ユーザー ガイド
© Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P. AMD は、Advanced Micro Devices, Inc.
安全に関するご注意 警告! 低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用 したり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感 な方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC ア ダプターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置い たりしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表 面
iv 安全に関するご注意
目次 1 最初の操作 ...................................................................................................................................................... 1 HP アプリ ストア ................................................................................................................................ 1 最適な使用方法 .................................................................................................................................... 1 コンピューターを使用したエンターテインメント .......................................
有線ネットワークへの接続 ................................................................................................................ 19 有線ネットワークへの接続 ................................................................................................ 19 4 エンターテインメント機能を楽しむ ............................................................................................................. 20 マルチメディア機能 ...........................................................................................................................
エッジ スワイプ ................................................................................................................ 39 右端からのスワイプ .......................................................................................... 40 左端からのスワイプ .......................................................................................... 40 上端からのスワイプおよび下端からのスワイプ ............................................... 41 キーボードおよびマウスの使用 ...........................................................................................
7 コンピューターのメンテナンス .................................................................................................................... 52 パフォーマンスの向上 ....................................................................................................................... 52 ドライブの取り扱い .......................................................................................................... 52 ハードドライブの交換 .......................................................................................................
BIOS のバージョンの確認 ................................................................................................. 68 BIOS アップデートのダウンロード ................................................................................... 69 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 .............................................................................. 70 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の USB デバイスへのダウンロード ................ 70 10 バックアップおよび復元 ..................................................................................
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1 最初の操作 このコンピューターは、ビジネスのシーンでもエンターテインメントのシーンでも存分に活用できる ように設計されたパワフルなツールです。セットアップ後の最適な使用方法、コンピューターを使っ てできる楽しいこと、および HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについて説明しているこ の章からお読みください。 HP アプリ ストア HP アプリ ストアでは、人気のあるゲーム、エンターテインメント、音楽のアプリケーション、生産 性向上アプリケーション、およびスタート画面にダウンロードできる HP 独占アプリケーションを幅 広く提供しています。選択項目は定期的に更新され、地域のコンテンツや各国仕様の提供内容が含ま れています。HP アプリ ストアをよくチェックして、新しい機能や更新された機能がないか確認する ようにしてください。 重要: HP アプリ ストアにアクセスするには、インターネットに接続する必要があります。 アプリケーションを表示およびダウンロードするには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で、[ストア]アプリケーションを選択します。 2.
コンピューターを使用したエンターテインメント ● コンピューターで YouTube 動画を再生したり、コンピューターをテレビやゲーム機に接続した りできます。詳しくは、23 ページの HDMI ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続を参照 してください。 ● コンピューターでは音楽を再生できるだけでなく、放送中のラジオ番組をコンピューターにスト リーミングして、世界各地のラジオの音楽番組やトーク番組を再生できます。21 ページの オーディオの使用を参照してください。 ● 制御された低音およびクリアでピュアなサウンドにより、アーティストが意図したクオリティの 音楽を楽しめます。22 ページの[HP Beats Audio]の使用(一部のモデルのみ)を参照してく ださい。 ● タッチパッドおよび新しい Windows タッチ ジェスチャを使用して、画像やテキストのページを スムーズに操作できます。25 ページのタッチパッドおよびジェスチャの使用を参照してくだ さい。 HP が提供するその他の資料 印刷物の『セットアップ手順』ポスターの説明に沿ってコンピューターの電源を入れ、このガイドを 見つけま
リソース 『規定、安全、および環境に関するご注意』 内容 ● 重要な規定情報(バッテリの処分方法など) ● このコンピューターの具体的な保証内容 このガイドを表示するには、以下の操作を行います。 ▲ スタート画面で「support」と入力して、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 限定保証規定* 日本向けの日本語モデルに適用される HP 限定保証規定は、製品に 付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』に記載さ れています * お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されているドキュ メントまたは製品に付属の CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本向けの日本語モデ ル製品には、保証内容を記載した小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』が付属しています。また、日本以外で も、印刷物の HP 限定保証規定が製品に付属している国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されていない国ま たは地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.
2 コンピューターの概要 ハードウェアおよびソフトウェアの情報の確認 ハードウェアの確認 コンピューターに取り付けられているハードウェアを確認するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
右側面の各部 名称 (1) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォン)/ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ スピー オーディオ入力(マイク)コネク カー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビ オー ディオ ケーブルなどを接続します。ヘッドセット マイク(別売) タ も接続します。このコネクタは、マイクのみのデバイスには対応 していません 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量 の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、またはヘッドセッ トを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規 定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。こ のガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力し て[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 注記: コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター本体 のスピーカーは無効になります 注記: デバイスのケーブルのコネクタが、オーディオ出力(ヘッ ドフォン)およびオーディオ入力(マイク)の両方をサポートす る 4 芯コネクタであることを確認してください (2)
左側面の各部 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続し ます 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、 コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐものではあ りません (2) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コン ピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作を行って いるときに内部ファンが回転したり停止したりしますが、これは 正常な動作です (3) HDMI 出力端子 HD 対応テレビなどの別売のビデオ デバイスやオーディオ デバ イス、対応するデジタル コンポーネントやオーディオ コンポー ネント、または高速 HDMI デバイスを接続します (4) USB 3.
名称 (7) 説明 ハードドライブ ランプ ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によってハードドラ イブが一時停止しています 注記: [HP 3D DriveGuard]について詳しくは、 55 ページの[HP 3D DriveGuard]の使用(一部のモデルの み)を参照してください (8) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。ディスプレイおよびその他の不要なコンポーネ ントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーション状 態になっています。ハイバネーションは、最小限の電力を使 用する省電力状態です 左側面の各部 7
ディスプレイの各部 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じると、ディスプ レイの電源が切れてスリープが開始します 注記: 内蔵ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側からは見えません (2) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (3) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (4) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします。一部のモデルでは、動画の ストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができます Web カメラを使用するには、スタート画面で「カメラ」と入力して[カメラ]を 選択します (5) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を送受信 します * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。送受信が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害 物を置かないでください。お住まいの国または地域の無線に関する規定情報については、 『規定、安全、および環境に関する ご注意
表面の各部 タッチパッド 名称 説明 (1) 左のコントロール ゾーン 追加のジェスチャを実行できる、少しざらつきのある手触りの領 域です (2) タッチパッド ゾーン 画面上のポインターを動かして、画面上の項目を選択したり、ア クティブにしたりします 注記: タッチパッドでは、エッジ スワイプ ジェスチャもサポー トされています。詳しくは、33 ページのエッジ スワイプを参 照してください (3) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (4) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します (5) 右のコントロール ゾーン 追加のジェスチャを実行できる、少しざらつきのある手触りの領 域です 表面の各部 9
ランプ 名称 (1) (2) (3) 説明 電源ランプ ミュート(消音)ランプ 無線ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。ディスプレイおよびその他の不要なコンポーネ ントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーション状 態になっています。ハイバネーションは、最小限の電力を使 用する省電力状態です ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっていま す ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっています 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス や Bluetooth® デバイスなどの内蔵無線デバイスの電源がオンに なっています 注記: モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっ ている場合に無線ランプがオレンジ色になります 10 (4) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大文字 で入力されます (5) 指紋認証システム ランプ(一部の モ
ボタン、スピーカー、および指紋認証システム(一部のモデルのみ) 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押すと、 電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを短く押 すと、サスペンドが開始されます ● コンピューターがサスペンド状態のときにボタンを短く押 すと、サスペンドが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタンを 短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意: 電源ボタンを押し続けて電源を切断すると、保存されて いない情報は失われます コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン手順を実 行できないときは、電源ボタンを 5 秒ほど押したままにすると、 コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、電源オプションを確認してください スタート画面で「電源」と入力して[Power and sleep settings] (電源とスリープ ボタンの設定)を選択し、アプリケーションの リストから[Power and sleep](電源とスリープ)を選択します (2) スピーカー
キー 注記: 下の図は英語版のキー配列です。日本語版のキー配列とは若干異なります。 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を表示し ます (2) fn キー b キーまたは esc キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に 使用するシステムの機能を実行します (3) Windows キー 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトップから スタート画面に戻ります 注記: (4) 操作キー Windows キーをもう一度押すと、前の画面に戻ります 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 注記: 一部のモデルでは、f5 操作キーを押して、輝度調節機能 付きバックライト キーボード機能をオンまたはオフにします (5) num lk キー fn キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わりま す 内蔵テンキーのナビゲーション機能と数字入力機能が切り替わり ます (6) 12 第 2 章 内蔵テンキー コンピューターの概要 num lk キーが有効になっているときは、外付けテンキーと同様に
裏面の各部 名称 (1) 説明 底面カバー ハードドライブ ベイ、無線 LAN モジュール スロット、およびメ モリ モジュール スロットにアクセスできます 注意: システムの応答停止を防ぐため、無線モジュールを交換 する場合は、各国/地域の無線デバイスの認定/承認機関でこのコン ピューター用に認定された製品のみを使用してください。モ ジュールを交換した後にエラー メッセージが表示される場合は、 モジュールを取り外してコンピューターを元の状態に戻した後 で、HP のサポート窓口にお問い合わせください。スタート画面 で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択します (2) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (3) 通気孔(×4) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コン ピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作を行って いるときに内部ファンが回転したり停止したりしますが、これは 正常な動作です (4) バッテリ リリース ラッチ バッテリの固定を解除します (5) サブウーファー
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要: このセクションで説明するすべてのラベルは、お使いのコンピューターのモデルによってコ ンピューターの裏面、バッテリ ベイ内、または底面カバーの裏のどこかに貼付されています。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。 サポートにお問い合わせになる場合はシリアル番号が必要です。さらに、製品番号またはモデル 番号を求められる可能性があります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいて ください。 サービス ラベルは、下に示す例のどちらかに似ています。お使いのコンピューターのサービス ラベルに近い図を参照してください。 名称 14 (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 (4) モデル番号(一部のモデルのみ) ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。 ● 無線認定/認証ラベル:無線デバイスに関する情報
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイ トの情報を参照できます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 無線ネットワークでは、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げい ただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場合がありま す。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN と呼ばれます)に接続します。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイン トと通信します。 ● Bluetooth デバイス (一部のモデルのみ) :他の Bluetooth 対応デバイス
オペレーティング システムの制御機能の使用 [ネットワークと共有センター]では、接続またはネットワークのセットアップ、ネットワークへの接 続、およびネットワークの問題の診断と修復が行えます。 オペレーティング システムの制御機能を使用するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
お使いのコンピューターに搭載されている無線 LAN デバイスを使用するには、無線 LAN インフラス トラクチャ(サービス プロバイダーか、公共または企業ネットワークを介して提供されます)に接 続する必要があります。 インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 自宅でインターネット アクセスをセットアップするには、インターネット サービス プロバイダー (ISP)のアカウントを設定する必要があります。インターネット サービスの申し込みおよびモデム の購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ほとんどの ISP が、モデムのセットアッ プ、無線ルーターをモデムに接続するためのネットワーク ケーブルの取り付け、インターネット サービスのテストなどの作業に関するサポートを提供しています。 注記: インターネットにアクセスするためのユーザー ID およびパスワードは、利用する ISP から 提供されます。この情報は、記録して安全な場所に保管しておいてください。 無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ●
無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機 能を有効にして、不正アクセスからネットワークを保護してください。無線 LAN スポットと呼ばれる インターネット カフェや空港などで利用できる公衆無線 LAN では、セキュリティ対策が採られてい ないことがあります。無線 LAN スポットを利用するときにコンピューターのセキュリティに不安が ある場合は、ネットワークに接続しての操作を、機密性の低い電子メールや基本的なネット サーフィ ン程度にとどめておいてください。 無線信号はネットワークの外に出てしまうため、保護されていない信号を他の無線 LAN デバイスに拾 われる可能性があります。事前に以下のような対策を採ることで無線 LAN を保護します。 ● ファイアウォールを使用する ファイアウォールは、ネットワークに送信されてくる情報および要求をチェックし、疑わしい項 目を破棄します。ファイアウォールの種類は、ソフトウェアとハードウェアに分けられます。 ネットワークによっては、両方の種類を組み合わせて使用します。 ● 無線を暗号化する
注記: 動作範囲(無線信号が届く範囲)は、無線 LAN の機器の数や配置などの展開状況、ルーター の製造元、および壁や床などの建造物やその他の電子機器からの干渉に応じて異なります。 Bluetooth 無線デバイスの使用(一部のモデルのみ) Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従 来の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、タブレット、PDA) ● 電話機(携帯、コードレス、スマートフォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) ● マウス Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN を設定できるピアツーピア機能を提供します。 Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Bluetooth ソフトウェアのヘルプを参照してくださ い。 有線ネットワークへの接続 有線ネットワークへの接続 コンピューターを自宅のルーターに直接有線接続する(無線で作業しない
4 エンターテインメント機能を楽しむ お使いのコンピューターをエンターテインメントのハブとして使用して、Web カメラを使ったソー シャル ネットワーキングを行ったり、音楽の再生や管理をしたり、映画のダウンロードや視聴を行っ たりできます。さらにパワフルなエンターテインメント センターにするには、モニター、プロジェ クター、テレビ、またはスピーカーやヘッドフォンなどの外付けデバイスを接続します。 マルチメディア機能 コンピューターのエンターテインメント機能のいくつかを以下に示します。 名称 説明 (1) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (2) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (3) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします。一部のモデル では、動画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができます スタート画面で「カメラ」と入力し、アプリケーションの一覧か ら[カメラ]を選択します (4) 20 第 4 章 USB 2.
名称 説明 (5) オーディオ出力(ヘッドフォン)/ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ スピー オーディオ入力(マイク)コネク カー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビ オー ディオ ケーブルなどを接続します。ヘッドセット マイク(別売) タ も接続します。このコネクタは、マイクのみのデバイスには対応 していません。 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量 の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、またはヘッドセッ トを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規 定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。こ のガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力し て[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 注記: コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター本体 のスピーカーは無効になります 注記: デバイスのケーブルのコネクタが、オーディオ出力(ヘッ ドフォン)およびオーディオ入力(マイク)の両方をサポートす る 4 芯コネクタであることを確認してください (6) スピーカー
スピーカーの接続 有線のスピーカーをコンピューターに接続する場合は、コンピューターまたはドッキング ステー ションの USB ポートまたはオーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタに接続します。 無線スピーカーをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してくだ さい。HD 対応スピーカーをコンピューターに接続するには、24 ページの HDMI オーディオの設定 を参照します。スピーカーを接続する前に、音量設定を下げます。 ヘッドフォンおよびマイクの接続 有線のヘッドフォンまたはヘッドセットは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オー ディオ入力(マイク)コネクタに接続できます。内蔵マイク付きのヘッドセットが多数市販されてい ます。 無線のヘッドフォンまたはヘッドセットをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明 書に沿って操作してください。 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イ ヤフォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、『規定、 安全、および環境に関するご注意』を参照して
3. ドキュメントやデスクトップなどにファイルを保存します。 4. マルチメディア プログラムを開き、録音内容を再生します。 コンピューターのオーディオ設定を確認または変更するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
● 拡張:コンピューター本体および外付けデバイスの両方にわたって画像を拡張します。 ● セカンド スクリーンのみ:外付けデバイスの画面にのみ表示します。 fn + f4 キーを押すたびに、表示状態が切り替わります。 注記: 最適な状態で使用するには、外付けデバイスの解像度を以下のように調整してください (特に「拡張」オプションを選択した場合) 。スタート画面で「コントロール」と入力して[コン トロール パネル]を選択します。[デスクトップのカスタマイズ]を選択します。[ディスプレ イ]で[画面の解像度の調整]を選択します。 HDMI オーディオの設定 HDMI は、HD 対応のビデオとオーディオをサポートするビデオ インターフェイスです。HDMI 対応 のテレビをコンピューターに接続した後、以下の操作を行って HDMI オーディオをオンにできます。 1. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右ク リックし、[再生デバイス]をクリックします。 2. [再生]タブで、デジタル出力デバイスの名前を選択します。 3.
5 画面の操作 以下の方法でコンピューター画面を操作できます。 ● タッチ ジェスチャ ● キーボードおよびマウス ● 音声認識機能(一部のモデルのみ) タッチ ジェスチャは、お使いのコンピューターのタッチパッド上またはタッチ スクリーン(一部の モデルのみ)上で使用できます。 注記: 外付け USB マウス(別売)は、コンピューターの USB ポートのどれかに接続できます。 お使いのコンピューターに付属している『Windows の基本操作』を確認してください。このガイド は、タッチパッド、タッチ スクリーン、またはキーボードを使用した一般的な操作に関する情報が 記載されています。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 一部のモデルのコンピューターには、テンキーも内蔵されています。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 大きいタッチパッドを使用すると、簡単な指の動きでコンピューターの画面やポインターを操作でき ます。設定、ボタンの構成、クリック速度、およびポインター オプションを変更することで、タッチ ジ
タップ 画面上で選択するには、タッチパッドでタップ機能を使用します。 ● 26 第 5 章 画面上の項目をポイントしてから、タッチパッド ゾーンを 1 本の指でタップして選択します。 項目をダブルタップすると項目が開きます。 画面の操作
スクロール スクロールは、ページや画像上で上下左右に移動するときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右にドラッグします。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 27
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 28 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 ● タッチパッド ゾーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げる(ス トレッチ)とズームイン(拡大)できます。 第 5 章 画面の操作
2 本指クリック 2 本指クリックを使用すると、画面上の項目のメニューを選択できます。 注記: 2 本指クリックを使用すると、マウスを右クリックしたときと同じ操作が実行されます。 ● タッチパッド ゾーンに 2 本の指を置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 29
回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などを回転できます。 ● オブジェクトをポイントして、左手の人差し指をタッチパッド ゾーンに固定します。右手を使 用して、人差し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させ るには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトまたは画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としていま す。回転は一部のアプリケーションでは機能しない場合があります。 30 第 5 章 画面の操作
フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたり できます。 ● 3 本の指をタッチパッド ゾーンに置き、軽く速い動作で上下左右に指を払うように動かします。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 31
アプリを閉じる ● 32 第 5 章 3 本の指でタッチパッド ゾーンの上部を軽く押して、アプリケーションが閉じるまで下方向に スワイプします。 画面の操作
エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索ま たは使用などのタスクを実行できます。 チャームを表示および選択する チャームを使用すると、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへのアクセス、設定の変更 などを実行できます。 1. 指で右のコントロール ゾーンの中央を押すと、チャームが表示されます。 2.
開いているアプリを表示および選択する 34 1. 指で左のコントロール ゾーンの中央を押すと、開いているアプリケーションが表示されます。 2.
[Customize](カスタマイズ)アイコンを表示する 上端からスワイプすると、スタート画面の下部に[Customize]アイコンを表示できます。[Customize] を使用すると、アプリケーションの移動、サイズ変更、ピン留めおよびピン留めの解除ができます。 重要: 上端からのスワイプによる操作結果は、アクティブになっているアプリケーションによって 異なります。 ● タッチパッド ゾーンの上端から指をゆっくり滑らせて、[Customize]アイコンを表示します。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 35
開いているアプリ間を切り替える 左端からスワイプすると、最近開いたアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができま す。 ● 36 第 5 章 タッチパッドの左端から指をゆっくり滑らせます。 画面の操作
タッチ スクリーン ジェスチャの使用 (一部のモデルのみ) タッチ スクリーンを搭載したコンピューターでは指で画面上の項目を直接操作できます。 ヒント: タッチ スクリーン コンピューターでは、画面上でもタッチパッド上でも指で操作する ジェスチャを実行できます。キーボードとマウスを使用して同じ操作をすることも可能です。 1 本指スライド 1 本指スライドは、主に一覧やページをパンまたはスクロールするために使用しますが、オブジェク トの移動などの操作にも使用できます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽くスライドさせます。 注記: スタート画面に多数のアプリケーションが表示されている場合は、指をスライドさせる ことで画面を左右にスクロールさせて、隠れていたアプリケーションを表示させることができま す。 ● オブジェクトを移動させるには、オブジェクトをタップしたままの状態で指をスライドさせま す。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用 (一部のモデルのみ) 37
タップ 画面上で選択するには、タップ機能を使用します。 ● 1 本の指で画面上のオブジェクトをタップするとオブジェクトが選択されます。項目をダブル タップすると項目が開きます。 スクロール スクロールは、ページや画像上でポインターを上下左右に移動するときに便利です。 ● 38 第 5 章 2 本の指を画面に置き、上下左右の方向にドラッグします。 画面の操作
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 ● 画面上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト (縮小)できます。 ● 画面上で 2 本の指を近づけた状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げるとズームイン(拡 大)できます。 回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などを回転できます。 ● 回転させるオブジェクトに左手の人差し指を固定します。右手を使用して、人差し指を 12 時か ら 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトまたは画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としていま す。回転は一部のアプリケーションでは機能しない場合があります。 エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索お よび使用などのタスクを実行できます。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用 (一部の
右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● ディスプレイの右端から指をゆっくりと画面内に滑らせるとチャームが表示されます。 左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、開いているアプリを表示して、すばやく切り替えられるようにします。 ● 40 第 5 章 ディスプレイの左端からゆっくりと画面内へスワイプすると、アプリケーションが切り替わりま す。そのまま指を離さずに、スワイプしながら左端に戻すと、開いているすべてのアプリケー ションが表示されます。 画面の操作
上端からのスワイプおよび下端からのスワイプ 上端または下端からスワイプすると、アプリケーション コマンド オプションを表示してアプリケー ションをカスタマイズできます。 重要: 上端からのスワイプによる操作結果は、開いているアプリケーションによって異なります。 ● 上端または下端からゆっくりスワイプすると、アプリケーション コマンド オプションが表示さ れます。 キーボードおよびマウスの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャ を使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキー を使って特定の機能も実行できます。 ヒント: キーボードの Windows キー を使用すると、開いているアプリケーションや Windows デスクトップから、スタート画面にすばやく戻ることができます。Windows キーをもう一 度押すと、前の画面に戻ります。 注記: 国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での 説明と異なる場合もあります。 キーの使用 特定のキーやキーの組み合わせを使用し
操作キーの機能は、出荷時に有効に設定されています。この機能は、セットアップ ユーティリティ (BIOS)で無効にできます。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を開いたときの手順については、 68 ページの「セットアップ ユーティリティ(BIOS)および[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI) の使用」を参照し、画面下部の説明に沿って操作してください。 操作キーの機能を無効にした後も、fn キーを適切な操作キーと組み合わせて押すことによって、各機 能を引き続き実行できます。 アイコン キー 説明 f1 [ヘルプとサポート]を表示します。[ヘルプとサポート]では、チュートリアル、Windows オペレー ティング システムとコンピューターに関する情報、質問への回答、およびコンピューターへの アップデート ファイルなどが提供されます また、自動トラブルシューティング ツールおよび HP のサポート窓口へのアクセスも提供されま す f2 このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります f3 このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に上がります
よく使用するショートカットについては、 『Windows の基本操作』を参照してください。 ホットキーの使用 ホットキーは、fn キーと esc キーまたは b キーの組み合わせです。 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キーを短く押し、次にホットキーの組み合わせの 2 番目のキーを短く押します。 内蔵テンキーの使用 お使いのコンピューターには、テンキーが内蔵されています。また、別売の外付けテンキーや、テン キーを備えた別売の外付けキーボードも使用できます。内蔵テンキーの場所について詳しくは、 12 ページのキーを参照してください。 名称 説明 num lock キー 内蔵テンキーの機能を制御します。このキーを押して、外付けテンキーの標準の数字 入力機能(この機能は工場出荷時に有効に設定されています)とナビゲーション機能 (キーの矢印の方向で示されます)を切り替えます 注記: テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有効だった場合は、次 回コンピューターの電源を入れたときにも有効になっています 内蔵テンキー 外付けテンキーと同じように機能するように出荷時に設定さ
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ 電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ 残量を監視し、節約することが重要です。お使いのコンピューターでは、パフォーマンスと節電のバ ランスを取ることができるように、電源を使用したり節電したりする方法を管理するための最適な電 源プランがサポートされています。 スリープまたはハイバネーションの開始 Microsoft Windows には、スリープおよび休止状態(ハイバネーション)の 2 つの省電力設定があり ます。 ● スリープ:バッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも、操作しない状態 が一定時間続いた場合に、スリープ状態が自動的に開始されます。作業中のデータがメモリに保 存されるため、非常にすばやく作業を再開できます。手動でスリープを開始することもできま す。詳しくは、44 ページの手動でのスリープの開始および終了を参照してください。 ● ハイバネーション:完全なロー バッテリ状態になった場合、自動的にハイバネーション状態
手動でのハイバネーションの開始および終了(一部のモデルのみ) [電源オプション]を使用すると、ユーザーがハイバネーションを開始できるようにしたり、その他の 電源設定およびタイムアウトを変更したりできます。 1. スタート画面で「電源オプション」と入力し、[電源オプション]の順に選択します。 2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作の選択]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4. [電源ボタンを押したときの動作]領域で、[休止状態]を選択します。 5. [変更の保存]をクリックします。 コンピューターがハイバネーションを終了すると電源ランプが点灯し、作業していた画面に戻りま す。 注記: 復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面 に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1.
バッテリ電源での駆動 充電済みのバッテリが装着され、外部電源に接続されていない場合、コンピューターはバッテリ電源 で動作します。充電済みのバッテリを装着したコンピューターから AC アダプターを取り外すと、電 源が自動的にバッテリ電源に切り替わり、バッテリ電源を節約するために画面の輝度が下がります。 コンピューターを外部電源に接続していない場合は、コンピューターがオフのときでもバッテリは 徐々に放電していきます。 コンピューターのバッテリは消耗品で、その寿命は、電源管理の設定、コンピューターで動作してい るプログラム、画面の輝度、コンピューターに接続されている外付けデバイス、およびその他の要素 によって異なります。 ユーザーが交換可能なバッテリの取り外し 警告! けがや事故、および機器の故障などの安全に関する問題の発生を防ぐため、この製品を使用 する場合は、コンピューターに付属しているユーザーが交換可能なバッテリ、HP が提供する交換用 バッテリ、または HP から購入した対応するバッテリを使用してください。 注意: コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときに、ユーザーが交換可能なそ のバッ
バッテリの節電 バッテリ寿命の節約および最大化のために、以下のヒントを参考にしてください。 ● ディスプレイの輝度を下げます。 ● [電源オプション]で[省電力]設定を選択します。 ● ユーザーが交換可能なバッテリを 2 週間以上使用しない、または充電しない場合は、コンピュー ターからバッテリを取り外します。 ● 使用していない無線デバイスをオフにします。 ● 外部電源に接続されていない外付けデバイスのうち、USB ポートに接続している外付けハード ドライブなど、使用していないものをコンピューターから取り外します。 ● 使用していない外付けメディア カードを停止するか、無効にするか、または取り出します。 ● しばらく作業を行わないときは、その前にスリープを開始するか、コンピューターの電源を切り ます。 ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態また は完全なロー バッテリ状態になった場合は、以下のようになります。 ● バッテリ ランプ(一部のモデルのみ)が、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態 にな
ハイバネーションを終了できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 ハイバネーションを終了するための十分な電力がコンピューターに残っていない場合は、以下の操作 を行います。 1. ユーザーが交換可能な放電したバッテリを充電済みのバッテリに交換するか、AC アダプターを コンピューターおよび外部電源に接続します。 2.
● 内蔵ハードドライブが搭載されているコンピューターで[ディスク デフラグ]を実行する場合 ● バックアップまたは復元を実行する場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● 画面の輝度が上がります。 ● Windows デスクトップの[電源メーター]アイコンの形状が変わります。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 ● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。 ● Windows デスクトップの[電源メーター]アイコンの形状が変わります。 電源に関するトラブルシューティング 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプター をテストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2.
[HP CoolSense]をオンまたはオフにするには、以下の操作を行います。 ▲ スタート画面で「coolsense」と入力して[HP CoolSense]を選択します。 インテル スマート・コネクト・テクノロジーによるソフトウェ ア内容の更新(一部のモデルのみ) コンピューターがスリープ状態の場合、インテル® スマート・コネクト・テクノロジーによって定期 的にコンピューターのスリープ状態が終了されます。ネットワーク接続が利用可能な場合、スマー ト・コネクトは、電子メールの受信トレイ、ソーシャル ネットワーク サイト、ニュース ページな どの開いているアプリケーションを更新してから、コンピューターをスリープ状態に戻します。ス マート・コネクトは、電子メールなど、オフラインで作成したコンテンツの同期も行います。コン ピューターがスリープを終了したときに、更新された情報にすぐにアクセスできます。 ▲ この機能を有効にしたり、手動で設定を調整したりするには、スタート画面で「smart」と入力 して[Intel Smart Connect Technology](インテル スマート・コネクト・テクノロジー)を
ハイブリッド グラフィックスおよび AMD デュアル グラ フィックス(一部のモデルのみ) 一部のコンピューターには、ハイブリッド グラフィックス機能または AMD デュアル グラフィック ス機能が搭載されています。 注記: ハイブリッド グラフィックスまたは AMD デュアル グラフィックスがお使いのノートブッ ク コンピューターに搭載されているかどうかを確認するには、コンピューターのグラフィックス プ ロセッサの構成およびソフトウェアのヘルプ参照してください。 ハイブリッド グラフィックスと AMD デュアル グラフィックスのどちらにも、グラフィックスを処 理するためのモードが 2 つ用意されています。 ● ハイ パフォーマンス モード:このモードに割り当てられたアプリケーションは、最適なパ フォーマンスを実現するために高性能なグラフィックス プロセッシング ユニット(GPU)上で 実行されます。 ● 省電力モード:このモードに割り当てられたアプリケーションは、バッテリ電源を節約するため に性能の低い GPU 上で実行されます。 ハイブリッド グラフィックスの使用(一部のモデルのみ) ハイブリッド
7 コンピューターのメンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールの実行によって、コンピュー ターのパフォーマンスを向上させるための情報を提供します。また、プログラムおよびドライバーの 更新、コンピューターの清掃手順、コンピューターの持ち運びに関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]や[ディスクのクリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作 業を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。また、コ ンピューターが古くなるにつれて、より大容量のドライブの取り付けやメモリの増設を検討する可能 性が出てきます。 ドライブの取り扱い ドライブを取り扱う場合は、以下の点に注意してください。 52 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が 切れているのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず コンピューターの電源を入れ
ハードドライブの交換 注意: ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。絶対に 落としたり上に物を置いたりしないでください。ドライブに洗剤などの液体を垂らしたり、高温また は多湿の場所に放置したりしないでください。ドライブを取り扱う際の特別な注意については、 52 ページのドライブの取り扱いを参照してください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ドライブの着脱を行う前に、コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が切れ ているのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコンピュー ターの電源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 ハードドライブを取り外す前に、以下の操作を行います。 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 3. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 4.
5. ハードドライブを持ち上げて(4)ハードドライブ ベイから取り外します。 注記: ハードドライブをコンピューターから取り外したら、ハードドライブ ブラケットを取 り外してからハードドライブ本体にアクセスする必要があります。 ハードドライブ ブラケットを取り外します。 54 1. ハードドライブ ケーブルをハードドライブから外します(1) 。 2.
3.
[HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピューターのドライブ ランプの色が変化することによって、メイン ハードドライブ ベイまた はセカンダリ ハードドライブ ベイ(一部のモデルのみ)のディスク ドライブが停止していること を示します。Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域または[Windows モビリティ セ ンター]にあるアイコンを使用して、ドライブが現在保護されているかどうか、およびドライブが停止 しているかどうかを確認できます。 [ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。ドライ ブが断片化されるとドライブ上のデータが隣接(連続)しなくなり、そのためにハードドライブが ファイルを見つけるのが困難になってコンピューターの処理速度が低下します。[ディスク デフラ グ]を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めて(または物理的に再構成 して)より効率よく作業を実行できるようになります。 注記: SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要は
メモリ モジュールの追加または交換 メモリを追加すると、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。お使いのコン ピューターは、物理的な仕事場所と似ています。ハードドライブは、仕事を保管しておくファイリン グ キャビネットで、メモリは作業を行う机です。メモリの大きさが不十分で、すべての仕事を保持 する余裕がない場合は、机の上が仕事で溢れている場合と同様で、生産性が低下します。コンピュー ターに内蔵されているメモリの量を増やすことは、パフォーマンスを向上させるための有効な解決策 です。 お使いのコンピューターには、2 つのメモリ モジュール スロットが装備されています。メモリ モ ジュール スロットは、コンピューター裏面の底面カバーの下に装備されています。コンピューター のメモリ容量を増やすには、メモリ モジュールを追加するか、またはメモリ モジュール スロット のどちらかに装着されている既存のメモリ モジュールを交換します。 注記: メモリ モジュールの追加または交換を行う前に、最新バージョンの BIOS がコンピューター にインストールされていることを確認し、必要がある場合は BIOS をアッ
7. メモリ モジュールを交換する場合は、以下の手順で装着されているメモリ モジュールを取り外 します。 a. メモリ モジュールの両側にある留め具を左右に引っ張ります(1) 。 メモリ モジュールが少し上に出てきます。 b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上に引き抜いて (2)取り外します。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の 端を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 注記: す。 8. 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきま 以下の手順で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b. 所定の位置に収まるまでメモリ モジュールを 45°の角度でスロットに押し込みます(2) 。 c.
9. 底面カバーを取り付けなおします 10. バッテリを取り付けなおします。 11. コンピューターの上面のカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおし ます。 12. コンピューターの電源を入れます。 プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへ更新することをおすすめします。更新に よって問題が解決し、コンピューターで新しい機能やオプションを使用できるようになります。テク ノロジーは常に変化しているため、プログラムやドライバーを更新するとお使いのコンピューターで 最新のテクノロジーを実行できます。たとえば、古いグラフィックス コンポーネントは最新のゲー ム ソフトウェアで正しく動作しない場合があります。最新のドライバーがないと、お手持ちの装置 を最大限に活用できません。 HP プログラムおよびドライバーの最新バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
コンピューターの清掃 お使いのコンピューターを安全に清掃するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
注意: 内部のコンポーネントへの損傷を防ぐため、キーとキーの間にクリーナーなどの液体が垂れ ないようにしてください。 ● タッチパッド、キーボード、またはマウスを清掃するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、 柔らかいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨てシー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、コンピューターの清掃用のブロアー(圧縮空気入りの缶)などを使用してください。 コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点を参考にしてください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 外付けドライブに情報をバックアップします。 ◦ すべてのディスク、およびすべての外付けメディア カード(メディア カードなど)をコン ピューターから取り外します。 ◦ すべての外付けデバイスを、電源を切ってから取り外します。 ◦ コンピュ
8 コンピューターと情報の保護 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。 Windows オペレーティング システム、HP アプリケーション、Windows 以外のセットアップ ユー ティリティ(BIOS) 、およびその他の他社製ソフトウェアの標準のセキュリティ ソリューションに よって、ウィルス、ワーム、およびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクからお使い のコンピューターを保護するようにしてください。 重要: この章に記載されている一部のセキュリティ機能は、お使いのコンピューターでは使用でき ない場合があります。 コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 Power-on password(電源投入時パスワード) コンピューター ウィルス ウィルス対策ソフトウェア データへの不正なアクセス ファイアウォール ソフトウェア セットアップ ユーティリティ(BIOS)の設定、およびその 他のシステム識別情報への不正なアクセス Administrator password(管理者パスワード) コンピュー
スクリーン セーバーのパスワードなど、Windows のパスワードについて確認するには、スタート画 面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 ユーザー パスワード Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します 管理者パスワード 管理者レベルのデータへのアクセスを保護します 注記: このパスワードは、セットアップ ユーティリティ(BIOS)の データへのアクセスには使用できません セットアップ ユーティリティ(BIOS)パスワードの設定 パスワード 機能 Administrator password(管理者パスワード) ● セットアップ ユーティリティ(BIOS)にアクセスするたびにこのパ スワードを入力する必要があります ● Administrator password を忘れた場合は、セットアップ ユーティリ ティ(BIOS)にアクセスできません 注記: Power-on password の代わりに Administrator passwor
指紋認証システムの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを 使用するには、コンピューターでユーザー アカウントおよびパスワードをセットアップしてから、 [HP SimplePass]ソフトウェアを使用して指紋を 1 つまたは複数登録する必要があります。 お使いのコンピューターの指紋認証システムの位置については、11 ページのボタン、スピーカー、 および指紋認証システム(一部のモデルのみ)を参照してください。 [HP SimplePass]の使用(一部のモデルのみ) [HP SimplePass]を使用すると、お使いのコンピューターを簡単な操作で保護することができ、また、 コンピューターやパスワードで保護された Web サイトへのログオンも簡素化されます。登録した指 紋を使って以下のことができます。 ● Windows へログオンする。 ● ログオンが必要な Web サイトやその他のプログラムにアクセスする。 ● シングルサインオン サービスをセットアップする。このサービスを利用すると、ユーザー名お よびパスワードを必要とす
インターネット セキュリティ ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューターがコンピューター ウィルス、スパイウェア、およびその他のオンラインの 脅威にさらされる可能性があります。お使いのコンピューターを保護するために、ウィルス対策およ びファイアウォール機能を含むインターネット セキュリティ ソフトウェアの試用版がお使いのコ ンピューターにプリインストールされている場合があります。新しく発見されたウィルスおよびそ の他のセキュリティ リスクからコンピューターを保護するには、セキュリティ ソフトウェアを最新 の状態にしておく必要があります。セキュリティ ソフトウェアの試用版をアップグレードするか、 セキュリティ ソフトウェアを別途購入して、お使いのコンピューターを確実に保護することを強く おすすめします。 ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューター ウィルスに感染すると、プログラム、ユーティリティ、オペレーティング システム などが使用できなくなったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。ウィルス対策ソフト
ソフトウェア アップデートのインストール お使いのコンピューターにインストールされている HP、Microsoft Windows、および他社製ソフト ウェアは、セキュリティの問題を修正するため、およびソフトウェア パフォーマンスを向上させる ために、定期的に更新する必要があります。詳しくは、59 ページのプログラムおよびドライバーの 更新を参照してください。 緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意: Microsoft 社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューター をセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 アップデートを自動的にインストールするかどうかを選択できます。設定を変更するには、スタート 画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。[システムとセキュリ ティ]→[Windows Update]→[設定の変更]の順に選択し、画面の説明に沿って操作します。 HP および他社製ソフトウェア アップ
別売のセキュリティ ロック ケーブルの使用 別売のセキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや 盗難を完全に防ぐものではありません。セキュリティ ロック ケーブルは、盗難をより確実に防止す るために、完全なセキュリティ ソリューションの一部として実施すべきいくつかの方法のうちの 1 つにすぎません。 お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットは、ここに記載されている図と 多少異なる場合があります。お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロット の位置については、4 ページの「コンピューターの概要」を参照してください。 1. 固定された物体にセキュリティ ロック ケーブルを巻きつけます。 2. 鍵(1)をセキュリティ ロック ケーブル(2)に差し込みます。 3. 4.
9 セットアップ ユーティリティ(BIOS)お よび[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI)の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれるセットアップ ユーティリティは、システム上のす べての入出力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど) 間で行われる通信を制御します。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を使用すると、取り付ける デバイスの種類、コンピューターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定で きます。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 セットアップ ユーティリティ(BIOS)を起動するには、コンピューターの電源を入れるかコンピュー ターを再起動して、すばやく esc キーを押してから f10 キーを押します。 注記: セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくだ さい。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 BIOS の更新 HP の Web サイトから、更新されたバージョンの BI
3. 変更を保存しないでセットアップ ユーティリティ(BIOS)を終了するには、矢印キーを使用し て、[Exit](終了)→[Exit Discarding Changes](変更を保存しないで終了)の順に選択し、 [enter]キーを押します。 4.
4. 拡張子が.exe であるファイル(filename.exe など)をダブルクリックします。 BIOS のインストールが開始されます。 5. 画面の説明に沿って操作し、インストールを完了します。 注記: インストールが成功したことを示すメッセージが画面に表示されたら、ダウンロードした ファイルをハードドライブから削除できます。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているか どうかを確認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレー ティング システムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問 題からハードウェア障害を分離できます。 [HP PC Hardware Diagnostics] UEFI を起動するには、以下の操作を行います。 1.
10 バックアップおよび復元 この章には、以下のプロセスに関する情報が含まれています。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 1.
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)は、コンピューターのセットアップが正常に 完了した後、リカバリ メディアを作成する方法を提供するソフトウェア プログラムです。[HP Recovery]メディアを使用すると、ハードドライブが破損した場合にシステムの復元を実行できます。 システムの復元を実行すると、元のオペレーティング システムおよび工場出荷時にインストールさ れていたソフトウェア プログラムが再インストールされ、それらのプログラムの設定内容が再構築 されます。[HP Recovery]メディアは、システムのカスタマイズや、ハードドライブを交換する場合 の工場出荷時のイメージの復元にも使用できます。 ● [HP Recovery]メディアは 1 セットのみ作成できます。リカバリ ディスクは慎重に取り扱い、安 全な場所に保管してください。 ● [HP Recovery Manager]はコンピューターを検査して、USB フラッシュ ドライブの空き容量が どれだけ必要か、または空の DVD ディスクが何枚必要か
復元 システムを復元するための、いくつかのオプションがあります。お客様の状況および専門知識のレベ ルに最適な方法を選択してください。 ● Windows には、バックアップから復元したり、コンピューターを更新したり、コンピューター を元の状態にリセットしたりするための複数のオプションが用意されています。詳細と手順に ついては、[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘル プとサポート]を選択します ● プリインストールされているアプリケーションまたはドライバーの問題を修正する必要がある 場合は、[HP Recovery Manager]の[ドライバーおよびアプリケーションの再インストール]オプ ションを使用して各アプリケーションまたはドライバーを再インストールします。 スタート画面で「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)→[ドライバーおよびアプリケーションの再インストール]の順に選択し、画面の説明に 沿って操作します。 ● 最小限のイメージを使用してコンピューターをリセットするには、HP 復元用
[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用した復元 [HP Recovery Manager]ソフトウェアでは、作成した[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用 するか、HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用することによって、コンピューター を元の工場出荷時の状態に復元できます。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、 72 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成を参照してください。 [HP Recovery]メディアを使用して、以下の復元オプションのどれかを選択できます。 ● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイ ンストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● 最小限のイメージの復元(一部のモデルのみ) :オペレーティング システムと、ハードウェア関 連のすべてのドライバーおよびソフトウェアが再インストールされますが、その他のソフトウェ ア アプリケーションは再インストールされません。 ● ファクトリ リセット:ハードドライブの全情報を
HP 復元用パーティションの使用(一部のモデルのみ) HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブなしでシステムの復元または最小限のイメージの復元を実行できます。こ のような復元は、ハードドライブがまだ動作している場合にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を起動するに は、以下の操作を行います。 重要: タブレットの場合は、以下の手順を開始する前にキーボード ドックに接続します(一部の モデルのみ) 。 1. コンピューターの起動中に f11 キーを押します。 または 電源ボタンを押すときに、f11 キーを押したままにします。 2. キーボードのレイアウトを選択します。 3. ブート オプション メニューで[トラブルシューティング]を選択します。 4.
HP 復元用パーティションの削除 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアを使用すると、HP 復元用パー ティションを削除して、ハードドライブの空き領域を増やせます。 重要: HP 復元用パーティションを削除すると、Windows の[リフレッシュ]オプション、Windows の[すべてを削除して Windows を再インストールする]オプション、または[HP Recovery Manager]の オプションが使用できなくなります。このため、復元用パーティションを削除する前に、[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを作成します。72 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メ ディアの作成を参照してください。 HP 復元用パーティションを削除するには、以下の操作を行います。 76 1. スタート画面で「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を選択します。 2.
11 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。動作電圧および電流はプラット フォームによって異なります。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
12 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 78 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、まず正しくアースされていることを確認してから、カバーを外すなどの作業を行い ます。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 第 12 章 静電気対策
索引 記号/数字 2 本指ピンチ ズーム タッチパッ ド ジェスチャ 28, 39 A AC アダプター 5 AMD デュアル グラフィックス 51 B BIOS アップデートのダウンロード 69 更新 68 バージョンの確認 68 Bluetooth デバイス 15, 19 ラベル 14 C Caps Lock ランプ 位置 10 E esc キー 位置 12 F fn キー 位置 12, 43 H HDMI オーディオの設定 24 HDMI 出力端子 位置 6, 21 接続 23 HD 対応デバイス、接続 23, 24 HP 3D DriveGuard 55 HP Beats Audio 22 [HP Beats Audio Control Panel] (HP Beats Audio コントロール パネル) 22 [HP Beats Audio]ホットキー 22 [HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) 使用 70 ダウンロード 70 [HP Recovery](HP リカバリ)メ ディア 復元 75 HP Recovery Manager 起動 75 ブートの問題の修正
完全なロー バッテリ状態 47 き キー esc 12 fn 12 Windows 12 操作 12 キーボードのバックライト操作 キー、位置 42 キーボード ホットキー、位置 43 企業無線 LAN への接続 18 規定情報 規定ラベル 14 無線認定/認証ラベル 14 緊急セキュリティ アップデート、 インストール 66 く 空港のセキュリティ装置 52 グラフィックス AMD デュアル グラフィック ス 51 ハイブリッド グラフィック ス 51 こ 公共無線 LAN への接続 18 コネクタ Miracast 24 RJ-45(ネットワーク) 5 オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイ ク) 5, 21 電源 5 ネットワーク 5 コンピューター 運搬 61 エンターテインメント機能 2 シリアル番号 14 清掃 60 手入れ 60 電源切断 50 持ち運び 14, 48, 61 さ サービス ラベル、位置 14 最小限のイメージ 作成 74 復元 75 削除されたファイル、復元 73 サポートされるディスク、復元 72 接続 LAN 19 別売のセキュリティ ロック ケーブル
つ 通気孔 位置 6, 13 て [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 56 [ディスクのクリーンアップ]ソフト ウェア 56 テスト、AC アダプター 49 電源、バッテリ 46 電源コネクタ 位置 5 電源ボタン 位置 11 電源ランプ 位置 7, 10 パスワード Windows 63 使用 62 セットアップ ユーティリティ (BIOS) 63 バックアップ 71 バッテリ 温度 48 交換 48 状況の確認 46 処分 48 放電 47 保管 48 ロー バッテリ状態 47 バッテリ カバー、位置 13 バッテリ電源 46 バッテリ リリース ラッチ 13 と 動画 23 動作環境 77 ひ 左のコントロール ゾーン、位置 9 左端からのスワイプ 40 な 内蔵ディスプレイ スイッチ、位 置 8 内蔵テンキー 位置 12, 43 内蔵マイク 位置 8, 20 ふ ファイアウォール ソフトウェア 65 ブート順序、[HP Recovery Manager]の変更 75 復元 [HP Recovery](HP リカバリ) メディアの使用 72 HP Recovery Manager 74 US
め メディア カード、位置 6 メディア カード スロット、位置 6 メモリ モジュール 位置 13 交換 57 取り付け 58 取り外し 58 メモリ モジュール底面カバー、取 り外し 57 メンテナンス ディスク デフラグ 56 ディスクのクリーンアップ 56 も 持ち運び、コンピューター 48 元のシステムの復元 74 ら ラッチ バッテリ リリース 13 ラベル Bluetooth 14 規定 14 サービス 14 シリアル番号 14 無線 LAN 14 無線認定/認証 14 ランプ AC アダプター 5 Caps Lock 10 RJ-45(ネットワーク)ステー タス 5 指紋認証システム 10 電源 7, 10 ハードドライブ 7 ミュート(消音) 10 無線 10 り リカバリ パーティション、削除 76 リカバリ メディア [HP Recovery Manager]を使用 した作成 72 作成 72 裏面 14 ろ ロー バッテリ状態 47