Security-Windows Vista and Windows XP
[Computer Setup]の DriveLock(ドライブロック)の使用
注意: DriveLock で保護されているハードドライブが永久に使用できなくなることを防ぐため、
DriveLock の user password(ユーザ パスワード)と master password(マスタ パスワード)を、紙
などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワードを両
方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされたままに
なり、永久に使用できなくなります。なお、master password と user password を両方とも忘れたた
めにハードドライブを交換する必要が生じた場合、保証期間内でもドライブの交換は有償で承ってお
りますのでご了承ください。
DriveLock でのプロテクトによって、ハードドライブのデータへの不正なアクセスを防止できます。
DriveLock によるプロテクトはコンピュータ本体のベイに取り付けられているハードドライブにのみ
設定できます。いったん DriveLock によるプロテクトを設定すると、ドライブにアクセスするときに
パスワードの入力が必要になります。DriveLock のパスワードでドライブにアクセスするには、ドラ
イブを別売のドッキング デバイスや外付けマルチベイではなく、コンピュータに装着しておく必要が
あります。
DriveLock によるプロテクトをコンピュータの内蔵ハードドライブに設定するには、[Computer Setup]
で user password および master password を設定しておく必要があります。DriveLock によるプロテ
クトを設定するときは、以下の点に注意してください。
●
いったん DriveLock によるプロテクトを設定すると、user password または master password の
どちらかを入力することでのみ、プロテクトされているハードドライブにアクセスできるように
なります。
●
user password は、通常システム管理者ではなく実際にハードドライブを使用するユーザが設定
する必要があります。master password は、システム管理者または実際にハードドライブを使用
するユーザが設定できます。
●
user password と master password は、同じであってもかまいません。
●
DriveLock によるドライブのプロテクトを解除しないと、user password や master password を
削除できません。DriveLock によるハードドライブのプロテクトを解除するには、master password
が必要です。
注記: 電源投入時パスワード(Power-on password)と DriveLock パスワードの両方に同じパスワー
ドを使用している場合、電源投入時パスワードと DriveLock の user password の両方の入力ではな
く、電源投入時パスワードの入力のみを要求されます。
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第 2 章 パスワードの使用










