User Guide-Linux

11 バックアップおよび復元
障害が発生した後にシステムの復元を実行すると、最後にバックアップを行ったときの状態に復元さ
れます。その後も、新しいソフトウェアやデータ ファイルの追加に応じて定期的にシステムをバッ
クアップし、適切な新しいバックアップを作成しておくようにしてください。
お使いのコンピューターにはHP が提供しているツールが含まれています。これらを使用すると障
害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生した場合に保護しておいた情報を取り出したりでき
ます。
バックアップの作成
1. コンピューターのセットアップが完了したら、すぐに復元メディアを作成します。詳しくは、
62 ページのシステムの復元の実行を参照してください。
2. ファイルを追加するときは、定期的にシステムと個人情報のバックアップを作成します。
情報のバックアップ
コンピューターのファイルを定期的なスケジュールでバックアップし、新しいバックアップを作成す
る必要があります。情報は、別売の外付けドライブ、ネットワーク ドライブ、またはディスクに
動でバックアップできま。以下のようなときに、システムをバックアップします。
定期的にスケジュールされた時刻
コンピューターを修復または復元する前
ハードウェアまたはソフトウェアを追加/変更する前
[Backup Manager Settings](バックアップ マネージャー設定を使用してホーム ディレクトリ内
のファイルをバックアップするには、以下の操作を行います。
1. [Computer](コンピューター) [More Applications](アプリケーション) [Tools]
(ツール) [Backup Manager Settings]の順に選択して[Backup my home directory]
(ホーム ディレクトリのバックアップ)をクリックします。
2. [Storage Destination Location](保存先)をクリックして、情報のバックアップ先を選択し
ます。
3. [Schedule](スケジュール)をクリックして、定期的なバックアップのスケジュールを選択しま
す。
情報を今すぐバックアップするには、[Backup Now](今すぐバックアップ)チェック ボッ
スにチェックを入れます。
注記: 情報をバックアップする前に、バックアップ ファイルの保存先を指定したことを確認
してください。
4. [Save and Backup](保存とバックアップ)をクリックして、バックアップを開始し、バック
アップ設定を保存します。
バックアップの作成
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