Windows Embedded Standard 7 for HP Thin Client-Administrator Guide
コマンド ライン
以下の表に、コマンド プロンプトから実行可能な、よく使用されるコマンドを示します。
EWF の構文の
例
FBWF の構文の
例
説明
ewfmgr -disable fbwfmgr /disable
次
に
Thin Client が再起動
したと
きに、書き込みフィルターを
無
効にします
ewfmgr -enable fbwfmgr /enable
次
に
Thin Client が再起動
したと
きに、書き込みフィルターを有
効にします
ewfmgr c: -
commit
fbwfmgr /commit c: \Folder\File.txt
EWF:次に Thin Client が再起動
したときに、ボリューム オー
バーレイをコミットします
FBWF:指定したファイルをすぐ
にコミットします
ewfmgr c: -nocmd
n/a
現在のブート コマンドをクリ
アします
n/a
fbwfmgr /restore c: \Folder\File.txt
指定したファイルを復元
しま
す
n/a
fbwfmgr /addexclusion c: \Folder
\File.txt
指定したファイルを除外一覧
に追加
します
n/a
fbwfmgr /setthreshold <size>
次に Thin Client が再起動したと
きのキャッシュのしきい
値の
最大サイズを MB 単位で設定
し
ます
すべてのコマンドの
一覧については
、以下のサイトを参照
してください
。
▲
EWF:
http://msdn.microsoft.com/en-US/library/ff794092(v=winembedded.60).aspx (英語サイト)
FBWF:http://msdn.microsoft.com/en-US/library/ff794500(v=winembedded.60).aspx (英語サイト)
変更内容を恒久的に保持するための書き込みフィルターの設
定
注意:標準的な方法で Thin Client を使用するときは、書き込みフィルターを適切に使用することを強
くおすすめします。適切な使用とは、標準ユーザー(管理者以外)が操作している間は書き込みフィ
ルターを有効にし、システムに対して必要な変更や更新を行うときのみ、管理者が一時的に書き込み
フィルターを無効
にすることです
。管理者
は
、更新が完了次第、すぐにフィルターを
有効にしなおす
必要があります。
さらに、この機能によって発生する大量の書き込みに対応できる十分な容量のフラッシュ ドライブで
システムが構成されていない限り、Windows のページ ファイル機能を有効にしないことをおすすめし
ます。容量の少ないドライブで Windows のページ ファイル機能を使用すると、ドライブの消耗が早ま
り、パフォーマンスが
低下し
、Thin Client の寿命が短
くなります
。
標準的ではない
方法で
Thin Client を使用する必要
がある場合は
、HP のサポート窓口にお
問い合わせに
なり、Thin Client の資産が正しく構成されていることを確認してください。
以下の表に、変更内容を恒久的に保持できるように書き込みフィルターを設定するためのさまざまな
方法を示します。
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第 2 章 書き込みフィルター










