .............................................................................. 
- 1 コンピュータの機能 標準構成の機能 HP Compaq dc5800 SF の機能は、モデルによって異なる場合があります。お使いのコンピュータに 取り付けられているハードウェアおよびインストールされているソフトウェアの一覧を表示するに は、診断用ユーティリティを実行します(一部のモデルのコンピュータにのみ付属しています) 。ユー ティリティの使用手順については、『トラブルシューティング ガイド』を参照してください。 注記: 省スペース型コンピュータは、縦置きで使用することもできます。詳しく は、15 ページの 「縦置きでの省スペース型コンピュータの使用」を参照してください。 図 1-1 dc5800 SF の構成 JAWW 標準構成の機能 1 
- フロント パネルの各部 ドライブの構成はモデルによって異なります。 図 1-2 フロント パネルの各部 表 1-1 フロント パネルの各部 1 5.25 インチ オプティカル ドライブ 1 6 電源ランプ 2 オプティカル ドライブ ランプ 7 3.5 インチ メディア カード リーダー(オプ ション)2 3 オプティカル ディスク取り出しボタン 8 マイク コネクタ 4 ハードディスク ドライブ ランプ 9 USB(Universal Serial Bus)ポート 5 電源ボタン 10 ヘッドフォン コネクタ 注記: 通常、電源が入っている場合、電源ランプは緑色で点灯します。電源ランプが赤く点滅している場合は、 コンピュータにトラブルが発生しており、診断コードが表示されます。コードについて詳しくは、『トラブルシュー ティング ガイド』を参照してください。 1 2 一部のモデルでは、このベイにドライブ ベイ カバーが付きます。 一部のモデルでは、ディスケット ドライブが外付け 3. 
- メディア カード リーダーの各部 メディア カード リーダーは、一部のモデルでのみ使用できるオプション デバイスです。メディア カード リーダー各部の位置については、以下の図と表を参照してください。 図 1-3 メディア カード リーダーの各部 表 1-2 メディア カード リーダーの各部 1 2 3 SmartMedia/xD ピクチャ カード用スロット ● 3.3V SmartMedia カード(SM) ● xD ピクチャ カード メディア カード リーダー ランプ SD/MMC+/miniSD 用スロット ● SD(Secure Digital)カード ● MiniSD ● マルチ メディア カード(MMC) ● Reduced Size マルチメディア カード(RSMMC) ● JAWW マルチメディア カード 4.0(Mobile Plus) ● Reduced Size マルチメディア カード 4. 
- リア パネルの各部 図 1-4 リア パネルの各部 表 1-3 リア パネルの各部 1 RJ-45 ネットワーク コネクタ 6 USB(Universal Serial Bus)コネクタ 2 VGA モニタ コネクタ 7 PS/2 マウス コネクタ(緑色) 3 シリアル コネクタ 8 PS/2 キーボード コネクタ(紫色) 4 電源コード コネクタ 9 ラインアウト コネクタ(緑色) :このコ ネクタからは接続したオーディオ機器に 対して電力は供給されません 5 ラインイン オーディオ コネクタ(青色) 注記: 装備されているコネクタの種類や数は、モデルによって異なる場合があります。 ラインイン オーディオ コネクタは、オーディオ ドライバのコントロール パネルでマイク コネクタとして再割り当 てできます。 お使いのコンピュータに PCI Express x16 グラフィックス カードが取り付けられている場合、システム ボード上 のモニタ コネクタは使用できません。 PCI または PCI Express x1 グラフィックス カードが取り付けられている場合、カードのコネ 
- キーボード 図 1-5 キーボードの各部 表 1-4 キーボードの各部(日本語キーボードのキー配列は若干異なります) 1 JAWW 1 ファンクション キー この機能は、お使いのアプリケーション ソフトウェアによって異なります 2 編集キー ここには、[Insert]、[Home]、[Page Up]、[Delete]、[End]および[Page Down]の各 キーがあります 3 ステータス ランプ コンピュータおよびキーボード設定のステータスを示します(Num Lock、Caps Lock、および Scroll Lock) 4 数字キー 電卓のテンキーのように使用できます 5 矢印キー 文書ファイルやワークシート、または Web サイト内を移動するときに使用しま す。マウスを使わずにキーボードのキーを押すことによって、画面内で上下左右 に移動できます 6 [Ctrl]キー 別のキーと組み合わせて使用します。機能は、使用しているアプリケーション ソ フトウェアによって異なります 7 アプリケーション キー 1 マウスの右ボタンと同様に Microsoft® O 
- Windows ロゴ キーの使用 Windows ロゴ キーを他のキーと組み合わせて、Windows オペレーティング システムで利用できるさ まざまな機能を実行することができます。Windows ロゴ キーの位置については、5 ページの 「キー ボード」を参照してください。 表 1-5 Windows ロゴ キーの機能 次の Windows ロゴ キーの各機能は、Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Vista®に対応しています。 Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示または非表示にします Windows ロゴ キー+ D デスクトップを表示します Windows ロゴ キー+ M 開いているすべてのアプリケーションを最小化します Shift + Windows ロゴ キー+ M 最小化したすべてのアプリケーションを元に戻します Windows ロゴ キー+ E エクスプローラの[マイ コンピュータ]を起動します Windows ロゴ キー+ F ファイルやフォルダの検索を起動します Windows ロ 
- シリアル番号の記載位置 各コンピュータの下記の位置には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付され ています。HP のサポート窓口へのお問い合わせの際には、これらの番号をお手元に用意しておいて ください。 図 1-6 シリアル番号および製品識別番号の記載位置 JAWW シリアル番号の記載位置 7 
- 2 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピュータには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この章 で説明する取り付け手順のほとんどでは、道具を使う必要がありません。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、次の点に注意してください。 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっていること を確認してください。 電話回線のモジュラ ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないで ください。 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は重要な安全機能です。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでく ださい。 安全性を高めるため、 『快適に使用していただくために』をお読みください。正しい作業環境の整え 方や、作業をする際の姿勢、および健康上や作業上の習慣について説明しており、さらに、重要な電 気 
- コンピュータのアクセス パネルの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. スタンドを取り付けてコンピュータを使用している場合は、スタンドを取り外します。 6. 
- コンピュータのアクセス パネルの取り付け パネルのタブとシャーシのスロットの位置を合わせてから(1)、正しい位置に固定されるまでアクセ ス パネルをシャーシの上にスライドさせます(2)。 図 2-2 アクセス パネルの取り付け 10 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW 
- フロント パネルの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. アクセス パネルを取り外します。 6. 
- ドライブ ベイ カバーの取り外し 一部のモデルには、3.5 インチと 5.25 インチの外付けドライブ ベイにドライブ ベイ カバーが付いて います。ドライブを取り付ける前にこのドライブ ベイ カバーを取り外す必要があります。ドライブ ベイ カバーを取り外すには、以下の手順で操作します。 1. フロント パネルを取り外します。 2. 3.5 インチ ドライブ ベイ カバーを取り外すには、ドライブ ベイ カバーを所定の位置に固定して いる 2 つの固定タブを、フロント パネルの外側右方向に向けて押し(1)、ドライブ ベイ カバー を右側にスライドして(2) 、ドライブ ベイ カバーを取り外します。 図 2-4 3. 
- 3. 5.25 インチ ドライブ ベイ カバーを取り外すには、ドライブ ベイ カバーを所定の位置に固定し ている 2 つの固定タブを、フロント パネルの外側左方向に向けて押し(1)、ドライブ ベイ カ バーを内側に引き出して(2)、ドライブ ベイ カバーを取り外します。 図 2-5 5.25 インチ ドライブ ベイ カバーの取り外し 4. 
- フロント パネルの取り付け フロント パネルの左側にある 2 つのフックを、シャーシの四角い穴(1)に差し込みます。フロント パネルの右側を、シャーシの所定の位置に収まりカチッという音がするまで押し込みます(2)。 図 2-6 フロント パネルの取り付け 14 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW 
- 縦置きでの省スペース型コンピュータの使用 省スペース型コンピュータは、縦置きで使用できます。フロント パネルにある HP のロゴ プレートは 横置きまたは縦置きのどちらにも向きを調整できます。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. アクセス パネルを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7. 
- 11. コンピュータを右側面が下になるように立てます。 図 2-8 横置きから縦置きへの移行 注記: 縦置きでのコンピュータの安定性を高めるために、付属の縦置き用スタンドを使用する ことをおすすめします。 12. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 13. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 注記: い。 16 通気を確保するため、コンピュータの周囲 10. 
- メモリの増設 お使いのコンピュータは、ダブル データ レート 2 シンクロナス DRAM(DDR2-SDRAM)デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 DIMM システム ボード上にあるメモリ ソケットには、業界標準の DIMM を 4 つまで取り付けることができ ます。これらのメモリ ソケットには、少なくとも 1 つの DIMM が標準装備されています。最大容量 のメモリ構成にするために、高性能デュアル チャネル モードでコンフィギュレーションされたメモ リを 8 GB まで増設できます。 DDR2-SDRAM DIMM システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす DDR2-SDRAM DIMM を使用してく ださい。 ● 業界標準の 240 ピン ● アンバッファード PC2-5300 667 MHz 準拠、または PC2-6400 800 MHz 準拠 ● 1.8 ボルト DDR2-SDRAM DIMM DDR2-SDRAM DIMM は、以下の条件も満たしている必要があります。 ● CAS レイテンシ 5. 
- DIMM ソケットへの取り付け システム ボードには 4 つの DIMM ソケットがあり、1 つのチャネルにつき 2 つのソケットがありま す。ソケットには XMM1、XMM2、XMM3、および XMM4 の番号が付けられています。ソケット XMM1 および XMM2 はメモリ チャネル A で動作し、ソケット XMM3 および XMM4 はメモリ チャネ ル B で動作します。 図 2-9 DIMM ソケットの位置 表 2-1 DIMM ソケットの位置 番号 説明 ソケットの色 1 DIMM ソケット XMM1、チャネル A (取り付け順 1 番目) 黒 2 DIMM ソケット XMM2、チャネル A 白 3 DIMM ソケット XMM3、チャネル B (取り付け順 2 番目) 黒 4 DIMM ソケット XMM4、チャネル B 白 注記: DIMM は、XMM1 ソケットに取り付ける必要があります。 取り付けられている DIMM に応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、デュアル チャ ネル モード、またはフレックス モードで動作します。 18 ● 1 
- モリが取り付けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリの総量を表 し、残りはシングル チャネルに割り当てられます。速度を最高にするには、最大のメモリ容量 が 2 つのチャネルに行き渡るようにチャネルのバランスをとる必要があります。1 つのチャネル のメモリ容量が他方のチャネルのメモリ容量よりも多い場合、多い方をチャネル A に割り当てる 必要があります。たとえば、ソケットに 1 個の 1 GB DIMM、3 個の 512 MB DIMM を取り付ける 場合は、チャネル A に 1 GB DIMM と 1 個の 512 MB DIMM を取り付け、チャネル B に 2 個の 512 MB DIMM を取り付ける必要があります。このように構成すると、2 GB がデュアル チャネ ルとして使用され、512 MB がシングル チャネルとして使用されます。 ● どのモードでも、最高動作速度はシステム内で最も動作の遅い DIMM によって決定されます。 DIMM の取り付け 注意: メモリ モジュールを取り付ける場合または取り外す場合は、電源コードを抜いて電力が放電 するまで約 30 秒待機してか 
- 8. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1)、メモリ モジュールをソケットに差し込 みます(2)。 図 2-10 DIMM の取り付け 注記: メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッチ (切り込み)をソケットのタブに合わせます。 DIMM は、黒い XMM1 ソケットに取り付ける必要があります。 最適なパフォーマンスが得られるようにするには、チャネル A とチャネル B のメモリ容量が可 能な限り同じになるように、メモリをソケットに取り付けます。詳しくは、18 ページの 「DIMM ソケットへの取り付け」を参照してください。 9. モジュールをソケットに押し入れ、完全に挿入されて正しい位置に固定されていることを確認し ます。ラッチが閉じていること(3)を確認します。 10. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 8 および手順 9 を繰り返します。 11. アクセス パネルを取り付けなおします。 12. スタンドを取り付けてコンピュータを使用していた場合は、スタンドを再び取り付けます。 13. 
- 拡張カードの取り外しまたは取り付け お使いのコンピュータには、最大 17.5 cm の長さの拡張カードを取り付けることができる、標準の ロー プロファイル PCI 拡張スロットが 1 基あります。また、PCI Express x1 拡張スロット 2 基と PCI Express x16 拡張スロット 1 基もあります。 注記: PCI スロットおよび PCI Express スロットは、ロー プロファイルのカードのみをサポートし ます。 図 2-11 拡張スロットの位置 表 2-2 拡張スロットの位置 番号 説明 1 PCI Express x16 拡張スロット 2 PCI 拡張スロット 3 PCI Express x1 拡張スロット 4 PCI Express x1 拡張スロット 注記: PCI Express x16 拡張スロットには、PCI Express x1、x4、x8、または x16 の拡張カードを 取り付けることができます。 拡張カードを取り付けるには、以下の手順で操作します。 JAWW 1. 
- 注意: システムが電源コンセントに接続されていると、電源投入状態に関係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐため、必ず電源コー ドを抜いてください。 5. スタンドを取り付けてコンピュータを使用している場合は、スタンドを取り外します。 6. アクセス パネルを取り外します。 7. システム ボード上の空いている適切な拡張ソケット、およびそれに対応するコンピュータの シャーシ背面にある拡張スロットの位置を確認します。 8. PCI スロット カバーを固定しているスロット カバー固定ラッチの緑色のタブを持ち上げ、外側 に回転させてラッチを外します。 図 2-12 拡張スロットの固定ラッチを開く 9. 
- 注記: 取り付けられている拡張カードを取り外す前に、拡張カードに接続されているすべての ケーブルを取り外します。 a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、シャーシ背面の適切な拡張スロッ ト カバーを取り外します。スロット カバーを引き上げ、シャーシ内部から取り出します。 図 2-13 拡張スロット カバーの取り外し b. 
- c. PCI Express x16 カードを取り外す場合は、拡張ソケットの後部にある留め具をカードから 引き離し、コネクタがスロットから抜けるまで、カードを前後に注意深く軽く揺さぶりなが ら引き抜きます。拡張カードをソケットから引き上げ、シャーシ内部から離すようにして シャーシの枠から取り外します。このとき、カードが他のコンポーネントと接触して傷が付 かないようにしてください。 図 2-15 PCI Express x16 拡張カードの取り外し 10. 取り外したカードを、静電気の影響を受けない容器に保管します。 11. 
- 12. 新しい拡張カードを取り付けるには、システム ボードにある拡張ソケットのすぐ上の位置でカー ドを持ち、シャーシの背面に向かってカードを動かして(1) 、カードのブラケットをシャーシの 背面の空いているスロットの位置に合わせます。カードがシステム ボードの拡張ソケットに入 るように押し下げます(2) 。 図 2-16 拡張カードの取り付け 注記: 拡張カードを取り付ける場合は、カードをしっかりと押して、コネクタ全体が拡張カー ド スロットに正しく収まるようにしてください。 13. スロット カバー固定ラッチを回転させて元の位置に戻し、拡張カードを所定の位置に固定しま す。 図 2-17 拡張スロットの固定ラッチを閉じる 14. 必要に応じて、取り付けたカードに外部ケーブルを接続します。また、必要に応じて、システ ム ボードに内部ケーブルを接続します。 15. 
- 16. スタンドを取り付けてコンピュータを使用していた場合は、スタンドを再び取り付けます。 17. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 18. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 19. 必要な場合は、コンピュータを再設定します。[コンピュータ セットアップ(F10) ]ユーティリ ティの使用方法について詳しくは、『コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ ガイ ド』を参照してください。 ドライブの位置 図 2-18 ドライブの位置 表 2-3 ドライブの位置 1 3.5 インチ内蔵ハードディスク ドライブ ベイ 2 3.5 インチ外付けドライブ ベイ:オプション ドライブ用(図はメディア カード リーダー) 3 5.25 インチ外付けドライブ ベイ:オプション ドライブ用(図はオプティ カル ドライブ) 注記: 3. 
- ドライブの取り付けと取り外し ドライブを増設する際には、以下のガイドラインに従ってください。 ● 最初に取り付けるシリアル ATA(SATA)ハードディスク ドライブは、システム ボード上で SATA0 と書かれている暗い青色のプライマリ SATA コネクタに接続します。 ● SATA オプティカル ドライブは、システム ボード上で SATA1 と書かれている白色の SATA コネ クタに接続します。 ● 追加の SATA ハードディスク ドライブを、システム ボード上で次に使用可能な(何も取り付け られていない)SATA コネクタに、SATA0、SATA1、SATA5、SATA4 の順序でデータ ケーブル を接続します。 ● 必ず、先に暗い青色の SATA0 コネクタと白色の SATA1 コネクタに取り付けます。明るい青色 の SATA4 コネクタとオレンジ色の SATA5 コネクタには、その後で取り付けます。 ● ディスケット ドライブを FLOPPY と書かれているコネクタに接続します。 ● メディア カード リーダーは、MEDIA と書かれている USB コネクタに接続します。 
- 図 2-20 オプティカル ドライブ用の予備のガイド用 M3 ネジの位置 注意: データの損失およびコンピュータまたはドライブの破損を防ぐために、次の点に注意してく ださい。 ドライブの着脱は、必ず、すべてのアプリケーションおよびオペレーティング システムを終了し、コ ンピュータの電源を切って電源コードを抜いてから行ってください。コンピュータの電源が入ってい る場合またはスタンバイ モードになっている場合は、絶対にドライブを取り外さないでください。 ドライブを取り扱う前に、身体にたまった静電気を放電してください。ドライブを持つ際は、コネク タに手を触れないようにしてください。静電気対策について詳しくは、60 ページの 「静電気対 策」を参照してください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落とさないでください。 ドライブを挿入するときは、無理な力を加えないでください。 ハードディスク ドライブは、液体や高温にさらさないようにしてください。また、モニタやスピーカ などの磁気を発生する装置から遠ざけてください。 ドライブを郵送するときは、発泡ビニール シートなどの緩衝材で梱包し、梱包箱の表面に「コワレモ ノ―取り 
- システム ボードのドライブ接続 システム ボード ドライブ コネクタの位置については、以下の図と表を参照してください。 図 2-21 システム ボードのドライブ接続 表 2-4 システム ボードのドライブ接続 JAWW 番号 システム ボード コネクタ システム ボード ラベル 色 1 SATA0 SATA0 濃い青 2 SATA1 SATA1 白 3 SATA4 SATA4 薄い青 4 SATA5 SATA5 オレンジ 5 ディスケット ドライブ FLOPPY 黒 6 メディア カード リーダー MEDIA 黒 ドライブの取り付けと取り外し 29 
- オプティカル ドライブの取り外し 注意: コンピュータからドライブを取り外す前に、すべてのリムーバブル メディアを取り出してお く必要があります。 オプティカル ドライブを取り外すには、以下の手順で操作します。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されていると、電源投入状態に関係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐため、必ず電源コー ドを抜いてください。 5. スタンドを取り付けてコンピュータを使用している場合は、スタンドを取り外します。 6. アクセス パネルを取り外します。 7. 
- 8. 電源ケーブル(1)およびデータ ケーブル(2)を、オプティカル ドライブの背面から抜き取り ます。 図 2-23 電源ケーブルとデータ ケーブルの取り外し 9. 
- 10. ドライブの左側にある緑色のドライブ固定ボタン(1)を押し下げると、ドライブの固定が解除 されます。ドライブ固定ボタンを押したままドライブを後方にスライドさせ、ドライブが止まっ たら持ち上げてドライブ ケージから取り外します(2) 。 図 2-25 オプティカル ドライブの取り外し 注記: オプティカル ドライブを取り付けなおすには、取り外しの手順を逆の順序で実行します。ド ライブを交換する場合は、元のドライブの 4 本のネジを新しいドライブに取り付けます。 5.25 インチ ドライブ ベイへのオプティカル ドライブの取り付け 別売の 5.25 インチ オプティカル ドライブを取り付けるには、以下の手順で操作します。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 
- 8. ドライブの両側の下部にある穴に、ガイド用 M3 メートル式ネジ(ミリネジ)を 2 本ずつ取り付 けます。予備のミリネジ 4 本がシャーシの前面(フロント パネルの裏側)に付属しています。 ミリネジは黒色です。予備のガイド用 M3 メートル式ネジの位置については、27 ページの 「ド ライブの取り付けと取り外し」を参照してください。 注意: 長さ 5 mm のガイド用ネジのみを使用してください。それより長いネジを使用すると、 ドライブの内部部品が破損するおそれがあります。 注記: ドライブを交換する場合は、元のドライブの 4 本のガイド用 M3 メートル式ネジを新し いドライブに取り付けます。 図 2-26 オプティカル ドライブへのガイド用ネジの取り付け 9. 
- 10. ドライブ ケージを回転させて、直立する位置まで持ち上げます。 図 2-28 ドライブ ケージを上に回転させる 11. SATA データ ケーブルを、SATA1 と書かれている白色のシステム ボード コネクタに接続しま す。 12. ケーブル ガイドを通してデータ ケーブルを配線します。 注意: ドライブ ケージを上げ下げするときにデータ ケーブルが挟まれることを防ぐケーブル ガイドが 2 つあります。1 つは、ドライブ ケージの底面にあります。もう 1 つは、ドライブ ケー ジ下のシャーシの枠にあります。データ ケーブルをこれらのガイドに通して配線した後、オプ ティカル ドライブに接続してください。 13. 
- 14. ドライブ ケージを下方向に回転させて、元の位置に戻します。 注意: ドライブ ケージを回転させるときに、ケーブルやワイヤを挟まないように注意してく ださい。 図 2-30 ドライブ ケージを下に回転させる 15. アクセス パネルを取り付けなおします。 16. スタンドを取り付けてコンピュータを使用していた場合は、スタンドを再び取り付けます。 17. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 18. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 システムによってドライブが自動的に認識され、コンピュータが再度コンフィギュレーションされま す。 外付け 3.5 インチ ドライブの取り外し 注意: コンピュータからドライブを取り外す前に、すべてのリムーバブル メディアを取り出してお く必要があります。 注記: 3.5 インチ ドライブ ベイには、ディスケット ドライブまたはメディア カード リーダーを取 り付けられます。 3.5 インチ ドライブは、オプティカル ドライブの下にあります。外付け 3. 
- 2. 以下の図に示すように、ドライブ ケーブルを取り外します。 a. ディスケット ドライブを取り外す場合は、ドライブの背面からデータ ケーブル(1)と電 源ケーブル(2)を抜き取ります。 図 2-31 ディスケット ドライブ ケーブルの取り外し b. 
- 3. ドライブの右側にある緑色のドライブ固定ラッチを押すと(1)、ドライブの固定が解除されま す。ドライブ固定ラッチを押したままドライブを後方にスライドさせ、ドライブが止まったら持 ち上げてドライブ ケージから取り外します(2)。 図 2-33 3.5 インチ ドライブの取り外し(図はディスケット ドライブ) 注記: 3.5 インチ ドライブを取り付けなおすには、取り外しの手順を逆の順序で実行します。 3.5 インチ ドライブを交換する場合は、元のドライブの 4 本のネジを新しいドライブに取り付けま す。 3.5 インチ外付けドライブ ベイへのドライブの取り付け コンピュータの構成によって、コンピュータの前面にある 3.5 インチ外付けドライブ ベイは、メディ ア カード リーダーまたはディスケット ドライブが装備されている場合と、空のままになっている場 合があります。 3.5 インチ ドライブが装備されていない場合は、メディア カード リーダー、ディスケット ドライ ブ、またはハードディスク ドライブをドライブ ベイに取り付けることができます。 3. 
- 注記: ドライブをドライブ ケージの正しい位置で支えるために、ガイド用ネジを取り付けます。外 付けドライブ ベイ用に予備のガイド用ネジ(No.6-32 インチネジ 4 本および M3 メートル式ネジ(ミ リネジ)4 本)がシャーシの前面(フロント パネルの裏側)に付属しています。セカンダリ ハード ディスク ドライブには No.6-32 インチネジを使用します。他のすべてのドライブ(メイン ハードディ スク ドライブを除く)には、M3 メートル式ネジ(ミリネジ)を使用します。M3 ミリネジは黒く、 No.6-32 インチネジは銀色です。ガイド用ネジの位置については、27 ページの 「ドライブの取り付 けと取り外し」を参照してください。 1. 30 ページの 「オプティカル ドライブの取り外し」の手順で操作してオプティカル ドライブを取 り外し、3.5 インチ ドライブ ベイに手が届くようにします。 注意: 作業を進める前にコンピュータの電源を切り、電源コードが電源コンセントから抜かれ ていることを確認してください。 2. 
- JAWW 6. フロント パネルとアクセス パネルを取り付けなおします。 7. スタンドを取り付けてコンピュータを使用していた場合は、スタンドを再び取り付けます。 8. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 9. 
- メイン 3.5 インチ内蔵 SATA ハードディスク ドライブの取り外しおよび取り付 け 注記: ん。 このシステムは、パラレル ATA(PATA)ハードディスク ドライブをサポートしていませ ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動できる ように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。また、メイン ハード ディスク ドライブを交換する場合は、リカバリ ディスク セットを作成し、オペレーティング システ ムとソフトウェア ドライバ、およびコンピュータにプリインストールされていたその他のソフトウェ ア アプリケーションを復元する必要があります。この CD セットがない場合は、[スタート]→[HP Backup and Recovery]の順に選択して、今すぐ作成します。 あらかじめ取り付けられている 3.5 インチのハードディスク ドライブは、電源供給装置の下にありま す。ドライブの取り外しと取り付けを行うには、以下の手順で操作します。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. 
- 8. 電源供給装置を回転させて、直立する位置まで持ち上げます。ハードディスク ドライブは、電 源供給装置の下にあります。 図 2-36 電源供給装置の持ち上げ 9. 
- 10. ハードディスク ドライブの横にある緑色のリリース ラッチを押します(1)。ラッチを押したま まドライブを手前にスライドさせます。ドライブが止まったところで、ドライブを持ち上げてド ライブ ベイから取り外します(2) 。 図 2-38 ハードディスク ドライブの取り外し 11. 
- 12. ガイド用ネジの位置とシャーシのドライブ ケージ上のスロットの位置を合わせてから、ハード ディスク ドライブを押してドライブ ベイに差し込みます。次に、正しい位置に固定されるまで ドライブを後方にスライドさせます。 図 2-40 ハードディスク ドライブの取り付け 13. 電源ケーブルおよびデータ ケーブルをハードディスク ドライブの背面に接続します。 注記: メイン ハードディスク ドライブを交換する場合は、ハードディスク ドライブの後ろの シャーシ枠の下部にあるケーブル ガイドを通して、SATA と電源ケーブルを配線してください。 SATA ハードディスク ドライブが 1 台の場合は、パフォーマンスへの悪影響を防ぐため、システ ム ボード上で SATA0 と書かれているコネクタ(暗い青色)にデータ ケーブルを接続してくださ い。2 つ目のハードディスク ドライブを追加する場合は、システム ボード上で次に使用可能な (何も取り付けられていない)SATA コネクタに、データ ケーブルのもう一方の端を SATA0、 SATA1、SATA5、SATA4 の順序で接続します。 14. 
- リムーバブル 3.5 インチ SATA ハードディスク ドライブの取り外しおよび取り 付け 一部のモデルでは、リムーバブル SATA ハードディスク ドライブのエンクロージャが 5.25 インチ外 付けドライブ ベイに備えられています。ハードディスク ドライブは、ドライブ ベイから素早く簡単 に取り外し可能なキャリアに格納されています。キャリアのドライブの取り外しと取り付けを行うに は、以下の手順で操作します。 注記: ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移 動できるように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。また、メイ ン ハードディスク ドライブを交換する場合は、リカバリ ディスク セットを作成し、オペレーティン グ システムとソフトウェア ドライバ、およびコンピュータにプリインストールされていたその他の ソフトウェア アプリケーションを復元する必要があります。この CD セットがない場合は、[スター ト]→[HP Backup and Recovery]の順に選択して、今すぐ作成します。 1. 
- 3. 温度センサをハードディスク ドライブの上部に固定している粘着テープをはがし(1)、温度セ ンサをキャリアから外します(2) 。 図 2-42 温度センサの取り外し 4. 
- 5. ハードディスク ドライブを後方にスライドさせてキャリアから抜き、次に上に持ち上げてキャ リアから取り出します。 図 2-44 ハードディスク ドライブの取り外し 6. 
- 7. キャリアの下部の 4 本のネジを元の位置に締め、ドライブを所定の位置に確実に取り付けます。 図 2-46 セキュリティ ネジの再取り付け 8. 
- 9. キャリアのカバーをスライドさせて(1)キャリア背面のネジを元の位置に戻し、カバーを所定 の位置に取り付けます(2) 。 図 2-48 キャリアのカバーの再取り付け 10. 
- A 仕様 表 A-1 仕様 寸法(横置き時) 高さ 4.0 インチ 10.0 cm 幅 13.3 インチ 33.8 cm 奥行き 14.9 インチ 37.8 cm 質量(概算) 19 ポンド 8.6 kg 最大荷重(横置き時) 77 ポンド 35 kg 動作時 50°~ 95°F 10°~ 35°C 非動作時 -22°~ 140°F -30°~ 60°C 温度範囲 注記: 動作温度は、継続的に直射日光の当たらない環境で、海抜 3,000 m まで 300 m ごとに 1.0℃下がります。 最大変化率は 10℃/時です。取り付けられたオプションの種類および数によって、上限が異なります。 相対湿度(結露せず) 動作時 10 ~ 90% 10 ~ 90% 非動作時(38. 
- 表 A-1 仕様 (続き) 定格入力電流(最大)1 1 標準 PS 4 A(100 VAC の場合) 2 A(200 VAC の場合) 80 Plus PS 3.5 A(100 VAC の場合) 1. 
- B バッテリの交換 お使いのコンピュータに付属のバッテリは、リアルタイム クロックに電力を供給するためのもので す。バッテリは消耗品です。バッテリを交換するときは、コンピュータに最初に取り付けられていた バッテリと同等のバッテリを使用してください。コンピュータに付属しているバッテリは、3 V のボ タン型リチウム バッテリです。 警告! お使いのコンピュータには、二酸化マンガン リチウム バッテリが内蔵されています。バッ テリの取り扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。怪我することがないように、次の点に 注意してください。 バッテリを充電しないでください。 バッテリを 60℃を超える場所に放置しないでください。 バッテリを分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 交換用のバッテリは、必ず HP が指定したものを使用してください。 注意: バッテリを交換する前に、コンピュータの CMOS 設定のバックアップを作成してくださ い。バッテリが取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。CMOS 設 定のバックアップについて詳しくは、『コンピ 
- 5. スタンドを取り付けてコンピュータを使用している場合は、スタンドを取り外します。 6. アクセス パネルを取り外します。 7. システム ボード上のバッテリおよびバッテリ ホルダの位置を確認します。 注記: 一部のモデルのコンピュータでは、バッテリを交換するときに、内部部品を取り外す必 要があります。 8. システム ボード上のバッテリ ホルダの種類に応じて、以下の手順で操作してバッテリを交換し ます。 タイプ 1 a. バッテリをホルダから持ち上げて外します。 図 B-1 ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 1) b. 交換するバッテリを、「+」と書かれている面を上にして正しい位置に装着します。バッテ リはバッテリ ホルダによって自動的に正しい位置に固定されます。 タイプ 2 a. 
- b. 新しいバッテリを装着するには、交換するバッテリを、「+」と書かれている面を上にして ホルダにスライドさせて装着します。バッテリの一方の端が留め具の下に収まるまで、もう 一方の端を押し下げます(2) 。 図 B-2 ボタン型バッテリの取り出しと装着(タイプ 2) タイプ 3 a. バッテリを固定しているクリップを後方に引いて(1)、バッテリを取り出します(2) 。 b. 新しいバッテリを挿入し、クリップを元の位置に戻します。 図 B-3 ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 3) 注記: 9. バッテリの交換後、以下の手順で操作すると交換作業は完了です。 アクセス パネルを取り付けなおします。 10. スタンドを取り付けてコンピュータを使用していた場合は、スタンドを再び取り付けます。 11. 
- 12. [コンピュータ セットアップ(F10)]ユーティリティを使用して、日付と時刻、パスワード、およ びその他の必要なシステム セットアップを設定しなおします。『コンピュータ セットアップ (F10)ユーティリティ ガイド』を参照してください。 13. 
- C 外付けセキュリティ デバイス 注記: データ セキュリティ機能について詳しくは、『コンピュータ セットアップ(F10)ユーティ リティ ガイド』および『デスクトップ マネジメントについて』を参照してください。また、 http://www.hp. 
- 南京錠 図 C-2 コンピュータの施錠 56 付録 C 外付けセキュリティ デバイス JAWW 
- HP Business PC セキュリティ ロック 1. セキュリティ ケーブルを固定物に巻きつけます。 図 C-3 ケーブルの固定物への固定 2. 
- 3. 付属のネジを使用して、錠をコンピュータ本体に固定します。 図 C-5 シャーシへのロックの取り付け 4. 
- フロント パネルのセキュリティ 提供されているセキュリティ ネジを取り付けると、フロント パネルを所定の位置で固定できます。 セキュリティ ネジは、シャーシ内部のファン ダクトにあります。フロント パネルを固定するには、 ファン ダクトからセキュリティ ネジを取り外し(1)、フロント パネルのシャーシに取り付けます (2)。 図 C-7 フロント パネルのセキュリティ ネジの取り付け JAWW セキュリティ ロックの取り付け 59 
- D 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アースの方法 アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上 の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピュータのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バンド は柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は、 
- E コンピュータ操作のガイドラインおよび 手入れと運搬時の注意 コンピュータ操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 コンピュータおよびモニタのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってくださ い。 JAWW ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピュータは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。また、通気が確 保されるよう、コンピュータの通気孔のある面とモニタの上部に、少なくとも 10. 
- オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、次の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作する ことがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがあるので気をつけてください。ドライブの電 源が入っているときに急な温度変化があったときは、1 時間以上待ってから電源を切ってくださ い。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの際の注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。けっ して、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、ただちにコンピュータの電源を切り、電源コー ドを電源コンセ 
- 索引 D DIMM. 
- は ハードディスク ドライブ セカンダリの取り付け 取り付け 40 取り外し 40 バッテリの交換 51 37 ふ フロント パネルの各部 2 フロント パネル セキュリティ 59 ドライブ ベイ カバーの取り外 し 12 取り付け 14 取り外し 11 へ ヘッドフォン コネクタ ま マイク コネクタ マウス コネクタ 4 2 2 め メディア カード リーダー 機能 3 取り付け 37 取り外し 35 メモリ 仕様 17 ソケットへの取り付け 18 も モニタ コネクタ 4 ら ラインアウト コネクタ 4 ラインイン コネクタ 4 り リア パネルの各部 4 ろ ロック HP Business PC セキュリティ ロック 57 ケーブル ロック 55 南京錠 56 フロント パネル 59 64 索引 JAWW