ハードウェア リファレンス ガイド:dc7900 MT HP Compaq Business PC
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このガイドについて このガイドでは、このコンピュータの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: JAWW 重要な補足情報です。 iii
iv このガイドについて JAWW
目次 1 コンピュータの機能 標準構成の機能 .................................................................................................................................... 1 フロント パネルの各部 ........................................................................................................................ 2 メディア カード リーダーの各部 ......................................................................................................... 3 リア パネルの各部 ...................................................................................
縦置きから横置きへの変更 ................................................................................................................ 45 横置きから縦置きへの変更 ................................................................................................................ 47 付録 A 仕様 付録 B バッテリの交換 付録 C 外付けセキュリティ デバイス セキュリティ ロックの取り付け ........................................................................................................ 55 ケーブル ロック ................................................................................
1 コンピュータの機能 標準構成の機能 HP Compaq dc7900 MT の機能は、モデルによって異なる場合があります。お使いのコンピュータに 取り付けられているハードウェアおよびインストールされているソフトウェアの一覧を表示するに は、診断用ユーティリティを実行します(一部のモデルのコンピュータにのみ付属しています)。ユ ーティリティの使用手順については、 『トラブルシューティング ガイド』を参照してください。 注記: 縦置き/横置き共用型コンピュータは、簡単に横置き構成に変えることができます。詳しく は、このガイドの45 ページの 「縦置きから横置きへの変更」を参照してください。 図 1-1 縦置き/横置き共用型コンピュータの構成 JAWW 標準構成の機能 1
フロント パネルの各部 ドライブの構成はモデルによって異なります。 図 1-2 フロント パネルの各部 表 1-1 フロント パネルの各部 1 5.25 インチ オプティカル ドライブ 8 オプション ドライブ用の 5.25 インチ ベイ 2 2 オプティカル ドライブ ランプ 9 ディスケット ドライブ ランプ(オプション) 3 3.5 インチ ディスケット ドライブ(オプショ ン)1 10 ディスケット取り出しボタン(オプション) 4 電源ボタン 11 電源ランプ 5 ハードディスク ドライブ ランプ 12 ヘッドフォン コネクタ 6 マイク コネクタ 13 USB(Universal Serial Bus)コネクタ 7 オプティカル ディスク取り出しボタン 注意: 一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイは、上部の 2 つのベイより奥行きが短くなっています。一番下のベイ は、1/2 ハイトドライブ、または奥行きが 14.
メディア カード リーダーの各部 メディア カード リーダーは、一部のモデルでのみ使用できるオプション デバイスです。メディア カ ード リーダー各部の位置については、以下の図と表を参照してください。 図 1-3 メディア カード リーダーの各部 表 1-2 メディア カード リーダーの各部 番号 スロット メディア 1 xD ● 2 MicroSD ● MicroSD(T-Flash) ● MicroSDHC 3 メディア カード リーダー ランプ 4 SD/MMC+/miniSD ● SD(Secure Digital) ● MiniSDHC ● ● SDHC(Secure ● Digital High Capacity) マルチ メディア カー ド 4.0(MMC Plus) マルチ メディア カー ド(MMC) ● ● Reduced Size マルチ メディア カード(RSMMC) Reduced Size マルチ メディア カード 4.
リア パネルの各部 図 1-4 リア パネルの各部 表 1-3 リア パネルの各部 1 電源コード コネクタ 6 ラインアウト オーディオ コネクタ(緑 色):このコネクタからは接続したオー ディオ デバイスに対して電力は供給さ れません 2 ラインイン オーディオ コネクタ(青色) 7 USB(Universal Serial Bus)コネクタ 3 RJ-45 ネットワーク コネクタ 8 DisplayPort モニタ コネクタ 4 シリアル コネクタ 9 VGA モニタ コネクタ 5 PS/2 マウス コネクタ(緑色) 10 PS/2 キーボード コネクタ(紫色) 注記: 装備されているコネクタの種類や数は、モデルによって異なる場合があります。 追加シリアル コネクタおよびパラレル コネクタはオプションとして提供予定です。 ラインイン オーディオ コネクタは、オーディオ ドライバのコントロール パネルでマイク コネクタとして再割り当 てできます。 コンピュータにグラフィックス カードが取り付けられている場合、システム ボードのモニタ コネクタは使用でき ません。
キーボード 図 1-5 キーボードの各部 表 1-4 キーボードの各部(上の図は英語版のキー配列です。日本語キーボードのキー配列は若干異なります) 1 JAWW 1 ファンクション キー この機能は、お使いのアプリケーション ソフトウェアによって異なります 2 編集キー ここには、[Insert]、[Home]、[Page Up]、[Delete]、[End]および[Page Down]の各 キーがあります 3 ステータス ランプ コンピュータおよびキーボード設定のステータスを示します(Num Lock、Caps Lock、および Scroll Lock) 4 数字キー 電卓のテンキーのように使用できます 5 矢印キー 文書ファイルやワークシート、または Web サイト内を移動するときに使用しま す。マウスを使用せずにキーボードのキーを押すことによって、画面内で上下左 右に移動できます 6 [Ctrl]キー 別のキーと組み合わせて使用します。機能は、使用しているアプリケーション ソ フトウェアによって異なります 7 アプリケーション キー 1 マウスの右ボタンと
Windows ロゴ キーの使用 Windows ロゴ キーを他のキーと組み合わせて、Windows オペレーティング システムで利用できるさ まざまな機能を実行することができます。Windows ロゴ キーの位置については、5 ページの 「キー ボード」を参照してください。 表 1-5 Windows ロゴ キーの機能 次の Windows ロゴ キーの各機能は、Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Vista®に対応しています。 Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示または非表示にします Windows ロゴ キー+ d デスクトップを表示します Windows ロゴ キー+ m 開いているすべてのアプリケーションを最小化します Shift + Windows ロゴ キー+ m 最小化したすべてのアプリケーションを元に戻します Windows ロゴ キー+ e エクスプローラの[マイ コンピュータ]を起動します Windows ロゴ キー+ f ファイルやフォルダの検索を起動します Windows ロ
シリアル番号の記載位置 各コンピュータのカバーの上部には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付さ れています。HP のサポート窓口へのお問い合わせ時に、これらの番号をお手元に用意しておいてく ださい。 図 1-6 シリアル番号および製品識別番号の記載位置 JAWW シリアル番号の記載位置 7
2 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピュータには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この章 で説明する取り付け手順のほとんどでは、道具を使う必要がありません。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、次の点に注意してください。 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっていること を確認してください。 電話回線のモジュラ ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないで ください。 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は重要な安全機能です。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでく ださい。 安全性を高めるため、 『快適に使用していただくために』をお読みください。正しい作業環境の整え 方や、作業をする際の姿勢、および健康上や作業上の習慣について説明しており、さらに、重要な電 気
スマート カバー ロックの解除 注記: スマート カバー ロックは、一部のモデルにのみ含まれるオプションの機能です。 スマート カバー ロックはソフトウェアで制御可能なカバー ロックであり、セットアップ パスワード によって制御されます。このロックによって、承認されていないユーザによるコンピュータ内部のコ ンポーネントへの不正なアクセスを防ぐことができます。コンピュータは、スマート カバー ロック がロックされていない状態で出荷されます。スマート カバー ロックをロックする方法については、 『デスクトップ マネジメントについて』を参照してください。 Smart Cover FailSafe キー スマート カバー ロックを使用してコンピュータをロックしたまま、パスワードを入力できなくなっ てしまった場合、コンピュータ本体のカバーを開けるには Smart Cover FailSafe キーが必要です。次 のような場合には、コンピュータ内部のコンポーネントにアクセスするために Smart Cover FailSafe キーが必要です。 ● 停電 ● 起動障害 ● PC 部品(プロセッサや電源など)
5.
コンピュータのアクセス パネルの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータの広い面を下にして、コンピュータを置きます。 6. アクセス パネルのハンドルを引き上げ(1)、アクセス パネルを後方へ約 1.
コンピュータのアクセス パネルの取り付け 1. コンピュータの広い面を下にして、コンピュータを置きます。 2.
フロント パネルの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 6.
フロント パネルの取り付け 1. フロント パネルの下部にあるヒンジと、それに対応するシャーシのスロット(1)の位置を合わ せます。 2. フロント パネルをシャーシに取り付けます(2) 。 3. フロント パネルの上部にあるつまみ(3)を所定の位置に収まるまではめ込みます。 4.
ドライブ ベイ カバーの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7.
メモリの増設 お使いのコンピュータは、ダブル データ レート 2 シンクロナス DRAM(DDR2-SDRAM)デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 DIMM システム ボードにあるメモリ ソケットには、業界標準の DIMM を 4 つまで取り付けることができま す。これらのメモリ ソケットには、少なくとも 1 つの DIMM が標準装備されています。高性能なデ ュアル チャネル モードで構成されたメモリをシステム ボードに取り付けることで、メモリを最大 16 GB まで増設できます。 DDR2-SDRAM DIMM システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす DDR2-SDRAM DIMM を使用してく ださい。 ● 業界標準の 240 ピン ● アンバッファード PC2-6400 800 MHz 準拠 ● 1.8 ボルト DDR2-SDRAM DIMM DDR2-SDRAM DIMM は、以下の条件も満たしている必要があります。 ● CAS レイテンシ 5.0(DDR2 667 MHz、5-5-5 タイミング)、CAS レイテンシ 5.
DIMM ソケットへの取り付け システム ボードには 4 つの DIMM ソケットがあり、1 つのチャネルにつき 2 つのソケットがありま す。ソケットには DIMM1、DIMM2、DIMM3、および DIMM4 の番号が付けられています。ソケット DIMM1 および DIMM2 はメモリ チャネル A で動作し、ソケット DIMM3 および DIMM4 はメモリ チャ ネル B で動作します。 図 2-7 DIMM ソケットの位置 表 2-1 DIMM ソケットの位置 番号 説明 ソケットの色 1 DIMM1 ソケット、チャネル A 黒 2 DIMM2 ソケット、チャネル A 白 3 DIMM3 ソケット、チャネル B 白 4 DIMM4 ソケット、チャネル B 白 注記: DIMM は、黒い DIMM1 ソケットに取り付ける必要があります。正し いソケットに取り付けなければ、メモリ モジュールを黒いソケットに取り付 けるよう指示する POST エラー メッセージが表示されます。 取り付けられている DIMM に応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、デュアル
量が取り付けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリの合計容量を表 し、残りはシングル チャネルに割り当てられます。最適な速度を実現するには、最大容量のメ モリが 2 つのチャネル間で分散されるようにチャネルを調整する必要があります。一方のチャネ ルのメモリ容量がもう一方の容量よりも多い場合は、より大きい容量をチャネル A に割り当てる 必要があります。たとえば、ソケットに 1 GB の DIMM を 1 つと 512 MB の DIMM を 3 つ取り付 ける場合は、チャネル A に 1 GB の DIMM と 512 MB の DIMM を 1 つ取り付け、チャネル B に 512 MB の DIMM を 2 つ取り付ける必要があります。この構成では、2 GB がデュアル チャネル として動作し、512 MB がシングル チャネルとして動作します。 ● どのモードでも、最高動作速度はシステム内で最も動作の遅い DIMM によって決定されます。 DIMM の取り付け 注意: メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う前に、電源コードを抜いておく必要があ ります。コンピュータが電
7. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1)、メモリ モジュールをソケットに差し込 みます(2)。 図 2-8 DIMM の取り付け 注記: メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッチ (切り込み)をソケットのタブに合わせます。 DIMM は、黒い DIMM1 ソケットに取り付ける必要があります。 最適なパフォーマンスが得られるようにするには、チャネル A とチャネル B のメモリ容量が可 能な限り同じになるように、メモリをソケットに取り付けます。詳しくは、17 ページの 「DIMM ソケットへの取り付け」を参照してください。 8. モジュールをソケットに押し入れ、完全に挿入されて正しい位置に固定されていることを確認し ます。ラッチが閉じていること(3)を確認します。 9. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 7 および手順 8 を繰り返します。 10. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 11. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 12.
拡張カードの取り外しまたは取り付け お使いのコンピュータには、標準のフルハイト PCI 拡張スロットが 3 基、PCI Express x1 拡張スロッ トが 1 基、PCI Express x16 拡張スロットが 1 基、x4 スロットにダウンシフトされる PCI Express x16 拡張スロットが 1 基あります。 図 2-9 拡張スロットの位置 表 2-2 拡張スロットの位置 番号 説明 1 PCI Express x16 拡張スロット 2 x4 スロットにダウンシフトされる PCI Express x16 拡張スロット 3 PCI Express x1 拡張スロット 4 PCI 拡張スロット 5 PCI 拡張スロット 6 PCI 拡張スロット 注記: PCI Express x16 スロットには、PCI Express x1、x8、または x16 の拡張カードを取り付け ることができます。 デュアル グラフィックス カード構成の場合、1 つ目の(プライマリ)カードは、x4 スロットにダウ ンシフトされない PCI Express x16 スロットに取り付ける必要があり
3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 6. システム ボード上の空いている適切な拡張ソケット、およびそれに対応するコンピュータのシ ャーシ背面にある拡張スロットの位置を確認します。 7. シャーシ内部にある 2 つの緑色のタブを下に押し(1)、拡張カード固定ラッチ(2)を上に回転 させます。 図 2-10 拡張スロットの固定ラッチを開く 8.
注記: 取り付けられている拡張カードを取り外す前に、拡張カードに接続されているすべての ケーブルを取り外します。 a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、シャーシ背面の適切な拡張スロッ ト カバーを取り外します。拡張スロット カバーを拡張スロットから引き上げます。 図 2-11 拡張スロット カバーの取り外し b.
c. PCI Express x16 カードを取り外す場合は、拡張ソケットの後部にある留め具をカードから 引き離し、コネクタがスロットから抜けるまで、カードを前後に注意深く軽く揺さぶりなが ら引き抜きます。カードを真上に持ち上げて取り外します。このとき、カードが他のコンポ ーネントと接触して傷がつかないようにしてください。 図 2-13 PCI Express x16 拡張カードの取り外し 9. 取り外したカードを、静電気の影響を受けない容器に保管します。 10.
11. 新しい拡張カードを取り付けるには、カードの端にあるブラケットをシャーシ背面のスロットに スライドさせ、カードをシステム ボードのソケットにしっかりと押し込みます。 図 2-14 拡張カードの取り付け 注記: 拡張カードを取り付ける場合は、カードをしっかりと押して、コネクタ全体が拡張カー ド スロットに正しく収まるようにしてください。 12. カチッという音がして所定の位置にしっかりと収まるように、拡張カード固定ラッチを閉じま す。 13. 必要に応じて、取り付けたカードに外部ケーブルを接続します。また、必要に応じて、システ ム ボードに内部ケーブルを接続します。 14. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 15. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 16. コンピュータのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付 けなおします。 17.
ドライブの位置 図 2-15 縦置き時および横置き時のドライブの位置 表 2-3 ドライブの位置 1 1 オプション ドライブ用の 3 つの 5.25 インチ外付けドライブ ベイ(図はオ プティカル ドライブ)1 2 1 つの 3.5 インチ外付けドライブ ベイ:オプション ドライブ用(図はディ スケット ドライブ)2 3 2 つの 3.5 インチ内蔵ハードディスク ドライブ ベイ これらのドライブ ベイ用のメディア カード リーダーおよびハード ドライブ取り付けレールをオプションで提供していま す。一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイの深さは上の 2 つのベイより浅くなっています。一番下のベイは、深さが 14.5 cm (5.
ドライブ ベイからのドライブの取り外し 注意: コンピュータからドライブを取り外す前に、すべてのリムーバブル メディアを取り外してお く必要があります。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 6.
● ディスケット ドライブを取り外す場合は、ドライブの背面からデータ ケーブル(1)およ び電源ケーブル(2)を取り外します。 図 2-17 ディスケット ドライブのケーブルの取り外し JAWW ドライブ ベイからのドライブの取り外し 27
● メディア カード リーダーを取り外す場合は、システム ボードから USB ケーブルを取り外 します。メディア カード リーダーに 1394 コネクタがある場合は、PCI カードから 1394 ケ ーブルを取り外します。 図 2-18 メディア カード リーダーの USB ケーブルの取り外し 図 2-19 メディア カード リーダーの 1394 ケーブルの取り外し 28 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW
7. ドライブをドライブ ベイから取り外すには、以下の手順で操作します。 ● 横置きのコンピュータから 5.25 インチ ドライブを取り外すには、黄色のドライブロックを 押し下げて(1)、ドライブをドライブ ベイから引き出します(2) 。 注意: 黄色のドライブロックを押し下げると外付けの 5.25 インチ ドライブがすべて取り 外されるので、ユニットを傾けてドライブが滑り落ちてしまうことがないようにしてくださ い。 図 2-20 横置きのコンピュータからの 5.25 インチ ドライブの取り外し(図はオプティカル ドライブ) ● 縦置きのコンピュータから 3.5 インチ ドライブまたは 5.25 インチ ドライブを取り外すに は、取り外すドライブに対応する緑色のドライブロックを引き上げて(1)、ドライブをドラ イブ ベイから引き出します(2)。 図 2-21 縦置きのコンピュータからの 3.5 インチ ドライブまたは 5.
● 内蔵 3.5 インチ ドライブ ベイからハードディスク ドライブを取り外すには、取り外すドラ イブに対応する緑色のハードディスク ドライブ ドライブロックを引き上げて(1)、ドライ ブをドライブ ベイから引き出します(2)。 図 2-22 ハードディスク ドライブの取り外し 8.
ドライブの増設 お使いのコンピュータでは、最大 5 つのドライブをさまざまな構成で取り付けることができます。 ドライブを増設するときは、以下のガイドラインに従ってください。 JAWW ● 最初に取り付けるシリアル ATA(SATA)ハードディスク ドライブは、システム ボード上で SATA0 と書かれている暗い青色の SATA コネクタに接続します。 ● 最初の SATA オプティカル ドライブは、システム ボード上で SATA1 と書かれている白色の SATA コネクタに接続します。 ● 追加の SATA ドライブを、システム ボード上で次に使用可能な(何も取り付けられていない) SATA コネクタに、SATA0、SATA1、SATA2、SATA3 の順序で接続します。 ● 必ず、先に暗い青色の SATA0 コネクタと白色の SATA1 コネクタに取り付け、その後で明るい 青色の SATA2 コネクタとオレンジ色の SATA3 コネクタに取り付けます。 ● オプションの外付け eSATA ドライブを、システム ボードの黒色の ESATA コネクタに接続しま す。 ● ディスケット
しています。ミリネジの色は黒です。ガイド用 No.
注意: データの損失およびコンピュータまたはドライブの破損を防ぐために、以下の点に注意して ください。 ドライブの着脱は、必ず、すべてのアプリケーションおよびオペレーティング システムを終了し、コ ンピュータの電源を切って電源コードを抜いてから行ってください。コンピュータの電源が入ってい る場合またはスタンバイ モードになっている場合は、絶対にドライブを取り外さないでください。 ドライブを取り扱う前に、身体にたまった静電気を放電してください。ドライブを持つときは、コネ クタに手を触れないようにしてください。静電気対策について詳しくは、59 ページの 「静電気対 策」を参照してください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落とさないでください。 ドライブを挿入するときは、無理な力を加えないでください。 ハードディスク ドライブは、液体や高温にさらさないようにしてください。また、モニタやスピーカ などの磁気を発生する装置から遠ざけてください。 ドライブを郵送するときは、発泡ビニール シートなどの緩衝材で梱包し、梱包箱の表面に「コワレモ ノ―取り扱い注意」 と明記してください。 JAWW ドライブの増設 33
システム ボードのドライブ接続 システム ボード ドライブ コネクタの位置については、以下の図と表を参照してください。 図 2-25 システム ボードのドライブ接続 表 2-4 システム ボードのドライブ接続 34 番号 システム ボード コネクタ システム ボード ラベル 色 1 SATA0 SATA0 濃い青 2 SATA1 SATA1 白 3 SATA4 SATA4 薄い青 4 SATA5 SATA5 オレンジ 5 eSATA ESATA 黒 6 メディア カード リーダー MEDIA 黒 7 ディスケット ドライブ FLOPPY 黒 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW
外付けドライブ ベイへの 5.25 インチ ドライブまたは 3.5 インチ ドライブの取 り付け 注記: 3.5 インチ ドライブは、ディスケット ドライブまたはメディア カード リーダーです。5.25 インチ ドライブは、オプティカル ドライブまたは 5.25 インチ アダプタ キットが取り付けられてい るメディア カード リーダーです。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 JAWW 5.
7. ドライブの両側にある穴のうち下部の穴に、2 本のガイド用ネジを取り付けます(1)。 注記: オプティカル ドライブ、ディスケット ドライブ、およびメディア カード リーダーには ガイド用 M3 メートル式ネジ(ミリネジ)を使用します。予備のミリネジは、アクセス パネルの 下のディスケット ドライブ ブラケットに 8 本付属しています。ミリネジの色は黒です。予備の ガイド用 M3 メートル式ネジの位置について詳しくは、31 ページの 「ドライブの増設」を参照 してください。 ドライブを交換する場合は、元のドライブの 4 本のネジを新しいドライブに取り付けます。 図 2-26 縦置き時(上)および横置き時(下)のコンピュータでの 5.25 インチ ドライブの取り 付け 8. ドライブをロックされるまでドライブ ケージの前面にスライドさせて(2)、ドライブ ベイに取 り付けます。ドライブが所定の位置に収まると、ドライブロック機能によって自動的に固定され ます。 注意: 一番下の 5.
9. 電源ケーブル(1)とデータ ケーブル(2)を、オプティカル ドライブまたはディスケット ドラ イブの背面に接続します。 図 2-27 ドライブ ケーブルの接続(図はオプティカル ドライブ) 10.
内蔵ドライブ ベイへの 3.5 インチ SATA ハードディスク ドライブの取り付け 注記: ん。 このシステムは、パラレル ATA(PATA)ハードディスク ドライブをサポートしていませ ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動できる ように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。また、メイン ハードデ ィスク ドライブを交換する場合は、リカバリ ディスク セットを作成し、オペレーティング システム とソフトウェア ドライバ、およびコンピュータにプリインストールされていたその他のソフトウェ ア アプリケーションを復元する必要があります。この CD セットがない場合は、[スタート]→[HP Backup and Recovery]の順に選択して、ただちに作成します。 3.5 インチ内蔵ドライブ ベイにハードディスク ドライブを取り付けるには、以下の手順で操作しま す。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2.
7. ドライブ ケージにロックされるまで、ハードディスク ドライブを下方向にスライドさせます。 ドライブが所定の位置に収まると、ドライブロック機能によって自動的に固定されます。 図 2-29 ハードディスク ドライブ ベイへのハードディスク ドライブの取り付け 注意: ドライブ ケージ内でガイド用ネジがガイド用スロットとかみ合っていることを確認し ます。ドライブを取り付けるときに強く力を加えすぎると、ドライブが破損することがありま す。 8. 電源ケーブル(1)とデータ ケーブル(2)を、ハードディスク ドライブの背面に接続します。 図 2-30 SATA ハードディスク ドライブへの電源ケーブルおよびデータ ケーブルの接続 9.
11. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 12. コンピュータのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付 けなおします。 13. 必要な場合は、コンピュータを再設定します。[コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリ ティ]の使用方法について詳しくは、『コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ ガイ ド』を参照してください。 リムーバブル 3.5 インチ SATA ハードディスク ドライブの取り外しおよび取り 付け 一部のモデルでは、リムーバブル SATA ハードディスク ドライブのエンクロージャが 5.
3. 温度センサをハードディスク ドライブの上部に固定している粘着テープをはがし(1)、温度セ ンサをキャリアから外します(2) 。 図 2-32 温度センサの取り外し 4.
5. ハードディスク ドライブを後方にスライドさせてキャリアから抜き、次に上に持ち上げてキャ リアから取り出します。 図 2-34 ハードディスク ドライブの取り外し 6.
7. キャリアの下部の 4 本のネジを元の位置に締め、ドライブを所定の位置に確実に取り付けます。 図 2-36 セキュリティ ネジの再取り付け 8.
9. キャリアのカバーをスライドさせて(1)キャリア背面のネジを元の位置に戻し、カバーを所定 の位置に取り付けます(2) 。 図 2-38 キャリアのカバーの再取り付け 10.
縦置きから横置きへの変更 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピュータからすべての外付けデバイスを取り外しま す。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷を防ぐた め、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7. 5.25 インチ ドライブ ベイに装着されているドライブから、電源ケーブルや信号ケーブルをすべ て抜き取ります。 8. 5.
9. ドライブをシャーシに取り付けなおす前に、取り付けるドライブが内蔵の 3.5 インチ ドライブに 対して垂直になるようにしてください。ドライブの底面が緑色のラッチ ドライブ ブラケットと 平行になっている必要があります。 図 2-40 横置き時のドライブの取り付け 10. 空いているドライブ ベイのうちで一番上のベイにドライブをゆっくりとスライドさせて、所定 の位置に収まるまで挿入します。ドライブが正しく挿入されると、ドライブロックにより固定さ れます。それぞれのドライブに対して、この手順を繰り返します。 注意: 一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイは、上部の 2 つのベイより奥行きが短くなっていま す。一番下のベイは、1/2 ハイトドライブ、または奥行きが 14.5 cm 以下の他のデバイスに対応 しています。それより大きいドライブ(オプティカル ドライブなど)を一番下のベイに無理に 押し込まないでください。無理に押し込むと、ドライブおよびシステム ボードが破損するおそ れがあります。ドライブを取り付けるときに強く力を加えすぎると、ドライブが破損することが あります。 11.
14. ロゴがサブパネルの下部に配置されるようにサブパネルを 90°回転させて、フロント パネル内 の元の位置にはめ込みます。 図 2-41 縦置きから横置きへの変更 15. フロント パネルおよびコンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 16. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 17. コンピュータのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付 けなおします。 横置きから縦置きへの変更 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4.
8. 5.25 インチ ドライブ ベイからドライブを取り外すには、以下の図のように、短い黄色のドライ ブロックを押し下げます。ドライブロックを押しながら、ドライブ ベイからドライブを引き出 します。 図 2-42 ドライブ ベイからの 5.25 インチ ドライブの取り外し(横置き時) 9. ドライブをシャーシに取り付けなおす前に、取り付けるドライブが内蔵の 3.5 インチのドライブ と同じ向きになるようにしてください。ドライブの底面が黄色のドライブロックと平行になって いる必要があります。 図 2-43 縦置き時のドライブの取り付け 10.
注意: 一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイは、上部の 2 つのベイより奥行きが短くなっていま す。一番下のベイは、1/2 ハイトドライブ、または奥行きが 14.5 cm 以下の他のデバイスに対応 しています。それより大きいドライブ(オプティカル ドライブなど)を一番下のベイに無理に 押し込まないでください。無理に押し込むと、ドライブおよびシステム ボードが破損するおそ れがあります。ドライブを取り付けるときに強く力を加えすぎると、ドライブが破損することが あります。 11. すべての電源ケーブルおよびデータ ケーブルを 5.25 インチ ドライブ ベイ内のドライブに接続 しなおします。 12. 15 ページの 「ドライブ ベイ カバーの取り外し」の手順に沿ってサブパネルを取り外します。 注意: サブパネルは、まっすぐな状態を保ったままフロント パネルから取り外してくださ い。サブパネルを引き出すときに傾けると、サブパネルをフロント パネルに取り付けるための ピンが破損することがあります。 13. サブパネル内のドライブ カバーを、縦置き構成に合わせて正しい向きに取り付けなおします。 14.
A 仕様 表 A-1 仕様 寸法(横置き時) 高さ 7.0 インチ 17.8 cm 幅 17.63 インチ 44.8 cm 奥行き 17.8 インチ 45.2 cm 高さ 17.63 インチ 44.8 cm 幅 7.0 インチ 17.8 cm 奥行き 17.8 インチ 45.2 cm 質量(概算) 26.4 ポンド 12.0 kg 最大荷重(横置き時) 77 ポンド 35 kg 動作時 50 ~ 95°F 10 ~ 35℃ 非動作時 -22 ~ 140°F -30 ~ 60℃ 寸法(縦置き時) 温度範囲 注記: 動作温度は、継続的に直射日光の当たらない環境で、海抜 3,000 m まで 300 m ごとに 1.0℃下がります。 最大変化率は 10℃/時です。取り付けられたオプションの種類および数によって、上限が異なります。 相対湿度(結露せず) 動作時 10 ~ 90% 10 ~ 90% 非動作時(38.
表 A-1 仕様 (続き) 動作電圧 1 90 ~ 264 VAC 90 ~ 264 VAC 定格電圧範囲 100 ~ 240 VAC 100 ~ 240 VAC 周波数 50/60 Hz 50/60 Hz 電源出力 365 W 365 W 標準 PS 6 A(100 VAC の場合) 3 A(200 VAC の場合) 85%効率 PS 5 A(100 VAC の場合) 2.
B バッテリの交換 お使いのコンピュータに付属のバッテリは、リアルタイム クロックに電力を供給するためのもので す。バッテリは消耗品です。バッテリを交換するときは、コンピュータに最初に取り付けられていた バッテリと同等のバッテリを使用してください。コンピュータに付属しているバッテリは、3 V のボ タン型リチウム バッテリです。 警告! お使いのコンピュータには、二酸化マンガン リチウム バッテリが内蔵されています。バッ テリの取り扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。怪我することがないように、以下の点 に注意してください。 バッテリを充電しないでください。 バッテリを 60℃を超える場所に放置しないでください。 バッテリを分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 交換用のバッテリは、必ず HP が指定したものを使用してください。 注意: バッテリを交換する前に、コンピュータの CMOS 設定のバックアップを作成してくださ い。バッテリが取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。CMOS 設 定のバックアップについて詳しくは、 『コ
5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 6. システム ボード上のバッテリおよびバッテリ ホルダの位置を確認します。 注記: 一部のモデルのコンピュータでは、バッテリを交換する時に、内部部品を取り外す必要 があります。 7. システム ボード上のバッテリ ホルダのタイプに応じて、以下の手順に沿ってバッテリを交換し ます。 タイプ 1 a. バッテリをホルダから持ち上げて外します。 図 B-1 ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 1) b. 交換するバッテリを、「+」と書かれている面を上にして正しい位置に装着します。バッテ リはバッテリ ホルダによって自動的に正しい位置に固定されます。 タイプ 2 a. バッテリをホルダから取り出すために、バッテリの一方の端の上にある留め金を押し上げま す。バッテリが持ち上がったら、持ち上げて取り出します(1)。 b.
タイプ 3 a. バッテリを固定しているクリップを後方に引いて(1)、バッテリを取り出します(2)。 b. 新しいバッテリを挿入し、クリップを元の位置に戻します。 図 B-3 ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 3) 注記: バッテリの交換後、以下の手順で操作すると交換作業は完了です。 8. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 9. 電源ケーブルを元のとおりに接続し、コンピュータの電源を入れます。 10. [コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ]を使用して、日付と時刻、パスワード、お よびその他の必要なシステム セットアップを設定しなおします。『コンピュータ セットアップ (F10)ユーティリティ ガイド』を参照してください。 11.
C 外付けセキュリティ デバイス 注記: データ セキュリティ機能については、http://www.hp.
南京錠 図 C-2 コンピュータの施錠 56 付録 C 外付けセキュリティ デバイス JAWW
HP Business PC セキュリティ ロック 1. セキュリティ ケーブルを固定物に巻きつけます。 図 C-3 ケーブルの固定物への固定 2.
3. 付属のネジを使用して、錠をコンピュータ本体に固定します。 図 C-5 シャーシへのロックの取り付け 4.
D 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷により、デバイスの耐用年数が短くなることがあります。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬や保管のときは、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アースの方法 アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上 の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピュータのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バンド は柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は、1
E コンピュータ操作のガイドラインおよび手 入れと運搬時の注意 コンピュータ操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 コンピュータおよびモニタのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってくださ い。 60 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピュータは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。また、通気が確 保されるよう、コンピュータの通気孔のある面とモニタの上部に、少なくとも 10.
オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、次の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作する ことがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがあるので気をつけてください。ドライブの電 源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切ってくださ い。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの際の注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。け っして、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、ただちにコンピュータの電源を切り、電源コー ドを電源コンセ
索引 D DIMM.
コンピュータのアクセス パネ ル 11 スマート カバー ロック 9 ドライブ ベイ カバー 15 ドライブ ベイからのドライブの 取り外し 26 バッテリ 52 フロント パネル 13 メディア カード リーダー 26 ね ネットワーク コネクタ 4 は ハードディスク ドライブの取り外 し 取り付け 40 ハードディスク ドライブ 取り付け 38 取り外し 26 バッテリの交換 52 ふ フロント パネルの各部 2 フロント パネル ドライブ ベイ カバーの取り外 し 15 取り付け 14 取り外し 13 へ ヘッドフォン コネクタ ま マイク コネクタ マウス コネクタ 4 も モニタ コネクタ DisplayPort 4 VGA コネクタ 4 よ 横置きへの変更 45 ら ラインアウト オーディオ コネク タ 4 ラインイン オーディオ コネク タ 4 り リア パネルの各部 4 ろ ロック HP Business PC セキュリティ ロック 57 ケーブル ロック 55 スマート カバー ロック 9 南京錠 56 2 2 め メディア カード リーダー 機能 3 取り付け 35 取り